上高地旅行記(ブログ) 一覧に戻る
※2020.06.16 再編集(表紙写真の変更、写真の差し替え、文章の見直し)の上、改めて公開しました。<br /><br />新緑が見ごろだと聞き、ふらりと上高地を訪れてみた。<br />震災の影響か、賑わいのあるはずの河童橋も人影は疎らだった。<br />それでも、上高地の美しい自然は変わらずに輝いていた。<br />初日は、鉄道と路線バスを乗り継ぎ、大正池から歩いて河童橋を目指し、宿に荷物を置いた後は、遊歩道を田代橋まで往復した。

新緑眩しい上高地へ【1】~大正池から河童橋~

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2011/06/12 - 2011/06/12

8位(同エリア2201件中)

旅猫

旅猫さん

※2020.06.16 再編集(表紙写真の変更、写真の差し替え、文章の見直し)の上、改めて公開しました。

新緑が見ごろだと聞き、ふらりと上高地を訪れてみた。
震災の影響か、賑わいのあるはずの河童橋も人影は疎らだった。
それでも、上高地の美しい自然は変わらずに輝いていた。
初日は、鉄道と路線バスを乗り継ぎ、大正池から歩いて河童橋を目指し、宿に荷物を置いた後は、遊歩道を田代橋まで往復した。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
3.5
グルメ
3.5
交通
4.0
同行者
その他
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
高速・路線バス JR特急 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 今回は、新宿駅8時発の特急『スーパーあずさ5号』で旅立つ。<br />雨は降っていなかったが、今にも泣き出しそうな空模様の中、甲斐路から信濃路へと、列車は軽快に走り抜けて行く。<br />そして、終着の松本駅には10時38分に到着した。<br />ホームに降りると、空は少し明るさを取り戻していた。

    今回は、新宿駅8時発の特急『スーパーあずさ5号』で旅立つ。
    雨は降っていなかったが、今にも泣き出しそうな空模様の中、甲斐路から信濃路へと、列車は軽快に走り抜けて行く。
    そして、終着の松本駅には10時38分に到着した。
    ホームに降りると、空は少し明るさを取り戻していた。

  • 松本駅からは、10時49発の松本電鉄上高地線に乗り換え、バスターミナルのある終点の新島々駅を目指す。<br />車内は思ったよりも空いていて、2両編成の車内には、20人ほどしか乗っていなかった。<br />地元の方が途中駅で降りると、さらに車内は閑散となった。<br />ちょうど30分で、終点の新島々駅に到着。<br />駅前のバスターミナルから、11時30分発の上高地行のバスに乗車。<br />乗客は僅か15人だった。

    松本駅からは、10時49発の松本電鉄上高地線に乗り換え、バスターミナルのある終点の新島々駅を目指す。
    車内は思ったよりも空いていて、2両編成の車内には、20人ほどしか乗っていなかった。
    地元の方が途中駅で降りると、さらに車内は閑散となった。
    ちょうど30分で、終点の新島々駅に到着。
    駅前のバスターミナルから、11時30分発の上高地行のバスに乗車。
    乗客は僅か15人だった。

  • バスは、梓川沿いの野麦街道を走って行く。<br />途中、稲核ダム、水殿ダムを右手に見、奈川渡ダムの堰堤を渡って野麦街道と別れ、自家用車規制の起点である沢度地区へと入った。<br />この沢度地区には5つのバス停があり、自家用車で来た観光客は、地区内にある駐車場に車を止め、路線バスに乗り換えるのである。<br />この日は、家族連れが一組乗り込んできただけだった。

    バスは、梓川沿いの野麦街道を走って行く。
    途中、稲核ダム、水殿ダムを右手に見、奈川渡ダムの堰堤を渡って野麦街道と別れ、自家用車規制の起点である沢度地区へと入った。
    この沢度地区には5つのバス停があり、自家用車で来た観光客は、地区内にある駐車場に車を止め、路線バスに乗り換えるのである。
    この日は、家族連れが一組乗り込んできただけだった。

  • 安房トンネルへと向かう道と分かれると、釜トンネルに入る。<br />7年前に訪れた時は、災害復旧直後で、まだ旧釜トンネルも使用していたのだが、2005年7月に新しい釜トンネルが開通したので、片側通行待ちが解消されていた。<br />釜トンネルを抜けてしばらく走ると、左前方に焼岳、続いて大正池と穂高連峰が見えてきた。<br />1時間足らずで着いた大正池バス停で降りると、足元には、マイヅルソウが咲いていた。

