2003/02/08 - 2003/02/08
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ドクターキムルさん
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奈良県高市郡明日香村にあるキトラ古墳は7世紀末から8世紀初頭に作られた円墳である。「キトラ」は、「北浦」の転訛といわれる。天井の本格的な天文図、東西南北の四壁の中央に描かれた青龍、白虎、朱雀、玄武の四神図、四神の下に描かれた十二支の獣面(獣頭)人身像(子、寅、戌、午など6体)が見つかり、2000年7月31日、国の史跡に指定され、同年11月24日には特別史跡に指定された。高松塚古墳の壁画は国宝になっているが、ここキトラ古墳の壁画は重文指定さえも受けてはいない。とは言っても、実質的には国宝扱いであろう。
昭和47年(1972年)に高松塚古墳で極彩色の壁画が見つかり、考古学ブームとなった。他に壁画古墳がないかと探し当てたのが虎塚古墳(茨城県)とキトラ古墳である。キトラ古墳は地元阿倍地区の住民から阿倍山にも古墳あると言われて、昭和58年(1983年)11月7日に、グラスファイバースコープを盗掘穴から差し込んで、石室内に彩色壁画の玄武が現れ、注目を集めた。しかし、発掘されずに、毎回、盗掘穴から差し込んだディジタルカメラで撮影された。ディジカメの値段は下がって行くのに、得られる画像はより鮮明になるという技術の進歩を目の当りにして猪熊兼勝先生も大変驚いたそうだ。そうこうするうちに、石室内にカビが発生し、壁画の変質と剥離が進行していることが判明し、文化庁は2004年8月より壁画をはぎ取り、保存する作業を実施している。はぎ取られた壁画の一部は奈良文化財研究所飛鳥資料館で一般公開され、大勢の人が押しかけた。一般の人もキトラ古墳の壁画は国宝と思っているのは明らかだ。
一方、高松塚古墳の壁画にもカビが生え、劣化が激しく、壁画の保存方法に問題があると騒ぎになった。総理大臣の佐藤栄作が来ても見せなかったのに、誰々には見せたとかの話が絶えなかった。2006年10月2日から石室の解体修理が開始されている。
(表紙写真はキトラ古墳)
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