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 鎌倉鶴岡八幡宮へはこれまでに何度行っただろうか。たまたま人出の少ない年末に行ったら、社殿の彫刻が気になって写真を撮ってみた。彩色された牡丹の木鼻や鳥や動物など他でも良く目にするものばかりのように見えた。しかし、随身門の彫刻を見て廻ると、拝殿側に緑、青、赤に塗られた3体の鬼の彫刻を見つけた。疑問に思い八幡宮の人何人かに聞いてみた。「明治維新でかなり壊していますから、その後の修理か何かで・・・。」「確かにありますが、どうしてかと聞かれても分かりません。」「鬼門である北の方向に向いているから、鬼門の護り神で・・・。」私が、「ここでも節分には豆まきをするでしょう。そのときに、拝殿から随身門の鬼の彫刻に向かって豆を投げつけることはないでしょうか?」直ぐに、「豆まきはしますが、そんなことはしていません。」豆まきは下社の舞殿でやるそうだ。<br /> 元旦に、初詣に鎌倉鶴岡八幡宮を訪れた。昨年は同じ時刻に来たが、参拝客の多さにおののいて列に並ばないで、社務所で神職に弓矢に関する私の疑問をぶつけて、江ノ島神社を詣でることにした。しかし、今年は参拝客の少ないこと。10分もしないで参拝できた。また、社務所に寄って随身門にある鬼の彫刻のことを質問した。何人かが代わる代わる来て質問に応じてくれるが誰も答えられない。ついには、「大工さんが勝手に鬼を彫ったのでは。」と言い出す始末である。私が、「これほど由緒ある鎌倉鶴岡八幡宮では意味も無い彫刻で飾ったりはしないものでしょう。」と言うと黙ってしまう。<br /> その後、また行って聞き廻っていると、一人の神職が、「私は、鬼が地面をふみ固めてくれていると聞いていますが。」これだ。おそらくこれだろう。<br /> 神社仏閣というものは訪れる度に新たな発見と悩ましい疑問が湧いてくるものだ。<br /> 余談になるが、今回、初めて鎌倉鶴岡八幡宮の随身像の写真を撮ってきた。お寺には仁王像か二天像があるものだが、これまでに40組程度の仁王像を見てきているが、随身像はここと日光東照宮、野洲市御方神社の3組に過ぎない。ちなみに、二天像は8組になる。<br />

鎌倉鶴岡八幡宮の彫刻

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2010/01 - 2010/01

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ドクターキムル

ドクターキムルさん

 鎌倉鶴岡八幡宮へはこれまでに何度行っただろうか。たまたま人出の少ない年末に行ったら、社殿の彫刻が気になって写真を撮ってみた。彩色された牡丹の木鼻や鳥や動物など他でも良く目にするものばかりのように見えた。しかし、随身門の彫刻を見て廻ると、拝殿側に緑、青、赤に塗られた3体の鬼の彫刻を見つけた。疑問に思い八幡宮の人何人かに聞いてみた。「明治維新でかなり壊していますから、その後の修理か何かで・・・。」「確かにありますが、どうしてかと聞かれても分かりません。」「鬼門である北の方向に向いているから、鬼門の護り神で・・・。」私が、「ここでも節分には豆まきをするでしょう。そのときに、拝殿から随身門の鬼の彫刻に向かって豆を投げつけることはないでしょうか?」直ぐに、「豆まきはしますが、そんなことはしていません。」豆まきは下社の舞殿でやるそうだ。
 元旦に、初詣に鎌倉鶴岡八幡宮を訪れた。昨年は同じ時刻に来たが、参拝客の多さにおののいて列に並ばないで、社務所で神職に弓矢に関する私の疑問をぶつけて、江ノ島神社を詣でることにした。しかし、今年は参拝客の少ないこと。10分もしないで参拝できた。また、社務所に寄って随身門にある鬼の彫刻のことを質問した。何人かが代わる代わる来て質問に応じてくれるが誰も答えられない。ついには、「大工さんが勝手に鬼を彫ったのでは。」と言い出す始末である。私が、「これほど由緒ある鎌倉鶴岡八幡宮では意味も無い彫刻で飾ったりはしないものでしょう。」と言うと黙ってしまう。
 その後、また行って聞き廻っていると、一人の神職が、「私は、鬼が地面をふみ固めてくれていると聞いていますが。」これだ。おそらくこれだろう。
 神社仏閣というものは訪れる度に新たな発見と悩ましい疑問が湧いてくるものだ。
 余談になるが、今回、初めて鎌倉鶴岡八幡宮の随身像の写真を撮ってきた。お寺には仁王像か二天像があるものだが、これまでに40組程度の仁王像を見てきているが、随身像はここと日光東照宮、野洲市御方神社の3組に過ぎない。ちなみに、二天像は8組になる。