    安房トンネルへと向かう道と分かれると、釜トンネルに入る。
    7年前に訪れた時は、災害復旧直後で、まだ旧釜トンネルも使用していたのだが、2005年7月に新しい釜トンネルが開通したので、片側通行待ちが解消されていた。
    釜トンネルを抜けてしばらく走ると、左前方に焼岳、続いて大正池と穂高連峰が見えてきた。
    1時間足らずで着いた大正池バス停で降りると、足元には、マイヅルソウが咲いていた。

  • 大正池ホテルの脇から大正池の畔へ出ると、大正池とその奥に聳える穂高連峰の絶景が目の前に現れた。<br />左から、西穂高岳、奥穂高岳、前穂高岳、明神岳と連なっている。<br />主峰は、標高3,190m(日本第五位)の奥穂高岳だ。<br />16年前、北穂高岳から縦走して奥穂を目指したが、悪天候と連れの体力消耗により登頂を断念した山である。<br />前回訪れた時は秋だったが、新緑と残雪の景色はさらに素晴らしい。

    大正池ホテルの脇から大正池の畔へ出ると、大正池とその奥に聳える穂高連峰の絶景が目の前に現れた。
    左から、西穂高岳、奥穂高岳、前穂高岳、明神岳と連なっている。
    主峰は、標高3,190m(日本第五位)の奥穂高岳だ。
    16年前、北穂高岳から縦走して奥穂を目指したが、悪天候と連れの体力消耗により登頂を断念した山である。
    前回訪れた時は秋だったが、新緑と残雪の景色はさらに素晴らしい。

    大正池(長野県松本市) 自然・景勝地

  • 大正池の周囲は、新緑が最盛期を迎えていた。<br />新緑の淡い黄緑色は、まさに萌黄色だ。<br />この国には、伝統の色が500色近くあるという。<br />新緑と言っても、樹々によって様々な色があり、一言では言い表せないが、萌黄色と言うのは、その中でもかなり的を得た色と言えるだろう。

    大正池の周囲は、新緑が最盛期を迎えていた。
    新緑の淡い黄緑色は、まさに萌黄色だ。
    この国には、伝統の色が500色近くあるという。
    新緑と言っても、樹々によって様々な色があり、一言では言い表せないが、萌黄色と言うのは、その中でもかなり的を得た色と言えるだろう。

  • この季節、ズミの花が白い花を咲かせている。<br />花期が短いので、盛りに出会うのは難しい花だ。<br />この時も、葉の方がかなり目立っていたが、それも綺麗だった。

    この季節、ズミの花が白い花を咲かせている。
    花期が短いので、盛りに出会うのは難しい花だ。
    この時も、葉の方がかなり目立っていたが、それも綺麗だった。

  • 大正池の向こうには活火山の焼岳も見えている。<br />この大正池は、大正4年(1915)の焼岳の噴火によって梓川が堰き止められてできたもの。<br />立ち枯れた樹が独特の景観を見せていたが、今では数えるほどしか残っていない。<br />上流からの土砂の流入により埋まってしまうはずなのだが、東京電力が毎年浚渫を行っているため景観が保たれているそうだ。

    大正池の向こうには活火山の焼岳も見えている。
    この大正池は、大正4年(1915)の焼岳の噴火によって梓川が堰き止められてできたもの。
    立ち枯れた樹が独特の景観を見せていたが、今では数えるほどしか残っていない。
    上流からの土砂の流入により埋まってしまうはずなのだが、東京電力が毎年浚渫を行っているため景観が保たれているそうだ。

  • 大正池を堪能したので、遊歩道をのんびり歩いて河童橋を目指すことにする。<br />萌黄色の樹々の向こうには、穂高岳の雄姿が望める。<br />奥穂高岳から前穂高岳へと続く切り立った尾根が吊尾根だ。<br />手前の沢が岳沢で、上高地から岳沢、重太郎新道、吊尾根経由で奥穂へ登るルートもあるが、急峻な道のため、ぐるりと明神岳を迂回して、紅葉の名所・涸沢から北穂経由で登るのが一般的だ。<br />ちなみに、上高地から涸沢までは歩いて6時間ほど掛かる。<br />テントを担いで歩いたのが懐かしい。

