イスタンブール旅行記(ブログ) 一覧に戻る
10月5日(水)晴れ 22℃<br /><br />イスタンブールに入港です。<br />イスタンブールは、過去に二度訪れて<br />いますが、とても魅力的な都市です。<br /><br />街の歴史は古く、紀元前7世紀までさかのぼります。<br />この頃、ギリシャのメガラからの植民が行なわれ、<br />メガラ王ビュザスの名をとって、ビュザンチオンと<br />命名されました。<br />1世紀末にはローマに支配され、2世紀末に<br />ギリシャ時代の街は破壊されました。<br />330年に、コンスタンティヌス皇帝は<br />ローマの首都をここに移し、その名も、<br />コンスタンティノポリスと改めました。<br />市の周囲に巨大な城壁が築かれましたが、<br />1453年にオスマン軍に攻略され、<br />東ローマ帝国は滅亡しました。<br />市はイスタンブールと改名され、オスマン・<br />トルコ帝国の首都となりました。<br />都市の歴史の長さと建造物の古さは、ローマと<br />ほとんど同じです。<br /><br />イスタンブールはトルコ最大の都会で、<br />世界でただひとつ、アジアとヨーロッパの<br />2つの大陸にまたがっている都市でもあります。<br />そのためか、東洋と西洋、イスラム教とキリスト教、<br />新と旧、が不思議な融和を見せているという印象を<br />受けます。<br /><br />食べ物も、日本人の口に合うようです。<br /><br />※帰国後、トルコ東部で大きな地震が<br />あり、しかも二度目の地震では、被災者支援の<br />活動を行なっていた日本人のNPO職員の<br />方が犠牲になったというニュースに接して、<br />衝撃を受けました。<br />心から、ご冥福をお祈りします。

東地中海クルーズ その5・「東西文化の十字路・イスタンブール(トルコ)」 

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2011/09/30 - 2011/10/10

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にゃんこ姫

にゃんこ姫さん

10月5日(水)晴れ 22℃

イスタンブールに入港です。
イスタンブールは、過去に二度訪れて
いますが、とても魅力的な都市です。

街の歴史は古く、紀元前7世紀までさかのぼります。
この頃、ギリシャのメガラからの植民が行なわれ、
メガラ王ビュザスの名をとって、ビュザンチオンと
命名されました。
1世紀末にはローマに支配され、2世紀末に
ギリシャ時代の街は破壊されました。
330年に、コンスタンティヌス皇帝は
ローマの首都をここに移し、その名も、
コンスタンティノポリスと改めました。
市の周囲に巨大な城壁が築かれましたが、
1453年にオスマン軍に攻略され、
東ローマ帝国は滅亡しました。
市はイスタンブールと改名され、オスマン・
トルコ帝国の首都となりました。
都市の歴史の長さと建造物の古さは、ローマと
ほとんど同じです。

イスタンブールはトルコ最大の都会で、
世界でただひとつ、アジアとヨーロッパの
2つの大陸にまたがっている都市でもあります。
そのためか、東洋と西洋、イスラム教とキリスト教、
新と旧、が不思議な融和を見せているという印象を
受けます。

食べ物も、日本人の口に合うようです。

※帰国後、トルコ東部で大きな地震が
あり、しかも二度目の地震では、被災者支援の
活動を行なっていた日本人のNPO職員の
方が犠牲になったというニュースに接して、
衝撃を受けました。
心から、ご冥福をお祈りします。

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  • 午前6時43分、キャビンからの景色。<br />イスタンブールの町が見えてきました。

    午前6時43分、キャビンからの景色。
    イスタンブールの町が見えてきました。

  • 少し空が明るくなっています。<br />きょうの日の出は、午前7時05分<br />です。

    少し空が明るくなっています。
    きょうの日の出は、午前7時05分
    です。

  • 午前7時11分。<br />あと20分ほどで上陸です。<br />

    午前7時11分。
    あと20分ほどで上陸です。

  • 下船後、チャーター・バスで、<br />イスタンブールの市内観光が始まりました。<br />2つの大陸を結ぶ金角湾に架かる<br />ガラタ橋を渡って、対岸のヨーロッパ側へ。<br />そちらが旧市街で、ユネスコの世界遺産にも指定<br />されている歴史地区です。<br /><br /><br />

