“Afternoon Tour, James Bond Islan”の後編。<br />ムスリムの水上生活者が暮らすSea Villageを散策した後は、再びロングテールボートに乗船して30分…。<br />狭くて固い木のベンチ、左右から容赦なく降り注ぐ波しぶきに耐え、到着したのはこのツアーのメイン：ジェームスボンド島。<br />有名なジェームスボンド島自体に上陸する事は不可能なので、向かいのピンカン島から眺める形になる。<br />ピンカン島に上陸してみると、目の前にはポツンと浮かぶ奇怪な形をした大きな岩が建っていて、その周囲はさっきまでDVDで見ていた世界そのもの！<br />柔らかく砂浜に波打つリゾート感たっぷりの美しい光景とは裏腹に、実際はビュンビュン吹き荒れる突風で舞い上がる砂と、カメラを出すのも躊躇うほどの海水しぶきとの戦いだった(笑。<br />パンガ－湾の洗礼を受けながらの旅の後半がスタート。

Happy Birthday in Phuket★2010　06　4日目【HKT】

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2010/08/05 - 2010/08/13

2861位(同エリア4405件中)

エリア

プーケット(タイ)

Sea Villageには猫も住んでいて、船着き場で出迎えてくれた。
人に慣れているようで、近づくと身体を擦り寄せてくる♪
入口はこの急な坂階段。
海の満干潮にも対応できるように高床式になっているので、実際に人が暮らす場所は結構高い。
入ってすぐはレストランになっている。
どんな料理が出てくるか気になるけど、時間が中途半端なので皆素通り。
細い通路を歩いて進んでいくと、紐でつながれたり、ゲージで飼われてる猫もいた。
フリータイムは１時間。
村自体は小さく狭いので、みんな同じところを行ったり来たり。
メインストリートはアーケード状の簡易屋根がかけられていて、左右に小さな店が並んでいる。
土産物屋で売られているのは貝細工のアクセサリーや、プーケット島内で見かけるTシャツなど。
観光地なのでやはり価格も高いし“ココでしか買えない！”みたいな、特別なのもの無いのは残念だった。
観光客があまり買わない事が分かっているのか、見ていても声を掛けてこないし、ヘタしたら店番さえ居ない（笑。
村内の物価は例えば…水はプーケットのコンビニで7B（約20円）で買える物が、ここでは20B（約60円）と値段が３倍。
TVの音声と、時折揺れる貝の飾りが重なる音。
まったりとした時間の流れていた。
奥に進んでいくと、居住者用の食材を売る店もチラホラ。
品揃えは少ないけど、小さな市場がそこにある。
長屋のようにつながっていた建物が急に途切れたので、下を見ると船を発見。
赤い壁の家から下に降りる階段も伸びているので、満潮時には家から直接船に飛び乗って海に出るのかも！
高所恐怖症の人には怖いはず。
通路はコンクリートで道が作られてるけど、住宅が通路奥にある場合は丸太を合わせたような床を歩いて行く。
隙間もあるし、ちゃんと固定されているのか怪しい。
村の至る所に建っている、2004年12月に起きた津波の惨劇を示す看板。
海の中に浮かぶこの場所も、甚大な被害を受けたんだろうな…。
奥に進めば進むほど道が狭くなり民家が増えていくけど、皆働きに出てるのか人の姿は無い。
ムスリムが多いと聞いていたので、モスクがあるかも…と思っていたら、この色鮮やかな建物がモスクらしい。
中には大勢の人が集っていて、本を読む人・くつろぐ人・談笑をする人…ココは憩いの場なんだと思う。
時間がかなり余ったけれど、見る場所も無いので船着き場に戻る事に。
カブトムシの様な角を持つ、小さなボート。
船体描かれたカモメも可愛らしい♪
帰り際にも同じニャンコが顔を見せ、見送ってくれた。
Sea Villageを出て再びボートに乗って30分…最後の目的地：ジェームスボンド島へ！
他のツアー船も多数訪れるので船を横付けする事が出来ないから、座席を跨ぎながら船の先端へ移動して下船する。
ジェームスボンド島自体には上陸する事が出来ないので、今回上陸をしたのは向かいのピンカン島。
到着した時刻は17：00。
島内の土産物屋は既に閉店していて、この島にいるのは私たちの様なツアー客のみだった。
鋭く切り立った岩肌。
首が折れそうなくらい見上げないと先端が見えない。
下船したビーチの反対側にジェームスボンド島があるので、ぞろぞろと人の後を付いて行くと…
すぐにまた砂浜が。
ここが映画“007”の舞台になった場所。
同じツアーに参加しているスペイン人の家族は泳ぐ気満々だったらしく、奥さんと子供は水着の上にパレオだけで参加していたけど、ジェームスボンド島が見える側の砂浜に行ってガックリ！肩を落とす姿を目撃…そう、この島には何もない。
しかも滞在時間は30分だし。
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静かで穏やかな世界に見えるけれど、実際はビュンビュン吹き荒れる突風で、海水を含んだ湿った砂が舞ってジャリジャリで目も開けてられなかった。
とても綺麗なので撮りたくて一眼レフを出すも、レンズが心配で即退却（笑。

