1997/12/27 - 1998/01/03
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MIYUKIさん
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ツアーではなく、
初めて自分達だけで計画した、
完全なる自由旅行。
レンタカーで運転までしちゃうのだ。
私は、
後にも先にもこんなに旅行の準備をしたことがない、
というくらい、時間も労力も費やした。
パソコンを購入する前だったので、
情報は“紙”から得る。
ガイドブックを1冊購入し、
更に数冊図書館で借り、
必要なページだけカラーコピーして、
自分のガイドブックに貼る。
英国政府観光庁から、
観光用パンフレットや地図を取り寄せ、
綿密なる計画を練った。
ガイドブックもパンフレットも地図も、
蛍光ペンでチェックがたくさん。
が、やはり初心者だ。
完璧には程遠く。
計画に無理があり、
現地で大幅に予定が変更になったりもした。
自由旅行だし、
費用も抑えようと思っていたのだが、
帰国後のカード利用料の通知に青くなる。
(当時の現地通貨:1ポンド≒200円
ポンドは強い・・・。)
さて、成田から大韓航空を利用し、
ソウル乗り換えでロンドンへ。
入国審査は、終始無言の国も多いが、
イギリスはちゃんと、
目的と滞在日数を訊かれた。
ロンドンのヒースロー空港で、
国内線に乗り換え、エジンバラへ。
国内線乗り換えでは、
初めての英語でのチェックインだったが、
割とすんなり。
禁煙席を頼むと、全席禁煙だと言われた。
大韓航空の搭乗券半券を見ると、
禁煙マークが付いているので、
全席禁煙が当たり前ではなかった頃。
ちょっと嬉しかった。
ロンドンでの待ち時間を利用して、
帰国便のリコンファームを。
「リコンファームをお願いします。」
だけ英語で言えれば、
あとはなんとかなるだろうと、
大韓航空カウンターへ電話する。
ちょっと手間取ったが、
なんとか成功したらしい。
エジンバラでは、
ロイヤルブリティッシュホテルに宿泊。
名前は立派だが、さほど高くはない。
でも、立地が良かったし、
部屋も充分満足した。
ただでさえ英語がまともに話せない私達。
スコットランドなまりの英語は聞き取れなくて、
チェックインではかなり苦労した。
私達のかたこと英語は通じるのだから、
それに合わせてゆっくり標準語で話してくれよ。
このなまりには、
翌朝レンタカーを借りる際にも苦労した。
HERTZで日本から予約しておき、
必要事項を用紙に書いて持参していたのに、
それを見せる前にあれこれ訊かれ、
まったく聞き取れず、
30分もすったもんだしてしまったのだ。
何かの拍子に用紙を取り出すと、
「あ、それでいいわよ。」的に受け取り、
あとは会話なしで手続き完了。
日本から予約していること判っている筈なんだから、
最初からその用紙の見本でも見せてくれよ。
古い旅行記はどれも、
アナログなカメラで撮った写真を、
低い精度でスキャンした画像です。
見づらくて申し訳ない。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 2.0
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 レンタカー 飛行機
- 航空会社
- 大韓航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
レンタカーでネス湖に行くぞ!
小さめのオートマ車を借りた。
イギリスは、日本と同じ、
右ハンドルで左側通行なので、
運転はしやすい。
ウインカーとワイパーのスイッチが、
左右逆だったが、
すぐに慣れた。
制限速度の標識を見ると、
日本と同じくらいで一般道は50キロ、
ハイウェイは80キロ。
・・・と思ったら、違うよ、
“マイル”だから、一般道で80キロくらい!?
