2010/05/02 - 2010/05/02
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ゆうこママさん
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平城遷都祭はじめの1歩の旅、2日目は、定番のアイラブ仏像めぐりへ。
奈良県内各地の神社仏閣では、平城遷都1300年祭記念「祈りの回廊」と題して、秘宝秘仏の特別公開が行われている。
仏像ラブの私には、夢のようなお祭りだ。
腕まくりしてこのときを待っていたよ~。
まず手始めは、談山神社と安倍文殊院へ。
気付いたらバスを降りてしまった聖林寺。
もう歩けないほどクタクタなのについ足を伸ばしてしまった長谷寺。
欲張ってたくさんまわってきちゃいました。
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12時40分、安倍文殊院に到着。
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本堂までの小道を石仏がお出迎え。
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夢見る菩薩ちゃん
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安倍文殊院本堂
1665年再建。春咲きコスモスで華やぐ境内。
京都・天橋立の切戸文殊、山形の亀岡文殊と共に日本三文殊のひとつだそう。 -
文殊池と浮御堂。
つつじと共に。
安倍文殊院は、平安時代の陰陽師、安倍晴明公のゆかりの寺でもあり、晴明に因む様々な遺跡が遺されている。
この浮御堂には晴明の像が安置されている。
さらに、安倍仲麻呂像も安置されている。
彼もこの地の出身。
遣唐使として唐に渡ったものの、その抜群の頭脳ゆえ帰国をなかなか許されず、帰国が叶っても今度は乗船した遣唐使船が難破。結局、大陸で生涯を終えた仲麻呂。彼が故郷日本を思い詠んだ歌は有名だが、その生涯を思うとちょっと悲しい。
あまのはら ふりさけみれば かすがなる みかさの山に いでし月かも -
安倍文殊院拝観の目的は、コレ。
鎌倉時代の天才仏師、快慶作の文殊菩薩がおわすのだ。
それもなんと!造立以来800余年目にして初めて、獅子から降りた文殊菩薩を眼前にて特別拝観できるという。
「期間限定で初」となればもう行くしかない。 -
拝観料を納めるとまずは抹茶のお接待。
早く文殊菩薩様に会いたいという気持ちをここで押さえる。
っていうか、文殊院さんてば、じらすのがうまいんだから。 -
文殊院の星のマークの入ったらくがん。
ほんのり甘くておいしい。
そういえば昼ごはん、まだ。 -
獅子から降りた文殊菩薩は、気高く凛々しく美しかった。獅子に乗った状態で拝観したことはあるが、獅子のインパクトがあまりに強烈で・・・。
今回は、獅子が後方に控え、文殊がひとり迫ってくる。カッコイイ。
法隆寺五重塔の文殊様はおじさんだけど、こちらの文殊クンは若い。これからもっともっと世界中を旅できそうな元気があふれてる。 -
西古墳。
境内のなかにあっけらかんとある。
安倍倉梯麻呂の古墳と伝えらる、飛鳥時代のもの。 -
込み合う境内から早々に引き上げ、13時39分発のバスで桜井駅へ。
おなかすいたなあ。朝食以降、談山神社の串こんにゃくと、文殊院のらくがんしか食べてない。 -
桜井駅でこれからの行程を思案。
山の辺の道を歩くか、長谷寺に行くか。
暑い、それに疲れた座りたい。
長谷寺行きの近鉄電車に乗車した。
長谷寺駅には14時15分頃着。
これから行く人、帰る人でごった返している。 -
長谷寺には去年も今頃来た。
が、今年は特別。
西国三十三所結縁御開帳として、普段一般には公開していない本堂で、本来触れることのできない本尊の観音像の御足に触れられるのだ。
別に足フェチではないが、10メートルを超える巨大観音を足もとから見上げてみたい。 -
参道で見かけた、いずも人形のお店で。
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出雲人形は、知る人ぞ知るこの地方の民芸品。
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素朴な人形です
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途中でよもぎ餅や三輪そうめんを食し、やっと門前へ。15時。
