2011/11/04 - 2011/11/04
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ドクターキムルさん
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上野の東京国立博物館(東博)の平成館横に黒田記念館がある。上野寛永寺根本中堂から上野駅に戻る途中、東博西門あたりには雰囲気のある建物が並んでいる。国際子ども図書館の隣にも大正風の感じの建物がある。黒田記念館とある。本日会館中の看板が立っており、人が出入りしている。入ってどういう建物なのか訪ねた。2階に絵を展示しているという。それも黒田清輝の絵を、無料で展示しているという。上野には博物館や美術館が特別多いが無料のものはないであろう。理解できずに首を傾げていると、「まずは2階からどうぞ。」と案内された。
2階の2部屋に黒田清輝の絵が展示されていた。特に肖像画が大きなキャンバスに生き生きと描かれている。中に長寺尾壽博士の肖像画がある。顔の表情も良く伝わってくるが、存知上げない。尋ねると図鑑を持ってきて、初代東京天文台長だと分かる。黒田先生は政治家でも学者でも当時の日本のトップの人しか描いていないようだ。
次の部屋には「湖畔」が展示されていて、東博の絵であることから、ようやくこの黒田記念館が東博の分室であることが理解できた。金髪の後髪を結わえた後ろ姿の大きな絵が気になった。「このモデルの顔はないのですか?」と下世話な質問をすると、一つ隣の少し垂れ目の少女の後ろ姿だという。なるほど。しかし、顔も描かない後ろ姿だけの肖像画も初めて見たし、それも黒田清輝であるから展示されるのであろう。
「美の巨人たち」で放送された(9/24放送 黒田清輝 「湖畔」)ために、昨日、今日とお客さまが多かったそうだ。普段は半日なのが、今日は終日公開となっているために、夕方近くになって、普段の人出に戻ったそうで、ほんの少しの人しかいない。こんな静かな落ち着いた場所と雰囲気のある建物で、黒田清輝の絵を70、80点ほど目にすることができ、それも無料で堪能できて、少し夢ごこちで帰路に着いた。
(表紙写真は黒田記念館)
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黒田記念館の表札。
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黒田記念館。昭和3年(1928年)竣工。館内2階には、遺族の方々から寄贈された遺作を展示して画家を顕彰するために黒田記念室が設けられた。黒田記念室には、黒田清輝の油彩画126点、デッサン170点のほか写生帖、書簡などが所蔵されている。
平成13年(2001年)9月にリニューアルオープンした。 -
黒田記念館の玄関入口。
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黒田記念館(十字路側)
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黒田記念館(国際子供図書館側)
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「黒田記念館
日本近代洋画の父ともいわれる黒田清輝(1866〜1924)は遺産の一部を美術の奨励事業に役立てるよう遺言しました。これを受けて、美術の学術的調査研究と資料収集・公開を行う美術研究所が1930年に開所しました。
その建物として1928年に竣工したのが黒田記念館です。2階には黒田清輝の作品を展示・公開する黒田記念室が設置されています。東京美術学校建築家教授であった岡田信一郎の設計になり、昭和初期の西洋的美術館建築として貴重な建物です。」 -
旧博物館動物園前駅。京成電鉄の駅だった。黒田記念館の道路を隔てた東京国立博物館敷地内に残されている。
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展示されている「湖畔」。黒田記念館のパンフレットより。
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