2011/04/27 - 2011/05/07
2517位(同エリア2972件中)
zaruさん
5月4日はボローニャからミラノに移動しました。
ミラノではドゥオーモ見学、
ペックで昼食、
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会で最後の晩餐を鑑賞、
モンテ・ナポレオーネ通りで買い物、
ミラノ・スカラ座でコンサート
(ランランのピアノ独奏でショパンのピアノ協奏曲と
ビシュコフ指揮スカラ座管弦楽団のマーラー交響曲6番)
を楽しみました。
写真はミラノスカラ座のボックス席からのものです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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スターホテル・エクセシオールをチェックアウトしました。5泊で648ユーロでした。朝食は相変わらずいまいちでしたが、部屋はきれいで日本のシティーホテルと同じ感覚で宿泊することができました。この写真はボローニャ中央駅の正面からホテルを撮ったところですが、御覧のように駅のすぐ近くですので、ボローニャを起点として近くの魅力的な街に鉄道で出かけるのには最適のホテルでした。
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ボローニャ中央駅の待合室です。爆弾テロの現場のようで慰霊碑と犠牲者の名前が刻まれた碑がありました。ビン・ラディンが殺害されたばかりだったので少し怖かったです。イタリアのテレビ局ではビン・ラディンの殺害写真をざまー見ろといった感じでもろに出していました。
ボローニャ中央駅8時40分発、ミラノ中央駅9時45分着のFrecciarossa号に乗りました。3月21日に予約したMiniというチケットだったので一等席で1人42ユーロでした。
イタリアの鉄道のチケットは日本よりかなり安いと思います。在来線では、90?で6.2ユーロ、50?で4ユーロです。日本の半額くらいでしょうか。 -
特急に乗りミラノに向かいましたが、またも4人がけの窓側の向かい合わせの席でした。隣はビジネスマンの男女で、机にLANの差し込み口がありコンピューターで仕事をしていました。昨日乗った在来線とは線路が違うようでした。ポー川を渡ったあたりから天気が悪くなり、途中で大雨になりました。大平原の中を走って行きますが、平野の中でも天気が違うようで、雷が鳴っているところもあれば晴れたところもありました。
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ミラノ中央駅です。乗ってきたFrecciarossa号です。大屋根のある駅でヨーロッパの終着駅の雰囲気がわかりました。
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隣のホームに泊まっていた2階建ての電車です。ボローニャで乗った2階建て電車とデザインが違っていました。
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ミラノの駅は大きな駅で美術館のようでした。オルセー美術館よりは立派です。
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都会の駅なので、ピサでひどい目にあった私はビビりながら駅の中を歩きました。まだ、午前中のためか、あまり混雑してはおらず、犯罪に会うこともありませんでした。
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ミラノのホテルはミケランジェロホテル・ミラノと言って、駅のすぐ横にあるホテルを予約していました。朝食付きで1泊162ユーロでした。ホテルのホームページから予約しました。ホテルは駅のそばですぐにわかり、ほっとしました。この写真はホテルの部屋です。ボローニャのホテルよりは少し狭く、庶民的なホテルですが不満を感じるほどではありません。
駅から近いので重い荷物を抱えても苦になりませんでした。10時の到着にも関わらず部屋に通してくれました。
25年前にミラノに来た時もこのホテルだった気がします。フロントで貴重品を預かってくれます。 -
ホテルからミラノ中央駅を撮ったところです。右にバスが写っていますが、ミラノの国際空港行きのバスの停留所です。
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地下鉄でドゥオモに行き観光をしました。ゴシック様式で見事な建物です。
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ドゥオーモの中です。ステンドグラスがきれいでした。宝物庫も入りましたが、これはわざわざ見るほどではなかったです。
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ドゥオーモの裏側に回り、少し離れた建物で30分ぐらい並んで切符を買いました。1人8ユーロでした。屋上までエレベーターで上がりましたが、係員はお世辞が上手で女性全員に日本語も含めて各国語でとってもきれいとほめていました。日本人観光客も多かったですが、今までのイタリアの観光地とは来る人が違うようでおしゃれな人が多かった気がします。
天気が良くなり、ドゥオーモの屋上は気持ちが良かったです。ガッレリアの方角を撮った写真です。見晴らしが良く、教会の尖塔の装飾も良くわかり満足できました。 -
ドゥオーモの前の広場です。夫婦の記念写真を撮ってもらいたくて日本人のカップルに二人の写真を撮ってあげましょうかと言うと、女性が男性に一緒に写真に写っていいのと聞いていました。不倫のカップルだったのでしょうか。
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天井の尖塔もきれいな装飾で飾られていました。
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ガッレリアに行きました。
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ガッレリアの中を歩きました。ガラス天井から青空が見え開放感のあるアーケドでした。