ジェームスボンド島山・渓谷
もっとそばで見れたら…と思い、岩山を登ってみる。
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ジェームスボンド島のドアップ♪
上部には緑が茂っていて、どことなく風情がある。

ジェームスボンド島山・渓谷
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足元は…おっと！絶妙なバランス。
シーカヌーに乗れるツアーなら、もう少し間近で見れるらしい。

ジェームスボンド島山・渓谷
日が少し傾き始めた頃にボートに戻る合図が。
出発前にしっかりと、雨合羽を着こんで帰路の水しぶきに備えた。
この辺りは奇怪な形をした岩が多く、カヌーツアー客も多い。
私たちのボートも徐々に岩山に近づいて行き…
ぽっかりと空いた狭い通路を潜り抜ける。
最後尾に陣取っていたオジサマは突然立ち上がり大興奮（笑。
この後は全速力でボートを飛ばし、50分かけてバスが待っているボート乗り場へ戻った。
激しい水しぶきに耐えるための前傾体制で、到着した頃には身体がガタガタ。
プーケットまでの帰り道はどこにも寄らないので、駐車場前の売店で最後の調達をする。
車中ではオシボリが配られ、再び007が上映しながら１時間半かけてパトンビーチへ。
20時前に最初の客がマイクで呼び出され、乗車した位置に近い場所でバスを停め、次々と降ろしていく。
私たちがHOTEL前に着いたのは20：15…流石にもうグッタリ。
荷物を置いてシャワーを浴び、ランドリーを出しに行きがてらカタの街中へ。
夫は夕方に見たシーカヤックに触発されてマリンスポーツに興味を持ったらしく、ツアーデスクに寄りたいとの事。
私は耳が弱いのでマリンスポーツが出来ないから留守番隊。初心者１人でも参加出来そうなツアーを探して回る。
ツアーデスクには膨大な量のパンフが並べてあるけど、声をかけて希望を言えばパンフに無いものも紹介してくれるから、聞いてみると面白いものが見つかるかも。
同じ店で複数件頼むと割り引いてくれたり、店によって同じツアーでも価格が違うから、何店舗か周ってみるのがオススメ。
“Phuket Patty Tour”で同時に２件をオーダー。
翌日の“シュノーケリングツアー　半日”1200B→900Bに。
翌々日の“自転車ツアー　1Day”2900B→2500Bに。
オフシーズンなので、ツアーよっては開催が無いと言うハンデもあるけど、雨季だからこそ、値引きもしてもらえてラッキー♪
ちなみにどちらも夫の１人参加（笑。
夜ゴハンは“MAMA RESTAURANT”で。
遅い時間にもかかわらず程よくにぎわっていた。
店入口にはシーフードが並べられているので、直接選んで調理法をオーダーするのも可能。
脇にはグリルがあり、そこでスタッフが焼いてくれる。
Menuは写真が多く結構お値打ち…120Bの価格帯が多い♪
周りはステーキを食べている人もいて、タイ料理以外も種類が豊富だった。
【シンハーBeer（大)】140B
【SPECIAL MIXフライのアペタイザー】120B
手前から…揚げ春巻き・カニの甲羅揚げ・タイ風ハンペン・手羽餃子。
スウィートチリと甘めの２種類のソースをお好みで♪
【YAM SAM SA-HAAI】120B
海老とカシューナッツ、キャベツに玉ねぎが入ったサラダっぽい１品。
おつまみにピッタリの味。
【チャンBeer（小)】70B
大は多いから、小を１本ずつ追加した。
【青菜炒め】100B
【ポーク＆ビーフケバブ】120B
夫希望の超でかケバブ。
入口の炭火焼で焼いてくれて、本当に美味しかった。
最後は全員に配られるサービスフルーツ。
合計：740Bで、何を食べても美味しいし価格もお値打ち♪
明日は夫１人でシュノーケリング半日ツアーに参加。
私は昼まで寝て体力を回復しなきゃ♪
続きは07へ。