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2日目もあまり天気は良くありませんでした。<br />仕方がないので平地に降りてヴァリス州の州都シオンを観光することにしました。<br /><br />山のリゾートは曇天なのに、平地はそこそこいいお天気でした。<br />なにか悔しい思いでシオンの町を歩いたのですが、意外や意外、この街、なかなか見どころいっぱいでした。<br /><br />ツェルマットの麓のブリークはドイツ語圏なのに、シオンと言う町は完全にフランス語圏で、しゃれた店で溢れています。<br />

2014年 スイス旅行 2日目 天気が良くないのでシオンの町を観光

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2014/07/29 - 2014/07/29

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旅行記グループ スイス旅行

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ken-ken

ken-kenさん

2日目もあまり天気は良くありませんでした。
仕方がないので平地に降りてヴァリス州の州都シオンを観光することにしました。

山のリゾートは曇天なのに、平地はそこそこいいお天気でした。
なにか悔しい思いでシオンの町を歩いたのですが、意外や意外、この街、なかなか見どころいっぱいでした。

ツェルマットの麓のブリークはドイツ語圏なのに、シオンと言う町は完全にフランス語圏で、しゃれた店で溢れています。

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  • シオンの駅を降りて暫く行くと旧市街にぶち当たります。<br />路上にカフェが店を出しています。<br />どこがどうと説明できないのですが、フランス風の雰囲気が漂います。

    シオンの駅を降りて暫く行くと旧市街にぶち当たります。
    路上にカフェが店を出しています。
    どこがどうと説明できないのですが、フランス風の雰囲気が漂います。

  • シオンの丘の上に二つの建物が立っています。<br />ひとつはこのヴァレールの教会。

    シオンの丘の上に二つの建物が立っています。
    ひとつはこのヴァレールの教会。

  • そしてもう一つがトゥールヴィヨンの城砦跡です。

    そしてもう一つがトゥールヴィヨンの城砦跡です。

  • どちらももともとは中世の城砦だったようです。<br />どちらもシオンの司教の城だったみたいです。<br />ザルツブルクの城といい、当時のキリスト教司教の権力がいかに凄かったかと言うことですね。

    どちらももともとは中世の城砦だったようです。
    どちらもシオンの司教の城だったみたいです。
    ザルツブルクの城といい、当時のキリスト教司教の権力がいかに凄かったかと言うことですね。

  • 広場にあるカフェから見たヴァレールの教会です。

    広場にあるカフェから見たヴァレールの教会です。

  • 旧市街の広場にある趣のある建物。

    旧市街の広場にある趣のある建物。

  • その前にある噴水はやはりスイスならではのものですね。

    その前にある噴水はやはりスイスならではのものですね。

  • シオンの旧市街にある建物。<br />ブリークのシュトックアルパー城を武骨にした感じです。<br />今は公共の施設になっているようです。<br />前の広場はどうも地面から直接噴水が噴き出す模様です。

    シオンの旧市街にある建物。
    ブリークのシュトックアルパー城を武骨にした感じです。
    今は公共の施設になっているようです。
    前の広場はどうも地面から直接噴水が噴き出す模様です。

  • トゥールヴィヨン城、ヴァレールの教会に行くためには坂を登って行かねばなりません。

    トゥールヴィヨン城、ヴァレールの教会に行くためには坂を登って行かねばなりません。

  • その坂道も趣があってついシャッターを押してしまいます。

    その坂道も趣があってついシャッターを押してしまいます。

  • こんな渡り廊下もあります。

    こんな渡り廊下もあります。

  • 坂道を登った所に大きな広場があります。<br />ここから右に行くとヴァレールの教会。<br />左に行くとトゥールヴィヨンの城砦に行くことが出来ます。<br /><br />左に鎮座しているトゥールヴィヨンの城塞。<br />かなりの高さです。