    大正池を堪能したので、遊歩道をのんびり歩いて河童橋を目指すことにする。
    萌黄色の樹々の向こうには、穂高岳の雄姿が望める。
    奥穂高岳から前穂高岳へと続く切り立った尾根が吊尾根だ。
    手前の沢が岳沢で、上高地から岳沢、重太郎新道、吊尾根経由で奥穂へ登るルートもあるが、急峻な道のため、ぐるりと明神岳を迂回して、紅葉の名所・涸沢から北穂経由で登るのが一般的だ。
    ちなみに、上高地から涸沢までは歩いて6時間ほど掛かる。
    テントを担いで歩いたのが懐かしい。

  • 遊歩道脇で、立ち枯れていた巨木に出会った。<br />幹にできた割れ目が皺のようだった。

    遊歩道脇で、立ち枯れていた巨木に出会った。
    幹にできた割れ目が皺のようだった。

  • その近くでは、エンレイソウ(延齢草)も咲いていた。

    その近くでは、エンレイソウ(延齢草)も咲いていた。

  • 少し歩くと、田代湿原に出た。<br />そこから望む穂高連峰もなかなか美しかった。

    少し歩くと、田代湿原に出た。
    そこから望む穂高連峰もなかなか美しかった。

    田代湿原 自然・景勝地

  • 湿原には、ワタスゲも揺れている。<br />規模は小さいが、湿原らしい風情が漂っていた。

    湿原には、ワタスゲも揺れている。
    規模は小さいが、湿原らしい風情が漂っていた。

  • 湿原近くでは、出番を待つレンゲツツジが蕾を付けていた。<br />ひと際艶やかな朱色が印象的だ。

    湿原近くでは、出番を待つレンゲツツジが蕾を付けていた。
    ひと際艶やかな朱色が印象的だ。

  • 湿原から少し入ったところには田代池が広がっていた。<br />少しずつ埋まってきているそうで、湿原化が進行してる。<br />何とも言えない美しい景色だが、いつか観ることが出来なくなるのだ。

    湿原から少し入ったところには田代池が広がっていた。
    少しずつ埋まってきているそうで、湿原化が進行してる。
    何とも言えない美しい景色だが、いつか観ることが出来なくなるのだ。

    田代池 自然・景勝地

  • 田代池は、池と言うよりも、せせらぎと言った感じだ。<br />そこを流れる水は、清らかと言う言葉がぴったり。<br />浅く澄んだ水底に見える石もまた、とても綺麗だ。

    田代池は、池と言うよりも、せせらぎと言った感じだ。
    そこを流れる水は、清らかと言う言葉がぴったり。
    浅く澄んだ水底に見える石もまた、とても綺麗だ。

  • 田代池の畔に、白い花を付けた樹があった。<br />ミヤマザクラ(深山桜)で、上高地の初夏を代表する花の一つだ。

    田代池の畔に、白い花を付けた樹があった。
    ミヤマザクラ(深山桜)で、上高地の初夏を代表する花の一つだ。

  • 近くでは、ズミ(酸実)の花も咲いていた。<br />ズミと言えば日光の戦場ヶ原が有名だが、上高地でも人気の花である。<br />ただし、ここではコナシ(小梨)と呼ぶのが一般的だ。

    近くでは、ズミ(酸実)の花も咲いていた。
    ズミと言えば日光の戦場ヶ原が有名だが、上高地でも人気の花である。
    ただし、ここではコナシ(小梨)と呼ぶのが一般的だ。

  • 田代湿原から遊歩道をさらに先へと歩いて行く。<br />途中で、梓川コースと林間コースに分かれるので、梓川コースを選択。<br />しばらくは、林の中に木道が続いていた。

    田代湿原から遊歩道をさらに先へと歩いて行く。
    途中で、梓川コースと林間コースに分かれるので、梓川コースを選択。
    しばらくは、林の中に木道が続いていた。

