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旅の終わりが近づいてきた。<br />キューカッスルから、電車でロンドンへ移動。<br />そのまま駅前のホテルに飛び込んで、荷物を預け。<br />一転、電車で西に向かう。<br />何かとゆうと、ストーンヘンジを見に行こう、という算段である。<br /><br />午後3時40分、ソールズベリーで下車。<br />おりしも、駅前に「ストーンヘンジツアー」とゆう、二階建のバスが止まっている。<br />平日の午後、オジサンがいかにもヒマそうである。<br /><br />ガイドブックによると、町の中央部まで歩けば、ストーンヘンジ行きのバスが出ている、ということだったが。<br />オジサンに時間と値段を聞くと、<br /><br />「バス往復だけなら12ポンド、入場料込なら17ポンド。午後4時出発、午後6時戻りだ」<br /><br />とパンフレットをくれる。<br />見ると、平日は一日二往復しかしていないバスだ。<br />タイミングがよろしい、とゆうことで、申し込む。<br /><br />二階建バスに、われわれを含め、お客さんは三人。<br />一日二往復じゃ、平日はモトがとれないだろうなぁ。<br /><br />牧草地を30分走る。<br />やがて、遠くの牧草地の丘に、なんとなーく、ソレらしきものが見えてくる。<br />

ストーンヘンジで古代人のパワーはもらえるか

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2009/05/12 - 2009/05/12

65位(同エリア209件中)

鯨の味噌汁

鯨の味噌汁さん

旅の終わりが近づいてきた。
キューカッスルから、電車でロンドンへ移動。
そのまま駅前のホテルに飛び込んで、荷物を預け。
一転、電車で西に向かう。
何かとゆうと、ストーンヘンジを見に行こう、という算段である。

午後3時40分、ソールズベリーで下車。
おりしも、駅前に「ストーンヘンジツアー」とゆう、二階建のバスが止まっている。
平日の午後、オジサンがいかにもヒマそうである。

ガイドブックによると、町の中央部まで歩けば、ストーンヘンジ行きのバスが出ている、ということだったが。
オジサンに時間と値段を聞くと、

「バス往復だけなら12ポンド、入場料込なら17ポンド。午後4時出発、午後6時戻りだ」

とパンフレットをくれる。
見ると、平日は一日二往復しかしていないバスだ。
タイミングがよろしい、とゆうことで、申し込む。

二階建バスに、われわれを含め、お客さんは三人。
一日二往復じゃ、平日はモトがとれないだろうなぁ。

牧草地を30分走る。
やがて、遠くの牧草地の丘に、なんとなーく、ソレらしきものが見えてくる。

  • これがまた、スゴイ世界遺産なのである。<br />なにがスゴイといって、牧草地の真ん中に、ぐるりと、石が置いてあるだけなのだ。<br />(環状列石なんだから、当たり前だ)<br /><br />駐車場から、道路の下をくぐって、サクの中に入る。ロープが張ってあり、石には触れない。<br />遺跡の周りを一周する。<br />その間5分。以上、観光終了である。<br />あとは、帰りのバスを待つばかり、というスバラシサなのである。<br /><br />観光客の方々の反応は、さまざまである。<br /><br />「イズ・イッツ・オール??????」<br /><br />と、呆然としているのもいれば。<br />不思議なパワーを感じるのか、メイソーにふけっている方もいらっしゃる。<br />また、熱心に写真を撮っている方もいらっしゃる。<br />中には、駐車場にクルマだけ入れて、入場料金は払わず、サクの外から見物するだけ、という方もいる。<br />柵の中もウチも、たいして見え方は変わらないのであるから、これはこれで賢い、とゆわねばならない。<br /><br />鯨は、不可思議なパワーを感じたか、とゆわれれば、ソンな気もする。<br />ニンニク粒くらいの、パワーは、貰ったのかもしれない。<br />が、一番高いユンケルほどには、効かないような気もする。<br />(効いているような気もする。気はココロだから)<br /><br />

