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弥彦神社の参拝を済まし、芭蕉たちは翌朝観音寺まで南下し、難所と云われた旧猿が馬場峠を越え、峠の北西にある西生寺に向かう。<br /><br />西生寺は奈良時代の創建と云われる越後屈指の古刹で、古くから周辺随一と聞こえの高い霊場(資料)。<br /><br />西生寺には、弘智法印の即身仏(五穀の食を断ち、生きながら墓に入り、ミイラとなった仏))が安置されていることで知られる。<br /><br />この即身仏は日本最古といわれ、芭蕉生存の時代に既によく知られていたらしい。<br />即身仏を拝む事が芭蕉が弥彦を訪ずれる目的でもあったようだ。<br /><br />境内には”芭蕉参詣の碑”が建っている。<br /><br />  文月や からさけおがむのずみ山  芭蕉<br /><br />西生寺の本堂は阿弥陀堂だが、弘智法印の即身仏は別堂の弘智堂の奥部屋に安置されている。<br /><br />ここも住職自らのご案内。<br /><br />他にも西生寺境内に建つ堂宇は見ごたえがある。<br /><br />あまり見かけ無い、重厚にして綺麗な湾曲の形状の屋根を持つ客殿。<br /><br />鮮やかな空色の屋根の宝物館。<br />ここには弘智法印の木造の代替仏や、弘智法印のレントゲン写真を含め、当寺の宝物が展示されている。<br /><br />建築以外にも幾つか見所が有る。<br /><br />弘智法印の立体の銅像、足が丈夫になると云う”水かけ草鞋”、”ボケ除け地蔵”には思わず最敬礼、そして樹齢800年と云われる大公孫樹。<br /><br />極め付けは境内の北西角にある、大展望台。<br />そこからの日本海に浮かぶ佐渡島のパノラマは「新潟県景勝100選」の上位を占める。<br /><br />ディレクターさんが「佐渡島が雲に隠れないうちに・・」と皆を呼びに来た。

奥の細道を訪ねて第13回⑩この為に芭蕉も立ち寄った"弘智法印の即身仏(ミイラ像)"西生寺 in 寺泊

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2011/11/12 - 2011/11/12

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WT信

WT信さん

弥彦神社の参拝を済まし、芭蕉たちは翌朝観音寺まで南下し、難所と云われた旧猿が馬場峠を越え、峠の北西にある西生寺に向かう。

西生寺は奈良時代の創建と云われる越後屈指の古刹で、古くから周辺随一と聞こえの高い霊場(資料)。

西生寺には、弘智法印の即身仏(五穀の食を断ち、生きながら墓に入り、ミイラとなった仏))が安置されていることで知られる。

この即身仏は日本最古といわれ、芭蕉生存の時代に既によく知られていたらしい。
即身仏を拝む事が芭蕉が弥彦を訪ずれる目的でもあったようだ。

境内には”芭蕉参詣の碑”が建っている。

  文月や からさけおがむのずみ山  芭蕉

西生寺の本堂は阿弥陀堂だが、弘智法印の即身仏は別堂の弘智堂の奥部屋に安置されている。

ここも住職自らのご案内。

他にも西生寺境内に建つ堂宇は見ごたえがある。

あまり見かけ無い、重厚にして綺麗な湾曲の形状の屋根を持つ客殿。

鮮やかな空色の屋根の宝物館。
ここには弘智法印の木造の代替仏や、弘智法印のレントゲン写真を含め、当寺の宝物が展示されている。

建築以外にも幾つか見所が有る。

弘智法印の立体の銅像、足が丈夫になると云う”水かけ草鞋”、”ボケ除け地蔵”には思わず最敬礼、そして樹齢800年と云われる大公孫樹。

極め付けは境内の北西角にある、大展望台。
そこからの日本海に浮かぶ佐渡島のパノラマは「新潟県景勝100選」の上位を占める。

ディレクターさんが「佐渡島が雲に隠れないうちに・・」と皆を呼びに来た。

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