2011/06/05 - 2011/06/22
23位(同エリア33件中)
keithforestさん
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Zell am seeのホテルを朝早く(といっても比較的というにすぎないけれど)出発して、Krimmlの滝を堪能してから、Gerlospassの峠を越えて、Zell am Zillerの街へ。昼飯をMayrhofenで食べる。
さて、そこからなんだけれどZillertal鉄道に乗って30km程走り、Jenbachの辿り着く。この鉄道がなんと日に2回走っているという蒸気機関車なんだなぁ〜!堪能!でござる。
そんなわけで今日の最後の目的地はなんとInnsbruckなんだけれど、到着したら冷たい雨なんッス。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- オーストリア航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
ホテルの部屋ベランダから外を見やると、雨でございます。天気予報はあんまり芳しくないようです。
左に見える丸い建物の中はどうやらディスコになっているらしいです。そういえば入り口に何かそんな看板があったものなぁ。 -
今朝は珍しく、ゆで卵なんてとっちまいました。滅多に食べることがないから、面白くて。それにしても、この旅行中は殆どハムかソーセージとチーズで、種類の豊富なパンを食べるという毎朝になってしまいました。よくまぁ、毎朝同じもので飽きないなぁと思ったら、日本にいる時だって、毎朝全く同じメニューじゃないか。
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このくねくねとした木の板は一体なんだというと、Krimmlの滝に入る入り口のゲートなんでござる。
つまり、この滝を見るのはただじゃないのである。お金を払ってみる滝に来たのは、多分これが初めてじゃないだろうか。ヨセミテ・フォールズにしたって、去年の北欧で見たいくつかの滝にしたって、随分前にいったアイスランドの数々の滝にしたって、金なんて払った記憶なんて全くないのだ。
ま、大人2.50ユーロだからうるさくはいわないけれど。こういうところに使われているのかね。それでもトイレが綺麗だったから満足。 -
そんな音をぐちゃぐちゃいわないで、この落差380mの滝を楽しみます。
なにしろ氷河が水源ですから、雄大な水量を誇ります。ちょっとヨセミテ・フォールズに似ていないこともないのですが、あちらは9月になったらすっかり枯れてしまいますが、こちらは常に豊富に流れているんだそうです。 -
ご同行の方ですが、あんなところにまで上がって行っていますよ。どうせ雨が降っているんですから、傘を差していることには代わりがないわけですけれどね。
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Gerlosplatte(ゲルロス峠)を越えて行くとこの雰囲気はどこかで見たような景色そのものでございます。一昨年のスイスそのものと思っても代わりがないですよ。
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さぁさぁ、到着したのはMayrhofen(マイヤホッフェン)のホテル、Kramerwirtでございます。
もう、チロールそのものの建物でございますよ。 -
今日の昼飯は牛肉、ベーコン、ジャガイモなんてものを炒め、その上に目玉焼きがのっているというGroestleという地元料理なんでございます。これ、旨かったですよ、まぁ、味は濃いのですけれどね。
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食後にこのホテルから出てきて見上げた時に、あれ!と誰かが言ったんですよ。
で、えっ!?と振り返ってみたら、これです。トウモロコシを吊して干してあるようなデコレーションになっているんですね、十字架を描いて。 -
さてさて、Mayorhofenの駅にやってきて、いよいよ可愛い蒸気機関車が引っ張るレール幅の狭い列車に乗ってJenbachまで、31.7kmの汽車の旅です。
どこに乗っても良いですよ、という話だったので、私は先頭の蒸気機関車を思う存分撮影してから最後尾に行きました。
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私の手元にはこの切符が残りました。汽車が走り始めると女性の車掌さんがやってきて、まるで儀式のようにはさみを入れてくれたんですが、この時点ではまだ無傷です。
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こんなに可愛い客車で内部はすべて木造でニス仕上げがなんとも嬉しい。問題はこの窓で、どうやって開けて良いのかわからない。取り敢えず走り出すまでにどうやって開けるのか会得しないと、写真に差し障る。
そこへやってきたのが女性の車掌さんだったので、教えて貰い、成功。ところがそこへ前の方から女性が二人やってきた。幼児連れの夫婦の他に彼等が加わってこの車両には7名が乗ることになったのですが、このお二人がやっぱり当然写真をお撮りになるわけです。
折角一番後ろで撮りたい放題に、と画策したのは水の泡。挙げ句の果てに87分の乗車区間の半分も来ないうちに「飽きたねぇ」にはずっこける。 -
始発の駅で発車するのを待っている間に窓の外を見ていると、こんなものをこのお二人が車に載っけておられました。
なんだか昔のおもちゃにこんな車輪のものがあったような気もしないでもないですが、実はこれ、芝刈り機なんですよ。駅周りの草刈をするのが彼等の職務のようです。 -
一番後ろに乗らないと決して撮影ができないのはこの景色。曲がってきたあの先に踏切があって、そこには結構たくさんの人たちがこの汽車を見送って手を振ってくれましたけれど、向こうさんは、アジア人の爺さんがひとりで手を振っていたのを見て、どう思ったんですかね?
