2011/06/05 - 2011/06/22
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keithforestさん
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ウィーン三日目になりました。今朝、ホテルで朝ご飯を食べていると、日本人の男性とお会いしました。ただ、おはようございますとご挨拶をかわしただけですが、どうもお仕事ではないような、お仕事だとしたら結構カジュアルな雰囲気のお仕事かとお見受けする感じの方でした。
このホテルを私が見付けたのも、ある日本人の方が書いておられるブログでしたから、結構日本人の利用者もいるようです。
私達は今朝はバスに乗ってちょっと西にある精神病院の構内にあるという礼拝堂を見に行きます。オットー・ワグナーのデザインでちょっと面白そうなんですが、その名もそのまま「オットー・ワーグナー病院」というのです。そのまんまやんけ、という声が出ちゃいます。
今日も盛りだくさんで、市庁舎のガイデド・ツアーに参加して、そのあとはギリシア風に建てられたといわれる国会議事堂の、これまたガイデド・ツアーにも参加するという、トリプル・ヘッダーでございます。
そのうえ、なにしおうカフェにも2軒首を突っ込んでおりますから、一体何枚の写真をアップしたら終わるのか、見当がつきませぬ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- オーストリア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ここのホテルの朝ご飯は概ねハムとチーズ、そしてパンですが、パンが美味しいのでしっかり食べます。この他にソーセージと卵を好きなように頼むことができます。毎朝ソーセージとスクランブルを頼みました。
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まずStephansplatzからU3に乗って、二つ目のVolkstheaterで降ります。
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Volkstheaerの駅でプラットフォームからエスカレーターに乗って、直ちに思ったのは大阪御堂筋線のどこかの駅に雰囲気が似ているぞ、というものでした。尤ももう何十年もあっちも乗っていませんから、本当にそうかどうか、全然保証の限りじゃありません。そういえば大阪もいってないなぁ。行く用事がなくなっちゃったからね。
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さて、問題はそこからだったのですが、多分この辺だろうと見当をつけて地上に出たら、Museumsplatzの交差点で、そこにおあつらえ向きに私達が乗る「48A」のバスが滑り込んできました。
あまりのタイミングの良さに、驚いちゃう位です。
バスは地下鉄U6をThaliastraßeの駅の傍で跨ぎ、U3をOttakringの駅とKendlerstraßeの駅の間位で跨ぎ、どんどん西に向かって突っ走り、ほぼ終点間近のOtto-Wagner Spitalで降ります。
ここのバス日本のバスのようにちゃんと次はどこだという表示が出るので助かります。それにしても、これが普通だよね。南半球の某国某市のバスのように、知らない奴は見当をつけてボタンを押さなきゃならないなんて、まちがっとる。 -
これがそのOtto-Wagner Spitalの正門です。見た感じ、何となく何かいいたくなるような風情ですが、ここはあいていなくて、向かって左側に守衛さんがいる入り口が開いています。
多分四六時中観光客があがってくるんでしょう、声を掛けて、教会はどっちに行くのかと英語で聞くと、彼は「フン」という風情で、「Left and Right!」とお告げになりました。なにしろよそ様にお邪魔するわけですから、丁寧に「ダンケ、ビッテ」とお返ししておきました。 -
で、その門からすぐのところにカフェと書いた売店のようなものがあります。患者さんと覚しき方々と、ケアラーと覚しき方がベンチに座って、のんびりとお茶をしておいでです。
その角を右に曲がるとこんな砂利の道が真っ直ぐに坂の上にまで続いています。だから、あの「Left and Right」で十分な説明になっているわけです。大変に機能的な説明というべきでしょうか。 -
よいしょ、よいしょと階段とスロープを上がって行くと、徐々にこのドームが見えて参ります。
自動車はジグザグに上る道路があるようですが、徒歩の場合はそれを突っ切って直登するという感じです。 -
この教会は正式にはSt. Leopord教会というのだそうですが、アール・ヌーボーの建物を集めた書籍なんぞを紐解きますと、オットー・ワーグナーの最高傑作だとされておりますな。
確かに当時は画期的であったと思わせますが、私にはなぜか、この時代のものが何か「ヌメェ〜」とした印象を持たせるのです。ボキャブラリーが少なくて、旨く表現ができないのですが、この「ヌメェ〜」が耽美的で不良がかっていて、興味が尽きないのです。
あたかもどこかの保育園の子どもたちが散歩に来たかと思う風情ですが、多分この病院の従業員用の保育園があるのではないでしょうか。
このあと、意外な展開が。 -
この通称シュタインホーフ教会は完成が1907年だから、おおよそ百年前。外側のこの雰囲気はあくまでも古典主義なのに対して中は世紀末的な装飾の世界なんだとされているのに、残念ながらこの日は公開される日ではなかったのです。
え〜っ、残念だなぁと入り口の扉から中を覗き込んでいると、そこに鍵を持った男性がやってきて、「どうぞお入りなさい」というニュアンスで云ってくださる。ラッキーだなぁと入れて貰うと、内装のメンテが行われているところだったのだ! -
これはこれは!まごう事なきオットー・ワーグナーの世界が拡がっておりますぞ!