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長谷寺のお坊様は皆さん親切。
長谷寺の名を刻む石碑の前での記念写真のシャッター押しを一手に引き受ける。 -
本尊を描いた大画軸特別開帳と宗宝蔵見学と本堂大観音特別拝観の入山共通券1700円を購入していざ。
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仁王門をくぐり本堂までは399段の登廊(のぼりろう、重要文化財、1650年建立)と呼ばれる屋根付きの階段を一方通行で上る。初めのうちは、段差が微妙に低くてのぼりにくい。
が、左右のボタンを愛でながら登るには、この高さが合っているのかもしれない。 -
左右は満開のボタン。
日なたのボタンは、強い日差しに負けてちょっと元気がない。 -
寺宝展を行っている宗宝蔵の境内のボタンも美しい。
日よけの覆いがかかっているのは、元気。 -
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まだまだ登廊は続く。
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疲れて休む参拝客を花たちが応援。
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さあ、あと少し。手すりの力も借りて。
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本堂が見えてきた。ふう。
階段は終わったが、ここからが大変。
大混雑の本尊拝観には長い行列が。
でも、その行列も様々なアトラクションで乗り切る。
ステップ1、拝観券を提示して記念のお札をいただきます。
ステップ2、靴を脱いで本堂の脇へ。ここで塗香をいただきます。手のひらに塗り、手の甲にも塗り、最後は胸の前で身体に塗るポーズをしておしまい。お坊様が作法を教えてくださいます。
ステップ3、「結縁の五色線」というミサンガのようなものを、差し出した手首に掛けていただきます。長さを調節しスタンバイ。
さあ、本堂の中へ入りましょう。
といっても、人波みでゆっくりしか前に進みません。 -
長谷寺十一面観音菩薩。
岩の上に立ち、右手に錫杖(しゃくじょう)、左手に華瓶(けびょう)を持つ、像高10mを超える巨大な観音像。1538年再建、重要文化財。
平安時代の初め、徳道上人が初瀬川に流れ着いた巨木を刻んだものとの伝承が残る。
巨岩や巨木に神が宿ると感じる日本人の感性と、仏教が見事に出会った瞬間だ。 -
本尊拝観のあとは、大画軸の拝観。
通常非公開の大講堂内で、十一面観世音菩薩の姿を描いた16m以上ある日本最大級の掛け軸などが特別開帳されるのだ。
講堂内を巡る廊下には、西国各札所の御砂踏みが設置され、ご利益満点。 -
それにしても、すごい人。
拝観時間を延長するとの放送が聞こえてきた。
こんな混雑では、お参りに通常の倍の時間がかかってしまう。
すでに16時15分、長谷寺発17時01分の近鉄に乗らなければ。ちょっと焦って帰路へ。 -
参道のこのお店でシメジやフキの佃煮を土産に買い、別の店でよもぎ餅(円いのでなく、編み笠形のもの)を購入し駅へ急ぐ。
ガクガクの足を引きづり、息も絶え絶えに駅へ向かう階段を登った。
今日は、階段を何段登ったことだろう。
でも、そんな疲れが心地よいGWの1日だった。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- コクリコさん 2010/10/28 17:05:57
- この子ですね!
- ゆうこママさん、
さっそく見にきちゃった。
安倍文殊院の数ある石仏さんたちの中で一番可愛い子。
こうしてゆうこママさんのようにUPして写すと、楽しい夢を見ているような表情がありありとわかりますね。
ゆうこママさんの仏像に対する愛情が手に取るようにわかります。
私も若い頃は一人で奈良を歩き夢中になって仏像を見てまわったのですが、最近はそれほどでもなくなりかけていたのですよ。。。昨今の仏像ブームも、なんだかなぁ〜と思っていたのですが、ゆうこママさんの自然に素直な仏像への対し方に新たな感動を覚えました。
私もそろそろ一人でまた奈良に行こうかなぁ。
友達や夫と行くのも楽しいのですが、好きな所に好きなだけいられないでしょう?
