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竜飛岬へ向かいます。 こちらの半島も公共交通機関利用では不便なところです。<br /><br />頑張れば青森から日帰りも出来ますが、のんびりと竜飛で1泊する事にしました。<br /><br />往路:青森駅10:57発---JR津軽線---11:35蟹田(乗換)11:58---12:37三厩12:54---バス200円---13:27竜飛岬<br /><br />復路:竜飛漁港10:30発---バス---11:05三厩12:53---JR---14:26青森駅<br /><br />ここを訪れる旅行者は、交通が不便な故か、やっぱり車の人が多かった。

青森へ避暑逃亡 その3.竜飛岬

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2010/08/29 - 2010/08/30

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Deep Blue

Deep Blueさん

竜飛岬へ向かいます。 こちらの半島も公共交通機関利用では不便なところです。

頑張れば青森から日帰りも出来ますが、のんびりと竜飛で1泊する事にしました。

往路:青森駅10:57発---JR津軽線---11:35蟹田(乗換)11:58---12:37三厩12:54---バス200円---13:27竜飛岬

復路:竜飛漁港10:30発---バス---11:05三厩12:53---JR---14:26青森駅

ここを訪れる旅行者は、交通が不便な故か、やっぱり車の人が多かった。

同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス JALグループ JRローカル
旅行の手配内容
個別手配

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  • 朝、観光案内所で貰った資料で、青森〜蟹田〜三厩〜竜飛岬の移動時刻を再確認。

    朝、観光案内所で貰った資料で、青森〜蟹田〜三厩〜竜飛岬の移動時刻を再確認。

  • 青森駅10:57発の蟹田行は、6番ホームから発車。

    青森駅10:57発の蟹田行は、6番ホームから発車。

  • 蟹田駅行きは、冷房車でした。

    蟹田駅行きは、冷房車でした。

  • 定刻に蟹田駅到着。 到着前から、バックパッカーと思しき人がそわそわしながら、時刻表を見ています。 <br /><br />分かりました。 青春18切符を使って北海道へ行くらしい。 <br />蟹田駅(青森県)〜木古内駅(北海道)間は普通列車が走っていないので、特急列車の自由席を利用出来るのです。<br /><br />蟹田駅に到着と同時に飛び降りて、座席確保の為特急自由席の乗車場所へ走っていきました。

    定刻に蟹田駅到着。 到着前から、バックパッカーと思しき人がそわそわしながら、時刻表を見ています。 

    分かりました。 青春18切符を使って北海道へ行くらしい。 
    蟹田駅(青森県)〜木古内駅(北海道)間は普通列車が走っていないので、特急列車の自由席を利用出来るのです。

    蟹田駅に到着と同時に飛び降りて、座席確保の為特急自由席の乗車場所へ走っていきました。

  • 蟹田駅ホームの看板、世界の大都市と比べていますね。(笑)

    蟹田駅ホームの看板、世界の大都市と比べていますね。(笑)

  • 三厩駅到着。 JR津軽線の終点です。

    三厩駅到着。 JR津軽線の終点です。

  • 一応、津軽半島の最北端の駅と言っています。

    一応、津軽半島の最北端の駅と言っています。

  • 駅の看板で、位置関係をチェック。 義経伝説のお寺も遠くはないようです。

    駅の看板で、位置関係をチェック。 義経伝説のお寺も遠くはないようです。

  • 駅前から竜飛岬までの町営バス(200円)が出ています。

    駅前から竜飛岬までの町営バス(200円)が出ています。

  • 30分強で、終点の竜飛岬へ到着。

    30分強で、終点の竜飛岬へ到着。

  • 「ごらん、あれが竜飛岬 北のはずれと<br /> 見知らぬ人が 指をさす、、、、♪」<br /><br />と、石川さゆりの歌が聞こえてきます。<br /><br />赤色の釦を押せば、また聞こえてきて、、、。<br /><br /><br />吉田拓郎の「竜飛岬」の碑が有るかと見回したが、見当たらず。<br />もともと、無いのでしょうか。

    「ごらん、あれが竜飛岬 北のはずれと
     見知らぬ人が 指をさす、、、、♪」

    と、石川さゆりの歌が聞こえてきます。

    赤色の釦を押せば、また聞こえてきて、、、。


    吉田拓郎の「竜飛岬」の碑が有るかと見回したが、見当たらず。
    もともと、無いのでしょうか。

  • 下の方に竜飛漁港が見えます。

    下の方に竜飛漁港が見えます。

  • 青森から電話予約した民宿・津軽海峡亭(2食付6800円、0174-38-2855)は、あの白い建物らしい。 主人は元漁師。<br /><br />ここは宿泊施設が少ない。 もう一軒、竜飛津軽屋(0174-38-2435)が有ったが、お客が無いのか「定休日」の看板を出したままだった。