    坂道を登った所に大きな広場があります。
    ここから右に行くとヴァレールの教会。
    左に行くとトゥールヴィヨンの城砦に行くことが出来ます。

    左に鎮座しているトゥールヴィヨンの城塞。
    かなりの高さです。

  • 右に見えるヴァレールの教会。<br /><br />こちらのほうが低めの場所にあります。

    右に見えるヴァレールの教会。

    こちらのほうが低めの場所にあります。

  • まずはより大変そうなトゥールヴィヨンの城砦に向かいましょう。<br />少しのぼると旧市街が見えてきます。

    まずはより大変そうなトゥールヴィヨンの城砦に向かいましょう。
    少しのぼると旧市街が見えてきます。

  • 旧市街の眺めが美しいです。

    旧市街の眺めが美しいです。

  • 大分登ってきました。

    大分登ってきました。

  • やがて最初の城門が見えてきます。

    やがて最初の城門が見えてきます。

  • まず最初の城門をくぐりとちょっとした広場があります。<br />ここで皆さん小休止を取るみたいです。

    まず最初の城門をくぐりとちょっとした広場があります。
    ここで皆さん小休止を取るみたいです。

  • ここから見る景色もなかなか素晴らしいです。

    ここから見る景色もなかなか素晴らしいです。

  • シオンの旧市街が城門越しに見えるのがステキです。

    シオンの旧市街が城門越しに見えるのがステキです。

  • そしてヴァレールの教会も大変美しい姿で迎えてくれます。

    そしてヴァレールの教会も大変美しい姿で迎えてくれます。

  • 城壁と教会のコントラストが素晴らしいです。<br /><br />帰りがけに、子供がここからずっと教会にカメラを向けていました。<br />なんでそんなに長くカメラを向けているんだろうと不審に思って教会の方角を見ると、なんと教会の向こうを飛行機が着陸態勢で飛んでいるではないですか!<br />シオンには小さいながらも飛行場もあって、偶に小型飛行機が着陸するみたいです。<br />自分も慌ててカメラを向けたのですが、すでに飛行機は教会を過ぎ去って、教会の上を飛んでいく飛行機と言う最高の写真を撮ることは出来ませんでした。

    城壁と教会のコントラストが素晴らしいです。

    帰りがけに、子供がここからずっと教会にカメラを向けていました。
    なんでそんなに長くカメラを向けているんだろうと不審に思って教会の方角を見ると、なんと教会の向こうを飛行機が着陸態勢で飛んでいるではないですか!
    シオンには小さいながらも飛行場もあって、偶に小型飛行機が着陸するみたいです。
    自分も慌ててカメラを向けたのですが、すでに飛行機は教会を過ぎ去って、教会の上を飛んでいく飛行機と言う最高の写真を撮ることは出来ませんでした。

  • やがてトゥーヴィヨン城が見えてきます。

    やがてトゥーヴィヨン城が見えてきます。

  • もう一つ城門があります。<br />城門を額縁にしたヴァレールの教会。

    もう一つ城門があります。
    城門を額縁にしたヴァレールの教会。

  • アップです。

    アップです。

  • なかなか堅固な作りです。

    なかなか堅固な作りです。

  • トゥールヴィヨン城はいかにも中世の城と言う趣です。<br />まるでスコットランドの廃城のようにも見えます。

    トゥールヴィヨン城はいかにも中世の城と言う趣です。
    まるでスコットランドの廃城のようにも見えます。

  • 城の裏にちょっとした広場があります。

    城の裏にちょっとした広場があります。

  • 裏庭から見たトゥールヴィヨン城。<br />この写真なんか、まるでスコットランドのようにも見えます。

    裏庭から見たトゥールヴィヨン城。
    この写真なんか、まるでスコットランドのようにも見えます。

  • その裏庭から見るとヴァレールの教会ははるか下に見えます。

    その裏庭から見るとヴァレールの教会ははるか下に見えます。

  • 右下に先ほどの広場が見えています。

    右下に先ほどの広場が見えています。

  • これだけの標高ですので、ここからのローヌ渓谷の眺めは素晴らしいです。<br />ブリークの方角を見ました。<br />晴れていたら最高の景色が見渡せるのでしょうね。<br />もっとも晴れていたら山に行っていたでしょうから、この景色を見ることも無かったのでしょうけれど(笑)。

    これだけの標高ですので、ここからのローヌ渓谷の眺めは素晴らしいです。
    ブリークの方角を見ました。
    晴れていたら最高の景色が見渡せるのでしょうね。
    もっとも晴れていたら山に行っていたでしょうから、この景色を見ることも無かったのでしょうけれど(笑)。