白と金の空間、そしてその隙間を埋める装飾!シンプルでありながらなにかを感じさせるものがあります。もしここでクワイアが唄ったらどの様な残響を響かせるのだろうとワクワクします。 -
祭壇も一歩近寄って見ると周りの装飾は天使の顔になっていることがわかります。
なんともオットー・ワグナー色一辺倒という気が致します。 -
真上の天井ですが、この金で描かれた幾何学模様と、薄い天窓のブルーが絶妙です。
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パイプオルガンもまさにこのために造られたものの感が深いものがあります。
これだけのものを作ろうとすると、とことんやるしかないわけで、潔い覚悟が必要となりますね。 -
このステンドグラスの制作者はKolo Moserという人だそうです。勿論彼もゼセッション派のひとりでウィーン美術学校の教授でもあったそうです。
ご覧のようにアール・ヌーボ調の縁取りのしっかりした、とてもセンスのよいステンドグラスです。
2005年に発行されたアム・シュタインホフ教会100周年記念€100コインに彼の図柄が採用されているんだそうです。(見たことありませんけれど)。 -
勿論シャンデリアもオットー・ワーグナーの手によるものでありますが、まるでそれまでの概念を放りだして創り出したところにあっといわせるものがありますが、このセンスがとてつもなくうれしいものがあります。見上げた時のこの不思議な感覚をどうにかしてテキストにしなくてはなりませんねぇ。
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一般公開されている時の雰囲気とはとても違うものを経験することができて、また感慨はひとしおです。
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外に立っている天使像ですが、これも多分Koloman Moserのデザインだと思います。
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つい最近のメンテナンスによってドーム屋根が金色になっているのだそうで、これがオリジナルのデザインなんだそうですが、このメンテ前までは金箔がはがれて全面緑色の屋根だったのだそうです。
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また「48A」のバスに乗って中心部に戻ってきます。このバスは一方通行の通りを走るので、行きと帰りで一部違う通りを走ります。数えてみたら24個目のバス停でした。
この路線は結構頻繁に走っているのであまり時間を気にしないで利用できるのが嬉しいです。
今回発見してびっくりしたのはGoogle mapは今やバス停や駅をクリックすると、そこを通るバスや鉄道が何番の路線か、表示されるし、ホテルやレストランも、マークをクリックするとそこのウェブサイトが表示されるという優れたものと進化していることでした。便利だ! -
帰りはバスを降りるや、一気にミヒャエル門先のカフェ・デーメルに飛び込みました。
なにかというと、「アスパラガス」なのです。もうそろそろアスパラガスのシーズンも終わりに近づいてきています。このチャンスに食べておかないと食べ逃がします。
ご一緒だった人でやはり私達のようにウィーンに残った方が多分デーメルなら食べられると仰ったので、やってきたというわけです。
ここのお店では真ん中に明るいお菓子作りのキッチンがあって、私達はトイレへ行く通路だけれど、そのキッチンが見える席に座って、四六時中眺めておりました。「写真はお断り」としてある張り紙があるので写真はありませんが、様々な注文ケーキを作っていて、(見ている方は)楽しそうでした。ラテン系の女性が黙々とサクランボの種取りをしていたのがいかにもプロっぽくって良いですねぇ。
隣の米国人グループは気にもせずにフラッシュを焚いておりました。 -
やってまいりました!これがアスパラガス-その1でございます。この芋がまた美味しい。タンパク質がないじゃないか!とお嘆きの方には次の写真。
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ほんのちょっとではございますが、タンパク質としてスモークト・サーモン添えと致しました。こちらはその塩っ気と旨くマッチしておりまして、もういうことがありませぬ。
食べ終わった皿まで写真に撮ったのは今回が初めてです。勿論ご覧には入れませぬけれど。 -
帰り際にウィンドウの中を覗き込んでみましたら、こんなオープンサンドイッチが並べてあります。
ウ〜ム、次回はこれを狙いにやってきたいものでございますよ。 -
のんびりと昼飯を楽しんでしまいましたので、慌てて先を急ぎ、今度は市庁舎のガイディド・ツアーでございます。
ご一行が見ている方向と私が写真を撮っている方向が違いますが、今ドイツ語説明中でございます。
ガイドの女性がこのあと英語説明をされますが、英語を聴いている人は非常に限られていて、彼女の説明もドイツ語説明の半分以下となってしまうのが残念です。英語利用者はここでは圧倒的なマイノリティーでございます。 -