    青森から電話予約した民宿・津軽海峡亭(2食付6800円、0174-38-2855)は、あの白い建物らしい。 主人は元漁師。

    ここは宿泊施設が少ない。 もう一軒、竜飛津軽屋(0174-38-2435)が有ったが、お客が無いのか「定休日」の看板を出したままだった。

  • 噂の、車が通れない階段国道339号線の、漁港への下り口。<br /><br />全長:388.2m  362段<br />標高差:約70m

    噂の、車が通れない階段国道339号線の、漁港への下り口。

    全長:388.2m  362段
    標高差:約70m

  • 漁港周辺には、こんな看板も。

    漁港周辺には、こんな看板も。

  • 崖の上の建物は、竜飛ホテル(高級)<br /><br />下の建物は、竜飛岬観光案内所「竜飛館」:太宰治・棟方志功の宿だったもの。

    崖の上の建物は、竜飛ホテル(高級)

    下の建物は、竜飛岬観光案内所「竜飛館」:太宰治・棟方志功の宿だったもの。

  • 元の名前は旧「奥谷旅館」。 建物を可能な限り現状保存し、無料で開放されています。 <br /><br />宿泊名簿には、旅館に宿泊した文人墨客の名前が記されています。

    元の名前は旧「奥谷旅館」。 建物を可能な限り現状保存し、無料で開放されています。 

    宿泊名簿には、旅館に宿泊した文人墨客の名前が記されています。

  • 小説「津軽」で作家太宰治が友人N君(中村貞次郎)と過ごした部屋で、当時の様子を再現しています。

    小説「津軽」で作家太宰治が友人N君(中村貞次郎)と過ごした部屋で、当時の様子を再現しています。

  • 「ええと、お酒はありますか。」<br />「へえ、ございます。」<br />「いや、おばあさん、僕たちは少し多く飲みたいんだよ。」<br />「どうぞ、ナンボでも。」<br /><br /><br />「今夜はこの本州の北端の宿で、一つ飲み明かさうじゃないか。」<br />「こりゃ、いかん。 今夜は僕は酔うぞ。 いいか。 酔ってもいいか。」<br />「かまわないとも。 僕も今夜は酔うつもりだ。 ま、ゆっくりやらう。」<br /><br /><br /><br /><br />「歌コもでたことだし、お休みなせえ。」<br />                      太宰治「津軽」より<br /><br />こんな会話が聞こえてきそうです。

    「ええと、お酒はありますか。」
    「へえ、ございます。」
    「いや、おばあさん、僕たちは少し多く飲みたいんだよ。」
    「どうぞ、ナンボでも。」


    「今夜はこの本州の北端の宿で、一つ飲み明かさうじゃないか。」
    「こりゃ、いかん。 今夜は僕は酔うぞ。 いいか。 酔ってもいいか。」
    「かまわないとも。 僕も今夜は酔うつもりだ。 ま、ゆっくりやらう。」




    「歌コもでたことだし、お休みなせえ。」
                          太宰治「津軽」より

    こんな会話が聞こえてきそうです。

  • ここに宿泊した「高橋竹山」の写真展も。

    ここに宿泊した「高橋竹山」の写真展も。

  • こんな映画も有ったのですね。

    こんな映画も有ったのですね。

  • TV映画のロケ地にもなった。

    TV映画のロケ地にもなった。

  • 映画「砂の器」(原作・松本清張)の映画監督・野村芳太郎の色紙。<br /><br />その他の色紙:棟方志功、五木寛之、緒方拳、栗原小巻、藤田朋子、いしだあゆみ、池辺良、降旗康男、三浦友和、細川俊之、藤田弓子、田中健、石原慎太郎、伊武雅刀、、、。(順不同)

    映画「砂の器」(原作・松本清張)の映画監督・野村芳太郎の色紙。

    その他の色紙:棟方志功、五木寛之、緒方拳、栗原小巻、藤田朋子、いしだあゆみ、池辺良、降旗康男、三浦友和、細川俊之、藤田弓子、田中健、石原慎太郎、伊武雅刀、、、。(順不同)

  • 映画「砂の器」(原作・松本清張)のロケのスタートした場所だったそうです。

    映画「砂の器」(原作・松本清張)のロケのスタートした場所だったそうです。

  • 太宰治の経歴

    太宰治の経歴

  • 一応、竜飛岬の灯台の写真

    一応、竜飛岬の灯台の写真

  • 竜飛岬先端のレーダー基地の右側の海の向こうは函館。

    竜飛岬先端のレーダー基地の右側の海の向こうは函館。

  • 竜飛岬沖の、ゆっくり流しているマグロ一本釣り漁船。 地元の人の話では、この時期は大間からの漁船が多いそうです。<br /><br />でも、この時期のマグロの味はイマイチ。 やっぱり、冬季が美味しいよう。

    竜飛岬沖の、ゆっくり流しているマグロ一本釣り漁船。 地元の人の話では、この時期は大間からの漁船が多いそうです。

    でも、この時期のマグロの味はイマイチ。 やっぱり、冬季が美味しいよう。

  • 写真右奥の、うっすらと見える陸地が大間。

    写真右奥の、うっすらと見える陸地が大間。

  • 民宿の夕食。 海の幸がいっぱい!<br /><br />予約電話を入れた時は、客は私一人と言っていたが、その他5人グループ(工事関係者)と一緒だった。

    民宿の夕食。 海の幸がいっぱい!