    下船後、チャーター・バスで、
    イスタンブールの市内観光が始まりました。
    2つの大陸を結ぶ金角湾に架かる
    ガラタ橋を渡って、対岸のヨーロッパ側へ。
    そちらが旧市街で、ユネスコの世界遺産にも指定
    されている歴史地区です。


  • 時刻は、午前8時を回ったところ。<br />街は、朝の賑わいを見せています。

    時刻は、午前8時を回ったところ。
    街は、朝の賑わいを見せています。

  • 建物の陰になっていますが、<br />正面奥が、パリ発「オリエント急行」<br />の終着駅として有名なイスタンブール駅です。<br />(現在は、別の名前になっているのでしょうか。<br />バスの車窓から見ただけですので、そのへんの<br />ことは未確認ですが。)

    建物の陰になっていますが、
    正面奥が、パリ発「オリエント急行」
    の終着駅として有名なイスタンブール駅です。
    (現在は、別の名前になっているのでしょうか。
    バスの車窓から見ただけですので、そのへんの
    ことは未確認ですが。)

  • 旧市街を囲んでいる城壁の<br />一部が見られます。

    旧市街を囲んでいる城壁の
    一部が見られます。

  • 旧市街の歴史地区最初の見どころ、<br />「ブルー・モスク」に着きました。<br />正式名称は、「スルタン・アフメット・<br />ジャーミイ」といいます。

    旧市街の歴史地区最初の見どころ、
    「ブルー・モスク」に着きました。
    正式名称は、「スルタン・アフメット・
    ジャーミイ」といいます。

  • モスクの前にいた可愛い子猫ちゃん。<br />カメラを向けても、こっちを向いて<br />くれませんでした。

    モスクの前にいた可愛い子猫ちゃん。
    カメラを向けても、こっちを向いて
    くれませんでした。

  • 中庭を通って、モスクの入り口へ<br />向かいます。<br />中央のあずま屋ふうの小堂は、礼拝前に<br />身を清めるための水舎(みずや)。<br />日本の神社と同じですね。<br />

    中庭を通って、モスクの入り口へ
    向かいます。
    中央のあずま屋ふうの小堂は、礼拝前に
    身を清めるための水舎(みずや)。
    日本の神社と同じですね。

  • わりあい早い時間でしたが、<br />クルーズ船の乗客たちのツアー<br />だけでも相当な人数になるため、<br />モスクに入るための長い行列が<br />できていました。<br />そこにいた犬が、どういうわけか<br />行列の人たちと一緒にモスクの中に<br />入ってきました。<br />ガイドさんも、<br />「長年ガイドをやっているが、<br />モスクに入った犬は、初めて見た。」<br />と言っていました。(笑)<br />当然ながら、係員に見つかって、<br />乱暴に追い出されましたが。

    わりあい早い時間でしたが、
    クルーズ船の乗客たちのツアー
    だけでも相当な人数になるため、
    モスクに入るための長い行列が
    できていました。
    そこにいた犬が、どういうわけか
    行列の人たちと一緒にモスクの中に
    入ってきました。
    ガイドさんも、
    「長年ガイドをやっているが、
    モスクに入った犬は、初めて見た。」
    と言っていました。(笑)
    当然ながら、係員に見つかって、
    乱暴に追い出されましたが。

  • モスクの前にいた猫。<br />こちらは、ボス猫といった<br />貫録で、行列を睥睨していました。

    モスクの前にいた猫。
    こちらは、ボス猫といった
    貫録で、行列を睥睨していました。

  • 「ブルー・モスク」内部。<br />立派です。<br />

    「ブルー・モスク」内部。
    立派です。

  • モスクの内部は、見学者で<br />ごった返しています。<br />そんなわけで、写真撮影は自由なのですが、<br />思うように撮れません。<br />床の緑のじゅうたん(緑は、イスラム教では聖なる色)<br />など、特徴的なインテリアでしたが。

