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10月7日(金) 晴れ時々曇り、後一時小雨<br /><br />いよいよ、このクルーズ最後の寄港地<br />ドゥブロヴニクに入港します。<br />私にとっても、ここだけは初めての訪問国なので、<br />興味津々です。<br /><br />クロアチア共和国の面積は、九州のおよそ1.5倍、<br />人口は約450万人です。<br />ドゥブロヴニクの名は、スラブ語で“樫の森”を意味する<br />“ドゥブラカ”にちなんでいます。<br />南ダルマチア(クロアチア西部のアドリア海沿岸の<br />一地方)の真珠と呼ばれ、ユネスコの世界遺産に<br />登録されています。<br />“ダルメシアン犬”は、このダルマチア地方の特産犬です。<br /><br />ドゥブロヴニクはまた、宮崎駿監督の『魔女の宅急便』や<br />『紅の豚』の背景としても使われました。

東地中海クルーズ その7・「美しい世界遺産の街、ドゥブロヴニク(クロアチア)」 

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2011/09/30 - 2011/10/10

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にゃんこ姫

にゃんこ姫さん

10月7日(金) 晴れ時々曇り、後一時小雨

いよいよ、このクルーズ最後の寄港地
ドゥブロヴニクに入港します。
私にとっても、ここだけは初めての訪問国なので、
興味津々です。

クロアチア共和国の面積は、九州のおよそ1.5倍、
人口は約450万人です。
ドゥブロヴニクの名は、スラブ語で“樫の森”を意味する
“ドゥブラカ”にちなんでいます。
南ダルマチア(クロアチア西部のアドリア海沿岸の
一地方)の真珠と呼ばれ、ユネスコの世界遺産に
登録されています。
“ダルメシアン犬”は、このダルマチア地方の特産犬です。

ドゥブロヴニクはまた、宮崎駿監督の『魔女の宅急便』や
『紅の豚』の背景としても使われました。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
同行者
カップル・夫婦
交通手段
観光バス
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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  • 朝、いつものように船内の上階デッキを<br />お散歩。<br />6時42分、なんだか雲行きが怪しい<br />みたい。<br />

    朝、いつものように船内の上階デッキを
    お散歩。
    6時42分、なんだか雲行きが怪しい
    みたい。

  • こどもたち向けのプレイルーム<br />がありました。<br />いかにも、こどもが喜びそうな<br />デザインです。

    こどもたち向けのプレイルーム
    がありました。
    いかにも、こどもが喜びそうな
    デザインです。

  • 午前8時。<br />やや天気が良くなってきたようで、<br />太陽の光が見られます。

    午前8時。
    やや天気が良くなってきたようで、
    太陽の光が見られます。

  • ドゥブロヴニク入港はお昼ごろに<br />なるので、午前中は自由に過ごします。<br />朝食後、プール階のデッキでくつろいで<br />いたら、また「マッサージのデモンスト<br />レーション」をやっていました。<br />なんとなく見てしまいましたが、<br />同じ時間にデッキ6のバーでは、<br />「フルーツ&野菜の彫刻」をやって<br />いたのですね。<br />船内新聞をチェックしていたのに、<br />うっかりしていました。<br />そちらのほうを見たかったな〜。

    ドゥブロヴニク入港はお昼ごろに
    なるので、午前中は自由に過ごします。
    朝食後、プール階のデッキでくつろいで
    いたら、また「マッサージのデモンスト
    レーション」をやっていました。
    なんとなく見てしまいましたが、
    同じ時間にデッキ6のバーでは、
    「フルーツ&野菜の彫刻」をやって
    いたのですね。
    船内新聞をチェックしていたのに、
    うっかりしていました。
    そちらのほうを見たかったな〜。

  • それに触発されたわけでもないけれど、<br />クルーズ最後の日とあって、スパでの<br />マッサージが50%引きだというので、<br />船でのエステ体験など、めったにない<br />機会だし、やってみることに。

    それに触発されたわけでもないけれど、
    クルーズ最後の日とあって、スパでの
    マッサージが50%引きだというので、
    船でのエステ体験など、めったにない
    機会だし、やってみることに。