市庁舎は1885年に古い建物から移転したというのですから、まだ125年という比較的新しい建物ではありますが、総面積は113,000m²で、部屋数は1,575だというのですから、行けども行けども部屋が尽きないというイメージは多分あっているんでしょう。
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議員の控え室やら、ボウル・ルームとなりそうな広間やら、そしてこの議場を見せて戴いて、数々の説明を受けたのですが、一番印象に残っていたのは何かというと、次の写真です。
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これなんです。何かというと、オリジナルのママ残っているエレベーターです。上下にいくつもの箱が連続して動いているんです。
左側は上がって行き、右側は降りてきています。止まりません。乗る人はタイミングを計って飛び乗ります。
じゃ、上までいったらどうなるかというと、横にスライドするのです!勿論下にいっても同じでスライドします。優れものです。いつまで経っても乗ったり降りたりしていたのは私達です。 -
この中庭の佇まいが素晴らしい。
なんかのイベントがあるらしくて、その仕込みで落ち着かないのですが、それがない時にこの中庭でのんびりしてみたいなと思わせます。 -
最後にゆっくりと正面から眺めてみると、こんな感じで、とても市役所の雰囲気ではありませんね。
ちなみに今日市庁舎に掲げてある旗を良く見ると、中にレインボウ・フラッグが混ざっています。どういうこと? -
次は市庁舎からそんなに離れていませんが、国会議事堂にやってきます。こちらもガイディド・ツアーがあるのですが、同じようにひとりの女性がドイツ語でご説明のあと、英語でご説明くださいます。
こちらでは英語で聞いているのはなんと私達二人だけです。どうなることかと思ったら、この女性がまた日本に縁があるらしく、来月も日本からやってくるミッションについていく仕事があるんだと説明してくれた位で、とてもフレンドリーな方でした。ひょっとすると今回の旅行で接点のあったオーストリア人で最もフレンドリーだった方のお一人ではないかという気がします。
日本人と同じようにあんまり自分を屈託なく出さないのがオーストリア人なんですかね? -
国会議事堂といったらなんといってもギリシア建築をそのまま取り入れたといわれている外観が特徴だそうですが、1874年から1883年にかけて建てられたものだということです。
戦争でかなりやられたそうですが、見事復活。定数183の国民議会と、定数62の連邦議会の両院制で成り立っているそうです。 -
この柱はオーストリアのAdnetという町から切り出された大理石で、それぞれ16トン。
確かこのホールでは「ウ〜ン」と唸るような話があった筈なんですが、あまりにも疲れていたせいか、想い出せないのです。
なんのためにガイド付きツアーに参加したのか、意味がわかりませんね。 -
圧巻なのはこちらの旧下院議場です。これはオリジナルのまま残されているんだったと思いますが、そのつくりは外観にそのままのギリシア風とは異なって面白い雰囲気を醸し出しています。
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ガラスの天井を見るだけでも入ってくる価値は充分にあるように思えます。
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こちらが今現在使われている国民議会場ですね。
私達が見学を終わってで正面入り口までやってくるともう既に次のツアーに入る人たちが集まっていましたが、そちらもまた英語の見学者がたったの二人だといっていました。
ドイツ語の人しか見学に来ないんですかね? -
今日はもう疲れ果てて、これにて見物を終了したいと思い、volksgartenを突っ切ってホテルの方、つまりシュテファンプラッツに向かって帰ります。
薔薇が綺麗だけれど、もう少し早めに来ないと、もうシーズンの終わりが始まっています。 -
紫陽花は今からだという雰囲気で、ようやく色づいてきたのかも知れませんが、なにしろこの花は種類がたくさんあるから良くわかりませんねぇ。ヴォン・シーボルトが日本から持ってきたんじゃなかったでしたっけ?
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あった、あった!volksgartenといったらシシーこと、エリザベートの像があったはずだとうろうろさがしました。彼女は本当に今でも人気があるというか、必ず誰かが写真を撮っていますよね。
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途中でカプチーナ教会の並びのCafe Oberlaaで一休みすることにしました。やっぱり鍛え直さないと、これじゃ、休憩ばかりしていることになります。
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今日の夕ご飯はスーパーマーケットのBILLAで買ってきた惣菜です。オレンジジュース、勿論買いました。肉団子、サラダ、パン、スープです。
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