2011/06/10 - 2011/06/10
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のーとくんさん
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奈良の長谷寺は、いま本尊十一面観世音菩薩像の特別拝観中です。
いつもは入れない、観音さまの真下に行くことができ、さらにその御足(おみあし)をなでながら願をかけることができます。
曰く、「ご本尊観音さまの御足に触れて、ご縁を結べます。」とのこと。
このことをテレビ放送で知り、これは是非行かなければなるまいと。
長谷寺の観音さまは、普通に見ても素晴らしいのですが、真下からみる観音さまは、想像を絶するほど、素晴らしいものです。
そして長谷寺の境内をゆっくり廻るのも、また世相をはなれることのできる良い時間です。
【写真は、長谷寺の本坊からみた本堂です。】
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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長谷寺の仁王門です。
駐車場から、歩いてきました。 -
仁王門からは、おなじみの登廊で本堂に向かいます。
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登廊のそばの石垣にはテッセンが咲いています。
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二本(ふたもと)の杉です。
登廊の途中を右に曲がって、やってきました。
源氏物語玉鬘ノ巻は、玉鬘の霊が旅僧をこの二本の杉に案内し、ここで亡母の侍女右近とめぐりあった話を述べるという設定になっています。 -
登廊(中廊)から登廊(下廊)を撮りました。
仁王門の屋根が見えます。 -
登廊(中廊)を登りきった所にある、紀貫之故里の梅です。
‘人はいさ 心も知らず 故里の 花ぞ昔の 香ににほひける’紀貫之が詠んだ歌で、百人一首や古今集に載っています。
一茶も‘我もけさ 清僧の部也 梅の花’と詠んでいます。 -
登廊(上廊)から見た登廊(中廊)です。
手前にアジサイがありますが、まだつぼみです。 -
登廊(上廊)をさらに上っていくと、本堂(国宝)が見えてきました。
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登廊(上廊)を登りきったところには、鐘楼があります。
本来、山内の僧侶だけに撞くことを許されていた梵鐘なのですが、大震災の慰霊のため、一般の参拝者にも開放されていました。
紐を下に引くと鐘が撞かれるようになっています。 -
観音さまの足元に行く通路から、外の景色を見ます。
これよりは撮影できません。
この通路をちょっと行くと、ご本尊の十一面観音菩薩像があります。
この観音さま、普通に見ても充分見る価値がありますが、真下から見ると、そのすごさは倍倍・・・増されます。
柔和なお顔のこの観音さま、真下からはそのお顔に微笑が増し、笑って対面していただいているようで、なにかうれしさがこみ上げてきます。
その御足を撫でることが出来るのも、感激です。 -
観音さまの御足の場所から出てきました。
いつもは、この通路から観音さまを拝みます。
左にある、おみくじの引き出しが、すごく昔風で面白いですね。 -
本堂を通して、外の景色を眺めます。
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この天井には、このような羅針盤があります。
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本堂の舞台からの風景です。
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本堂にかかる扁額です。
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本堂の近くにある大黒堂の大黒天さまです。
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弘法大師御影堂です。
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上にあるのが、一切経堂です。
今調査をしているそうで、近寄れないようになっています。 -
下の屋根は、開山堂です。
正面には、本堂が見えるはずなのですが。 -
本長谷寺の内部です。
パンフレットには、「長谷寺は、山号を豊山(ぶざん)と号し、朱鳥元年(686年)、道明上人が天武天皇のために「銅板法華説相図」を初瀬山西の岡に安置したことにはじまり、のち神亀四年(727年)、徳道上人が聖武天皇の勅願によってご本尊十一面観世音菩薩を東の岡にお祀りになりました。」と書かれています。
西の岡がここで、中央にあるのがその銅版(国宝)のレプリカです。 -
五重塔です。
昭和29年、戦後日本に初めて建てられた五重塔です。 -
シャクヤクの花です。
近くの売店に入ります。
この売店にあった‘わらしべ長者の舞台 泊瀬(はつせ)門前町’という小冊子に、長谷寺登廊(中廊)にある‘牛の目’の記事を発見。
中廊にまた行ってみることに。
来たルートを戻らなくても、ワープする道があります。 -
登廊(中廊)にある、‘牛の目’です。
その小冊子には、「踏んではならない、と言われています。これは、登廊の石段建設の時に、牛に重たい石を引っ張らせて運搬したので牛に感謝すると共に供養の意味を表している言われています。」と書かれています。 -
登廊の下廊と中廊の角にある、天狗杉です。
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中廊をちょっと下がると、月輪院ではお抹茶席開催中とあります。
さっき上ってきたときには、休みと出ていたのですが。
きっと、朝早かったからでしょうね。 -
門を入ると、その横にはヤマボウシの花が綺麗に咲いています。
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月輪院の庭です。