  • スパの受け付けに行ったら、すぐに<br />始められるとのこと。<br />通されたのは、こんな部屋。<br />個室です。<br />着替えている間に、1枚撮りました。<br />こうした個室が、幾つかあるようです。<br /><br />バリ島から来たというAYUちゃんが<br />私の担当。<br />たっぷり1時間、全身のマッサージを<br />受けました。<br />なかなか上手です。<br />終了後、勧められたコスメが72ユーロ。<br />エステ代金より高価でした。(笑)<br />ちょうど切らしてしまって、必要だったから<br />買いましたが。<br />でも、品質はとても上等でした。

    スパの受け付けに行ったら、すぐに
    始められるとのこと。
    通されたのは、こんな部屋。
    個室です。
    着替えている間に、1枚撮りました。
    こうした個室が、幾つかあるようです。

    バリ島から来たというAYUちゃんが
    私の担当。
    たっぷり1時間、全身のマッサージを
    受けました。
    なかなか上手です。
    終了後、勧められたコスメが72ユーロ。
    エステ代金より高価でした。(笑)
    ちょうど切らしてしまって、必要だったから
    買いましたが。
    でも、品質はとても上等でした。

  • スパの入り口。<br />豪華です。<br />スポーツジムとサウナ、ジャグジー、<br />美容室も併設しています。

    スパの入り口。
    豪華です。
    スポーツジムとサウナ、ジャグジー、
    美容室も併設しています。

  • 12:00、ドゥブロヴニクに到着です。<br />きれいな橋が見られます。

    12:00、ドゥブロヴニクに到着です。
    きれいな橋が見られます。

  • 船は、新市街のCRUZ(クルージュ)港<br />に停泊しました。<br />下船の時は、パスポートを持参します。<br />港から旧市街までは、バスで片道約15分です。<br />船の中で、シャトルバスのチケットを販売しています。<br />料金は、往復10ユーロ。<br />下船してからは買えないので、必ず事前に買って<br />おく必要があります。<br />私たちは、チャーター・バスとガイド付きで<br />市内観光に出かけます。<br /><br />

    船は、新市街のCRUZ(クルージュ)港
    に停泊しました。
    下船の時は、パスポートを持参します。
    港から旧市街までは、バスで片道約15分です。
    船の中で、シャトルバスのチケットを販売しています。
    料金は、往復10ユーロ。
    下船してからは買えないので、必ず事前に買って
    おく必要があります。
    私たちは、チャーター・バスとガイド付きで
    市内観光に出かけます。

  • まずは、旧市街が一望に見渡せる展望台に<br />バスで上ります。<br />快晴で、素晴らしい海の色でした。<br />正面の島は「ロクルム島」。<br />現在は無人島です。

    まずは、旧市街が一望に見渡せる展望台に
    バスで上ります。
    快晴で、素晴らしい海の色でした。
    正面の島は「ロクルム島」。
    現在は無人島です。

  • ドゥブロヴニクのパンフレットには必ず掲載<br />されている、オレンジ色の屋根の連なる旧市街の<br />眺望を楽しみました。

    ドゥブロヴニクのパンフレットには必ず掲載
    されている、オレンジ色の屋根の連なる旧市街の
    眺望を楽しみました。

  • なぜか、パトカーが停まっていました。<br />事件があったようには見えませんが。

    なぜか、パトカーが停まっていました。
    事件があったようには見えませんが。

  • 旧市街の広場でバスを下りて、<br />ここからは徒歩で観光となります。<br />船会社のシャトルバスの発着も<br />ここです。

    旧市街の広場でバスを下りて、
    ここからは徒歩で観光となります。
    船会社のシャトルバスの発着も
    ここです。

  • 西側の「ピレ(PILE)門」が見えています。<br />旧市街への入り口です。

    西側の「ピレ(PILE)門」が見えています。
    旧市街への入り口です。

  • なんとなく、フランスの小説『モンテ・<br />クリスト伯爵』に登場する「イフ城」や、<br />サンフランシスコにある「アルカトラス刑務所」<br />を連想してしまいました。

    なんとなく、フランスの小説『モンテ・
    クリスト伯爵』に登場する「イフ城」や、
    サンフランシスコにある「アルカトラス刑務所」
    を連想してしまいました。

  • 「ピレ門」に彫られている、<br />町の守護聖人「聖ヴラホ」の像。

    「ピレ門」に彫られている、
    町の守護聖人「聖ヴラホ」の像。

  • 街を取り囲む城壁は、12世紀に、<br />敵の侵略の対する防御として築かれ、<br />13〜14世紀に修復されました。<br />全長1940mで、城壁の上を歩いて<br />一周することができます。<br />チケットは有料で、70クーナ(1ユーロ<br />=約7.5クーナ:&#39;11.10月)です。

