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エジンバラの三日目。<br />おりしも日曜日である。<br />本日は、連日の「おのぼりさん」モードを全開し、エジンバラ城に向かうのである。<br /><br />配偶者とふたり、駅の上を渡り、お城への坂道をジリジリ上がっていく。<br />道の両側はお土産物屋さんが並んでいる。<br /><br />まだ開店前であるが、店主さんが看板を出したり、目玉商品を並べたり、忙しそうだ。<br />見ていると、お土産物屋さんの人種もイロイロらしい。<br />華僑経営のお店は、漢字の看板が出ている。<br />きっと中国人のツアーさんご用達のお店なんだろうな。<br /><br />エジンバラ城は、全館これ軍事博物館、といった風情であった。<br />断崖の上に、海をにらみつけてのツクリであるから、もともとそういうコンセプトであるらしい。<br />大砲は北海に向けられ。<br />お約束の「牢獄」なんぞもちゃんとある。<br />場内にスコットランド軍事博物館があり、そこでの展示は、中世から現代まで、戦争ばかりやってる。<br />軍事博物館だから当たり前だが。<br /><br />まさに「男どもの国」といった風情なのである。

パースのギャラリーでストリップしてみました。

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2009/05/10 - 2009/05/10

16位(同エリア40件中)

鯨の味噌汁

鯨の味噌汁さん

エジンバラの三日目。
おりしも日曜日である。
本日は、連日の「おのぼりさん」モードを全開し、エジンバラ城に向かうのである。

配偶者とふたり、駅の上を渡り、お城への坂道をジリジリ上がっていく。
道の両側はお土産物屋さんが並んでいる。

まだ開店前であるが、店主さんが看板を出したり、目玉商品を並べたり、忙しそうだ。
見ていると、お土産物屋さんの人種もイロイロらしい。
華僑経営のお店は、漢字の看板が出ている。
きっと中国人のツアーさんご用達のお店なんだろうな。

エジンバラ城は、全館これ軍事博物館、といった風情であった。
断崖の上に、海をにらみつけてのツクリであるから、もともとそういうコンセプトであるらしい。
大砲は北海に向けられ。
お約束の「牢獄」なんぞもちゃんとある。
場内にスコットランド軍事博物館があり、そこでの展示は、中世から現代まで、戦争ばかりやってる。
軍事博物館だから当たり前だが。

まさに「男どもの国」といった風情なのである。

  • 歩きまわっているうちに、一枚の古地図を見つけた。<br />おお。どう見ても、函館郊外の五稜郭だ。<br />土方歳三が死に場所に選んだ、戊辰戦争最後の地。<br /><br />五稜郭は、幕末に、幕府が西洋式の要塞を作らねばならん、ということで築城し。<br />見た目は立派だが、じっさいの戦争には、ちーとも役に立たなかった、という。<br />現に、五稜郭にこもった旧幕府側は、あっさり落城している。<br />

    歩きまわっているうちに、一枚の古地図を見つけた。
    おお。どう見ても、函館郊外の五稜郭だ。
    土方歳三が死に場所に選んだ、戊辰戦争最後の地。

    五稜郭は、幕末に、幕府が西洋式の要塞を作らねばならん、ということで築城し。
    見た目は立派だが、じっさいの戦争には、ちーとも役に立たなかった、という。
    現に、五稜郭にこもった旧幕府側は、あっさり落城している。

  • 2時間ばかりお城の中を歩き、退散。<br />配偶者と「午後、どうしようか」という話になる。<br />ツアーではないので、無計画なのである。<br /><br />町を歩いてもいいけれど。<br />昨日見た、あの「フォースブリッジ」を渡ってみたい、という話がまとまる。<br />たしかに「恐竜鉄橋」を見るだけではツマラン。<br /><br />「昔からゆうものな、オンナは乗ってみよ、橋は渡ってみよ」<br /><br />配偶者に冷たくスルーされる。<br /><br />エジンバラ駅まで歩き、北へ向かう電車を探す。<br />ガイドブックを見ると、北へ1時間ほど走ったところにパースという街がある。<br />よくわからんけれど、とりあえず行ってみよう、ということになる。<br /><br />列車は北に向かって走り出す。<br />すぐにフォースブリッジだ。<br />なるほど、左右に大きく景色が開いて、素晴らしい眺望だ。

    2時間ばかりお城の中を歩き、退散。
    配偶者と「午後、どうしようか」という話になる。
    ツアーではないので、無計画なのである。

    町を歩いてもいいけれど。
    昨日見た、あの「フォースブリッジ」を渡ってみたい、という話がまとまる。
    たしかに「恐竜鉄橋」を見るだけではツマラン。

    「昔からゆうものな、オンナは乗ってみよ、橋は渡ってみよ」

    配偶者に冷たくスルーされる。

    エジンバラ駅まで歩き、北へ向かう電車を探す。
    ガイドブックを見ると、北へ1時間ほど走ったところにパースという街がある。
    よくわからんけれど、とりあえず行ってみよう、ということになる。

