ワルザザートから民営バスでタルーダントへ(運賃70DH)<br /><br /><br />16世紀サアード朝の最初の都、タルーダント。<br />当初この町に寄るつもりはなく、地図も情報も一切持たずにやって来ました。<br /><br /><br />しかし、この町に来てはじめて「モロッコにまた来たい」と強く思いました。<br />失礼ながら、ここがモロッコだと思えないほど人が優しい。<br />しかも邪心皆無。<br /><br />町でキョロキョロしていると、必ず誰かが寄って来てホテルまで誘導してくれ、しかも到着したらニッコリ笑って足早に去って行く･･･<br />道を尋ねた女学生には手を繋いで案内される･･･<br />城壁を出ようとすると、乳母車を引いた女性に「車に気をつけて」と声を掛けられる･･･<br />毎日癒されました。<br /><br />特にこれといった見所はありませんが、居心地の良さはダントツ。<br />精神的な疲労回復にはもってこいの街です。<br /><br /><br />モロッコの通貨･･･DH(ディルハム)<br />1DH=約11.5円(2010年4月現在)

2010春33　モロッコ(タルーダント)

7いいね！

2010/03/15 - 2010/05/01

2位(同エリア5件中)

エリア

タルーダント(モロッコ)

旅行の満足度: 5.0

観光: 3.0

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 30万円 - 50万円

美しいレブラリア門
町は塁壁に囲まれています。
LAHJER門

この日、モロッコに来て初めて雨が降りました。
塁壁を出て、王宮へとブラブラ散歩。

人懐っこい青年に「写真を撮って」と呼び止められました。

南に来るにつれ、人々が開放的になってきたように思います。
南国らしい木々の茂る公園
ロータリーには花壇が。
ところどころ、塗り替えが行なわれていました。

手前の白い壁は塗り替え済？
塁壁の中は馬車も走っていて、パカパカと音が聞こえてきます。
スークへ。
土産物屋さんが並んでいます。
値段は観光客向けだと思われます。
タジン鍋型の小物入れを買いましたが、帰国したら割れていました。
古風な道具で石を削るおじさん

↑のおじさんの作品。

なかなか味があって素敵でした。
どことなくユーモラスで
どことなく怖いような。
欲しいなあ･･･

でも石だけに重いので断念。
結構いい値段だったし。
こちらは庶民的なスーク。
街をブラブラしたときに撮った
何ということのない写真です。
上に同じ
上に同じ
上に同じ
上に同じ
上に同じ
塁壁の内側はこんなふうになっています。
壁を補強してあるのでしょうか。
散歩中に寄ってきた女の子たち。

カメラを指して「撮って」とポーズ。
とてもかわいい！
宿泊したのは『HOTEL MINI ATLAS』

何の情報も持ってなかったので、道で人に尋ねて連れて来てもらいました。
バスターミナルからも近いので便利です。

1泊100DH　シャワー･トイレ･朝食付き(朝食なしだと90DH)

簡素ですが、清潔で居心地良かったです。
内部もなかなかきれいです。
屋上にも上がれます。
が、洗濯物は干せないかな･･･
ホテルの朝食

パンとカフェオレだけですが、コーヒーとミルクがそれぞれポットで出てくるので、カップ3杯は飲めます。
パンも隣のパティスリーで焼いているので、なかなか美味しかったです。
二軒目の宿『HOTEL INDOUZAL』

50DHとのことでしたが、値切ってもいないのに
40DHにしてくれました。
すごいな、タルーダント。

シャワー･トイレ共同

通りに面した大きな窓から外を眺めるのが楽しい。
屋上で洗濯物が干せます。
滞在中、イヤというほど通ったサンドイッチ屋さん。
チーズやハムなどが入ったサラダ　7DH
卵サンドとポテトフライ　8DH
2回目から、なんとツケがOKに！

1食に少ししか食べないので、毎回「今度まとめて払って」と言われました。
こちらも、イヤというほど通ったオレンジジュースのお店。

ミディアムサイズが2DHですが、3回目くらいから
同じ料金でラージサイズを出してくれるように。
道端で売っていた鰯フライサンド　3DH

値段を聞き違え、5DH払って立ち去ろうとしたところ、追いかけてきて2DH返してくれました。

なんて良いところなんだ、タルーダント！
スークで詰めてもらったお菓子　5DH

『エッサウィラ』へ続く→
http://4travel.jp/traveler/252525/album/10504156/