    街を取り囲む城壁は、12世紀に、
    敵の侵略の対する防御として築かれ、
    13〜14世紀に修復されました。
    全長1940mで、城壁の上を歩いて
    一周することができます。
    チケットは有料で、70クーナ(1ユーロ
    =約7.5クーナ:'11.10月)です。

  • 門のそばにある、旧市街の地図。

    門のそばにある、旧市街の地図。

  • 門から中へ入ります。

    門から中へ入ります。

  • 門を入った所にある、1438年に<br />ナポリの建築家オノフリオが造った<br />「オノフリオの大噴水」。<br />ヴェネツィア支配下のこの時代、<br />ダルマチア地方の都市のほとんどが<br />大きな貯水槽に雨水を溜めていましたが、<br />オノフリオは12km離れたドブロフヴァチュカ<br />川から水を引きました。<br />1667年の地震による損傷で、表面の素晴らしい<br />彫刻は失われてしまいましたが、<br />残っている16の頭像の口からは、水が噴き出して<br />おり、飲むこともできます。<br />(試飲してみませんでしたが。)<br /><br />

    門を入った所にある、1438年に
    ナポリの建築家オノフリオが造った
    「オノフリオの大噴水」。
    ヴェネツィア支配下のこの時代、
    ダルマチア地方の都市のほとんどが
    大きな貯水槽に雨水を溜めていましたが、
    オノフリオは12km離れたドブロフヴァチュカ
    川から水を引きました。
    1667年の地震による損傷で、表面の素晴らしい
    彫刻は失われてしまいましたが、
    残っている16の頭像の口からは、水が噴き出して
    おり、飲むこともできます。
    (試飲してみませんでしたが。)

  • 「聖フランシスコ修道院」。<br />戦争の危険を避けるために、14世紀に<br />城壁の内側に移されたものです。<br />バロック様式で再建されています。

    「聖フランシスコ修道院」。
    戦争の危険を避けるために、14世紀に
    城壁の内側に移されたものです。
    バロック様式で再建されています。

  • 中を見学します。

    中を見学します。

  • 修道院の中にある、ヨーロッパで1317年<br />に開局した薬局です。<br />ヨーロッパで3番目に古いもので、今でも<br />営業を続けています。

    修道院の中にある、ヨーロッパで1317年
    に開局した薬局です。
    ヨーロッパで3番目に古いもので、今でも
    営業を続けています。

  • 市内でも有数の美しさといわれている<br />回廊。

    市内でも有数の美しさといわれている
    回廊。

  • 1360年に造られた、アドリア海<br />東岸でも貴重なロマネスク様式です。

    1360年に造られた、アドリア海
    東岸でも貴重なロマネスク様式です。

  • 病気の人々に癒しを与える<br />修道士の姿を描いた壁画。<br /><br />宗教画や聖具などの展示されている<br />博物館もあります。

    病気の人々に癒しを与える
    修道士の姿を描いた壁画。

    宗教画や聖具などの展示されている
    博物館もあります。

  • メイン・ストリートの「プラツァ<br />通り」です。<br />「ピレ門」から「ルジャ広場」までの<br />200mほどの通りで、銀行、ショップ、<br />カフェなどが並んでいて、楽しい散歩が<br />できます。<br />道が光っていますが、雨が降ったわけでは<br />なく、こういう石が敷かれています。

    メイン・ストリートの「プラツァ
    通り」です。
    「ピレ門」から「ルジャ広場」までの
    200mほどの通りで、銀行、ショップ、
    カフェなどが並んでいて、楽しい散歩が
    できます。
    道が光っていますが、雨が降ったわけでは
    なく、こういう石が敷かれています。

  • 通りから延びている細い路地は、<br />両側がカフェやレストランになって<br />いて、街の人たちや観光客で賑わって<br />います。

    通りから延びている細い路地は、
    両側がカフェやレストランになって
    いて、街の人たちや観光客で賑わって
    います。

  • プラツァ通りをまっすぐ行くと、<br />時計塔のある「ルジャ広場」に着きます。<br />

    プラツァ通りをまっすぐ行くと、
    時計塔のある「ルジャ広場」に着きます。

  • 「ルジャ広場」に面した「聖ヴラホ教会」。<br />これは、18世紀に再建されたバロック<br />様式の建物です。<br />聖ヴラホは、ドゥブロヴニクの守護聖人。