    上高地自然研究路 公園・植物園

  • 梓川コースは花街道だった。<br />まず現れたのは、ラショウモンカズラ(羅生門蔓)。<br />上高地に来てから、やたらと目に付いた花だ。

    梓川コースは花街道だった。
    まず現れたのは、ラショウモンカズラ(羅生門蔓)。
    上高地に来てから、やたらと目に付いた花だ。

  • 林を抜けると、梓川の畔に出た。<br />対岸には、荒々しい山容の焼岳が間近に見えていた。

    林を抜けると、梓川の畔に出た。
    対岸には、荒々しい山容の焼岳が間近に見えていた。

  • ツマトリソウ(褄取草)も、一輪だけ咲いていた。

    ツマトリソウ(褄取草)も、一輪だけ咲いていた。

  • クマイチゴ(熊苺)を見つけた。<br />華奢な感じだが、しっかりと棘が付いている。<br />実は、美味しいらしい。

    クマイチゴ(熊苺)を見つけた。
    華奢な感じだが、しっかりと棘が付いている。
    実は、美味しいらしい。

  • その近くでは、サナギイチゴ(猿投苺)も小さな花を咲かせていた。<br />同じバラ科でもかなり優しげな感じだが、この実も食べられるようだ。

    その近くでは、サナギイチゴ(猿投苺)も小さな花を咲かせていた。
    同じバラ科でもかなり優しげな感じだが、この実も食べられるようだ。

  • 保護色のようなナルコユリ(鳴子百合)もあった。<br />名前のように、鳴子のような形をしている。

    保護色のようなナルコユリ(鳴子百合)もあった。
    名前のように、鳴子のような形をしている。

  • 川の畔では、鴨が昼寝をしている。<br />熟睡しているのか、近寄っても逃げる気配も無かった。

    川の畔では、鴨が昼寝をしている。
    熟睡しているのか、近寄っても逃げる気配も無かった。

  • この季節、上高地ではたくさんのニリンソウ(二輪草)見ることができる。<br />とは言え、河童橋より下流では、その数も少ない。

    この季節、上高地ではたくさんのニリンソウ(二輪草)見ることができる。
    とは言え、河童橋より下流では、その数も少ない。

  • 遊歩道の中ほどにある田代橋に到着。<br />橋の上からも穂高連峰が目の前に見えた。<br />右岸に見える建物は、上高地温泉の宿。<br />そこに泊まろうかとも考えたのだが、初の上高地での宿泊なので、河童橋に近い宿を今回は取ったのだ。

    遊歩道の中ほどにある田代橋に到着。
    橋の上からも穂高連峰が目の前に見えた。
    右岸に見える建物は、上高地温泉の宿。
    そこに泊まろうかとも考えたのだが、初の上高地での宿泊なので、河童橋に近い宿を今回は取ったのだ。

    田代橋 名所・史跡

  • 橋から下流を眺めると、梓川の美しい流れが望めた。<br />それにしても、水が本当に綺麗だ。<br />河原に降りて触ると、とても冷たかった。<br />その水は、穂高連峰を源にする雪解け水なのだ。

    橋から下流を眺めると、梓川の美しい流れが望めた。
    それにしても、水が本当に綺麗だ。
    河原に降りて触ると、とても冷たかった。
    その水は、穂高連峰を源にする雪解け水なのだ。

    上高地梓川の清流 自然・景勝地

  • 田代橋からしばらく歩くと、梓川が大きく蛇行している場所に出た。<br />正面には、どっしりとした明神岳が聳えている。<br />曇り空なのが残念な景色である。

    田代橋からしばらく歩くと、梓川が大きく蛇行している場所に出た。
    正面には、どっしりとした明神岳が聳えている。
    曇り空なのが残念な景色である。

  • 大正池からのんびり歩いて2時間ほどで河童橋が見えてきた。<br />あまりにも有名な景色が目の前にある。<br />上高地随一の名所だが、思ったよりも人が少ない。

    大正池からのんびり歩いて2時間ほどで河童橋が見えてきた。
    あまりにも有名な景色が目の前にある。
    上高地随一の名所だが、思ったよりも人が少ない。

    河童橋 名所・史跡

  • 河童橋の袂から、穂高連峰の雄姿を眺める。<br />ここからの景色は、何度見ても感動する。<br />残雪の穂高連峰と澄んだ梓川の流れ。<br />そして新緑。<br />まさに絶景だ。

    河童橋の袂から、穂高連峰の雄姿を眺める。
    ここからの景色は、何度見ても感動する。
    残雪の穂高連峰と澄んだ梓川の流れ。
    そして新緑。
    まさに絶景だ。

  • しばらく、河童橋からの絶景を堪能してから宿へと向かう。<br />今回の宿は、河童橋の袂に建つホテル白樺荘だ。<br />河童橋から、徒歩0分という好立地の宿だ。

