白神社（横浜市戸塚区名瀬町）

2011/04/02 - 2011/04/02

　横浜市戸塚区名瀬町に鎮座する白神社は正暦年間（990年〜994年）に創建されたとされる。元近江国栗田の人で近藤玄番介秀延の創建になるとされる。秀延は安和2年（969年）に起きた安和の変（あんなのへん）（安和の乱）に敗れ、東国に落ち延び、駿河国秋葉社に詣で、所領を失いし己の落ち着く先を告げ給えと祈願したところ、その夜、相模国鎌倉郡に空場（あきば）ありとの夢告を受けて、当地に至り、開拓に励み、安住の地となした。そして、神の加護に感謝し、社殿を建てたという。以来、名瀬の里の鎮守として里人の信仰を集めてきた。祭神は闇淤加美神(くらおかみのかみ)である。
　寛政9年（1797年）に再建された社殿を明治45年（1912年）に修理したが、社殿の荒廃が甚だしく、昭和56年（1981年）にようやく再建が成った。拝殿の両側面にはシャッターが付いている。社殿にシャッターはやり過ぎだろう。それでもペンキは白だ。
　神社前の軽自動車がやっと通れるほどの道路が昔の街道の名残を留めているのだろう。
（表紙写真は白神社拝殿）

エリア 戸塚・いずみ野・港南台(神奈川)

白神社入口。

白神社入口。

一旦曲がると参道だ。

参道前にはヒノキが。

鳥居。参道は真っ直ぐの石段だ。

鳥居に掛かる「白神社」の扁額。

白神社社務所・名瀬町青少年の家。

さらに石段が続く。

石段中段に手水舎。

手水舎。

参道の石段。

狛犬。

狛犬。

「白神社再建記念碑」。

狛犬。

狛犬。

石燈籠。平成16年（2004年）に奉納。

石廟。

石廟。

白神社拝殿。

白神社拝殿の白い鳥2羽の彫刻。

白神社拝殿左側面のシャッター。

白神社拝殿右側面のシャッターと本殿。

本殿。