2010/09/06 - 2010/09/06
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春風さん
なにしろ
私の心の中のモンマルトルは、
ユトリロに荻須高徳を混ぜ、
モディリアニとロートレックで和えて、
佐伯祐三を少々とゴッホで味付けし、
藤田嗣治、いやレオナール・フジタ風味のソースをかけ、
ピカソとマティスをふりかけ、
付け合わせにドガとルノワールを添え、
マリーローランサンを飾ってできているのだから。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今日はメトロ12号線に乗ってモンマルトルへ行く。
パリに行ったら、ひとりで歩いてみたかった場所。 -
途中の駅で乗って来た二人連れが突然、
スピーカーで音楽を鳴らし、
トランペットとタンバリンとで演奏を始めた。
メトロで演奏するストリートミュージシャンには
パリ市からライセンスが発行されているという。
素敵な演奏にチップをはずむのはやぶさかではないが、
電車の中にまで乗ってきて強制的に聴かせる彼らが
正規のライセンスを持っているとは思えない。
差し出した紙コップには誰もお金を入れず、
彼らは次の駅で降りて行った。。。。 -
観光客からのチップで生活は成り立つんだろうか。
他に仕事ないんだろうか。
スリや悪事に手を染めるよりはいいけれど。
ストリート・ミュージシャンって
日本では身分も扱いも低いけど
パリではどうなんだろう。。。
そんなことを考えているうちに
Abbesses 駅に到着。 -
Sortie(出口)の矢印がふたつに分かれていて、
一方がエレベータで一方が階段だった。
エレベーターがいっぱいで、
目の前でドアが閉まってしまったので、
階段で行くことにした。
が。
そのらせん階段の長いこと長いこと。
階段の周りにはカラフルな絵が描いてあって楽しい。
が。
地上には………まだ着かない………
ぐるぐるぐる………
………ええーまだあるの?
何階分あるんだろう。
………やはりエレベーターで行けばよかった。 -
やっと出てきたAbbesses駅の出口。
そうそう、これこれ。
蝉の羽のような薄いガラスでできた
アールヌーボー調の屋根。
建設当時のものは、たしか、
パリでも多くは残ってないとかって聞いたな。
これがそのひとつ。 -
このあたりは、やはり観光客が多い。
坂道を上に登っていく人が多いから、
あっちがメインルートなのだろう。
でも、なんだかこっちの道が賑やかだぞ。
行ってみよう。 -
道の両側にレストランやカフェが並んでいて、
みんな賑やかに食事をしている。
ちょうどお昼時だし、お腹すいたな。
何か食べていこうかな。 -
これから散策しようとするところだから、
時間もったいないし、
ひとりだし、
レストランでゆっくり食事するのはどうも。。。
と思っていたら、
手頃なサンドイッチの店を発見。 -
うん。
ちょうどいい具合に近くにベンチもある。 -
いっただっきまーす!
パリの街は手軽に食べられるものが
いつでも買えるのでとっても便利。 -
さて、散策開始。
空は青空。暑いくらいの良い天気だ。
ちょっと拍子抜け。
モンマルトルも晴れることあるんだね。
ずっと曇っているか雪かと思ってた(笑)。 -
そしてあの、青いドアの建物は!
-
ゴッホが弟テオと暮した家だ!
中には入れない。
小さなプレートがかかっているだけ。 -
ゴッホが画家になると決めて、
売れない絵を黙々と描き続けていた頃だよねぇ〜
ひとりではしゃいでテンションあがってます。
しかし、だれもいないよ?
あの?ゴッホの家、ですよ?
観光客はどこに? -
人通りの少ない静かな住宅街をてくてく歩く。
建物は高層アパルトマンばかり、
路地は狭く見通しがきかない。
私はどこかで道を間違ったのだろうか。
あっ、サクレ・クールの尖塔がちょっと見えたぞ。 -
これまでの人生のどこかで違う選択をしていたら
今頃このあたりで絵を描いていたかもしれない。
私はどこかで道を間違ったのだろうか。 -
ああ、建物の間から風車がちらりと見える、
っていう構図、ユトリロの絵だったかなあ。 -
ムーラン・ド・ラ・ギャレット!(Mullin de La Galette)
そうルノワールの描いた。あの。
正確に言うと、この風車は
現在ムーラン・ド・ラ・ギャレットという名前の
レストランになっている
ラデの風車(Moulin Radet)。 -
ゴッホが描いた
モンマルトルの風車ってこんな感じだったのかなぁ? -
さあ、人の多い通りにやってきた。
-
まもなくテルトル広場
どきどき
わくわく -
わあー
人がいっぱいー -
あのユトリロの絵の
閑散とした雪の日のテルトル広場はどこに(笑)
なんだか賑やかで。さわやかで。
でもこれはこれで楽しい。。。 -
似顔絵描きや
風景を描いている絵描きさんがいっぱいー
さすが本場だ。 -
そしてやってきたのは
ベルリオーズの家。 -
ええ、たしかにベルリオーズの家なのだが。
私の知っているところとは違うような。 -
立派な大きな建物!
あのオランジェリー美術館にあった
ゆがんだような灰色の壁の
ユトリロの「ベルリオーズの家」はどこに(笑) -
ユトリロがこの風景を見たら、
きっとこっちの壁を描くんじゃないだろうか。
新しく塗られたこの壁も、
何年か経てばやがて古びて
いい感じの色合いになるのだろうな。。。 -
急な階段と
その向こうに
「パリの屋根」 -
遊園地を走ってるようなかわいらしいトラム。
あとをついていくと。。。 -
サクレ・クール寺院
La Basilique du Sacre-Coelur de Montmartre -
パリの街を一望
ああっーいいきもちー -
観光客もいっぱい
-
モンマルトルの丘に
パリの街の閉塞感を味わいに来たつもりだったけど、
さわやかな青空に迎えられて、
解放感を感じる -
すべてを包み込むように
見下ろしている白亜のサクレ・クール。
空がまぶしい -
Rue Ravignan(るぅ・らびにゃん)を下っていくと
そこは、 -
Le Bateau-Lavoir(ばとー・らぼわーる)洗濯船
と名付けられたアトリエ。
木造3階建てで、三角の屋根が付いていて、
セーヌ川の水で洗濯をするために浮かべられていた
洗濯船のようだ、
と言われたその建物は火事で消失し、
今は面影もなく。 -
建物の左と右とで壁の高さが違うところが、
アトリエ「洗濯船」らしさ。
ここをマリー・ローランサンが訪れ、
アポリネールに出会ったんだよね。
↑私のツボはピカソでもモディリアニでもなくそこ! -
サクレ・クール寺院への坂道は
ケーブルカーで登ることもできる。
すっかり観光地化されて
まるで遊園地みたいだなあ -
青い空!白い壁!
絵は自分の心の中に映った風景を
描きだすものなのだろう。
今の私が絵を描いたら、
ユトリロでも、荻須高徳でもなく、
明るく楽しいモンマルトルになっちゃうな、
きっと。 -
Louise Michel(るい・みっしぇる)広場まで下りてきた。
遠くにサクレ・クール寺院が見える。
迷いながらも、私は私の道を
なんとか歩き続けて来られたようだ。 -
そういえば、
コタン小路を見逃しちゃった。
いつかまた来られるだろうか。
今度はスケッチブックを持って
私のモンマルトルを描きに。
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