    しばらく、河童橋からの絶景を堪能してから宿へと向かう。
    今回の宿は、河童橋の袂に建つホテル白樺荘だ。
    河童橋から、徒歩0分という好立地の宿だ。

    ホテル白樺荘<上高地> 宿・ホテル

    穂高連峰を望む宿 by 旅猫さん
  • 通された部屋は、穂高連峰側に面した3階だった。<br />窓を開けると、目の前に梓川と明神岳が望め、左手奥には奥穂高岳が聳えていた。

    通された部屋は、穂高連峰側に面した3階だった。
    窓を開けると、目の前に梓川と明神岳が望め、左手奥には奥穂高岳が聳えていた。

  • とりあえず、宿に荷物を置き、再び散策へ。<br />昼食を取っていなかったので、上高地バスターミナルにあった食堂に入り、おでんと鶏のから揚げにビールを付けて済ませた。

    とりあえず、宿に荷物を置き、再び散策へ。
    昼食を取っていなかったので、上高地バスターミナルにあった食堂に入り、おでんと鶏のから揚げにビールを付けて済ませた。

  • バスターミナルから遊歩道を上高地帝国ホテルへと歩いて行く。<br />その途中で、猿の親子が寛いでいた。<br />上高地のニホンザルは、人馴れしていないことで知られているが、確かにあまり人間に興味は無いようだ。<br />だが、最近観光客が餌を与えてしまい、味を覚えた猿が人を襲うようになるのではないかと危惧されているらしい。

    バスターミナルから遊歩道を上高地帝国ホテルへと歩いて行く。
    その途中で、猿の親子が寛いでいた。
    上高地のニホンザルは、人馴れしていないことで知られているが、確かにあまり人間に興味は無いようだ。
    だが、最近観光客が餌を与えてしまい、味を覚えた猿が人を襲うようになるのではないかと危惧されているらしい。

  • その先に、瀟洒な建物が見えてきた。<br />それが、気品溢れる上高地帝国ホテルだ。<br />特徴である赤い屋根が、新緑に映えていた。<br />魅力的な宿だが、柄では無いので外観だけを楽しむ。

    その先に、瀟洒な建物が見えてきた。
    それが、気品溢れる上高地帝国ホテルだ。
    特徴である赤い屋根が、新緑に映えていた。
    魅力的な宿だが、柄では無いので外観だけを楽しむ。

    上高地帝国ホテル 宿・ホテル

  • 帝国ホテルから梓川に向かって降りて行く。<br />その途中にあったシラカンバの林がとても美しかった。

    帝国ホテルから梓川に向かって降りて行く。
    その途中にあったシラカンバの林がとても美しかった。

  • 往きに立ち寄った田代橋に出た。<br />今度は、橋を渡って右岸を歩いて行くことにする。<br />上高地温泉ホテルの近くからは、六百山(左)と霞沢岳を眺めることができた。

    往きに立ち寄った田代橋に出た。
    今度は、橋を渡って右岸を歩いて行くことにする。
    上高地温泉ホテルの近くからは、六百山(左)と霞沢岳を眺めることができた。

  • 見落としそうな場所にあったウエストン碑。<br />ウォルター・ウェストンは、日本滞在中に日本アルプスなどに登り、ヨーロッパに日本の山を紹介した英国人宣教師だ。<br />日本アルプスと言う名は、彼が最初に使ったそうだ。

    見落としそうな場所にあったウエストン碑。
    ウォルター・ウェストンは、日本滞在中に日本アルプスなどに登り、ヨーロッパに日本の山を紹介した英国人宣教師だ。
    日本アルプスと言う名は、彼が最初に使ったそうだ。

    ウェストン碑(長野県松本市) 名所・史跡

  • 遊歩道沿いも、新緑が眩しい。<br />上高地は、ちょうど新緑の最盛期だ。<br />曇り空の分、緑がとても美しい。

    遊歩道沿いも、新緑が眩しい。
    上高地は、ちょうど新緑の最盛期だ。
    曇り空の分、緑がとても美しい。

  • 歩いていると、突然、頭上でガサガサと音がした。<br />見上げてみると、猿が枝の上に佇んでいる。<br />見渡してみると、そこかしこに猿がたくさんいた。<br />結構大きな群れだった。

    歩いていると、突然、頭上でガサガサと音がした。
    見上げてみると、猿が枝の上に佇んでいる。
    見渡してみると、そこかしこに猿がたくさんいた。
    結構大きな群れだった。