でも、交通量も少なくて、
快適なドライブだった。
一部、通行料のかかる橋があったが、
その他はハイウェイも無料。
市街地の交差点は普通に信号があるが、
郊外へ行くと、交差点はすべて、
ラウンドアバウトという特殊な形態。
交差点内が円になっていて、
四方から来た車がそこに進入し、
右回りに走行し、
行きたい道へ出ていく。
出損ねたら、何周でも回ればいいのだ。
しかし、2人して方向音痴の私達、
回っているうちに方向が判らなくなり、
直進したかったのに、右折方向へ出ていた、
なんてこともあった。
大きいラウンドアバウトでは、
まだ左折に当たる出口なのに、
充分走ったような気がして、
直進の道かと思って出ちゃったり。
そんなミスもあり、
道に迷って1時間ものロス。
写真は、
迷ったのでどこだか判らない村で出会った羊達。 -
ゴルフもやらないくせに、
ゴルフの聖地、セント・アンドリューズへ。
しかも、ここで写真を撮る為にわざわざ、
ゴルフクラブを買って持参していった。
・・・と言っても、おもちゃのだけどね。
天気が良かったし、芝生はきれいだったし、
セント・アンドリューズをゆっくり散策。
お土産物屋も面白く、
セント・アンドリューズの古い地図を買ったり。
道に迷って1時間もロスした後で、
更にここでのんびりした事が、
悲劇を招いた。
冬の北半球である。
しかもイギリス、
しかもスコットランド、
しかもハイランド。
日没が思いの外早かった。
午後3時には陽が低くなり、
インヴァネス市内に入り、
ネス湖が見えた頃は、
既に陽は沈んでいた。
目的のアーカート城は、
細長いネス湖の中程だったため、
そこから更に走り、
5時頃着くと、既に夜だった。
お城の見学は5時まで。
しかし、早々に係員が帰ると、
イギリス人らしい観光客が、
柵を乗り越えてお城への道を降りていった。
私達も後に続く。 -
ネス湖からの帰りは、疲れと眠さで辛かった。
やっとの想いでエジンバラに帰り着き、
大きな地下駐車場に車を停め、ホテルに戻った。
深夜11時か、或いは、
0時を回っていたかもしれない。
前日の疲れに負けず、
まだ暗いうちに起きて朝食を摂り、
ロイヤルマイルを歩く。
「ジキルとハイド」のモデル、
ブロディ氏が住んでいたクロウス(路地)、
ブロディズ・クロウスは、
何故かカフェになっていて、イメージが壊れる。
スコッチウイスキーヘリテージセンターで、
ウイスキーが造られる工程を見学する。
最後に試飲ができるのだが、運転するからと断る。 -
エジンバラ城を見学する。
(5.5ポンド)
日本語のパンフレットもあったし、
日本語のガイドテープもある。
私は歴史に興味がないので、
夫だけテープを借りた。
エジンバラ城は広く、見応えがあった。 -
エジンバラは、
古くからの建物があるオールドタウンと、
新しい建物やショップが集まるニュータウンとに、
分かれているのだが、
エジンバラ城はその真ん中で高台にあり、
両方の街を見渡せる。
写真はオールドタウン。 -
チェックアウトは正午までだが、
ぎりぎりでホテルに戻る。
予定では、
すぐにエジンバラを発たないといけなかった。
が、この時期、
エジンバラ・ホグマニーというお祭りで、
移動遊園地が来ていたので、
少し見学。
そんな物を見るのは初めてなので感激したし、
年に1度のお楽しみなんだなあ、と思って、
乗り物で楽しむ子供達を見ていると、
こっちも楽しくなってきたのだ。
今回、何故
レンタカーで移動しようと思ったかというと、
ネス湖ともうひとつの目的は、
ハドリアン・ウォール。
しかし、午前中の観光が思ったより長引き、
更にエジンバラ・ホグマニーまで観てしまったし、
そもそも、元々の計画にも無理があった。
ハドリアン・ウォールに着いた時は、
前日同様、日が暮れていた。
この日の計画も、かなり甘かったようだ。
ハドリアン・ウォール諦めて、
リバプールのホテルへ。
ブリタニア・アデルフィは、
安い割に結構いいホテルだった。
リバプールと言えば、
ビートルズで有名な街だ。
が、私達は別にそれが目当てではなかった。