    モスクの内部は、見学者で
    ごった返しています。
    そんなわけで、写真撮影は自由なのですが、
    思うように撮れません。
    床の緑のじゅうたん(緑は、イスラム教では聖なる色)
    など、特徴的なインテリアでしたが。

  • 天井や壁にほどこされた繊細な<br />装飾。<br />暗いので、露出が甘くなってしまい<br />ましたが。<br />壁に貼られている青いタイルが、<br />「ブルー・モスク」の名の由来と<br />なっています。

    天井や壁にほどこされた繊細な
    装飾。
    暗いので、露出が甘くなってしまい
    ましたが。
    壁に貼られている青いタイルが、
    「ブルー・モスク」の名の由来と
    なっています。

  • 華麗なステンド・グラスの窓。

    華麗なステンド・グラスの窓。

  • イスラム教では、偶像崇拝を禁じているので、<br />モスクには聖像などは一切なく、アラビア文字で<br />アラー(神)の名や、コーラン(イスラム教の<br />聖典)の言葉などが書かれています。

    イスラム教では、偶像崇拝を禁じているので、
    モスクには聖像などは一切なく、アラビア文字で
    アラー(神)の名や、コーラン(イスラム教の
    聖典)の言葉などが書かれています。

  • 「ブルー・モスク」の向かい側に建つ「アヤ・ソフィア」<br />も、ユネスコの世界遺産に指定された貴重な建造物です。<br /><br />325年、コンスタンティヌス一世が<br />ギリシャ神殿跡に、ギリシャ正教の聖堂<br />「ハギア・ソフィア(聖なる知恵)」を<br />建造しました。<br />その後、暴動や反乱によって焼失し、再建に<br />は5年11か月を費やして、537年に完成しました。<br />1453年、コンスタンティノポリス<br />(コンスタンティノープル)が陥落し、<br />オスマンのメフメト二世は、この聖堂をイスラム教の<br />ジャーミィ(モスク)に改修させました。<br />

    「ブルー・モスク」の向かい側に建つ「アヤ・ソフィア」
    も、ユネスコの世界遺産に指定された貴重な建造物です。

    325年、コンスタンティヌス一世が
    ギリシャ神殿跡に、ギリシャ正教の聖堂
    「ハギア・ソフィア(聖なる知恵)」を
    建造しました。
    その後、暴動や反乱によって焼失し、再建に
    は5年11か月を費やして、537年に完成しました。
    1453年、コンスタンティノポリス
    (コンスタンティノープル)が陥落し、
    オスマンのメフメト二世は、この聖堂をイスラム教の
    ジャーミィ(モスク)に改修させました。

  • 「アヤ・ソフィア」内部。<br /><br />※「アヤ」はトルコ語で「聖なるもの」を<br />意味し、ギリシャ語では「ハギア(アギア)」、<br />ラテン語では「サンタ」となります。<br />「ジャーミイ」はトルコ語で「モスク」<br />(イスラム寺院)のことです。<br />ちなみに、モスクの建物につきものの<br />尖塔は(古くは1基でしたが、だんだん<br />2基、4基、6基などが現れました。)、<br />「ミナーレ」(英語では「ミナレット」)<br />と呼ばれ、この上で礼拝の時刻を告知する<br />ためのものです。<br />今でも早朝など、「アッラー〜〜♪」<br />という非常に音楽的な叫び(?)に<br />目を覚まされることがあります。<br />ただし、現在は人声でなく、録音を<br />使っているようです。<br /><br /><br /><br /><br /><br />