    予約電話を入れた時は、客は私一人と言っていたが、その他5人グループ(工事関係者)と一緒だった。

  • 朝食は、、、、、。(涙)

    朝食は、、、、、。(涙)

  • 民宿(帯島にある)前から見た竜飛漁港。

    民宿(帯島にある)前から見た竜飛漁港。

  • 昨夜はこいつらの鳴き声が煩くて、、、。

    昨夜はこいつらの鳴き声が煩くて、、、。

  • 漁港でダイビング機材、発見。<br />ワンボックスの後ろに若いお兄さんが一人。<br /><br />ファンダイブでもするのか、と尋ねると、漁業としてホタテ養殖等の仕事だった。 現在の水温が約27℃あるので、セミドライで十分との事。<br /><br />青森市内にはDSがあるようだが、ファンダイブはやっていないと。<br /><br />この周辺でダイビングをしていると、密漁をしていると思われ、直ぐ捕まるという。  おぉ、こわぁ〜〜。

    漁港でダイビング機材、発見。
    ワンボックスの後ろに若いお兄さんが一人。

    ファンダイブでもするのか、と尋ねると、漁業としてホタテ養殖等の仕事だった。 現在の水温が約27℃あるので、セミドライで十分との事。

    青森市内にはDSがあるようだが、ファンダイブはやっていないと。

    この周辺でダイビングをしていると、密漁をしていると思われ、直ぐ捕まるという。  おぉ、こわぁ〜〜。

  • 昔、ここで獲れていた「オヨ」という魚の写真。<br /> <br />正式名はオオクチイシナギ。 ヒラメなどを餌にしての一本釣りで、大きいものは150kgを超えるも。 現在はほとんど獲れなくて、たまに揚がっても小型らしい。<br /><br />以前、これ狙いで網を入れた漁師がいて、激減の一因になったらしい。

    昔、ここで獲れていた「オヨ」という魚の写真。
     
    正式名はオオクチイシナギ。 ヒラメなどを餌にしての一本釣りで、大きいものは150kgを超えるも。 現在はほとんど獲れなくて、たまに揚がっても小型らしい。

    以前、これ狙いで網を入れた漁師がいて、激減の一因になったらしい。

  • 竜飛漁港のBTに行くと、ここ始発で10:30発の三厩駅行のバスがあるという。<br /><br />三厩診療所がオープン(原則、月〜金)している時のみ運行する地元民向けのサービスらしい。<br /><br />竜飛も小さな所なので、もう見る所がない。 少し早いが10:30のバスに乗ることにしよう。

    竜飛漁港のBTに行くと、ここ始発で10:30発の三厩駅行のバスがあるという。

    三厩診療所がオープン(原則、月〜金)している時のみ運行する地元民向けのサービスらしい。

    竜飛も小さな所なので、もう見る所がない。 少し早いが10:30のバスに乗ることにしよう。

  • 11時過ぎに三厩駅に着く。  駅の中の様子、冬は寒いのでしょうね。 

    11時過ぎに三厩駅に着く。  駅の中の様子、冬は寒いのでしょうね。 

  • 津軽線は運転本数が少ないので、次は12時53分発だ。<br /><br />駅の周辺には、現在、ホテル・食堂・コンビニ、、、何もありません。(泣)<br /><br />三厩診療所の近くまで行くと宿泊出来る所があるようだが、タクシーもいない。 トホホです。<br /><br />

    津軽線は運転本数が少ないので、次は12時53分発だ。

    駅の周辺には、現在、ホテル・食堂・コンビニ、、、何もありません。(泣)

    三厩診療所の近くまで行くと宿泊出来る所があるようだが、タクシーもいない。 トホホです。

  • 駅周辺をブラブラして時間を潰すしかありません。

    駅周辺をブラブラして時間を潰すしかありません。

  • 青森駅まで切符、1110円です。

    青森駅まで切符、1110円です。

  • ようやく、折り返しの蟹田行の列車が到着。

    ようやく、折り返しの蟹田行の列車が到着。

  • 途中、JR海峡線(北海道へ)の並走する場所。<br /><br />蟹田駅で乗換え、青森駅には14:30頃到着しました。

    途中、JR海峡線(北海道へ)の並走する場所。

    蟹田駅で乗換え、青森駅には14:30頃到着しました。

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