    これがまた、スゴイ世界遺産なのである。
    なにがスゴイといって、牧草地の真ん中に、ぐるりと、石が置いてあるだけなのだ。
    (環状列石なんだから、当たり前だ)

    駐車場から、道路の下をくぐって、サクの中に入る。ロープが張ってあり、石には触れない。
    遺跡の周りを一周する。
    その間5分。以上、観光終了である。
    あとは、帰りのバスを待つばかり、というスバラシサなのである。

    観光客の方々の反応は、さまざまである。

    「イズ・イッツ・オール??????」

    と、呆然としているのもいれば。
    不思議なパワーを感じるのか、メイソーにふけっている方もいらっしゃる。
    また、熱心に写真を撮っている方もいらっしゃる。
    中には、駐車場にクルマだけ入れて、入場料金は払わず、サクの外から見物するだけ、という方もいる。
    柵の中もウチも、たいして見え方は変わらないのであるから、これはこれで賢い、とゆわねばならない。

    鯨は、不可思議なパワーを感じたか、とゆわれれば、ソンな気もする。
    ニンニク粒くらいの、パワーは、貰ったのかもしれない。
    が、一番高いユンケルほどには、効かないような気もする。
    (効いているような気もする。気はココロだから)

  • しょうがないので、オミヤゲモノやさんに入り、いろいろと物色。<br />ストーンヘンジチョコ、ストーンヘンジキャンディ、など、いろいろと取り揃えている。<br />日本でいう「軽井沢に行ってきましたクッキー」みたいなモンである。<br />配偶者は感心して、<br /><br />「職場でみんなに配れるから、ありがたいわー」<br /><br />なんてゆっている。<br />その意味では日本的な観光地である。<br /><br />道路をはさんで反対側の牧草地に、どうやら古墳らしきものが見えた。<br />いわゆる土饅頭である。<br />なにしろバスを待つ時間が、牛に食わせるほどあるので、てくてくと歩いて近づくことにする。<br />周囲には、のんびり、ホルスタインの群が、草を食んでいる。<br />牧場の真ん中にある遺跡なのだ。<br /><br />近くに寄っていくと、やはり古墳だ。<br />大小合わせて五つ。<br />説明文に「ストーンサークルと同じ時代に作られた」とある。<br /><br />シンプルな円墳。高さは3メートルくらいだろう。<br />日本では、北海道に多いタイプだ。<br /><br />北海道では、アイヌのさらに前、いわゆるオホーツク文化とゆうものが存在し。<br />それはどうやら、北方からやってきたモンゴロイドが築いたらしい。<br />青森の三内丸山の環状列石も、同じ連中がつくったものだという。<br /><br />ふうむ、と鯨は思った。<br />三内丸山と、英国。<br />地球の裏っ側ではあるけれど。<br />案外、同じねっこなのかもしれない。<br /><br />アングロサクソンより、ケルト人より、もっともっと昔。<br />アジアのどこかで、日本で言うところの縄文人が発生し。<br />その中のある兄弟が。<br />ある日、<br /><br />「オレは東にいくぞ」<br />「じゃあ、ボクは西に行く」<br /><br />と、アジアの真ん中で、左右に別れたのである。<br /><br />片一方は、西の果てまで来て、海を渡り、ストーンヘンジを作り。<br />もう一方は、東の果てにたどりついて、やはり、海を渡り、三内丸山をつくったんではなかろうか。<br />日本とイギリスは、ユーラシアのはじっこに浮かんだ島、という意味では、いっしょなのだ。<br /><br />そう考えると、日本人も英国人も、遠い遠い祖先は、ほんのちょっぴりではあるが、重なっているかも知れぬ。<br /><br />などと、鯨が再び司馬遼太郎モードになり(白髪ではなくハゲだが)、ふかぶかと妄想に浸っていると。<br />配偶者がフトいった。<br /><br />「大丈夫かしら」<br /><br />「何が」<br /><br />「バスの時間まで、あと5分なんだけど」<br /><br />午後6時現地発、ソールズベリー行きの最終。<br /><br />「ぎょえええーーーー」<br /><br />「アレが最終でしょう」<br /><br />「走るしかないナ」<br /><br />「走りましょう」<br /><br />で、二人の東洋人は、夕方の牧草地を疾走する。<br />古墳のまわりには、ホルスタンの方々が、のんびり草をはんでいたのであるが。<br />最短距離、ということで、そのウシの方々の間を、走りぬけた。<br />ウシたちはびっくりして、クモの子を散らすように、てんでに立ち上がり、逃げていくのであった。<br />いや、なにしろウシであるから、クモの子じゃないな。ウシの子か。<br /><br />あとで配偶者は<br /><br />「こわかった。ウシにかみつかれるかと思った」<br /><br />とゆっていた。<br />いや、ウシの方が怖かったと思うぞ。

