上海→アモイ→金門（台湾）の旅　その１０　金門の路線バス

2011/10/16 - 2011/10/16

２０１１年１０月１４日（金曜日）〜１８日（火曜日）
タイトルの行程で旅行してきました。

路線バスで街めぐりするのは旅行最大（？）の楽しみ。観光ツアーから離脱した後は路線バスで移動します。

金門の路線バスについてはこちらで詳細が調べられます。
www.kcbfa.gov.tw/BusSite/wSite/np?ctNode=227&mp=6&idPath=214_227
時刻表には始発の時間しか載っていませんが、路線運行時間中に路線＆動態資訊で調べると各バス停までの所要時間がわかります。

この写真は金城バスターミナルです「民防坑道」の入口が隣接しています。夜９時頃まで入場可。出口は光前路と慈湖路の合流点付近とちょっと遠いです。

エリア 金門島(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

　タイトルの写真は金城バスターミナルの旅游服務中心側、知らの写真は乗場側です。

　旅游服務中心では無料レンタサイクルの貸出（８：３０〜１７：３０　昼休み一時間あり）や、地図の配布、観光バスのチケット販売などを行っています。山外のバスターミナルも同様でしたが、沙美の旅游服務中心は日曜日には閉まっていました。平日ならやっているのかは不明です。（お昼休みだった可能性もあり）

　特に地図は大変使いやすいですから何種類かもらっておくことをお勧めします。

　金城ターミナル（ターミナルは「立占」と書きます）の乗場。

　ここにバスが到着しますが、同じ時間に何台か出発する場合二重駐車の要領でバスが停まりますので、手前のバスの向こう側をチェックしていないと乗り逃がしてしまいます。一度失敗しました。

　

　路線案内と時刻表。私の乗った限り時刻には正確でした。

　これは金城ターミナルの時刻表ですのでこの時間にバスが発車します。途中のバス停にある時刻表も始発停の時刻が書かれているだけです。ですから、各路線のおおよその所要時間を把握しておいた方が無駄が少ないです。

　山外ターミナルの時刻表。右端の経由別の記号をしっかり把握しましょう。同じ路線でも経由が違うと行きたかった場所に行けません。

　旅游服務中心ではバスの時刻表も配布していますが、ＨＰの「時刻表」をプリントしたものです。

　旅游服務中心の無料レンタサイクル。借りていないのでどういうシステムなのかは不明です。

　沙美ターミナル。

　来月くらいまで工事中でターミナルまでバスが入ってきません。ターミナルが面する成功路沿いで上下車します。
　小さな張り紙一枚の告知だったので、あわやバスを逃すところでした。

　新しいタイプのバス。
　これは車内の電光板で「次は○○」とか「次停まります」とかが表示されます。
　古いタイプのバスも電光板はありますが「携帯電話は小声で」とか「飲食禁止」といった注意が流れ続けるだけです。
（ちなみに全車禁煙、禁飲食です。）

　私はＨＰの路線＆動態資訊で路線全てをプリントして、それを見ながら乗っていました。

　乗車のポイント。

　料金は１段１２元です。（金城から山外まで乗ると２段２４元でした。）　運転手さんに行き先を告げると料金を教えてくれますので支払います。切符をくれますが下車時には渡さないといけないのでなくさないように。
　小銭ならお釣りは出ます。

　地元の人は皆交通カードで乗っています。そのカードは住民専用なので観光客は買えません。
　
　某ガイドブックに「台湾通」という本島中部で使われている交通カードが利用可とあったので持って行きましたが、実際は使えませんでした。
　地元の人に聞く、旅游服務中心で聞く、運転手さんに聞く、実際にかざしてみる、と全部試してダメでしたので確実な情報かと…

　途中のバス停。乗降が多そうなバス停はこんな形をしています。

　中にはベンチがあり、路線図、始発停の時刻表、付近の観光案内のパネルがあります。

　上り下り兼用らしく反対車線にはバス停が見当たりませんでした。反対車線に乗る場合もここで待っていて、バスが来たら道を渡って乗るみたいです。バスに乗るつもりもなく反対車線でぼんやり立っていたら、「乗るのか？」と言われました。もちろん通常は手を挙げてアピールしないと停まってくれません。

　水頭埠頭のバス停。
　
　埠頭から通り（西海路）に出る途中（駐車場のはしっこ）にあります。ここで待っていれば乗れますが、降車は埠頭の建物の前ですのでそちらでもついでに乗せてくれます。

　小さめのバス停。このバス停の時刻表も始発時刻ですので注意。

　それにしてもこの広告ひとつない停牌、台北など都会のバス停たちに見せてやりたいくらい見やすいですよね。実にバス停らしい！　
　これに象徴されるように、金門のバスはとてもわかりやすく利用しやすいです。路線数も多すぎず少なすぎずですし。本島に比べ車の量が断然少ないのでバイクや自転車でも快適に移動ができるとは思いますが、路線バスの旅もぜひお試しください。