  • 鎌倉鶴岡八幡宮の年末まで残る紅葉。

    鎌倉鶴岡八幡宮の年末まで残る紅葉。

  • 上宮 回廊。宝物と神輿を収めている。若宮の神輿もあり、7基ある。本宮(上宮)の神輿は3基あり、飾りは鳳凰、擬宝珠、菊の花である。

    上宮 回廊。宝物と神輿を収めている。若宮の神輿もあり、7基ある。本宮(上宮)の神輿は3基あり、飾りは鳳凰、擬宝珠、菊の花である。

  • 本殿高欄奥の彫刻。牡丹の彫刻と松と仙人の彫刻。

    本殿高欄奥の彫刻。牡丹の彫刻と松と仙人の彫刻。

  • 拝殿高欄奥の彫刻。太鼓がないと全体がほぼ見える。松の木の雀を追う鷹。裏側には彫刻がなく、枠と同じく黒塗り。この枠の上にも彫刻は載っていない。

    拝殿高欄奥の彫刻。太鼓がないと全体がほぼ見える。松の木の雀を追う鷹。裏側には彫刻がなく、枠と同じく黒塗り。この枠の上にも彫刻は載っていない。

  • 木鼻。豪華な牡丹の花と金獅子。本殿の木鼻はこのように絢爛豪華であるが、拝殿、随身門、手水舎などの木鼻は鎌倉古来の社殿に見られる質素なものなのでむしろ驚いた。

    木鼻。豪華な牡丹の花と金獅子。本殿の木鼻はこのように絢爛豪華であるが、拝殿、随身門、手水舎などの木鼻は鎌倉古来の社殿に見られる質素なものなのでむしろ驚いた。

  • 牡丹の木鼻。

    牡丹の木鼻。

  • 本殿西側奥の鳥の彫刻。

    本殿西側奥の鳥の彫刻。

  • 本殿西側奥の鳥の彫刻。

    本殿西側奥の鳥の彫刻。

  • 本殿西側手前の鳥の彫刻。

    本殿西側手前の鳥の彫刻。

  • 本殿西側手前の鳥の彫刻。

    本殿西側手前の鳥の彫刻。

  • 拝殿西側のいたちの彫刻。

    拝殿西側のいたちの彫刻。

  • 拝殿南側奥の兎の彫刻。

    拝殿南側奥の兎の彫刻。

  • 拝殿南側手前の鳥の彫刻。

    拝殿南側手前の鳥の彫刻。

  • 拝殿奥の彫刻の裏面は黒塗りだ。組み手下の木鼻は鎌倉古来の質素な意匠だ。

    拝殿奥の彫刻の裏面は黒塗りだ。組み手下の木鼻は鎌倉古来の質素な意匠だ。

  • 拝殿の木鼻は鎌倉古来の質素な意匠だ。

    拝殿の木鼻は鎌倉古来の質素な意匠だ。

  • 本宮(上宮)西側。

    本宮(上宮)西側。

  • 本宮(上宮)西側。

    本宮(上宮)西側。

  • わずかに見える上社社殿の壁画。

    わずかに見える上社社殿の壁画。

  • 随身門東側北の白馬の彫刻。

    随身門東側北の白馬の彫刻。

  • 随身門東側南の赤馬の彫刻。

    随身門東側南の赤馬の彫刻。

  • 随身門南側右の龍の彫刻。

    随身門南側右の龍の彫刻。

  • 随身門南側中央の虎の彫刻。

    随身門南側中央の虎の彫刻。

  • 随身門南側左の豹の彫刻。

    随身門南側左の豹の彫刻。

  • 随身門西側南の白馬の彫刻。

    随身門西側南の白馬の彫刻。

  • 随身門西側北の赤馬の彫刻。

    随身門西側北の赤馬の彫刻。

  • 随身門北側西の青鬼の彫刻。

    随身門北側西の青鬼の彫刻。

  • 随身門北側中央の緑鬼の彫刻。

    随身門北側中央の緑鬼の彫刻。

  • 随身門北側東の赤鬼の彫刻。

    随身門北側東の赤鬼の彫刻。

  • 随身像(吽形)。             

    随身像(吽形)。             

  • 随身像(阿形)。

    随身像(阿形)。

  • 随身門。<br />

