２０１１年ドロミテ旅行　スイスの首都ベルンを雨の中の散策　ツーンから遊覧船で城めぐり

2011/05/31 - 2011/06/09

今回のドロミテ旅行はチューリッヒ空港が起点でしたので、行きにチューリッヒ１泊、帰りにルツェルンに２泊しました。
もしルツェルンで天気が良ければ、ピラトゥスかエンゲンベルクに行ってティトゥリスに登ってみようかと思いましたがあいにく朝から雨。
仕方ないのでスイスの首都ベルンとツーン、そこからツーン湖の遊覧船で城めぐりをしながらスピーツまで行ってみました。

エリア ベルン(スイス)

ルツェルンからベルンは電車でおよそ１時間半です。
ベルンはスイスの首都ですが、チューリッヒやジュネーブのような大都市ではなく、中世の家並みの残るこじんまりとした美しい街です。

ベルン旧市街のシンボル、時計塔です。
市電やトロリーバスが頻繁に走ってなかなか車の入らない写真を撮るのが難しいです。
車の往来さえなければ、さながらローテンブルクのようです。

時計塔の通りがメインストリート。
噴水が沢山あります。

時計塔のアップです。
毎正時に仕掛け時計が動きます。
が、期待したほどたいした動きはしません。

こんな家並みが続きます。

スイス・オーストリアなどでは、雪でも歩けるように建物の下がアーケードのようになっています。
雨の日は濡れずに歩けるので非常に便利です。

旧市街は川で囲まれています。
橋を渡ったところから旧市街を見渡しました。

橋の脇にはベルンのシンボル・熊を飼っている熊公園があります。

熊公園のそばから旧市街を見ました。

これも熊公園そばから見渡した旧市街です。

国会議事堂前の広場の噴水です。
池があるわけではなく、地面から直接噴水が噴き出します。
夏の暑い時期は子供達がよく水浴びしているとか。（時折ホームレスがシャワー代わりにしているという話もあります）

こんなに肌寒く雨が降っているのに傘を持って、噴水の水を浴びている人もいます（笑）。

ベルンから電車で３０分弱でツーンへ。
ツーン湖の西端の街です。
東端がインターラケンです。
今までユングフラウ地区やツーン湖遊覧船起点の街という認識しかなく、いつも素通りしていました。
が、今回初めて街を散策してこんなにも素敵な街であったとは・・・本当にびっくりしました。

交通の要所らしく、新市街は車の往来が激しかったですが、旧市街に入るとぐっと静かになります。
道は洪水対策のためか、上の道、下の道の２層になっています。

これは上の道です。
御伽の国のように可愛らしい家並みです。

こちらは下の道です。

道の終点には小さな広場があります。
広場から見たツーン城です。
スイスらしい中世のお城です。

旧市街の周りにはやはり川が流れていて、ツーン湖にそそいでいます。
木橋のような水門もあります。
残念ながら渡ることはできません。

こちらはちゃんと渡ることのできる木橋です。
花に飾られ可愛らしいです。

水の勢いが凄いですね。
ルツェルンのカペル橋より素朴で好きかもしれません。

天気が回復してきたので、ツーン湖の遊覧船に乗ることにしました。
可愛いお城が３つ出現します。
まずはツーンのすぐそばにあるシャダウ城。
ルネッサンススタイルのお城でスイスらしいとは言えませんが・・・

次に現れるのがオーバーフォーヘン城。
いかにもスイスらしい中世のお城です。
モントルー郊外にあるシヨン城に似ています。

オーバーフォーヘン城です。
船の甲板はかなり寒いですが、この城を写真に撮るために沢山の人が船内から出てきました。

そしてスピーツにあるスピーツ城です。
やはり中世スタイルの城。
ここで下船することにしました。

高台から見たスピーツ城。
船着き場から坂を上がると鉄道駅に着きます。
ここからインターラケンを経由してルツェルンに戻ることにしました。