
2011/04/19 - 2011/04/19
366位(同エリア729件中)
YAMAJIさん
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ルイ14世がパリから宮廷を移すため、バロック様式によりヴェルサイユ宮殿の工事を開始したのは、1661年でした。当時は、木も水もない荒涼の地をいちから始め、セーヌ川から水を引く工事が難航し、21年後に未完のままで宮廷を移転しました。1687年には「鏡の間」が完成し、宮殿全体は1710年になってやっと完成しています。
当時、宮殿に住む貴族は約1000人、仕える人は1万人ともいわれています。貴族達の贅沢な暮らしがフランス革命の引き金になっていきますが、ヴェルサイユ宮殿は1789年の革命時まで紛れもなくフランスの政治・文化の中心地だったところです。半日観光での訪問でしたが、宮殿内は大混雑、庭園も見る時間がない、現地ガイドさんもいまいちで、消化不良でした。じっくり見学しようと思ったらまる1日は必要です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
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ブールジュからパリへの高速道路。沿道はエニシダが満開でした。
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途中のドライブインでは、白いデイジーの絨毯が見られました。
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ヴェルサイユ宮殿に到着です。ヴェルサイユ宮殿は、パリの南西約18kmに位置し、ヨーロッパ最大級の宮殿と広大な庭園をもち、ブルボン朝の絶対王政時代の栄華を今に伝える貴重な世界遺産です。
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正面が本館で左が南翼棟、右が北翼棟です。宮殿内には王の寝室から衛兵の間、王室のオペラ劇場まで、部屋の数は700室にも及びます。
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結婚式が催された神聖な場所、王室の礼拝堂です。1710年に完成した礼拝堂で、天井画が描かれた丸天井のほか、色大理石でデザインされた床、柱の彫刻などバロック様式で造られています。
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ヘラクレスの間の巨大天井画です。ヘラクレスの間は、1736年に完成した宮殿内でも最も大きな部屋で、その天井画にはヘラクレスを題材にした絵が描かれており、ルイ14世時代の最高傑作と言われています。
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ヘラクレスの間の「パリサイ人シモン家の宴」です。ルイ14世の時代にヴェネチア共和国から送られたヴェロネーゼの傑作です。
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ヴィーナスの間のルイ14世像です。太陽王の戦士姿の立像は必見です。
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ヴィーナスの間の天井画です。この天井画には、ヴィーナスを中心として、さまざまな神が描かれています。
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ダイアナの間のルイ14世の胸像です。
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マルスの間です。1682年まで衛兵の控えの間として使用され、その後は音楽会や賭け事をする場として使われました。かつてモーツアルトが演奏を披露したことでも知られています。
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マルスの間の天井画です。ローマ神話における戦いと農耕の神である、マルスの勇壮な姿が描かれています。
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マルスの間のルイ14世の肖像画です。身長が160cmと低かったルイ14世は、ハイヒールを履きカツラを付けていました。
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鏡の回廊から庭園を望む。
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イチオシ
鏡の回廊です。1687年に完成した、長さ73m、幅10.5m、高さ12.3mの庭園を望む回廊です。天井画、彫刻、シャンデリアなど、どれをとっても豪華絢爛です。
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鏡の回廊は、14歳のマリー・アントワネットと16歳のルイ16世の婚礼舞踏会が行われたことでも知られています。
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鏡の回廊の天井画です。シャルル・ル・ブランの作で、太陽王の栄光と歴史が描かれています。
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王の寝室です。1710年に完成した新寝室で、宮殿の中心に位置しています。諸外国の元首や使節を迎えての公式な接見や重要な儀式もここで行われました。
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王のベットは金糸や銀糸で飾られています。
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閣議の間です。王の寝室に隣接して設けられています。
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王妃の寝室の手前から庭園を望む。
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王妃の寝室です。歴代の王妃がこの場所で王位継承者となる子を出産しました。
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イチオシ
王妃のベットには、とてもかわいらしい装飾が施されています。
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ベットの枕元には、MAの文字が刺繍されています。ブルボン朝の最後の王妃マリー・アントワネットのご愛用のベットでもありました。
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王妃の寝室の箪笥。宝石箱としても利用されており、その装飾は見事です。
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大膳式の間です。王と王妃が公式に食事をした部屋で、着席が許されていたのは王族のみでした。豪華な銀食器が並んでいます。
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大膳の間の「マリー・アントワネットと子供たち」です。32歳の王妃と子供たちを描いた肖像画です。
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祭典の間の「ナポレオン1世の戴冠式」です。ダビッドの2作目の作品で、1作目はルーブル美術館にあります。作品のちがいは、2作目の左の列席者の女性のドレスがピンク色に変わっている所だそうです。宮殿で購入した絵葉書によります。
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ご厚意に感謝します。
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イチオシ
チューリップと水仙が満開の、ヴェルサイユ宮殿の庭園です。時間がなく庭園は散策できません、とても残念です。
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