青森へ避暑逃亡　その４．三内丸山遺跡

2010/08/31 - 2010/08/31

今朝、ホテルの無料ＰＣでフライトをチェックしたら、予定した移動先への飛行機が満席で乗れない！（泣）　昨日までは○だったのに、月末で急に予約が入ってしまったのか、、、。

仕方がないので、市内の遺跡でも見学して自宅へ帰ることにします。

エリア 青森市内(青森)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配

予定が変更になって、朝からヤケ食いです。（笑）

と言っても、格安ホテルなので他に食べるものは、サンドイッチ、パン等。　飲物も自販機スタイルのジュース、コーヒー、各種清涼飲料ぐらいです。（泣）

グチを言いながら、美味しかったのでカレーのお替りを。

事前に空港行のバス時刻をチェック。

早朝に豪雨があったようですが、今は曇ときどき小雨。　今日の羽田行きは席も余裕があるようなので、夕方のフライトを利用しようと思っています。

次のバスは１０：０５発の運転免許センター行で、手前の遺跡展示館前で降りるらしい。　３００円。

三内丸山遺跡縄文時遊館に到着。　入口の近くに三内児童館ねぶたの展示。　各地域毎に行われるのでしょうか。

入口の近くにバスの時刻表。　親切ですね、入館無料なのに。

無料のガイドツアーがあるようです。　私のような貧乏人旅行者には有り難いサービスです。（笑）

手荷物を預けて身軽に。　駅のロッカーは３００円だったなぁ。

ガイトツアー出発までちょっと時間が有るので、展示物の部屋を覗いてきます。（勿論、無料です）

こういう展示物を見ていると、以前に報道があった、魔法の手による偽物事件を思い出します。
まぁ、これは本物なのでしょう。

定刻になったので、ボランティアによるハイドツアーが始まります。　総勢７〜８名。

外国人もいましたが、言葉の問題で彼らは自分達で行ってしまいました。

生憎、雨が降ってきましたが、傘を借りて出発。

この場所に野球場の建設を始めようとした時、遺跡が見つかり、野球場建設は中止になってしまったようです。

この縄文式遺跡は今から約５５００年前の縄文前期に始まり、約２０００年間は続いたよう。

この舗装路は縄文人が歩いていた場所。　道幅も同じ１０ｍ弱程度。

縄文人が歩いていた同じ道を歩いていると思うと、不思議な感覚。

「南盛土」と言われる場所で、１．５ｍ程度掘り下げてあります。　底の土は５５００年前の地層。

物品の捨て場（？）だったようで、土器・石器・土偶・ヒスイ玉等が捨てられて、土と共に丘のようになったらしい。

掘られた壁の側面から、石器が見えます。

掘立柱建築物が多数見つかっています。　

ちょうどこの日は年数回行われる屋根のかや材の乾燥日でした。　遺跡の中では火は使えないので特殊の煙発生機でいぶしていました。

大型の建物跡で、６本の柱の穴がが４．２ｍの等間隔で残っています。

穴の大きさは、直径・深さとも約２ｍ。　中に直径約１ｍの栗の木が残っています。　この木片はレプリカ。　本物は展示館内に。

以上のデータを元に、こんな物ではなかったかと想像して復元された建物。
屋根があったのかも、と思う学者さんもいるらしい。

柱は内側に２度傾斜して建てられている。（昔からの建築手法）

同遺跡の代表的な建物ですね。

再現にあたり、日本国内ではこのような大きな栗の木はないので、輸入したものです。（輸入先の国名、忘れました）

この建物の目的は、見晴台、遠くからの目印説等色々あるようですが、正確には不明。

当時は、今より気温が２〜３℃高く陸奥湾まで５００ｍ程度（現在は約２ｋｍ）だったよう。　魚の遺物も発見されているので、漁船の帰路の目印だった、という説も。

傍に大型竪穴住居跡の復元建屋があります。

その内部です、長さが約３２ｍあります。　大きいですね、大家族が住んでいたのでしょうか。

地面より約１ｍ、掘り下げてあります。

火を燃やした跡らしい。

ガイドはこれで終了です。

現在、世界遺産登録を目指していて、昨年ロンドンの大英博物館で展示会を開いたそうです。　

昨年なら、私も訪問したが見てないなぁ。
まぁ、あの大きな博物館ではガイドでも付けなければ分かりませんね。

後は自由行動でＯＫとの事なので、現在発掘中の場所を見に行きました。

ガイドがいないと、独りでは全然分かりません。

現在、ウイークデェイの発掘調査実施日には、無料のガイドツアーが行われています。
１日１回のみで、午前１０：３０スタートのようです。