ハドリアン・ウォールに寄った後、
ロンドンへ南下するので、
途中で滞在できる適当な街、
ということで選んだのだ。 -
暗くて上れなかったハドリアン・ウォールのことが、
夫は心残りだった。
翌朝、やっぱり行きたい!と、
リバプール観光を中止して、もう1度北上した。
逆方向とは言え、前日に1度走った道だし、
迷うこともなく、順調にハドリアン・ウォールへ到着した。
イギリスの万里の長城と言われているとかいないとか、
という話だったが、
うーん、そこまでの偉大さはない。
近所に住んでいるっぽい家族が、
犬の散歩にやってきたりしている。
でも、苦労して2日かかってやっと上ったのだ。
感慨もひとしおだった。
あまり観光客が来ない所に来た、というのも、
ちょっと嬉しかったりして。
再びリバプールへ戻り、
HERTZでレンタカーを返す。
2日借りる予定が3日になってしまったので、
追加料金を取られるかと思ったら、
なんと、私達は、
「2日」つもりで「2泊」借りていたのだ。
逆に、前日返していたら、損するところだった。
日本で予約して用紙をもらっておいたというのに、
エジンバラの受付で言葉が通じない為、
間違えてしまったのか。
インターシティでロンドンへ。
切符は44ポンド。
快適な列車の旅で、無事ロンドンへ着き、
バイロンホテル宿泊。 -
ロンドン初日は、
観光やショッピング。
あちこち行くつもりだったので、
地下鉄のワンデイトラベルカードという、
1日乗り放題券を買った。
(3.2ポンド)
まずはベイカー街へ。
シャーロックホームズの住んでいたとされる、
ベイカーストリート221bは、
ホームズ博物館になっている。
そもそも推理小説の主人公なので、
実際の家の筈がないのだが、
書斎や寝室等、
ホームズが住んでいたかのようになっていて、
彼の帽子やパイプ、親友ワトソンの帽子もあり、
すごく楽しめた。
暖炉の前でゆったりしたイスに座り、
帽子とパイプで記念撮影。
中は狭いので入場人数制限があり、
私達は朝早く行ったのですぐ入れたが、
出る頃には入場を待つ列ができていた。
いったん入ってしまえば、
時間制限はなかった。
そのせいで長蛇の列?
ゆっくり見学してごめんね。
博物館の向かい側には、
ホームズ関係のグッズショップがあり、
ここも面白かった。 -
ロンドンと言えば、
バッキンガム宮殿の衛兵交代式が有名だが、
私達は先に、
ホースガーズ(騎馬衛兵?)の
交代式を観にいった。
この旅行中、
「イギリスらしいもの」
の中でいちばん気に入ったのが、
このホースガーズ。
バッキンガム宮殿の衛兵より、
断然かっこいい!!
もう、ほれぼれ見とれてしまった。
この旅行記トップの写真に選んだのは当然だ。
しかも、バッキンガム宮殿に比べ、
観光客で混雑していなかったので、
いい場所を確保でき、写真もたくさん撮れた。 -
広い校庭みたいな所に、
黒いマントの列と赤いマントの列が並び、
いざ交代式!と思ったら、
それ自体はあっさり終わって、
ちょっとがっかり。
しかも、馬はおとなしく整列しながらも、
平気で脱糞するしだね・・・。
それさえなければ、
馬もかっこよかったし、
本当にもう、ただひたすら感動だった。 -
門の両側にホースガーズが1人ずつ立っているのだが、
ここも赤と黒がいつの間にか交替していた。
真っ黒い馬は、
さすがとてもきれいに手入れされていて、
毛並みもつやつやだった。
ついでに衛兵さんも、ちょっといい男。
一緒に写真を撮ってもいいようなので、馬と並んで1枚。
するとこのお馬ちゃんったら私の方に顔を向けてくれて、
カメラ目線の写真が撮れた。
門前の通りには、
たくさんの人が集まってきていて、
歩道の柵に貼り付いている。
この日は元旦である。
新年のパレードがあるらしい。
そんなことまったく知らず
ここへ来ていた私達だが、
ラッキーだった。
ホースガーズ前は混雑していたので少し離れ、
すいている場所を探して待機し、
パレードを観ることにした。 -
それは、ロンドンパレードという、
新年恒例のパレードで、
すごく楽しかった!!