    「アヤ・ソフィア」内部。

    ※「アヤ」はトルコ語で「聖なるもの」を
    意味し、ギリシャ語では「ハギア(アギア)」、
    ラテン語では「サンタ」となります。
    「ジャーミイ」はトルコ語で「モスク」
    (イスラム寺院)のことです。
    ちなみに、モスクの建物につきものの
    尖塔は(古くは1基でしたが、だんだん
    2基、4基、6基などが現れました。)、
    「ミナーレ」(英語では「ミナレット」)
    と呼ばれ、この上で礼拝の時刻を告知する
    ためのものです。
    今でも早朝など、「アッラー〜〜♪」
    という非常に音楽的な叫び(?)に
    目を覚まされることがあります。
    ただし、現在は人声でなく、録音を
    使っているようです。





  • 「アヤ・ソフィア」は、ビザンチン芸術の<br />傑作といわれています。<br />もともとキリスト教の聖堂だったものを<br />イスラムのモスクに改修した際、円蓋バジリカ<br />式という新しい様式を採用しました。<br />

    「アヤ・ソフィア」は、ビザンチン芸術の
    傑作といわれています。
    もともとキリスト教の聖堂だったものを
    イスラムのモスクに改修した際、円蓋バジリカ
    式という新しい様式を採用しました。

  • キリスト教的なものと、イスラム教的な<br />ものが融合され、独特な美を形成してい<br />ます。

    キリスト教的なものと、イスラム教的な
    ものが融合され、独特な美を形成してい
    ます。

  • 天井など、かなり傷みが激しいのが<br />気になりますが・・・。

    天井など、かなり傷みが激しいのが
    気になりますが・・・。

  • ジャーミイに改修したため、それまでの<br />聖堂のモザイクや壁画のほとんどが<br />塗りつぶされました。

    ジャーミイに改修したため、それまでの
    聖堂のモザイクや壁画のほとんどが
    塗りつぶされました。

  • 1931年、壁に塗り込められていた<br />キリスト教のモザイク画が発見されたため、<br />「アヤ・ソフィア」は、博物館として一般に<br />公開されるに至ります。<br /><br />この図柄は、玉座のキリストに皇帝と<br />皇妃が捧げものをしているところです。<br />銘文には、皇帝コンスタンティヌス・<br />モノマコスと皇妃ゾエと記されています。<br />モノマコスはゾエの三度目の夫であり、<br />この時ゾエは62歳でした。<br />ゾエは、帝国中興の祖マケドニアの<br />バシレイオス帝の直系にあたります。<br />マケドニア家の血統を維持したいという<br />国家とゾエの願いにより、何回も皇帝と<br />結婚したと伝えられます。

    1931年、壁に塗り込められていた
    キリスト教のモザイク画が発見されたため、
    「アヤ・ソフィア」は、博物館として一般に
    公開されるに至ります。

    この図柄は、玉座のキリストに皇帝と
    皇妃が捧げものをしているところです。
    銘文には、皇帝コンスタンティヌス・
    モノマコスと皇妃ゾエと記されています。
    モノマコスはゾエの三度目の夫であり、
    この時ゾエは62歳でした。
    ゾエは、帝国中興の祖マケドニアの
    バシレイオス帝の直系にあたります。
    マケドニア家の血統を維持したいという
    国家とゾエの願いにより、何回も皇帝と
    結婚したと伝えられます。

  • モザイク画のある2階部分から、<br />階下を見下ろしたところです。

    モザイク画のある2階部分から、
    階下を見下ろしたところです。

  • モザイクも、そうとう傷んでいて、<br />いささか心配になります。

    モザイクも、そうとう傷んでいて、
    いささか心配になります。

  • 「アヤ・ソフィア」内部の一隅に、<br />『マリアの柱』と呼ばれている柱が<br />あります。<br />柱にある穴に親指を入れ、残る4本の<br />指を柱から離さずに一周させられたら、<br />願い事が叶うといわれています。<br />みんな、アクロバットのような体勢で<br />試していました。<br />それを見ただけで、私はあっさり<br />諦めましたが、私たちのツアーの<br />奥さまは、みごと成功なさった<br />そうです。<br />スゴイ!<br />見たかった、です。