    しょうがないので、オミヤゲモノやさんに入り、いろいろと物色。
    ストーンヘンジチョコ、ストーンヘンジキャンディ、など、いろいろと取り揃えている。
    日本でいう「軽井沢に行ってきましたクッキー」みたいなモンである。
    配偶者は感心して、

    「職場でみんなに配れるから、ありがたいわー」

    なんてゆっている。
    その意味では日本的な観光地である。

    道路をはさんで反対側の牧草地に、どうやら古墳らしきものが見えた。
    いわゆる土饅頭である。
    なにしろバスを待つ時間が、牛に食わせるほどあるので、てくてくと歩いて近づくことにする。
    周囲には、のんびり、ホルスタインの群が、草を食んでいる。
    牧場の真ん中にある遺跡なのだ。

    近くに寄っていくと、やはり古墳だ。
    大小合わせて五つ。
    説明文に「ストーンサークルと同じ時代に作られた」とある。

    シンプルな円墳。高さは3メートルくらいだろう。
    日本では、北海道に多いタイプだ。

    北海道では、アイヌのさらに前、いわゆるオホーツク文化とゆうものが存在し。
    それはどうやら、北方からやってきたモンゴロイドが築いたらしい。
    青森の三内丸山の環状列石も、同じ連中がつくったものだという。

    ふうむ、と鯨は思った。
    三内丸山と、英国。
    地球の裏っ側ではあるけれど。
    案外、同じねっこなのかもしれない。

    アングロサクソンより、ケルト人より、もっともっと昔。
    アジアのどこかで、日本で言うところの縄文人が発生し。
    その中のある兄弟が。
    ある日、

    「オレは東にいくぞ」
    「じゃあ、ボクは西に行く」

    と、アジアの真ん中で、左右に別れたのである。

    片一方は、西の果てまで来て、海を渡り、ストーンヘンジを作り。
    もう一方は、東の果てにたどりついて、やはり、海を渡り、三内丸山をつくったんではなかろうか。
    日本とイギリスは、ユーラシアのはじっこに浮かんだ島、という意味では、いっしょなのだ。

    そう考えると、日本人も英国人も、遠い遠い祖先は、ほんのちょっぴりではあるが、重なっているかも知れぬ。

    などと、鯨が再び司馬遼太郎モードになり(白髪ではなくハゲだが)、ふかぶかと妄想に浸っていると。
    配偶者がフトいった。

    「大丈夫かしら」

    「何が」

    「バスの時間まで、あと5分なんだけど」

    午後6時現地発、ソールズベリー行きの最終。

    「ぎょえええーーーー」

    「アレが最終でしょう」

    「走るしかないナ」

    「走りましょう」

    で、二人の東洋人は、夕方の牧草地を疾走する。
    古墳のまわりには、ホルスタンの方々が、のんびり草をはんでいたのであるが。
    最短距離、ということで、そのウシの方々の間を、走りぬけた。
    ウシたちはびっくりして、クモの子を散らすように、てんでに立ち上がり、逃げていくのであった。
    いや、なにしろウシであるから、クモの子じゃないな。ウシの子か。

    あとで配偶者は

    「こわかった。ウシにかみつかれるかと思った」

    とゆっていた。
    いや、ウシの方が怖かったと思うぞ。

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