    列車は北に向かって走り出す。
    すぐにフォースブリッジだ。
    なるほど、左右に大きく景色が開いて、素晴らしい眺望だ。

  • パースにつくと、風が冷たい。<br />日曜の午後であって、ひとけは少なく。<br />住宅街を抜けた広い公園で、家族連れがのんびり、くつろいでいる。<br /><br />町の真ん中にあるインフォメーションセンターまで行き、地図をもらう。<br />川沿いの通りに市営のギャラリーがある。入場無料、とあるので、トコトコ歩いて向かった。<br /><br />場内の展示は、絵画が半分、あとはパースの歴史を示す展示物。<br />日本にもよくある、「市役所に併設した郷土博物館」のノリですね。<br /><br />展示の絵の中に、ミレーの素描があった。<br />へぇ。こんな小さな町にミレー。<br />頑張って集めたのネ、と思ってしまう。<br />他の絵も、なぜかフランス人が多い。<br /><br />展示物の中に、「ダーウィンの直筆の手紙」とか「ダーウィンの昆虫標本」などがあった。<br />どうやらゆかりの地らしい。<br /><br />さらに、スコットランドのキルトが、なぜかこれは、ハンガーに掛けられていた。<br />いわゆるスカートみたいなヤツである。<br />展示物の中で、そこだけ、ロッカールームみたいである。<br /><br />配偶者が近寄って、手書きの説明を読む。<br /><br />「自由に試着してください、だって」<br /><br />おお。<br />スコットランドを訪れたならば、一回は、あのキルトを身につけてみたいと思っていたのだ。<br /><br />で、いそいそとズボンを脱ごうとした。<br />配偶者が<br /><br />「ズボンは脱がない方が、いいんぢゃないの」<br /><br />他に人はいないから、いいじゃん。<br />それよりスカータスカート。<br />はいはい、あんたは、カメラ持って。<br />記念撮影してね。<br /><br />と、鯨がズボンを下ろしかけたとたん。<br />館員のオジサンが近寄ってきて、怖い顔でいった。<br /><br />「もう閉館ですよ」<br /><br />鯨は、おろしかけていたズボンを、止むなく、はきなおした。<br /><br />あとで、配偶者が笑いながら<br /><br />「閉館時間じゃなくて、ズボンを脱ごうとしたから追い出されたのよ」<br /><br />そうかもしれない。<br />ズボンの上から履けば、見逃してもらたのかもしれない。<br /><br />次に行く時は、半ズボンで来なくてはいけない。<br />でもでも。<br />キルト、はいてみたかったなぁ。<br /><br />無念の思いを残し、ダンディー経由で、ふたりは夕焼けのフォースブリッジをわたり、エジンバラに戻ったのである。<br /><br /><br /><br />

    パースにつくと、風が冷たい。
    日曜の午後であって、ひとけは少なく。
    住宅街を抜けた広い公園で、家族連れがのんびり、くつろいでいる。

    町の真ん中にあるインフォメーションセンターまで行き、地図をもらう。
    川沿いの通りに市営のギャラリーがある。入場無料、とあるので、トコトコ歩いて向かった。

    場内の展示は、絵画が半分、あとはパースの歴史を示す展示物。
    日本にもよくある、「市役所に併設した郷土博物館」のノリですね。

    展示の絵の中に、ミレーの素描があった。
    へぇ。こんな小さな町にミレー。
    頑張って集めたのネ、と思ってしまう。
    他の絵も、なぜかフランス人が多い。

    展示物の中に、「ダーウィンの直筆の手紙」とか「ダーウィンの昆虫標本」などがあった。
    どうやらゆかりの地らしい。

    さらに、スコットランドのキルトが、なぜかこれは、ハンガーに掛けられていた。
    いわゆるスカートみたいなヤツである。
    展示物の中で、そこだけ、ロッカールームみたいである。

    配偶者が近寄って、手書きの説明を読む。

    「自由に試着してください、だって」

    おお。
    スコットランドを訪れたならば、一回は、あのキルトを身につけてみたいと思っていたのだ。

    で、いそいそとズボンを脱ごうとした。
    配偶者が

    「ズボンは脱がない方が、いいんぢゃないの」

    他に人はいないから、いいじゃん。
    それよりスカータスカート。
    はいはい、あんたは、カメラ持って。
    記念撮影してね。

    と、鯨がズボンを下ろしかけたとたん。
    館員のオジサンが近寄ってきて、怖い顔でいった。

    「もう閉館ですよ」

    鯨は、おろしかけていたズボンを、止むなく、はきなおした。

    あとで、配偶者が笑いながら

    「閉館時間じゃなくて、ズボンを脱ごうとしたから追い出されたのよ」

    そうかもしれない。
    ズボンの上から履けば、見逃してもらたのかもしれない。

    次に行く時は、半ズボンで来なくてはいけない。
    でもでも。
    キルト、はいてみたかったなぁ。

    無念の思いを残し、ダンディー経由で、ふたりは夕焼けのフォースブリッジをわたり、エジンバラに戻ったのである。



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