雨も上がってきたので市内へ戻り、この乗場から空港へ向かい、帰宅。

午後便のバスは意外と混んでおり、始発場所から補助席を使っていました。６８０円也。

付録

戻ったら、ベランダのマングローブの葉っぱが少し黄色っぽい。　心配。
この下には葉っぱがないので、ちょっと椰子の木似に。（ハワイへ行けなかった負け惜しみ？）

青森も暑くて避暑にはならず、東京はもっと暑かったのでしょう。

先日、ハワイから帰ってきた子供夫婦が来て、「ハワイは涼しくて良かった」と。　行先を間違えました。（涙）

この旅行記へのコメント （3）

• hanagonbeさん 2010/09/12 00:48:18

  おかえりなさいませ〜

  青森まで避暑に出掛けておられてのですね!!
  ところが避暑にはならず.....
  ハワイの方が涼しかったと.....
  
  昨日まで日本から友達夫婦が遊びに来てくれていたのですが、タイの方が涼しくて過ごしやすいと言っていました。
  そろそろ9月も中旬になるのに今年は異常ですね。
  
  竜飛岬は石川さゆりの歌が流行った頃に一度行ってみたいな〜と思っていたところのひとつです。
  帰国したらDeep Blueさんの旅行記を参考にのんびりと出掛けてみたいと思います。
  
  もうしばらく酷暑が続くかと思いますので、お気をつけてお過ごしくださいね〜!!
  
  お祝い＆お見舞いメッセージありがとうございました〜!!
  
  kyankyan

  Deep Blueさん からの返信 2010/09/12 17:38:24

  RE: おかえりなさいませ〜

  kyankyan 様
  
  今日も残暑が続いています。　久し振りにフリマを冷やかしに行ったが直ぐ退散。　運動会やお祭りも大変なようです。
  来週半ばから少し気温が下がる様ですが、あくまで予報なのでどうなるでしょうかねぇ。
  
  その後、リハビリ方は如何でしょうか？　お母様もご心配でしょう。
  肩がそのような状況でもコモドクルーズへ参加した、その体力・根性に敬服！（笑）　でも、多くのコモドドラゴンにも会えたようで良かったですね。
  ちょっと、バディの方が気になるますが、、、！？
  
  回復後は、ミャンマークルーズへ？　ご存知かと思いますが、プーケットからインドの「象の泳ぐ島」を含むクルーズも出ているようですね。　ちょっと値が張るようですが、タイ最後のクルーズとしてチャレンジも？
  
  
  竜飛岬の件ですが、あそこは宿泊施設が少ないので、ご了承を。　観光も１〜２時間あれば可能なので、レンタカーで他の場所の温泉に泊まるか、青森からの日帰りで頑張った方が良いかも。
  但し冬季はバスは竜飛漁港止まり＆風も強く寒いようなので、タイの気候に慣れたkyankyanさんには覚悟が必要か。
  
  
  まずは、アルコールも控えてリハビリに努力され、身体の具合が早く良くなるようお祈りしています。
  　　　　　　　　　　　　　　　　
  残暑が続き頭がおかしくなった様な気がする　ＤＥＥＰ　ＢＬＵＥ

  hanagonbeさん からの返信 2010/09/14 00:25:24

  RE: RE: おかえりなさいませ〜

  Deep Blue 様
  
  ネット回線の状況が最近ずっと最悪でブチブチと切れて繋がらない日が多くて少々イライラ気味のkyankyanです.....(^^;;
  
  お天気は如何ですか？
  ここ2〜3日は雨期らしく早朝か午後は雷雨になるバンコクです。
  
  リハビリは順調に進んでいるようで、術後4週間経過し少し可動域が広がったように思います。
  あと4週間は補助帯のお世話にならなければならないのが辛いですが.....
  
  タイではシミランのシーズンに合わせたように連休が多くなるので、早々とクルーズのお誘いが届き始め、王様のお誕生日休暇には間に合うように頑張れ!!と皆に励まされています。
  有難い事です。
  
  気になる？（笑）バディからも帰国前にミャンマーに行こうと言ってくれて、船会社を今色々探してくれているようです。
  わたしの体調次第ですが、行けそうならたぶんマーメイド?になりそうです。
  
  ところで、Deep Blue さんはお身体大丈夫ですか？
  退院後、この暑さの中あちこち出掛けておられるようですが、あまり無理されないように.....
  って、今リハビリ中のわたしに言われたくないですよね〜（笑）
  
  kyankyan