パリの私６～雨上がりのロダンの庭で

2010/09/08 - 2010/09/08

次の目的地は「ロダン美術館」。
ここは、庭園の噴水の周りに
ロダンのブロンズ像が配されていて、
緑の中をのんびり散策しながら楽しめる美術館です。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

地下鉄で移動中
アンバリッド駅の地下に売店を発見。
時間節約のため
ここでサンドイッチを買って行きましょ。
中身なにが入ってるかよくわからないけど、
適当に指差して、
「せ」とか、「さ」とか、「すし」とか、
サ行の指示語を適当に言って
「ういっ、せっとぅ、しるぶぷれ〜」で注文OK！

アンバリッド駅
地上に出てきました。
青空がまぶしい！
でも時々雨がぱらついたりするんですよ。
パリの天気はわかんないなあ。。。

公園には手ごろなベンチもあることですし、
エッフェル塔を見ながらランチです。

今日の昼食〜
サンドイッチとオレンジジュースとリンゴの揚げパン

この、リンゴジャム入り揚げパン（ドーナツ生地）
すごくおいしかった！！
指差し注文したので名称不明です。

ジュースはトロピカーナ。
「じゅ、どらんじゅ（オレンジジュース）」
の発音はなんとか通じたようです。

アンバリッド
ナポレオンのお墓、
という以上のことは知りませんが

凱旋門といい、
アンバリッドといい、
ナポレオンの影響力というのは
想像を超えるスケールです。。。

アンバリッドから歩いてすぐ
「ロダン美術館」
入口付近は急に人がいっぱい。
人気あるんですね。

彫刻家ロダンがアトリエとして使っていた
元貴族の館を
美術館にしたものです。

ロダンは
もちろん偉大な芸術家だと思いますけど
私はロダンより
繊細なカミーユ・クローデルが
好きなんです。

強烈な個性と自意識を持った芸術家
カミーユ・クローデル。
ロダンの愛人として幸せだった時期は短く
精神を病んで自ら心を閉ざします。
イザベル・アジャーニ主演の
映画を観たら、もう。。。

「ダナイード」
カミーユがモデルだろうといわれている
ロダンの作品です。
この作品が静岡県立美術館に来た時
見に行けなかったのがずっと心残りでした。
やっと逢えた。

カミーユ・クローデルの
「分別盛り」
「おしゃべりな女たち」
ここロダン美術館にあります。

ロダン美術館内は写真OKなんですね。
えへへ、私もさりげなく一緒に写っちゃいます。。。

さっきまで降っていた雨もあがったようです。
庭に出てみましょう。

見上げるほど大きな
ロダンのブロンズ作品が
広い庭園内に置かれています。
「カレーの市民」が
そこにひとり、あっちにもうひとり。

黄葉し始めた
トチの樹の葉が美しい

素敵な散歩道♪

パレットを持った画家クロード・ロランの像
陽気なイタリア男って感じ〜
おっと失礼、
さわやかな風景画を描く
ローマで活躍したフランス人でしたね。

「バルザック像」
私、この作品好きです。

写実的なことで一世を風靡したロダンなのに
これはあまり写実的ではないんです。
こんな斜めになったら倒れるでしょ普通（笑）

バルザック作品の根底に流れている暗さと強引さが
抽象的に表わされているようで。

バルザックさんって実際は
かなり自由奔放な人だったらしいけど
この像は巨匠らしい威厳があって、魅力的。

最後の締めは、やはりこれ
あんな高いところに鎮座している
「考える人」