マーチングバンドやチアリーダーが、
次々に登場して盛り上げる。
赤ちゃんの仮装をしたおじさんが、
観客をこづいて回る。 -
昔の王様みたいな扮装をした、
ウエストミンスター市長さんが、
馬車に乗って登場。
こんな巨大な風船も、
色々とやってくる。 -
インスタントサーカスは、
パレードの目玉だ。 -
ロバを連れた飼育会の人達。
古い自転車や機関車。
そして、チキチキバンバン! -
バグパイプバンド、
ロンドンで見ることができちゃった。 -
そして、前年のミス・クリスマス。
と、パレードは盛りだくさんで楽しかった。 -
途中から、
パレードを迎えに行く方向に歩き出した私達。
パレードが去った後のスタート地点である、
国会議事堂前に到着し、
ビッグベンやウエストミンスター寺院も観る。
2階建てのロンドンバスには、
乗る機会がなくて残念。 -
パブも体験。
もちろんテーブルもあるが満席で、
皆が立ち飲みしているので、
それに習って端っこで立ち飲み。 -
翌日、最終日は、
入場料が9ポンドもしたロンドン塔。
クラウン・ジュエルズと呼ばれる、
王冠やダイヤモンドの展示も、
このチケットで観られるからだろうか。
チケットにもわざわざ、
クラウン・ジュエルズを含む、
と記されているし。
広くて見応えはあったし、
日本語のパンフレットもあって、
親切ではあったが。
ただ、その割に印象が薄い・・・。
9ポンド分の経験ができなかった気がする。
写真は、小さくて判りづらいが、
からくり時計みたいに15分毎に、
大きく腕を振って歩く衛兵。
交代式とかではなく、
1人でただ左右に歩くだけ。 -
ロンドン塔からは、タワーブリッジが間近に見える。
時間の都合で、そっちまでは行かなかった。
バッキンガム宮殿の衛兵交代式が始まるからだ。 -
バッキンガム宮殿の衛兵交代式は、
写真のようにものすごい人。
馬に乗った警官(多分)が警備していた。
早く来た人は、門の延長上、
道を挟んだ向こうに陣取っている。
衛兵達のバンド演奏を、
正面から観られるからだ。
門の中で演奏が始まるが、
正面に立ち止まることは許されないので、
左から右へ歩きながら写真を撮る。
何故なら、途中で門が開き、
こうやって出てくるから。
そして門の前で演奏を続ける。
間近で観たのでちょっと感動。 -
衛兵交代式も終わり、観客の波も引いた頃、
4人の衛兵が建物の中から出てきて、
門に向かって行進してゆく。
どうやら、交代式の後かたづけの衛兵さんらしい。
ロンドン塔で見た衛兵同様、
大きく腕を振り、
からくり時計みたいでなんだか可愛い。 -
簡単な道順なのに、方向音痴の私達、
かなり迷った大英博物館。
美術館の類はただでさえ疲れるのに、
既に疲れて到着した為、
あまりじっくり観なかった。
いちばんのお目当ては、
このロゼッタ・ストーン。
早くエジプトに返してあげて下さい。 -
有名な音楽家の手書きの楽譜等が、
展示されている。
写真はジョン・レノン。
21:00の便で、ソウル経由で帰国。
2度目となる英語でのチェックインだが、
希望の座席も指定できて成功。
大韓航空はお薦めですよ。
機内食のビビンバが美味しくて、往復食べた。
しかし、隣席の欧米人の若い女性には、
多分辛すぎたのだろう。
パックの水を追加し、2杯飲んでも、
まだ足りないらしく。
でも3杯目は頼みづらかったのかな、
急に私に、
自分のスープをあげると言ってきたので、
それは断るが、
水が欲しいことは解ったので、
パックの水を彼女にあげた。
日本人の私には、ビビンバは適度な辛さで、
パックを開けてもいなかったのだ。
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