    随身門。

  • 随身門の木鼻も鎌倉古来の質素な意匠だ。

    随身門の木鼻も鎌倉古来の質素な意匠だ。

  • 随身門へ向かい大石段を登る初詣風景。   

    随身門へ向かい大石段を登る初詣風景。   

  • 随身門の初詣風景。

    随身門の初詣風景。

  • 扁額の前には迎春の文字が掲げられている。

    扁額の前には迎春の文字が掲げられている。

  • 丸山稲荷社。

    丸山稲荷社。

  • 大石段横の大銀杏。

    大石段横の大銀杏。

  • 大石段の狛犬(阿形)。          

    大石段の狛犬(阿形)。          

  • 大石段の狛犬(吽形)。

    大石段の狛犬(吽形)。

  • 御祭神 応神天皇1700年式年祭の幟。

    御祭神 応神天皇1700年式年祭の幟。

  • 舞殿。関東大震災後の復興だそうだ。彫刻は正面の1つしか見られずに質素だ。木鼻もない。

    舞殿。関東大震災後の復興だそうだ。彫刻は正面の1つしか見られずに質素だ。木鼻もない。

  • 舞殿正面の菖蒲と水鳥(鴨)の彫刻。

    舞殿正面の菖蒲と水鳥(鴨)の彫刻。

  • 舞殿の組み手。木鼻はない。

    舞殿の組み手。木鼻はない。

  • 手水舎。朱塗りで四方に彫刻がある。切妻部は左右ともに水仙の花、表は飛ぶ水鳥にススキか、裏は蒲の穂の彫刻が施されている。手水鉢は花崗岩製で、寛文7年12月1日と彫られてあるので、1667年ではなく、1668年年頭にあたる。<br />木鼻は鎌倉古来の質素なものだ。

    手水舎。朱塗りで四方に彫刻がある。切妻部は左右ともに水仙の花、表は飛ぶ水鳥にススキか、裏は蒲の穂の彫刻が施されている。手水鉢は花崗岩製で、寛文7年12月1日と彫られてあるので、1667年ではなく、1668年年頭にあたる。
    木鼻は鎌倉古来の質素なものだ。

  • 手水舎表面の彫刻。彫刻は飛ぶ水鳥とすすきか。

    手水舎表面の彫刻。彫刻は飛ぶ水鳥とすすきか。

  • 手水舎裏面の彫刻。蒲の穂の彫刻。

    手水舎裏面の彫刻。蒲の穂の彫刻。

  • 手水舎左の水仙の花の彫刻。

    手水舎左の水仙の花の彫刻。

  • 手水舎右の水仙の花の彫刻。

    手水舎右の水仙の花の彫刻。

  • 手水舎の上部。

    手水舎の上部。

  • 若宮横の古木。

    若宮横の古木。

  • 若宮。

    若宮。

  • 若宮の流れ造り。木鼻は金色の獅子だ。

    若宮の流れ造り。木鼻は金色の獅子だ。

  • 若宮の流れ造り。

    若宮の流れ造り。

  • 若宮の獅子の彫刻。

    若宮の獅子の彫刻。

  • 若宮の獅子の彫刻。

    若宮の獅子の彫刻。

  • 若宮の獅子の彫刻。

    若宮の獅子の彫刻。

  • 若宮の獅子の彫刻。

    若宮の獅子の彫刻。

  • 白旗神社。

    白旗神社。

  • 鶴岡八幡宮旗上弁才天社(弁財天)の正月風景。

    鶴岡八幡宮旗上弁才天社(弁財天)の正月風景。

  • 社務所玄関。

    社務所玄関。

  • 社務所玄関にかかる鶴の彫刻。

    社務所玄関にかかる鶴の彫刻。

  • 鶴亀石。

    鶴亀石。

  • 太鼓橋。

    太鼓橋。

  • 太鼓橋。

    太鼓橋。

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