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月輪院からの風景です。
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月輪院の抹茶です。
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長谷寺の本堂と登廊です。
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六角形の写経殿です。
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陀羅尼堂です。
かなりきつい坂を上ったところにあります。 -
陀羅尼堂の近くには、綺麗に咲いたアジサイが。
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‘長谷寺に伝わる徳川将軍家の宝物展’に行くために本坊に向かいます。
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宝物展は、本坊の大講堂で開催中です。
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平成22年10月に、天皇皇后両陛下ご行幸に際のお手植えの松です。
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入り口をとおして、庭がのぞめます。
すばらしい建物や襖絵、天皇皇后両陛下のお座りになった、玉座(ぎょくざ)や、徳川家から賜った袈裟などを見ることが出来ました。 -
本坊の玄関をでたところです。
本堂やその横には鐘楼が、左のほうには五重塔を見ることができます。
これより長谷寺をでて、泊瀬(はつせ)門前町の方にいきます。 -
まずは、法起院へ。
バスでのお遍路さんの一団でしょうか。
長谷寺は、西国観音霊場第八番ですが、ここが番外札所です。 -
境内にある多羅葉樹(たらようじゅ)の葉です。
葉の裏に字を書くと浮かび上がるので、紙の代わりに使われました。
‘はがき’の語源ですね。
この寺のこの葉に願い事を書くと叶うといわれており、いろいろな願い事が書かれています。 -
また、当院特製の祈願葉札による、願いが届く『はがき祈願』もございます、とあります。
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ちょっとぶらついた後、長谷寺のほうに戻って、田中屋で昼食です。
そうめんと柿の葉寿司のセットです。 -
与喜(よき)天満神社の鳥居です。
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表参道は、かなり急な石段を上って行きます。
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中門とその後ろに本殿です。
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本殿には、立派な狛犬が。
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与喜(よき)天満神社の境内にある、磐座周辺です。
このあたりは、奈良のパワースポットです。 -
裏参道を降りようとしたところに、群生した雪ノ下が咲いています。
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裏参道の途中で見つけた、へびいちごです。
鮮やかな実をつけています。
駐車場に戻って、長谷寺の奥の院として古来より信仰が深い神社の瀧蔵神社へ車で向かいます。 -
初瀬ダムです。
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駐車場に車をとめると、そこには権現桜が。
桜の季節に来たいものですね。 -
瀧蔵神社に行く途中に、鐘楼があります。
なぜでしょうね。 -
瀧蔵神社の鳥居と拝殿です。
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瀧蔵神社、拝殿前からの風景です。
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拝殿を回りこむと、本殿があります。
伊耶那岐命(中殿)、伊耶那美命(右殿)、速玉命(左殿)をお祀りしています。
長谷寺を守護する地主神として古くから崇拝され、長谷寺奥の院として、飛鳥時代の文献に「瀧蔵権現この地に座す。」と書かれているそうです。
(おしまい)
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この旅行記へのコメント (2)
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- morino296さん 2011/06/11 10:06:07
- 良いご縁が
- のーとくんさん
こんにちは。
長谷寺の観音様の特別拝観、よかったですね。
御足に触れ、良いご縁が結べたことでしょう。
足元から見上げる観音様、どんな表情に見えるのか興味がありますね。
与喜天満神社、瀧蔵神社までは、行ったことがありませんが、
こちらもなかなか良いですね。
今日は、大雨注意報が出ており、家にお籠りです。
morino296
- のーとくんさん からの返信 2011/06/13 04:53:07
- RE: 良いご縁が
- morino296さん
おはようございます。
はい、特別拝観とてもよかったです。
テレビでみて、すぐに行きたくなってしまいました。
足元での観音さま、とても迫力がありますが、その微笑んでおられるような、お顔はとても素晴らしく、笑って世の中すべてを飲み込んでいただいているよう。
おしゃるように、良い縁を結べたのではと、思います。
与喜天満神社までは、歩けますが、瀧蔵神社は車で、ちょっと行かなけらばなりません。
瀧蔵神社ちかくの、権現桜は桜の時期とても綺麗で、人であふれかえるようです。
のーとくんさん
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