  • その中で一番貫禄のあった奴が道端に座っていた。<br />これが長らしい。<br />遊歩道に出て来て、私の前をゆっくりと歩きだした。<br />しばらく後ろを歩いていたが、向こうが立ち止ったので追い抜いた。<br />その際に写真を撮ったのだが、まったく気にしないようだった。<br />いつまでも、野生のままでいて欲しい。

    その中で一番貫禄のあった奴が道端に座っていた。
    これが長らしい。
    遊歩道に出て来て、私の前をゆっくりと歩きだした。
    しばらく後ろを歩いていたが、向こうが立ち止ったので追い抜いた。
    その際に写真を撮ったのだが、まったく気にしないようだった。
    いつまでも、野生のままでいて欲しい。

  • 河童橋まで戻ってくると、河童食堂の前には、もう人影は無かった。<br />上高地随一の名所だというのに、17時前で人気が無くなるとは思わなかった。<br />まあ、遊歩道を歩いている人も疎らだったからな。

    河童橋まで戻ってくると、河童食堂の前には、もう人影は無かった。
    上高地随一の名所だというのに、17時前で人気が無くなるとは思わなかった。
    まあ、遊歩道を歩いている人も疎らだったからな。

  • 河童橋の上にも、まったく人はいなかった。<br />おかげで、橋の上からの絶景も独り占めにできた。<br />7年前に訪れた時は、鈴なりだったので、同じ場所とは思えない。

    河童橋の上にも、まったく人はいなかった。
    おかげで、橋の上からの絶景も独り占めにできた。
    7年前に訪れた時は、鈴なりだったので、同じ場所とは思えない。

  • 夕食後、宿の売店で買った『信州ナチュラルビール シーズナル』を飲みながら、上高地の夜をのんびりと過ごす。<br />天気予報では、明日は晴れるようだ。

    夕食後、宿の売店で買った『信州ナチュラルビール シーズナル』を飲みながら、上高地の夜をのんびりと過ごす。
    天気予報では、明日は晴れるようだ。

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この旅行記へのコメント (10)

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  • hot chocolateさん 2011/06/27 23:41:47
    素晴らしい上高地!
    旅猫さま、こんばんは。

    ご訪問ありがとうございました。
    初めて書き込みさせていただきます。

    上高地、本当に清々しい所で、梓川の水も、夏でさえしびれるほどの冷たさ!
    大好きな所で、今までにも何回も行っています。
    今月も、24日から行く予定でしたが、前日のTVニュースで、土砂崩れで通行不能、すでに上高地に入っていた人たちは、停電で真っ暗になり、携帯も通じなかったとか!

    残念ながら今回はあきらめです。
    旅猫さんの、旅行記で上高地を堪能させていただきました。


    hot choco

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2011/06/29 00:58:00
    RE: 素晴らしい上高地!
    hot chocolateさま。こんばんは!
    こちらこそ、いつもありがとうございます。

    梓川の水は本当に綺麗で冷たいですよね。
    あの美しさは、いつでも心に染み入ります。

    hot chocoさんも、やはり何度も訪れているのですね!
    上高地は、再訪したくなる場所ですよね。
    立山、白馬三山とともに、私の大好きなところです。

    そうそう、崖崩れで上高地は孤立したのですよね。
    お預けになってしまって、残念でしたね。
    静かな初秋にでもいかがですか?

    旅猫
  • つきにこさん 2011/06/25 13:19:14
    はじめまして
    旅猫さん、こんにちは
    猫も大好きなつきにこと申します。
    (黒ブチの猫ちゃんの後姿いいですね)

    上高地、数日前の土石流でこの夏はどうなる事でしょう〜と
    心配していた最中に旅猫さんの綺麗な写真が
    目に飛び込んできました。

    毎年のように主人は一人で上高地まで出かけるのですが
    今年はついていこうかな〜と思って旅行記を探していたところです。
    私は上高地に留まり、主人は穂高を目指すとか言っています。

    河童橋のすぐそばの白樺荘はいかがでしたか?
    旅行記2などにでてくるのかな〜?
    続きも楽しみにしています。

    つきにこ

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2011/06/26 17:14:22
    RE: はじめまして
    つきにこさん、こんにちは。
    猫もお好きなのですね!
    私も猫好きなのです(^^)