    「アヤ・ソフィア」内部の一隅に、
    『マリアの柱』と呼ばれている柱が
    あります。
    柱にある穴に親指を入れ、残る4本の
    指を柱から離さずに一周させられたら、
    願い事が叶うといわれています。
    みんな、アクロバットのような体勢で
    試していました。
    それを見ただけで、私はあっさり
    諦めましたが、私たちのツアーの
    奥さまは、みごと成功なさった
    そうです。
    スゴイ!
    見たかった、です。

  • 「トプカプ宮殿」見学です。<br />どこも混雑していて、入場のために並びます。<br />「トプ」は大砲の意味です。<br />2門の大砲(トプ)が正門(カプ)の前に<br />置かれていたので、こう呼ばれます。

    「トプカプ宮殿」見学です。
    どこも混雑していて、入場のために並びます。
    「トプ」は大砲の意味です。
    2門の大砲(トプ)が正門(カプ)の前に
    置かれていたので、こう呼ばれます。

  • オスマン朝のスルタン(王)の居城だった所で、<br />現在は博物館となっています。<br />見学者は、この門から入ります。

    オスマン朝のスルタン(王)の居城だった所で、
    現在は博物館となっています。
    見学者は、この門から入ります。

  • 70万?という広大な敷地に、議会や謁見の間、<br />王の居室、宝物館などが点在し、ひとつの町の<br />ようです。

    70万?という広大な敷地に、議会や謁見の間、
    王の居室、宝物館などが点在し、ひとつの町の
    ようです。

  • 屋根に20本の煙突が並ぶ、巨大な『宮殿の調理場』。<br />当時、宮殿に常住した5,000人のうち<br />1,100人がここで働いていたとか。<br />(ほんと!?)<br />ここには、中国や日本の素晴らしい陶器の<br />コレクションが展示されていますが、<br />今は修復中で入れないそうです。<br />どっちみち、時間がなくて見学は無理ですが。

    屋根に20本の煙突が並ぶ、巨大な『宮殿の調理場』。
    当時、宮殿に常住した5,000人のうち
    1,100人がここで働いていたとか。
    (ほんと!?)
    ここには、中国や日本の素晴らしい陶器の
    コレクションが展示されていますが、
    今は修復中で入れないそうです。
    どっちみち、時間がなくて見学は無理ですが。

  • 美しい装飾のある入り口。<br />『謁見の間』でしたか?<br />建物があまり多いので、記憶が定かでは<br />ありません。<br />見た通りの混雑ぶりなので、入るのは<br />断念しました。<br />

    美しい装飾のある入り口。
    『謁見の間』でしたか?
    建物があまり多いので、記憶が定かでは
    ありません。
    見た通りの混雑ぶりなので、入るのは
    断念しました。

  • 『ハレム』は、スルタンの愛する<br />女性たちの住んでいた部屋で、335室<br />あったそうです。<br />日本の「大奥」のようなもので、<br />もちろん男子禁制でした。<br />今では、ここも博物館として公開されています。<br />入場には別のチケットが要りますが、<br />私たちのツアーでは、ここの見学が含まれています。<br />ブルーを基調とした美しいタイルで<br />飾られた壁。

    『ハレム』は、スルタンの愛する
    女性たちの住んでいた部屋で、335室
    あったそうです。
    日本の「大奥」のようなもので、
    もちろん男子禁制でした。
    今では、ここも博物館として公開されています。
    入場には別のチケットが要りますが、
    私たちのツアーでは、ここの見学が含まれています。
    ブルーを基調とした美しいタイルで
    飾られた壁。