  • 城からの眺めを堪能した後はヴァレールの教会に向かいましょう。

    城からの眺めを堪能した後はヴァレールの教会に向かいましょう。

  • ヴァレールの教会はトゥールヴィヨンの城より標高も低いし、道もきちんと舗装してあるので、非常に楽に行くことが出来ます。

    ヴァレールの教会はトゥールヴィヨンの城より標高も低いし、道もきちんと舗装してあるので、非常に楽に行くことが出来ます。

  • ヴァレールの教会への道からも旧市街が美しく見えます。

    ヴァレールの教会への道からも旧市街が美しく見えます。

  • 途中に小さな礼拝堂があります。

    途中に小さな礼拝堂があります。

  • このあたりから見るトゥールヴィヨン城の姿も見事です。

    このあたりから見るトゥールヴィヨン城の姿も見事です。

  • ヴァレールの教会にも堅固な城門があります。<br />城門を額縁にしたトゥールヴィヨン城。

    ヴァレールの教会にも堅固な城門があります。
    城門を額縁にしたトゥールヴィヨン城。

  • 教会と言っても壁の内部は城塞のように見えます。

    教会と言っても壁の内部は城塞のように見えます。

  • ヴァレールの教会内部です。<br />廃墟となってしまったトゥールヴィヨン城と違ってヴァレールの教会のほうはほぼ完全な状態で残っています。

    ヴァレールの教会内部です。
    廃墟となってしまったトゥールヴィヨン城と違ってヴァレールの教会のほうはほぼ完全な状態で残っています。

  • 壁には聖人たちの絵が描かれています。

    壁には聖人たちの絵が描かれています。

  • かなり色落ちしてますが、壁画に取り囲まれています。<br />往時はさぞ見事なものだったろうと思います。

    かなり色落ちしてますが、壁画に取り囲まれています。
    往時はさぞ見事なものだったろうと思います。

  • 一か所、色が落ちていない壁画も残っています。<br /><br />聖母子と聖セバスチャンを描いたものらしいです。

    一か所、色が落ちていない壁画も残っています。

    聖母子と聖セバスチャンを描いたものらしいです。

  • 素晴らしいものです。<br /><br />聖セバスチャンは大人気の聖人です。<br />ある教会でセバスチャンの絵を飾ったら、参詣の女性が溢れて、困った教会がとうとう絵を仕舞ってしまったとか(笑)。<br />若い美青年が裸で弓矢を受けるという構図が、禁欲的な中世にエロティックなものを感じさせたみたいです(笑)。

    素晴らしいものです。

    聖セバスチャンは大人気の聖人です。
    ある教会でセバスチャンの絵を飾ったら、参詣の女性が溢れて、困った教会がとうとう絵を仕舞ってしまったとか(笑)。
    若い美青年が裸で弓矢を受けるという構図が、禁欲的な中世にエロティックなものを感じさせたみたいです(笑)。

  • 聖母子に拝礼しているのは普通は三人の賢者なのですが、二人なので、この絵を注文した司教と領主でしょうか?<br />当時は注文主が聖母子の絵の中に書きこまれることが多かったみたいです。<br /><br />案内板によると15世紀のものだそうです。<br />内部は期待していなかっただけに素晴らしいお土産を貰った気分です。<br /><br />天気が悪く残念な日になってしましましたが、天気がよかったらこの街には絶対に来なかったと思います。<br />ものは考えようで、天気が悪かったせいでシオンと言うステキな街を観光出来たと思えば、なんとなく得をした気持ちにもなりました。

    聖母子に拝礼しているのは普通は三人の賢者なのですが、二人なので、この絵を注文した司教と領主でしょうか?
    当時は注文主が聖母子の絵の中に書きこまれることが多かったみたいです。

    案内板によると15世紀のものだそうです。
    内部は期待していなかっただけに素晴らしいお土産を貰った気分です。

    天気が悪く残念な日になってしましましたが、天気がよかったらこの街には絶対に来なかったと思います。
    ものは考えようで、天気が悪かったせいでシオンと言うステキな街を観光出来たと思えば、なんとなく得をした気持ちにもなりました。

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