長谷寺の参道の出雲人形には気がつきませんでした。
出雲人形はこちらの知られざる人形だったのですか。
教えてくださりありがとうございました。
夜の長谷寺に参拝はできないと思いますが若い頃、長谷寺の牡丹に惹かれ、夜の長谷寺に入り込んだ女子大生が牡丹の精(それは美しい僧の姿であらわれて)に魅入られ自ら命を断ってしまうという短い小説を読んだことがあります。
それ以来長谷寺の牡丹というと妖しい魅力を感じてゾクゾクしてしまいます。
牡丹の季節は込んでいそうで行ったことがないのですが、ゆうこママさんの牡丹の写真を拝見していると混雑が信じられませんね。
艶やかだけれど静かに品良く咲いているよう♪
- ゆうこママさん からの返信 2010/10/28 19:53:33
- RE: この子ですね!
- > さっそく見にきちゃった。
ど〜も!さっそくのお越し、ありがとうございます。
そうです!!!この子です。
> 安倍文殊院の数ある石仏さんたちの中で一番可愛い子。
> こうしてゆうこママさんのようにUPして写すと、楽しい夢を見ているような表情がありありとわかりますね。
そうなんです。
ほんのり微笑んで何の夢をみているのかしらん?
普段は、石仏に前掛け(?)がかかっているのを見ると、「こんなもの無ければもっとよく姿が見えるのに」と自分勝手に思っていますが、この子だけは別。ピンクが似合っていると思いました。
> ゆうこママさんの仏像に対する愛情が手に取るようにわかります。
> 私も若い頃は一人で奈良を歩き夢中になって仏像を見てまわったのですが、最近はそれほどでもなくなりかけていたのですよ。。。昨今の仏像ブームも、なんだかなぁ〜と思っていたのですが、ゆうこママさんの自然に素直な仏像への対し方に新たな感動を覚えました。
私は、最近になって仏像の美しさに気付いた新参者です。
なんでもっと早く気付かなかっただろうって後悔。人生の半分以上は終わってしまったのに・・・
如来だの菩薩だの時代がどうの・・・難しいことは理解できなし、すぐ忘れちゃうし、です。
が、綺麗なものは綺麗。可愛いものは可愛い。自分勝手に楽しんでます。
> 私もそろそろ一人でまた奈良に行こうかなぁ。
> 友達や夫と行くのも楽しいのですが、好きな所に好きなだけいられないでしょう?
そうなんですっ!
夫と行くと「んじゃオレ、門のところで待ってるからゆっくり見てきて」といってくれますが、やっぱり待たせられないので、ゆっくり見れません。
というわけで、ひとり旅が基本になってしまいました。
最近は、仏像抜きでもひとりだったりしますが。
> 夜の長谷寺に参拝はできないと思いますが若い頃、長谷寺の牡丹に惹かれ、夜の長谷寺に入り込んだ女子大生が牡丹の精(それは美しい僧の姿であらわれて)に魅入られ自ら命を断ってしまうという短い小説を読んだことがあります。
うわっ怖そう。
そのボタンは純白の練り絹のような風合いの花でしょうかね。
> それ以来長谷寺の牡丹というと妖しい魅力を感じてゾクゾクしてしまいます。
「妖しい魅力」まさにそうですね。
もっと近づいてみたくなる、目が離せなくなる、そっと触ってみたくなる、そんな妖しいチカラを持ってますよね。
> 牡丹の季節は込んでいそうで行ったことがないのですが、ゆうこママさんの牡丹の写真を拝見していると混雑が信じられませんね。
> 艶やかだけれど静かに品良く咲いているよう♪
そうなんです。
あれほど妖艶なのに決して下品ではない。
魅力的な花です。
その魅力に誘われて、すんごい人波でした。
門前の参道は、京都清水寺の三年坂のような混みよう。
ご訪問&コメント&ご投票までいただき、ありがとうございました。
-
- morino296さん 2010/05/14 21:05:49
- 凄い一日!
- ゆうこママさん
凄い一日目でしたね。
よくぞ歩かれました。
お疲れ様です!
morino296
- ゆうこママさん からの返信 2010/05/15 09:21:54
- RE: 凄い一日!
- たいして歩いていないと思いますよ、たぶん。
なにせ日頃全く歩かない生活。
私にとっての旅は、運動不足を思い知るためのものかもしれない。
GWの後半は、あちこち痛む身体を癒す日々でした。
トホホ
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