鎮江の焦山

2008/06/14 - 2008/06/14

かつては京口、丹徒などと呼ばれ、三国時代には呉の孫権が一時、京口に都を置いた。 北宋時代に鎮江の名が始まる。 1858年の天津条約で条約港に指定され、1861年から1927年まで英国租界が置かれていた。 辛亥革命後は丹徒県と改称し、1928年鎮江県となった。 1929年から1949年まで鎮江に江蘇省政府が置かれていた。 1949年鎮江市が成立したが、省都は南京に移った。 1978年対外開放都市となり、1986年には国家歴史文化名城に指定された。 1988年には沿海経済開放区に列した。

エリア 鎮江(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

長江に浮かぶ高さ70.7m、周囲約2kmの焦山。東漢興平年間に創建され、もとの名は普済庵、清康熙帝が南巡時に定慧寺の名を賜る。また焦山には南朝から明、清代までの碑刻が300以上ある。 アヘン戦争勃発後、清道光二十五年(西暦1845年)に清政府が焦山に８座、象山に11座の砲台を設置した。保存状態の良い近代炮台遺跡として公開されている。

焦山は島の為、渡し舟（５元）かロープウエイ（２０元）で渡る、ロープウエイは山の頂上近くに着くので行きに利用し、帰りは船（大）か舟（ボート）で帰って来ると違う景色が見える。

船着場、後に定慧寺、左にロープウエイ、山頂に万佛塔が見えます。

船着場を出るとすぐ見える。

鐘楼の上を三連のロープウエイが行き交う。

東漢興平年間、今から１８００年前の建立、全中国のなかで著名な寺の一つと言われ、焦山の定慧寺の住職は全国十大高僧のひとりで、海外の華僑の信仰が厚い。

大雄宝殿

摩崖石刻

三沼洞

塔院

山上より
ロープウエイは総延長６１４ｍ、高低差６５ｍ、中国国内最進的で長江を眼下に見る事が出来ます。

焦山山頂に建つ万佛塔は元大徳二年（1298）建塔、高さ４５ｍ、七層八面、上に天宮下に地宮があり、八面の景色は壮観です。眼下に長江を見る事が出来る。

塔の下部には多様な仏が描かれている。

吸江楼

ゲームセンター
本物の大砲の隣にゲーム機がある

アヘン戦争勃発後、清道光二十五年(西暦1845年)に清政府が焦山に８座、象山に11座の砲台を設置した。

大砲

南は鎮江の瘞鶴銘、北は漢中の石門銘と言われ中国の二大銘です。

瘞鶴銘の中の岩に彫られた碑

廊下の壁に並ぶ碑

竹林の庭を囲む碑

石碑
碑林入口

山の上に万佛塔が見える。

定慧寺の前の庭園

1999年中国仏教協会副会長茗山法師化縁建成