    この黒ブチ猫さんは、箱根の大涌谷で出会いました。
    ちょっとしなを作っているのが可愛くて。

    そういえば、国道156号線が土砂崩れで通行止めとか。
    今日あたりは復旧しているのかなぁ。
    観光シーズン到来ですから、大変ですよね。

    ご主人は山登りもされるのですね。
    私も以前はやっていて、穂高にも登りましたよ。
    涸沢カールの絶景は、いまでも忘れられません。
    夜の星空も感動ものです。

    白樺荘は、少し年季が言った感じでした。
    でも、穂高が見える部屋だったので良かったです。
    バイキングプランでしたが、量も種類も結構ありました。
    あの辺の旅館では、庶民向けと言ったところでしょうか。

    ぜひ、上高地を訪れてみてください。
    素晴らしい景色に出会えますよ!
    旅猫
  • たらよろさん 2011/06/24 21:30:02
    エメラルドグリーン♪
    こんばんは〜旅猫様。

    新緑美しい上高地、
    本当に美しいですね〜
    水面に映る、緑色。

    このグラデーションの素晴らしい景観を私も近いうちに尋ねてみたいです♪

    上高地、いいですね〜

      たらよろ

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2011/06/26 17:06:21
    RE: エメラルドグリーン♪
    たらよろさん、こんにちは!
    いつもありがとうございます。

    新緑の上高地は最高でしたよ!
    水の美しさは特に素晴らしかったです。
    川の底が透けて見えるのですから。

    天気が少し悪かったのですが、
    そのおかげで緑がとても美しかった。

    ぜひ、たらよろさんも訪れてみてください。
    夏はかなり混みますけどね。

    旅猫
  • 潮来メジロさん 2011/06/20 13:46:50
    マガモの雄ですね。ヾ(^o^)
    旅猫さん、こんにちは! ヾ(^o^)
    新緑の上高地、美しいですね。
    私も若い頃は何度か出かけたけど、最近は御無沙汰です。
    野草をきれいに撮っておられますね。そして知識が深い。
    私も見習いたいけど、最近は物覚えが悪くなり、聞いてもすぐ忘れてしまいます。(T-T)

    > カモさんが昼寝中。
    > 近寄っても逃げる様子も無かった。

    この鴨さんは、マガモの雄ですね。
    冬鳥なので、平地では都市部の公園や川や池などでも良く見かける種類ですが、夏にはほとんどシベリアなどの北国に渡ってしまいます。
    一部が、このような本州中部の高地や北海道などで繁殖しています。
    以前、明神池に行った時は、オシドリなども見られましたよ。

    ではまた・・・。(^o^)/~~~
      (潮来メジロ)

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2011/06/22 22:19:12
    RE: マガモの雄ですね。ヾ(^o^)
    潮来メジロさん、こんばんは!
    書き込みありがとうございます!

    上高地の新緑はとても素晴らしかったです。
    山野草の名前は実は裏覚えがほとんどです。
    帰ってきてから、図鑑とにらめっこ(^^;

    > この鴨さんは、マガモの雄ですね。
    そうですか!
    鳥の名前はとんとわからず。。。
    明神池も訪れましたが、この時は鳥はまったく現れず。
    そういえば、森のあちこちでウグイスがさえずっていました。

    旅猫
  • motoさん 2011/06/19 21:44:05
    とても澄んだ梓川
    旅猫サマ。何度か訪問させてもらっています。
    motoといいます。
    私も旅猫さんが行かれた数日前に上高地に行ってきました。

    大正池〜田代池はバスの車窓から眺めただけなので、
    じっくりと拝見できました。

    川が澄んでいて、石ころも色んな色を放っている様子に
    私も感動しました。

    最近はお猿にエサを与えている人がいるのですね。
    マナーを守って、自然なふれあいができたらいいのに。

    同じ上高地でも、とても丁寧に旅行記を作られているので
    私も参考にしなければ・・と思いました。
                         moto

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2011/06/22 22:11:46
    RE: とても澄んだ梓川
    motoさん、こんばんは!
    書き込みありがとうございます!
    お返事が遅くなってしまいごめんなさい。

    motoさんも上高地へ行かれたのですね。
    いいですよねー、上高地。
    新緑がとても綺麗で感動しました。

    ガラスのように透きとおった川の水。
    その底にある石が宝石のように見えました。

    いつまでも自然がそのままの姿で残ってほしいですよね。
    訪れる私たちも注意しないとね。

    旅猫

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