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これです、これです!一番後ろに乗って撮りたかったのはこんな感じのカーブですよ。
これでおわかりだと思いますが、この編成の中には無蓋車があるんです。写真を撮りたい人はここが使いやすいところでしょうね。こういうカーブに来るとかならず何人もの人たちが身を乗り出して写真を撮っています。 -
途中で停車した駅での出来事です。この列車がホームに入りきれないんですよ。ほんのこれっぱかしがホーム後ろの踏切にはみ出しています。たったこれだけなんですが、それでも車は渡れないんですよ。待っておられました。良いですなぁ、この雰囲気、とこっちはいいますが、車を運転している人はどうなんだろう。
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これ、多分このSLの宣伝ポスターですよね?
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終点に近づいてきた頃に、沿線にとっても大きな木材加工企業の工場がありました。それはそれは広い面積にピーリングされた丸太がこれでもかと大量に置いてあります。なるほど、元々は多分このためにこの鉄道はできたんじゃないですかね。
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いよいよ、終点に近づいてくると横を道路が走っています。後ろからやってくる自動車がどんどん追い抜いていくわけです。こっちから、じっと見ていると、全く気にしていない人もいるし、ちらちらとこっちを見ていく人もいて、面白いです。
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とうとう終点のJenbachに到着しました。やれやれというところでしょうかね。楽しい80分でした。いうことなし!
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Jenbachからバスに乗って高速道路、A-12を一気に30kmちょっとを突っ走り、Innsbruckに到着したのは15時半。
Hilton Hotelに投宿します。やれやれ。 -
早速現地ガイドの方がこられて、シャラシャラと降っているんだか、いないんだかわからないような雨模様の中を街の見物に出掛けます。なにしろ残念ながらここに一泊しかしないんです。
ご存知、凱旋門、上にマリア・テレジアでございますな。 -
ご存知、こちら側が「悲しみの側」でございますね。
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王宮の中に入るには時間が遅すぎたらしくて、入れません。その上雨がどんどん本降りになってきました。
それなのに、博物館に入っていく人たちがいたので、今日は例外では入れるのかと思っていってみたら、なんちゅうことはなくて、特別の演奏会が開かれているのでした。 -
それでも、外からは見ることができるわけですから、王宮に行ってみました。
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現地在住の邦人ガイドの方にご案内戴いて、大聖堂にやって参りしました。1717年から7年間を費やしてそれまであった教会の敷地に建てられたバロック形式の教会です。
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たまたま私達が入れて貰った時、今夜の演奏会のためのオルガニストが試奏しているところで、パイプオルガンの良い音を聞くことができました。できることなら、聴きに戻ってみたいと思ったのですが、疲れちゃって、とても、とても。
ちなみに今夜はKlemens Hoferの演奏による「J.S.バッハのプレリュードとフーガ E♭Major BWV 552」だと表のポスターにありました。
それにしてもここのパイプオルガンのCDを入手できなかったのはちと残念。 -
インスブルックに来たら、遙かに見えるオリンピックで使われたジャンプ台を見に行かなきゃ駄目でしょう、なんて誰もいわないけれど、この黄金の小屋根を見に行かない観光客はいないでしょう。
小雨そぼ降る中、じっと見入って、思いを馳せますな。
Friedrich IV世が皇帝Maximilian I世のために建てたお楽しみ台だったわけです。この下に面白い彫刻がしてあるんですが、全部ひとつずつ撮影したつもりだったのに、ひとつだけぶれててお釈迦です。 -
こんな類の彫刻ですよ。これが確かマクシミリアン一世で、右の二人の女性は、ひとりが最初の奥さんである、絶世の美女、マリー・ド・ブルゴーニュ。彼女は弱冠25歳で落馬の怪我が元で流産、挙げ句の果てに死んじゃった。
もうひとりが二人目の奥さんでミラノから来たビアンカ・マリア・スフォルツァ。彼女は子どもがないまま、1510年に38歳で亡くなっているんだそうだ。
ちなみにマキシミリアン一世は1519年に60歳直前になくなっている。
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インスブルックといえば、NHKの「世界ふれあい街歩き」でも取り上げられて、何度も再放送されています。その中で帽子屋さんが出てきたんです。こりゃ行きたいなぁと思っていたので、駆けつけてみると、多分これだろうと思う帽子屋にはそれほどのものがない。チロルハットはもう要らない。なぜかというと、うちにも人から貰ったものがひとつあるんだけれど、日本で被ると本当に浮き上がっちゃうのである。
結局買ったのは、日本で売っていたSTETSONの布の帽子。日本の値段に較べると2千円ほど安かったのがお慰め。
で、腹が減ってホテルに帰る道すがら、Cafe Centralの傍でこんな車に遭遇。前席が3席ある。なんだこれ?!と帰ってきてから車に関して知らないことはないという友人にお伺いを立てると、フィアットの車で、MULTIPLA。全長を短くするためにこんな車になっているんだと。欧州のフェリーは全長4mを超えると高くなるんだというんですな。もうこれは旧型だそうで、今のタイプはそんなに個性的でもなさそうです。 -
さすがにHILTONで、このローストポークは大変に美味しくて、すっかり平らげましたが、たまたま誕生日の方が一行の中におられて、お祝いのケーキが振る舞われてそれもまた平らげるというわけで、そりゃ食い過ぎだよ。
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