2014夏 イギリス 17：お風呂の語源の街 世界遺産バース ローマンバスミュージアム

2014/08/14 - 2014/08/14

ソールズベリーから１時間半のドライブでバースに到着。
途中大雨に降られた。が、しばらくすると晴れる、典型的なイギリスの気候。
バース、この街の名前は「Bath(＝風呂)」の語源にもなっている温泉の街。ローマ帝国時代に築かれたローマンバスミュージアム」を始め、美しい街並み。紀元１世紀から脈々と続くリゾート地の美しさ、さすが世界遺産です。

□　8/ 8 羽田→ミュンヘン→ロンドン　　　　　ロンドン泊
□　8/ 9ー13 ロンドン観光　　　　　　 　　　　ロンドン泊
■　8/14 ソールズベリー、バース　　　 　　　　バース泊
□　8/15 コッツウォルズ　　　　　　 　 　　　ストラウド泊
□　8/16 コッツウォルズ　　　　　　 　　　　ヒースロー泊
□　8/17 ロンドン→フランクフルト→(機中泊)　　機中泊
□　8/18 →成田

■：当ページの旅行記で記述している部分です。

この旅行の初日からご覧になりたい方は、こちらをどうぞ
http://4travel.jp/travelogue/10920863

エリア パース(イギリス)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ソールズベリーの街を出ると、すぐにこの様な田園風景。

突然の雨、それもかなりの土砂降り

が、すぐに晴れました。
典型的なイギリスの気候なのでしょう

木漏れ日が気持ち良い

このレンタカー、メーター部にハーツのシールが貼ってあり「14,000マイル以上走っている場合は、すぐに支店に連絡を。さもなくば罰金」などと書いてあります。イギリスのレンタカーってそんなルールがあるのかな？

このクルマは累積1569マイル。返却までに、12500マイルも走ることは無いので問題なし
今回のクルマは、アイドリングストップ機能が搭載されています。これは私には初の体験です。

バースの市街に入ってきました

本日の宿、Hilton Bath City。Walcot Street, Bath, BA1 5BJ
ホテルから徒歩で旧市街を散歩したかったので、中心街にあるホテルを選択しています。
通常￥20000ぐらいする様ですが、バーゲンプライス約￥12500。
宿泊客は、駐車場代が15ポンド。が、どこに停めて良いのか分からず、外にクルマを停めたまま、ロビーに聞きに行きました。

この公共駐車場に停めろ　とのこと。この駐車券をロビーに持っていくと、駐車場を出る時のトークンに変えてくれるようです。

無事、駐車。宿泊中は歩きで観光するので、本日のドライブはこれで終了。走行距離は135マイル。

これがトークン。フツーに一晩駐車場を利用すると30ポンド弱ぐらいかかる様なので、宿泊客は約半額で利用できるってことですね。

ロビーはこんな感じ

ホテルのウラはこんな眺め。
ホテルはＬ字型でロビーなどがある本館的な部分(Ｌ字の長い方)の部屋だと、部屋からの眺めもこんな感じなのでしょう。が、我々の部屋はＬ字の長い方をかなり歩いて曲がった更に先。Ｌ字の短い方の先でした。

部屋はキレイ

風呂トイレもキレイ。

部屋からの眺めは、、、、がっかり。隣のスーパーの屋上がバッチリ見える眺め。
まぁ、￥12500というバーゲンプライスなので致し方ない。
なお、WiFiは有料。ロビーはWiFi無料なので、我々はWiFiに繋ぎたい時に、PCやスマホを持ってロビーで繋いでいました。

早速、街歩き開始

街並みがキレイです

本日の夕食、「Loch Fyne」というシーフードレストランを予約。24 Milsom Street, Bath
嫁はんが、ウェブサイトで見つけて行ってみたいと思い、実際のお店を見てから予約しました。
先日、ロンドンで行ったCote Brasserieと同様に、１９時前だとお得コースがあると知り、18:45の来店で予約しました。

ローマ帝国時代からリゾート地としての歴史を持つので、街並みはさすがにキレイです。

Milsom通りを南へ

さすが温泉の街！？「ロイヤルミネラルウォーター病院」

この門を入ると

左手にローマンバスミュージアム。
正面は、バース寺院

その手前は、有名なパンプルーム。
元々は、温泉のミネラルウォーターを供していた場所が、ティールームになりました。今でも温泉の湯を飲むことができるそうです。

ローマンバスミュージアム入り口

一人１４ポンド。音声ガイド付き、日本語対応あり。
入場したのは16:45、夕食の予約時間まで２時間あるので余裕、と思っていたのですが、、、、。

緑の部分が現存する壁

順路は高いフロアから進みます。上からお風呂の全景。夕方なので西向きで逆光です

ウラにはバース寺院が見えます

もちろん、お湯に浸かることはできません

当時は、ここに屋根がついていて高さ約２０ｍは、ローマ時代のイギリスで最も高いレベルの建築物だったそうです。

シーザーなど偉人の像がお風呂を見張って？います

上から一周温泉を眺めた後は、博物館へ

建物の装飾跡

ローマ帝国、最盛期の勢力図。デカいです。「すべての道はローマに通ず」というのも分かります。

中は、当時の遺構がたくさんあり、音声ガイドをすべて聞いているとかなり時間がかかります。

浴場跡から見つかったミネルウァの頭部。ミネルウァは詩・医学・知恵・商業・製織・工芸・魔術を司るローマ神話の女神

温泉に投げ込まれたコイン

温泉の湧きだし口

おっ、古代ローマ人を発見！

当時は、この様なサウナ部屋もあったようです

サウナ部屋跡　だったかな？

しっかし、2000年も昔にこんな豪華な設備があったなんて、驚くばかりです。

バース、街の名前が、Bath＝風呂の語源になったということ。そのお風呂の起源を見ているのは感慨深いです。
ちなみに、日本プロ野球歴代最強の助っ人と言われる元阪神タイガースのバース選手のつづりはBass。発音をそのままカタカナにすると「バス」なのだが、不調時にスポーツ新聞の見出しで「阪神バス、ストップ」などと書かれたら、親会社の阪神(鉄道会社でバスも保有している)の経営にも悪影響がある　などの懸念から登録名を「バース」としたらしいです。

当時のお湯を運んだ鉛パイプ

パンプルーム

水風呂にはコインがいっぱい光っています

温泉のお湯を飲めます。ポンプルームまで行かなくても飲めるんですね。
味は、うーん　って感じでした。

オーディオガイドを返して終了。
たっぷり２時間近くかかりました。
気が付くと18:40。レストランの予約時間まで、あと５分。やばっ。

こちらがパンプルーム入り口
我々は、温泉のお湯は先ほど飲めたし、時間も無いのでスルー

ミュージアムショップ

ロイヤルバスミュージアム、堪能しました。
レストランの予約時間が迫っているので、急いで移動です。

2014夏 イギリス 18：バース　シーフードと世界遺産の市街散歩
http://4travel.jp/travelogue/10964725
に続く