  • 窓には、目の細かい格子がはめられ、<br />屋根のひさしが張り出して、外から<br />見えないようになっています。

    窓には、目の細かい格子がはめられ、
    屋根のひさしが張り出して、外から
    見えないようになっています。

  • 『皇太后の部屋』や『スルタンの部屋』など、<br />それぞれ意匠を凝らしたインテリアで、<br />見ごたえがあります。<br />

    『皇太后の部屋』や『スルタンの部屋』など、
    それぞれ意匠を凝らしたインテリアで、
    見ごたえがあります。

  • 写真撮影は自由ですが、見学者が<br />多いのと、フラッシュをたけないので、<br />あまりいい写真は撮れません。

    写真撮影は自由ですが、見学者が
    多いのと、フラッシュをたけないので、
    あまりいい写真は撮れません。

  • 『泉のある広間』。<br />周囲をソファに囲まれています。

    『泉のある広間』。
    周囲をソファに囲まれています。

  • 『双子のキオスク』と呼ばれる<br />『王子の居室』。

    『双子のキオスク』と呼ばれる
    『王子の居室』。

  • 『スルタンの個室』。

    『スルタンの個室』。

  • 以前来た時には、ガイドの説明が<br />あったのですが、今は、中での説明は<br />禁止されているそうで、個人で見学<br />ということになります。<br />要所要所には、トルコ語と英語の説明板が<br />ありますが、全部は覚えられないので、<br />ちょっと違っているかも・・・。

    以前来た時には、ガイドの説明が
    あったのですが、今は、中での説明は
    禁止されているそうで、個人で見学
    ということになります。
    要所要所には、トルコ語と英語の説明板が
    ありますが、全部は覚えられないので、
    ちょっと違っているかも・・・。

  • 最後に『宝物館』を見学してから、<br />ランチのために宮殿併設のレストランへ。<br />ボスポラス海峡が目の前で、素晴らしい景色です。<br /><br />『宝物館』も長蛇の列でしたが、個人的には、<br />ここが一番の見どころだと思うので、ぜったいに<br />はずせません。<br />中でも、世界一の大きさといわれる3つのエメラルドが<br />柄に嵌め込まれた非常に美しい短剣と、これも<br />世界有数の大きさの86カラットという、しずく<br />の形のダイアモンドは必見です。<br />他にも数々の宝石や装飾品には、目を奪われます。<br />ガラスケースの中には、そのひと粒だけをとっても、<br />ひと財産になりそうなエメラルドの裸石が、<br />石ころのように無造作にばらまかれているのは<br />驚きです。<br />緑は、イスラム教の色なので、エメラルドは<br />珍重されていました。<br /><br />残念ながら、この部屋は撮影厳禁です。

    最後に『宝物館』を見学してから、
    ランチのために宮殿併設のレストランへ。
    ボスポラス海峡が目の前で、素晴らしい景色です。

    『宝物館』も長蛇の列でしたが、個人的には、
    ここが一番の見どころだと思うので、ぜったいに
    はずせません。
    中でも、世界一の大きさといわれる3つのエメラルドが
    柄に嵌め込まれた非常に美しい短剣と、これも
    世界有数の大きさの86カラットという、しずく
    の形のダイアモンドは必見です。
    他にも数々の宝石や装飾品には、目を奪われます。
    ガラスケースの中には、そのひと粒だけをとっても、
    ひと財産になりそうなエメラルドの裸石が、
    石ころのように無造作にばらまかれているのは
    驚きです。
    緑は、イスラム教の色なので、エメラルドは
    珍重されていました。

    残念ながら、この部屋は撮影厳禁です。

  • 海峡に面した、宮殿内のレストラン。<br />

    海峡に面した、宮殿内のレストラン。

  • 屋外席なら海が見下ろせるのですが、<br />今回は、屋内の席でした。<br />それでも、このレストランは予約を取るのが<br />難しいらしいので、嬉しい。

    屋外席なら海が見下ろせるのですが、
    今回は、屋内の席でした。
    それでも、このレストランは予約を取るのが
    難しいらしいので、嬉しい。

  • メインの「ケバブ」。<br />羊肉が多いのですが、きょうは鶏肉<br />でした。<br />他に、前菜とサラダが出ました。<br />どれも、おいしくいただけました。

    メインの「ケバブ」。
    羊肉が多いのですが、きょうは鶏肉
    でした。
    他に、前菜とサラダが出ました。
    どれも、おいしくいただけました。

