2012/03/12 - 2012/03/12
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YAMAJIさん
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キリストの生誕教会はベツレヘムにあります。エルサレムから南へ10km、標高726mの小高い丘の上にあるのが聖地ベツレヘムです。パレスチナ自治区の中にあり、分離壁で隔離されているため、観光バスを降り、徒歩で検問所に向かいます。ベツレヘムに入る時には、それほど検問は厳しくありません。検問所を通過した後は小型のバスに乗り換えて、キリスト生誕教会へ向かいました。帰りの検問はかなり厳しくなります。腕時計やベルト、女性の装飾品もはずし、箱に入れます。ボデーを含めてのセキュリティチェックは、防弾ガラス越しからのイスラエルの検問官の指示に従います。その後パスポートチェックを受け問題なければやっと解放です。我が現地ガイドさんもピリピリものでした。
1. キリスト生誕教会
ベツレヘムは、ヨルダン川西岸地区にあり、パレスチナ自治区の中にあります。ダビデ王がこの町の出身であることから、ベツレヘムは「ダビデの町」とも呼ばれています。また、この地から救世主が出現すると信じられており、この地でイエスは生まれたのです。もともとイエスの両親であるヨセフとマリアは、ガリラヤのナザレに住んでいたが、マリアが出生のお告げを受けてから、ベツレヘムに来た理由は「人口調査のため」となっています。故郷であるベツレヘムに戻ったヨセフは宿を取ることができないまま、そこでマリアはイエスを生みます。イエスは飼い葉桶の中で眠っています。そこに、新しいユダヤの王をひとめ見ようと東方の3博士が星に導かれてやってきます。イエスが生まれたのは紀元前4〜6年とされています。誕生日は12月25日です。現在世界中で祝われているイエスの誕生日については、聖書にはまったく出ておらず、アルメニア教会は1月6日、ギリシャ正教会は1月7日など別の日とする宗派も多くあります。この場所に教会が建てられたのは325年で、ローマ皇帝コンスタンティヌスの母ヘレナによってであった。その約200年後には、ユスティニアヌス皇帝によって改築が行われています。
新約聖書ルカ2章1〜38節;日が暮れようとしたとき、ふたりはベツレヘムで宿を探した。だが住民登録のための客があまりにも大勢いたため、宿は満員で泊まることができなかった。やむなくふたりは、近くにあった洞窟のなかに入った。そこでマリアはイエスを出産した。その子を布に包んで、飼い葉桶に寝かせた。洞窟からやや離れた所では、羊飼いたちが野宿をしながら夜通し羊の群れの番をしていたが、あたりが急にまばゆく光り輝き出したので、彼らは恐怖に震えていた。そこへ天使が降りてきて、恐れおののく彼らに向かって、「恐れることはない、よい知らせをもってきたのだ、ダビデの町にメシャであるキリストが生まれたのだ。その町で、あなたがたは布にくるまって飼い葉桶に寝ている赤ん坊を見るだろう」と告げた。大喜びし急いでベツレヘムに駆けつけた。彼らは、マリア、ヨセフそして飼い葉桶に寝ている赤ん坊を見つけ、小躍りして喜んだ。
2. 南の壁考古学公園
エルサレム神殿の南の壁が、エルサレム考古学公園として開放されています。壁面はいくつかの層になっており、時代ごとに破壊と建築が繰り返されてきた様子がわかります。壁面中央部分に、発掘者の名前を取って、「ロビンソンズ・アーチ」と呼ばれる失われたアーチ橋の根本部分が残っています。このアーチ橋は、エルサレム神殿の参拝用のメインゲートに繋がっていた入口だと考えられています。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.0
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南の壁考古学公園です。
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イスラエルの5300年の歴史のお勉強です。
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イスラエルは、ヨーロッパ、アジア、アフリカを結ぶ、重要な位置にあったことが判ります。
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イエス時代に神殿を訪れた人々の、再現ビデオを見てから見学です。
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南の壁側です。
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南の壁の上は、神殿の丘のアル・アクサー・モスクです。
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神殿の南の壁です。
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イチオシ
神殿に通じる「フルダ門」の参拝用の階段が残っています。
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壁にはアーチの跡が残ります。
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南の壁下の遺構です。
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考古学公園の遺構です。
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ミクベ(沐浴場)跡も残っています。
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西の壁側です。
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第二神殿時代の道路跡です。
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ロビンソン・アーチです。
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メノラー、イスラエルの国章は七枝の燭台です。
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旧市街でも発掘が今も続いています。
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ユダヤ人地区です。
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アルメニア人地区です。
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今日の昼食のレストラン「Bulghovrji」です。
店頭にはアルメニアの国旗が掲揚されています。
ピタパン+前菜、クスクス、フフタ、チキン、締めがココケーキとトルココーヒーでした。 -
ヤッフォ門です。
エルサレム旧市街の城壁の西側にある門です。ヤッフォに陸揚げされた荷物を運び入れる門として活躍しました。 -
ヤッフォ門近くで見かけた、ストリートミュージシャンです。
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西側の城壁とダビデの塔です。
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城壁の下にはラベンダーが咲いていました。
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分離壁越しにベツレヘムの町が見えてきた。
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ベツレヘムの聖誕教会です。
325年に、ローマ皇帝コンスタンティヌスの母ヘレナにより創建されています。現在の建物は、十字軍時代に改築され、外敵の攻撃を防ぐために要塞化されています。 -
入口が小さいため混雑しています。
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謙虚の門(聖誕教会の入口)から入場です。
とても狭く一人ずつ屈んで入るのがやっとです。 -
イチオシ
聖誕教会の外陣です。
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教会外陣の屋根です。
木造で、船をひっくり返したようです。 -
教会外陣の壁です。
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教会外陣の床下に残るモザイクタイルです。
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教会正面の祭壇です。
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豪華なランプがつり下がっています。
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祭壇のイコンです。
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イエスが誕生した洞窟へ入ります。
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イエスの誕生地点の銀のプレートです。
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イチオシ
カテリーナ教会の礼拝堂です。
12月24日のクリスマスイブのミサが、全世界にテレビ中継されます。 -
礼拝堂の祭壇です。
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祭壇上のステンドグラスです。
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聖ヒエロニムスの洞窟です。
ヒエロニムスは、ヘブライ語の聖書をラテン語に翻訳し、キリスト教を世界に広めた偉人のひとりです。 -
洞窟ではミサも行われます。
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イチオシ
カテリーナ教会前の聖ヒエロニムスの像です。
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骸骨をそばに置くヒエロニムスです。
骸骨はパウラで、彼女なくしては翻訳は成し遂げられ無かったといわれています。パウラの死後、彼女の骨をそばに置き、作業を続けたといいます。 -
ベツレヘムの街並みです。
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ベツレヘムの街並みです。
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パレスチナの旗がたなびきます。
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ベツレヘムの子供です。
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分離壁に到着です。
厳しいセキュリティを通過して、ベツレヘムともお別れです。
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