2011/02/06 - 2011/02/06
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ドクターキムルさん
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横浜市金沢区釜利谷南に鎮座する手子神社(てこじんじゃ)は大山祇神(おおやまづみのかみ)を祭神とする神社で、文明5年(1473年)に釜利谷領主伊丹左京亮(北條氏康の家臣)が瀬戸神社を分霊して宮ヶ谷に祀ったのが創始と伝えている。手子明神 (てこみょうじん)とも呼ばれていた。
延宝7年(1679年)に伊丹氏の子孫である三河守昌家の子、江戸浅草寺の智楽院忠蓮僧正が現在の小泉の地に遷祀して以来、釜利谷の総鎮守として崇拝されてきた。遷宮前の故地には宮ヶ谷の字名が残っている。明神前なら手子明神とも関連しようが、神明前の字名は別に神明社があったのであろう。
また、竹生嶋弁財天社を境内社に祀っている。金沢八景「小泉夜雨」で描かれた小泉の瀟湘(しょうしょう)の松の下の祠であったが、享保8年(1722年)に江戸の木島又右衛門政尚と玄峰和尚とで同所に石窟を穿って遷宮した。その後、昭和15年(1940年)に時局柄、現在の手子神社に遷座した。かつては宮川流域の海抜の低い場所まで平潟湾が入り込んでいたであろうから、小泉の瀟湘の松であれ小泉のこの地であれ、弁財天を祀るには相応しい海に近い場所であったからであろう。
例大祭は、夏季祭礼が7月17日、秋季祭礼(湯立神楽)が10月15日に行われていたが、最近ではその近い日曜に行われるようになっている。釜利谷では町内の夏祭りもこの日に併せて行われているようだ。
また、神社下(宮下橋から宮川橋の間)の宮川沿いに13基の庚申塔や馬頭観世音、青面金剛などが一列に並んでおり、かつての街道沿いであることを示している。
(表紙写真は手子神社拝殿)
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欅の大木と鳥居。
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手子神社々務所。横に、お祓い祈祷やお守り札(200円〜2,000円)などの窓口が見える。
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鳥居。
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手子神社鳥居。「手子神社」の扁額が掛かる。
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「手子神社由緒」。
創始は文明5年(1473年)と明記されているが、Webで調べると文明4年(1472年)とするものしか見られなかった。この間違った「文明4年(1472年)」説はどこから出てきたのであろうか?
また、竹生嶋弁天社ではなく、竹生嶋弁財天社となっている。 -
欅の大木。
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欅の大木。
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手水舎。
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手水鉢。
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石段を上る。
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狛犬。
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狛犬。
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竹生嶋弁財天社。
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竹生嶋弁財天社。
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竹生嶋弁財天社の石窟。
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石窟の中の竹生嶋弁財天。
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石窟の中。フクロウと弁財天の置物。
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石窟の中。石の海蛇。
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境内裏のやぐら。
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手子神社拝殿。朱塗りだ。昭和15年(1940年)に再建され、昭和45年に銅葺きに葺き替えられた。
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手子神社拝殿。朱塗りの彫刻だ。
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手子神社拝殿。
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手子神社拝殿。「手子神社」の扁額が掛かる。
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手子神社拝殿。鳥の彫刻。
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手子神社拝殿。仙人や鳥が彫られている。
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手子神社拝殿の龍の木鼻。
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手子神社拝殿の龍の木鼻。
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手子神社拝殿の亀(下)と龍(上)の彫刻。
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手子神社拝殿の亀(下)と龍(上)の彫刻。
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手子神社拝殿の亀(下)と龍(上)の彫刻。
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手子神社拝殿の亀(下)と龍(上)の彫刻。
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手子神社拝殿の鶴の彫刻。
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手子神社拝殿の鶴の彫刻。
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手子神社拝殿の亀の彫刻。
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手子神社拝殿の亀の彫刻。
神社前を流れる宮川は泥亀の町から平潟湾に注いでいる。海亀のようだが、鶴亀がモチーフになっていることが分かる。 -
手子神社拝殿の向拝。
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手子神社拝殿の向拝。
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手子神社拝殿。
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手子神社拝殿と本殿。
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手子神社本殿。
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手子神社本殿。
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手子神社本殿。
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手子神社本殿。
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手子神社。
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手子神社。
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手子神社下の庚申塚。
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