  • 別料金で、トルコの飲み物「アイラン」<br />を注文してみました<br />ヨーグルトの一種ですが、甘みはなくて、<br />入れるなら塩です。<br />さっぱりしていて、ケバブに合うので、<br />私は好きです。<br />2.5ユーロ(約280円)でした。<br />

    別料金で、トルコの飲み物「アイラン」
    を注文してみました
    ヨーグルトの一種ですが、甘みはなくて、
    入れるなら塩です。
    さっぱりしていて、ケバブに合うので、
    私は好きです。
    2.5ユーロ(約280円)でした。

  • 昼食後は、ツアーの恒例行事(?)で、<br />トルコじゅうたんの店に案内されました。

    昼食後は、ツアーの恒例行事(?)で、
    トルコじゅうたんの店に案内されました。

  • まずは、「チャイ」がふるまわれます。<br />イスラム教では飲酒が禁じれれているので、<br />男性も、この甘い紅茶をよく飲みます。<br /><br />

    まずは、「チャイ」がふるまわれます。
    イスラム教では飲酒が禁じれれているので、
    男性も、この甘い紅茶をよく飲みます。

  • 店の織り子さんによる、デモンストレーション。<br />すごく手の込んだ難しい技術で、<br />みんな、こどもの頃から織りはじめるそうです。

    店の織り子さんによる、デモンストレーション。
    すごく手の込んだ難しい技術で、
    みんな、こどもの頃から織りはじめるそうです。

  • それだけに、どれも豪華で品質の良い<br />ものばかりですが、高いものでは<br />ン百万円単位の価格ですので、私は<br />見るだけ。<br />(我が家は、和風インテリアなので、<br />敷く場所がないし。)<br />中に、玄関マットサイズで、両面仕上げの<br />片面に猫の絵がついていたのに誘惑されましたが、<br />ひと部屋に敷きつめるサイズの普及品と<br />同じ値段の175万円!でした。<br />一瞬、心が動いたものの、この金額なら、<br />あと何回か2人で海外旅行ができるし・・・<br />と思って、諦めました。<br /><br />

    それだけに、どれも豪華で品質の良い
    ものばかりですが、高いものでは
    ン百万円単位の価格ですので、私は
    見るだけ。
    (我が家は、和風インテリアなので、
    敷く場所がないし。)
    中に、玄関マットサイズで、両面仕上げの
    片面に猫の絵がついていたのに誘惑されましたが、
    ひと部屋に敷きつめるサイズの普及品と
    同じ値段の175万円!でした。
    一瞬、心が動いたものの、この金額なら、
    あと何回か2人で海外旅行ができるし・・・
    と思って、諦めました。

  • ツアーの最後に、「グランド・バザール」に<br />案内してくれました。

    ツアーの最後に、「グランド・バザール」に
    案内してくれました。

  • アーケードのある通りに、たくさんの<br />店がならんでいます。<br />表通りの店には、番号がふられていて、<br />解りやすい構造です。

    アーケードのある通りに、たくさんの
    店がならんでいます。
    表通りの店には、番号がふられていて、
    解りやすい構造です。

  • ただし、横道に入ると、店の境も定かでは<br />ないくらい、商品があふれています。<br />縁日のようで、こちらのほうが見ていて<br />面白いのですが、うっかりすると、迷子に<br />なりそうです。

    ただし、横道に入ると、店の境も定かでは
    ないくらい、商品があふれています。
    縁日のようで、こちらのほうが見ていて
    面白いのですが、うっかりすると、迷子に
    なりそうです。

  • 食料品店。<br />いろいろなフルーツのお茶や、スパイスも<br />売っています。<br />カラスミとアップル・ティーを買いましたが、<br />けっこう、いい値段でした。<br />ほんとうは、こうした場所では値切って買うのが<br />常識なのだそうです。

    食料品店。
    いろいろなフルーツのお茶や、スパイスも
    売っています。
    カラスミとアップル・ティーを買いましたが、
    けっこう、いい値段でした。
    ほんとうは、こうした場所では値切って買うのが
    常識なのだそうです。