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歩道のモザイクです。このへこんだところに踵をつけて、たくさんの人が回っていました。私もやりましたが、若い地元の女の子が大笑いをしていました。どうやら安産のおまじないだったようです。
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マクドナルドもありましたが、なにやら豪華です。
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スカラ座へ行って夜のコンサートの場所を確認した後、お菓子屋さんのジョヴァンニ・ガッリへ行きました。マロングラッセで有名な店です。マロングラッセとクッキーとチョコレート菓子を買いました。特にオレンジピールとレモンピールのチョコがおいしかったです。
これは買いませんでしたが、きれいなお菓子です。 -
クッキーとメレンゲは普通の味でした。
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チョコレートとマロングラッセです。マロングラッセは洋酒があまり使っていないもので私たちの好みではありませんでした。それぞれ、1個いくらではなく、包装紙を含めたグラム当たりの値段で売っていました。しっかりした包装にすると割高になります。
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砂糖漬けのお菓子です。
次に近くにある食料品店のペックに行きました。1階にグリッシーノを売っていましたが、大変美味しかったです。2階では軽食を食べれる場所があり、生ハムとモッツアーレラのサラダ(16.5ユーロ)、ラザニア(14ユーロ)とティラミス(10ユーロ)とラズベリーのタルト(10ユーロ)とフランチャコルタ(8ユーロ)を頼みましたがすべて絶品でした。店内写真禁止でしたので写真はありません。
生ハムはとろけるようでモッツアーレラもくせがありません。ラズベリーも本当に美味しかったです。 -
地下鉄でDuomo駅からCardona F.N.M駅まで行き、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会に向いました。最後の晩餐のチケットは、売り出しの日に国際電話をかけて取ろうとしましたがだめでした。2日後にインターネットで見ると丁度良い時間が空いていました(8ユーロ)。キャンセルが出たのでしょうか。30分前にチケットを交換しテレフォンガイドを借りました(3.5ユーロ)。25年前に来た時は修復中で倉庫のようなわびしい雰囲気でしたが、周囲の建物もふくめて綺麗になっていました。絵自体も見る価値のあるものでした。特に12使徒のひとりひとりの表情が印象的でした。
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教会のそばをトラムが走っています。
地下鉄でConciliazione駅からSan Babila駅に行き、モンテ・ナポレオーネ通りを探しましたが、思いのほか小さな通りで迷ってしまいました。グッチで買い物をしました。
地下鉄でMontenapoleone駅からミラノ中央駅に移動しホテルに戻りました。食料品店で買ったグリッシーニとクッキーを食べて夕食にしました。 -
スカラ座の写真です。
8時からスカラ座でコンサートを聴きました。チケットはまず4つのコンサートをまとめたチクルスチケットとして売り、残ったチケットをシングルチケットとして売り出します。
私はインターネットでシングルチケットの発売日に購入しまた。平土間の席はすでに売り切れていました。ボックス席の2階中央から少し右側の席の最前列と2列目(Palco n.16 ORD.1/Sin Posto n2,3)でした。一人手数料込み79.2ユーロです。オペラとは日程が合いませんでしたが、妻が好きなラン・ランのコンサートを聞くことができました。ほぼ正面で舞台がよく見える席でした。ボックス席の最前列は音響が良いが、2列目は悪いことが多いですが、ここは2列目でも良い音響でした。 -
ボックス席は6人で、最前列は品の良いおじいさん。2列目はマーラーおたくのおじさん。この人はマーラーの時はずっと指揮をしていました。3列目は地元の夫婦。なぜ、アジア人がいい席に座っている。インターネットが悪いといった感じで二人でしゃべっていました。前半は妻が前列、後半は私が前列に座っていましたが、隣のボックスに10代前半の女の子がいて、時々手を伸ばすのでびっくりしました。
1曲目はラン・ランがショパンのピアノ協奏曲を弾きました。軽やかで美しい演奏でした。時々ラン・ランが直接オーケストラにテンポを指示していました。アンコールはショパンの練習曲を人間わざとも思えない速いテンポで弾きました。中国雑技団の曲芸のような演奏でした。
後半は、Semyon Bychkov指揮のマーラーの交響曲6番でした。指揮者の得意な曲のようで、今年はウィーンフィルやいろいろな街で演奏しているようでした。オペラ座のオケは悲惨な演奏することが多いですが、このコンサートは違いました。オーケストラは歌ごころにあふれ、いつもオペラの伴奏をしているオケだと感心しました。楽器の音がこちらの感性をくすぐり、心の奥底まで響きます。第2楽章、第3楽章は順番通りに演奏しましたが、特に第3楽章は絶品でした。第3楽章終了時の休憩はやや長く、20人ぐらい帰って行きました。こんな名演なのにもったいないと思いましたが、第4楽章はあまりにも長く飽きてしまいました。
しかし、一生記憶に残る演奏会だと思います。 -
スカラ座を出たところにあるレストランです。ミシュラン二つ星だそうです。入りませんでしたが、きれいなので撮りました。
帰りは、おもちゃを走らせて当たれば因縁をつけそうな怖い人のたくさんいるガッレリアを抜けました。警察官の後ろを付いて行きました。ドゥオモの広場からタクシーに乗りました。
ホテルカードを運転手に見せ行き先を告げましたが、同じ系列の違うホテルの名前を言ってしまったため、広場の反対側のホテルに着いてしまいました。違うホテルに着いたことに気が付き、フロントでタクシーを呼んでもらい、やっと宿泊先のホテルに帰りつきました。かなり焦りました。
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旅行記グループ 北イタリアとオペラハウスのオーケストラコンサートの旅(2011年4月)
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