2011/06/05 - 2011/06/22
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keithforestさん
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いやいや、こんな日になるとは一体誰が予想をしたことでしょう!
これから先長いことこの一日のことは忘れることはまずないでしょうね。そう、ノルウェーの北の外れ、ノールカップにいった時にそれまで雨がしとしと降り続けていたのに、北の果てに近づくにしたがって嘘のように雲が晴れていった、あの時に匹敵するかも知れませんよ。
何から何まで想い出深い一日でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- オーストリア航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
ここのホテルの朝ご飯は昨日のバフェで期待が募りますが、その場でホット・ミールを調理して下さる方がおられて、実に期待に胸震えました・・・・・が、頼んだ「オムレット」に応えて出てきたのがこれだったのには思わず口がポカァ〜ンでした。
こういうのをオムレツっていううちだって世の中にはあるのっ! -
見よ、これがかのSt. Vinzenz教会なるぞ。この景色はいくらでもポスターや絵はがきで見たことがありますが、この地方にやってくると教会の尖塔がこのように鋭く長く尖っております。
小学校の頃、こんな具合に鉛筆の芯を尖らせる輩がおりましたが、主にそれは女子でございましたな。なんちゅうことをするんだろうと不可思議に思っておりましたことを思い出すわけです。 -
中はと申しますとなかなか落ち着いた、よい教会でございます。
例によって教会のまわりは綺麗な花が植え込んであって良く手のはいったお墓がぐるりと囲んでいて、どうしてもお墓を写真に撮りたくなるという景色です。 -
実はこれは反対側の下り道ですが、こんな具合の「アルプス山岳道路」なるものをぐいぐいと上がって行くと、Franz-Josefs-Hoheフランツ・ヨーゼフ・ヘーエ、まぁいってみればフランツ・ヨーゼフ記念峠に到着するわけです。なんでこんなところにあがってくるのかというと、ここに来ると遙かにオーストリアの最高峰、3798mのグロースグロックナーを望み、また眼下には氷河を見ることのできる絶景を楽しむことができるっつうわけです。
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ところが、なんたるチア、サンタルチア。到着してみると辺り一面真っ白な霧でございます。
本日の表紙に掲げてある写真は、あのクリスタルガラスの大ブランド、スワロフスキーが寄贈した展望台の中にあるディスプレイですが、その先までやってきて、かの大皇帝、フランツ・ヨーゼフ像に相見えるも、彼はひとり寂しく白い霧の中に立ち尽くしているのでした。
ここに至る道もようよう傘を差して到着したものの、どうしても霧が晴れず、雨もやまないので、引き返し始めた、その時のことでした。
突如として風はより強くなり、雨もより強くなり、私達は傘を差していても吹き飛ばされそうな状況で、道も間違えそうになったりして、ようやくパノラマレストランに到着。
びしょびしょです。寒くて寒くて、濡れた服のまま、皆さん暖房のまわりにはりついて身体を温めます。
ホット・チョコレート(といってもスイスやこちらではいってみればココアですが)を買ってみるものの大して熱くもなく、いや、えらい目に遭いました。 -
SWAROVSKYは勿論宣伝のためにここにこんな展望台を設置したのでしょうが、それにしても随分似合わない建物でございます。それでも何年か経てばそれはそれ、グラーツのナマコやウィーンのシュテファン・プラッツの横のガラス張りのビルのように、なんちゅうこともなくなるのかも知れませんが、私はあんまり気に入りませんね。
こんな荒天の日には訪れる人もちらりほらりだと思うのですが、それでも担当の女性が椅子に座って退屈そうに本を読んでおいででございました。 -
やることもなくなったあたりで昼飯になりました。すいとん入りのコンソメスープがでましたが、これは絶対になにかの間違いで、大失敗しちゃったのに相違ないという位にしょっぱいのです。お湯を貰って慌てて薄めても、それでもしょっぱくて呑めないのです。
あとでわかったのですが、チロル地方や湖水地方は総じて味が濃いし、岩塩がでるせいか、そしてかつては塩はまさに金に勝という位の値打ちもんでしたから、これがごちそうなんだと知れました。
それにしても人間の限界っちゅうもんがあるですな。まいった、まいった。
そうこうするうちに、ふと気がつくと外の霧が何となく晴れてきているようなあんばいです。 -
みるみるうちに霧が上がって行きます。気がつくともう雨は降っていません。さっきのあの嵐は一体何事だったのかという位のものです。
さ、いきましょう!とみんなで先ほどのスワロフスキーを目指します。 -
するとどうでしょう、眼下遙かには氷河が拡がっています。なにやら水の音が聞こえていたのは氷河から流れ出る川だったんです。
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ウ〜ム、惜しいなぁ、この方向にあのGrossglocknerがこの方角に見えるはずなのですよ。それでもここまで天候が回復したことを感謝しなくてはなりますまい。
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そうそう、これが先ほどは写真に撮れなかったSWAROVSKYの展望台です。どうでしょう、賛否両論なのはわかりそうな気がしますね。え?そんなことはない?センスが良いじゃないか?ま、それぞれの好き嫌いかも知れません。フフフフ、大人の対応なのだ。
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さぁ、こうなると今や鼻歌交じりのハイキング気分でございますな。あちこちに咲いております可憐な花に気を奪われながら短い時間を楽しみました。
学校の先生に引率されて中学生や高校生が上がってきます。彼等にとって、今の季節は修学旅行(あるんですかね?そんなの)か、遠足の時期なのでしょうか。 -
三年前のヨセミテ、一昨年のスイスに引き続いて三回目のマーモットとの遭遇です。結構何匹かがこの辺り一帯の南斜面には生息していて、峠の向こう側に降りていっている間にも、バスの中のあちこちから「あ、マーモットだ!」という声が上がります。
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この辺りで飼育しておられる方がいるのかどうか知りませんが、展望台から眼下を見下ろすと、こんな具合に約10頭ほどのシュタインボックが草をはんでおります。スイスではあんなに殆ど見ることができなかったというのに、であります。
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Zell am seeの街に到着しました。遠い!昼のあの寒さから考えるともう嘘のようです。
この街もリゾートなんだそうで、もう湖畔は立派なホテルばかりで、次から次に4つ星、5つ星でございますよ。気持ちの良い湖でございます。 -
今宵の滞在はHotel Latiniというホテルで、そのすぐ横にはスーパーマーケットのSPARがありますから、直ぐさま水を買い込みに参りました。
ふと横を見ると、これはグリコのポッキーじゃありませんか。名前はMIKADOとついております。凄い名前だなぁとtwitterに書いたら直ぐさま、英国でもおフランスでもこの名前だということが判明しました。便利な時代です。
このホテルには地下にプールがございます。ひと泳ぎして疲れを癒します。バスに乗っている時間が結構長かったですから。 -
ホテルでの夕ご飯はメインがアトランティック・サーモンのソテー、レオンバターソース添えでございまして、結構なお味でございました。山の中でサーモンというのも如何なものかという気がしますが、なぁに、日本にだってチリやノルウェー、スコットランド、アイスランドから運ばれてきております。
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