  • 午後4時近く、船に戻りました。<br />出航は4時半なので、キャビンのバルコニーから<br />イスタンブールの街を眺めて、別れを惜しみました。<br />旧市街が一望できて、いい景色です。

    午後4時近く、船に戻りました。
    出航は4時半なので、キャビンのバルコニーから
    イスタンブールの街を眺めて、別れを惜しみました。
    旧市街が一望できて、いい景色です。

  • ところが、出航時間を過ぎても、なかなか動き出しません。<br />船内のアナウンスで、何やら呼び出しを<br />かけています。<br />「ミスター&ミセス・・・誰々!」<br />と、人を探しているようでした。<br />定刻より15分遅れで、やっと出港しました。<br />後で聞いたら、船客の誰かが乗り遅れたそうで、<br />トルコの海軍だか海上保安庁の船だかが、<br />その人たちを乗せて、「マニフィカ」まで<br />送り届けてくれたのだそうです。

    ところが、出航時間を過ぎても、なかなか動き出しません。
    船内のアナウンスで、何やら呼び出しを
    かけています。
    「ミスター&ミセス・・・誰々!」
    と、人を探しているようでした。
    定刻より15分遅れで、やっと出港しました。
    後で聞いたら、船客の誰かが乗り遅れたそうで、
    トルコの海軍だか海上保安庁の船だかが、
    その人たちを乗せて、「マニフィカ」まで
    送り届けてくれたのだそうです。

  • さて、長くなってしまいましたが、<br />本日のディナーです。<br />きょうは、カジュアル・デイで、<br />料理のテーマは、「パレルモ」<br />(シチリア島)です。<br /><br />でも、私たちはテーマに関係なく、<br />やっぱりシーフードをチョイス。<br />前菜は、<br />「イカとタコのレモン・ジュース和え<br />サラダ、野菜のカポナータ添え」です。<br />

    さて、長くなってしまいましたが、
    本日のディナーです。
    きょうは、カジュアル・デイで、
    料理のテーマは、「パレルモ」
    (シチリア島)です。

    でも、私たちはテーマに関係なく、
    やっぱりシーフードをチョイス。
    前菜は、
    「イカとタコのレモン・ジュース和え
    サラダ、野菜のカポナータ添え」です。

  • パレルモ地方のお料理で、<br />「カターニア風魚のスープ」<br />というのに興味を覚えて、選んで<br />みました。<br />カサゴ、イカ、ムール貝、小エビ、<br />グリーン・オリーブ、レーズン入りで、<br />珍味です。

    パレルモ地方のお料理で、
    「カターニア風魚のスープ」
    というのに興味を覚えて、選んで
    みました。
    カサゴ、イカ、ムール貝、小エビ、
    グリーン・オリーブ、レーズン入りで、
    珍味です。

  • メインには、「マヒマヒ(しいら)の<br />ホイル焼き」を取りましたが、これは<br />ちょっと選択の誤り、でしたか。

    メインには、「マヒマヒ(しいら)の
    ホイル焼き」を取りましたが、これは
    ちょっと選択の誤り、でしたか。

  • デザートには、私は<br />「シナモンとクルミ入り焼きリンゴ」を。<br />焼きリンゴって、もっと柔らかいもの<br />では?

    デザートには、私は
    「シナモンとクルミ入り焼きリンゴ」を。
    焼きリンゴって、もっと柔らかいもの
    では?

  • オットのチョイスは、「本日の<br />シャーベット」。<br />ペパーミントでした。<br />おいしそうですが、味は聞き忘れ<br />ました。<br /><br />明日は、このクルーズ唯一の<br />「終日クルージング」の日です。<br /><br />          −その6につづくー

    オットのチョイスは、「本日の
    シャーベット」。
    ペパーミントでした。
    おいしそうですが、味は聞き忘れ
    ました。

    明日は、このクルーズ唯一の
    「終日クルージング」の日です。

              −その6につづくー

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