    「ルジャ広場」に面した「聖ヴラホ教会」。
    これは、18世紀に再建されたバロック
    様式の建物です。
    聖ヴラホは、ドゥブロヴニクの守護聖人。

  • 広場の中心にある「オルランド(騎士ローラン)<br />の像」。<br />この像の肘の長さ(51.2cm)は、基準尺と<br />されています。

    広場の中心にある「オルランド(騎士ローラン)
    の像」。
    この像の肘の長さ(51.2cm)は、基準尺と
    されています。

  • 同じく「ルジャ広場」に面している<br />「スポンザ宮殿」。<br />ゴシック・ルネサンス様式の、市内でも<br />有数の美しい建物です。<br />創建時の姿を今お留めている数少ない<br />建築物。<br />スポンザという名前は、“雨水の溜まる所”<br />(スポンジ)から来ています。

    同じく「ルジャ広場」に面している
    「スポンザ宮殿」。
    ゴシック・ルネサンス様式の、市内でも
    有数の美しい建物です。
    創建時の姿を今お留めている数少ない
    建築物。
    スポンザという名前は、“雨水の溜まる所”
    (スポンジ)から来ています。

  • 「市庁舎」。<br />1階は、カフェになっています。

    「市庁舎」。
    1階は、カフェになっています。

  • 「総督府」。<br />15世紀初頭に、ナポリの建築家オノフリオに<br />よって、ゴシック様式で建てられましたが、<br />30年後、火薬の爆発で大きな被害を受け、<br />ルネッサンス様式での補修工事が行われたため、<br />ゴシックとルネッサンスの見事な融合となり、<br />さらに1667年の大地震後の修復で、<br />バロックの様式も加わっています。<br />(現在は、文化歴史博物館。)<br />

    「総督府」。
    15世紀初頭に、ナポリの建築家オノフリオに
    よって、ゴシック様式で建てられましたが、
    30年後、火薬の爆発で大きな被害を受け、
    ルネッサンス様式での補修工事が行われたため、
    ゴシックとルネッサンスの見事な融合となり、
    さらに1667年の大地震後の修復で、
    バロックの様式も加わっています。
    (現在は、文化歴史博物館。)

  • 「マリア被昇天大聖堂」。<br />12〜14世紀に、ロマネスク様式で<br />創建されましたが、大地震で倒壊したため、<br />18世紀に、バロック様式で再建されました。<br />白亜の聖堂内には、貴重な財宝を収めた<br />宝物殿があります。<br />

    「マリア被昇天大聖堂」。
    12〜14世紀に、ロマネスク様式で
    創建されましたが、大地震で倒壊したため、
    18世紀に、バロック様式で再建されました。
    白亜の聖堂内には、貴重な財宝を収めた
    宝物殿があります。

  • 聖堂内のパイプ・オルガン。<br />(バロック様式)

    聖堂内のパイプ・オルガン。
    (バロック様式)

  • 大理石の祭壇。

    大理石の祭壇。

  • 有名なイタリアの画家ティチアーノ<br />の描いた『聖母被昇天』の絵。<br /><br />※本当は、上記の祭壇とこの絵は、<br />撮影禁止だったようです。<br />聖堂内の管理人に叱られました。

    有名なイタリアの画家ティチアーノ
    の描いた『聖母被昇天』の絵。

    ※本当は、上記の祭壇とこの絵は、
    撮影禁止だったようです。
    聖堂内の管理人に叱られました。

  • 「旧港」。<br />古い歴史を持つ場所で、この小さな港に世界各地を<br />結ぶ交易船が出入りし、ドゥブロヴニクの<br />海の玄関口として栄えていました。

    「旧港」。
    古い歴史を持つ場所で、この小さな港に世界各地を
    結ぶ交易船が出入りし、ドゥブロヴニクの
    海の玄関口として栄えていました。

  • 船底がガラス張りになっていて、<br />海中を見られるグラス・ボートも<br />停泊しています。<br /><br />ここから、プラツァ通りに戻って、<br />フリータイムとなります。<br />長くなりましたので、続きは次の<br />項目に譲ることにします。<br /><br />         −その8につづくー

    船底がガラス張りになっていて、
    海中を見られるグラス・ボートも
    停泊しています。

    ここから、プラツァ通りに戻って、
    フリータイムとなります。
    長くなりましたので、続きは次の
    項目に譲ることにします。

             −その8につづくー

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