金龍院（横浜市金沢区瀬戸）

2011/02/26 - 2011/02/26

　横浜市金沢区瀬戸にある金龍院は臨済宗建長寺派のお寺で昇天山金龍禅院という。永徳年間（1381年〜1384年）の開創と伝えられる。開山は方崖元圭（ほうがいげんけい）で、本尊は聖観世音菩薩である。
　「飛石」と「九覧亭跡」の史跡がある。金沢八景発祥の地である能見堂からの眺望が衰退した江戸後期になると、金龍院内に展望台が設けられた。ここからは金沢八景が望め、富士山まで見られるので「九覧亭」と名付けられた。
　国道16号線からも金龍院の梅が目に入る。九覧亭跡に建つ聖徳太子堂からは木立が伸びて展望は見渡せない。この時期は梅のお寺といった風情か。
（表紙写真は金龍院本堂）

エリア 八景島(神奈川)

「八景一見之地飛石」。

金龍院参道。

金龍院前の梅。

金龍院門前。

地蔵堂。

地蔵堂。六地蔵と南無阿弥陀如来。

六地蔵と南無阿弥陀如来。
左から、餓鬼界大徳清浄地蔵、畜生界大光明地蔵、天道界大堅固地蔵、南無阿弥陀如来（元禄6年（1693年）銘）（中央）、人道界大清浄地蔵、修羅界清浄無垢地蔵、地獄界大定智悲地蔵。

庚申塔と寺号標石。

庚申塔。

「金龍院」の寺号標石。小さい。

境内参道。

石燈籠。

井戸。

墓地入り口。生垣のアーケードだ。

墓地の枝垂れ梅。

境内参道。

庫裡。

「無縁仏」。

五輪塔。

首なし地蔵。

金龍院本堂。

金龍院本堂に掛かる「金龍禅院」の扁額。

金龍院本堂に架かる鐘。

香炉。

瑠璃光殿。薬師如来が安置されている。

「従具飛石之入口」。

飛石入口の扉。

本堂の飛石庭園にある祠。飛石の上に祀られているのか。文化9年（1812年）の地震によって山上から落ちてきたと伝えられている。

「横浜市地域史跡　九覧亭　横浜市地域史跡　飛石」。

石段踊り場のお地蔵さま。

石段踊り場のお地蔵さま。

石段踊り場から見る本堂。

石段。

石段踊り場のお地蔵さま。

石段。

石碑。

石段横墓地入口の石仏。

「故陸軍歩兵‥岩倉末蔵君之碑」。

石段。

崩れそうな大岩。

欅。

藤。

藤棚。

聖徳太子堂。昭和32年（1957年）に建立された。

九覧亭跡から見た平潟湾。

九覧亭跡から見た平潟湾。

九覧亭跡から見た平潟湾。

九覧亭跡から見た三浦半島の山々。