ベネルクス一人旅Part6 (憧れのチューリップ！)

2009/05/07 - 2009/05/07

オランダといえばチューリップ！今回の旅のメインイベント、キューケンホフ公園。これが目当てでオランダに来たといっても過言ではないほど。オープン期間の終了間近で心配してましたが、心配無用。素晴らしいチューリップ畑を楽しんできました！

エリア キューケンホフ(オランダ)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: ANA

アントワープからドルドレヒトに移動、ここで乗り換えてデルフトに到着。
アントワープからデルフトに移動する間、車内検札もまったくなし。国境を越えたという感触も、まったくなし。

駅前もわりと静かですが、一本路地を入った瞬間に静かな運河が流れる光景が広がります。とてもきれい・・・

これがデルフトでの宿、レーウエンブルフ。アップ過ぎてよく分からなくなってしまいました。
今日から3泊します。

ブリュッセルの宿に比べて若干料金は上がりましたが、それを上回るほどの満足度アップ。大きな部屋、無線LAN無料、そしてレセプションの親切さ・・・。大当たりの宿でした。

今日は時間も遅いのでデルフト観光は諦め、宿の人に教えてもらったスーパーに向かいます。
売り場で売っているものを見ると、やっぱりベルギーとは若干違います。ベルギーで良く見かけたブランドが、ここでは見つからない。たまたまかもしれませんが、やっぱり国境を越えると品揃えも変わるんですかね？

昨日に引き続き、サラダの夕食です。レタスたっぷり、スモークサーモンたっぷり。野菜不足もすっかり解消。
ベルギービールもあるかな〜？とスーパーの棚を覗くと、あるある。ビールだけはベルギー並のベルギービールの品揃え。でも、冷えてるのは数種類しかないんですよ。ホテルに冷蔵庫があったら、もっと沢山試せたのに！

翌朝。雲も多いですが、わりと天気はよさそうです。

ホテルにレストランはありませんが、朝食は豪華。

ハムやチーズはもちろん、ニシンやサーモン、ケーキなども揃ってます。
丸ボウロのようなパンがあったので食べてみたら、本当に丸ボウロでした。海外でもメジャーな食べ物だったのかしら？

朝食をしっかりいただいたあとは、いよいよキューケンホフへ。隣のデン・ハーグから直通のバスが出ていることはリサーチ済み。

それにしても・・・聞いてはいましたが、オランダは自転車天国。信じられないほどの自転車の数。

今日は電車移動はあまり無いので、ベネルクスパスは使わずにデルフトからデン・ハーグ中央までの切符を購入。

最初自動販売機を使って買おうとしたら硬貨が使えないことに気づき、窓口に行こうとすると、「あとはそこを押せばいいのよ！」と地元の人が声をかけてくれました。手のひらの硬貨を見せると、それはこっち、と別の自動販売機を指差してくれました。
このほかにも、私が困ったような素振りを見せるといろいろな人が声をかけてくれました。親切な人が多いんだなぁ。

時刻を調べて、デン・ハーグ中央に行く電車に乗った・・・

つもりが、どうやらデン・ハーグ中央には停まらない電車に乗ってしまったようです。ここはどこ？

来てから分かったのですが、デルフトからのICが全てデン・ハーグ中央駅に停まるわけではないんですね。半分くらいは、素通りしてしまいます。。

一個先の駅に行ってしまったと分かったので、慌てて戻ります。が。どうやら電車じゃなくて、トラムに乗ってしまったようで・・・購入した切符では乗れなかったのかも？ごめんなさい！！

という軽いトラブルの後、なんとか目指す駅に到着です。

デン・ハーグはかなり大きい駅。バス乗り場はどこかな・・・？

駅の二階に、大きなバスターミナル発見！そこに往復バスチケット＋入園券を売っているConnexxionのオフィスもありました。無事にチケット購入。ここでもカードは使えませんでした。オランダは意外とカードが使えないところが多い？

20分ほど待った後、バスがやってきました。ここからキューケンホフの最寄り、Lisseまで向かいます。終点だから、安心して乗っていられる。

木曜日だったからか、バスには私ともう1グループのみ。もっと混みあうと思ってたので、拍子抜け。
そしてLisseに到着。あれ？公園の目の前に停まるんじゃないの？？

運転手さんが指差した先に、沢山の観光バス。Lisseの停留所からはちょっと離れたところに入り口がある模様。てくてく歩いて、自動車用の出入り口から入ります。

公園入り口。ウェブサイトには「窓口で並びますよ」とさんざん書いてあったけど、窓口はがらがら。朝早いし、平日だからかな？

実は私、キューケンホフ公園とチューリップ畑を混同してたようで・・・てっきりだだっ広い畑にチューリップが植わってて、それを公園と呼んでるのだと思ってました。実際は、緑生い茂る、まさしく公園。

でもチューリップの美しさは想像以上。

いろいろな種類のチューリップ。

これもチューリップ？

花の一つ一つも美しいのですが、トータルで見た彩りが本当にセンスがいいと思います。

結構気に入っている一枚。何気ないチューリップも、これだけ彩り鮮やかに植わっていると、素晴らしい芸術作品のよう。

チューリップだけではなく、屋内の植物園では時期に応じていろいろなお花を展示しているようです。

公園内には、風車も。中に入ってみることもできました。

風車の上からの一枚。今は単なる畑ですが、時期によってはチューリップ畑になっているのでしょう。

あれ・・・鳥居？

美しい藤とツツジ！

日本をイメージしたエリアだったようです。それにしても、鳥取花回廊なんて文字をここで見ようとは・・・(笑)

公園の地図が要所要所に立っています。が、地図の無料配布はないんですよね。地図を手に入れるには、ガイドブックを買わないとダメ。そうと知ってたら、Webで地図を印刷してきたのに・・・

小腹が空いてきたので、カフェテリアでお食事。

オランダでぜひ食べてみたかったものの一つ、ニシンのサンドイッチ。これにベルギービールを添えて。
ピクルスとタマネギをしこたまかけてかぶりつく。ウマー！パンとニシンがこんなにあうとは思わなかった。ニシン好きにはたまらない。

一休みした後は、また公園を巡ります。

公園には、一眼レフカメラを抱えた人が沢山。一昔前には「海外旅行に一眼レフを持ち歩くなんて、危険！」といわれてましたが、いまや一般的になりすぎて、そうでもなくなったのかもしれません。

とても気に入ってる一枚です。公園を楽しんでる様子が伝わってくる・・・

チューリップを満喫して、帰途に向かいます。出口付近には、木製のチューリップ。気分が高まっているので欲しくなる・・・いやいや、買って帰っても飾る場所ないから・・・としばし葛藤。

またバス停に戻ってきました。ギリギリの時間だったので、あわててバスに乗り込みます。

やれやれ間に合った、と思ったとたんにバスは出発。あれれ？まだ出発時間まで数分あるのに！適当だなぁ、危なかった！