那智山青岸渡寺

2006/11/24 - 2006/11/26

　青岸渡寺は和歌山県智勝浦町にある天台宗のお寺で那智山青岸渡寺という。西国三十三所第一番札所で本尊は如意輪観世音菩薩である。
　那智山は熊野三山の一つであり、熊野信仰の霊場として長い歴史がある。もともと那智の滝を中心にした神仏習合の一大修験道場だったが、明治初期に青岸渡寺と那智大社に分離した。
　2004年7月に世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」として登録されているが、現在の三重塔は昭和47年（1972年）に400年ぶりに鉄筋コンクリート製で再建されたものである。しかし、世界遺産に指定されている寺院の伽藍としては興ざめである。また、世界遺産暫定リストに掲載されている鎌倉円覚寺本堂、彦根城櫓などの鉄筋コンクリート製の建物は日本の伝統建築からはおよそ程遠いものであるが、ここ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成要素である青岸渡寺には現実に鉄筋コンクリート製の三重塔が建っているのである。
（表紙写真は青岸渡寺）

エリア 那智勝浦・太地(和歌山)

青岸渡寺本堂（重文）。天正18年（1590年）に建立。屋根を吹替中であった。

青岸渡寺のタブノキ。

青岸渡寺

青岸渡寺

那智滝。

那智滝。

青岸渡寺。

青岸渡寺と那智滝。

青岸渡寺三重塔。

青岸渡寺三重塔。

青岸渡寺。

青岸渡寺。

那智滝。

青岸渡寺。朱色の伽藍だ。

青岸渡寺三重塔。

青岸渡寺三重塔。

那智滝。

那智滝。

青岸渡寺三重塔。

青岸渡寺三重塔。

那智滝。注連縄が張られている。

青岸渡寺三重塔。

青岸渡寺三重塔。

青岸渡寺三重塔。

青岸渡寺三重塔。

那智滝。

那智滝。

那智滝。

那智滝。3筋で流れ落ちる。

青岸渡寺三重塔。

青岸渡寺三重塔。