上海の福民路・お正月用品・2011年

2010/11/20 - 2010/11/25

二十世紀の初頭からの新旧暦の並行によって、元旦或いは新年は西暦の一月一日を指す代わりに、春節を旧暦のお正月と言うようになった。中国では両方とも祝日であるが、やはり本番の祝祭は春節なのである。この西暦と一ヶ月くらい遅れる春節は、中国の大部分の地域でちょうど春が大地を訪れて万象が新たになる時期に当たって、中国人にとって最も重要な祝祭日となった。昔から縁起の良い物を飾り良い年を迎えられる事を祈りました。

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

玄関ドアの中央などの所に、逆さに貼る同じ赤い紙で書いた大きな「福」などの文字が見られる。逆さに貼るのは、中国語で「倒」は意味が逆さで、発音が到るという意味の「到」と同じなので、「幸福の到来」を表す。

多色刷りの版画で縁起の良い図柄や神様の絵を描いた。三国志の関羽は商売の神様で良く年画の図柄となる。（お正月のお祝い絵）

農村では、家々の窓と壁に貼っている窓花(そうか)（赤い紙を切った模様）切絵。最近はミッキイマウスなどもある。

年越しギョウザを食べる。ギョウザを食べるのは、その形が昔のお金であった元宝（馬蹄銀）に似て、来る年に金儲けを祈るためだという説があるが、ギョウザ（餃子）は中国ひいては世界で最初の紙幣である「交子(こうし)」という言葉と文字の形も発音も近いという説が有力である。

民間の伝説によれば、「年」は毎年の大晦日の夜に出る、人と家畜を食う猛獣である。その猛獣は火の明かりと赤い色、大きな音を怖がったと言われたため、お正月に爆竹を鳴らしたという習俗ができた。何百発もの爆竹が繋がっている。　

敬老の伝統をもつ中国は、子どもが年寄りに「拝年」をすると、「圧歳銭(あっさいせん)」という赤い紙で包んでいるお金がもらえる。会社の場合、社員は上司から「圧歳銭」のような「紅包」がもらえる。その「圧歳銭」と「紅包」は日本のお年玉と同じである。

春節のとき、中国的おせち料理はギョウザを除き、日本と同じように、年糕というお餅がある。もち米を粉にして練り上げる。

赤黒く見えるのが八宝飯、健康に良い食材が入った炊き込みご飯、赤く見えるのは血○米（古代米。赤米）です。白く見えるのは松糕です、中にアンコが入って上にギンナン、ナツメ、くるみ等が乗っている。

桂花（金木犀）の香りがして中は肉がはいっている。

魚の発音が余と同じところからお金が余るように魚の図柄をかいた

喜びが倍になることから二つの喜を並べた図柄ができた。煙草のデザインに成っています。日本のラーメンどんぶりに見られます。卓球用品のブランドに紅双喜があります。

昔は家庭で作ったが最近はレストランやホテルで食べる年越しご飯、日本もおせち料理は家庭で作らずホテルや有名レストランのものを百貨店で予約して買うのと同じです。

幸福を願い、財産が増えることを願う。

財神到、お金の神様がやってくる。

畳１枚程の大きな物もある。大きな程より多くの財産が貯まる。

大から小まで沢山飾ります。

灯籠等と伴にかざります。

中国の凧は伝統の図柄で飾りにもなります。

豫園の近くで各店が正月飾りを一斉に販売している。赤一色。

クリスマスが終わっても飾りは残っています、正月飾りと共に新年を祝います。

下に旧暦の日付けが書いてある、他に風水みたいなものが沢山書いてある。