2009/01/19 - 2009/02/05
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ちびのぱぱさん
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BTSのナショナルスタジアム駅を降りると、いきなりゴンタが迎えてくれました。
ゴンタは、他のすべてのタイの犬と同じように、ペタンとうつぶせになって
駅前の広場のほぼ中央に、てこでも動かんといった風情で寝ています。
私たちといえば、これからジムトンプソンの家を見学しようというのに、
ゴンタのあまりの気持ちよさそうな様子に、思わず写真を撮ったり、ビデオを撮ったりしたのでした。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- ユナイテッド航空
-
すごい存在感を放つゴンタ。
首輪をしているのでどこかの飼い犬でしょうか。
素性を知っている方がいたらどうか教えてください。 -
人に道を尋ねつつ、かのシルク王の屋敷へと向かう途上、
komu55さんの旅行記で紹介されていたトゥクトゥク発見!
http://4travel.jp/traveler/komu-web/album/10256893/
値段だけ聞いて一旦通り過ぎますが、買わなければきっと後悔すると思い、
もう一度戻ってひとつ購入しました。
-
製作者の気品を感じて、値切らずに言い値の100バーツで、チャンビールの物を購入。
まだ、先の長い旅、果たして無傷で日本に持ち帰れるか心配でした。
幸い、この後バンコク駅のケンタッキーフライドチキンを食べたときにもらった、
チキンが入っていた箱にぴったり納まり、無事我が家までたどり着きました。 -
これが、ホアラポン駅のケンタッキー。
右上の箱がトゥクトゥクのおもちゃを入れるのにぴったり!
トゥクトゥク買うときはケンタッキーを食べよう!
おいしかったですよ。 -
5分も歩けば、ジムトンプソンの家に着きます。
言わずと知れた、タイシルクの育ての親、ジムトンプソンが住んでいた家です。 -
一人100バーツの入場料を払って中に入ると、
「日本語のツアーは後20分後に始まりますので、そちらにかけてお待ちください。」
とのこと。
そう言えば、日本語のボランティアによる案内があると聞いていました。
一旦ゲートを出て、入り口脇にある写真のレストランでドリンクします(コーラ60バーツ)。 -
やがて時間が来てツアー開始の場所に行くと、うら若きタイ美人が所在無げに立っています。
いったい日本語ガイドをしてくれる方はどこにいるのだろう、と思っていると、
「皆様、本日はようこそお越しくださいました。」
と、そのうら若きタイ美人が口を開いたのでびっくり。
「わたくし○○が、今日のご案内をさせていただきます。まだ未熟な日本語ですが、どうぞ最後までお付き合いください。」
と言われ、さらにびっくり。
この方が45分にわたってこの興味深い場所を案内してくださったのでした。
ガイドさんは(名前は忘れてしまいました)、ゆっくりと、聞きやすい日本語で着実に説明し、
こちらの質問にも的確に答えてくださいました。
ジムトンプソンは多くの仏教美術品を収集していて、
シャカの出家を描いた絵の前で、
「これは、おシャカ様の出家です。お釈迦様は出家をするとき、持ち物をすべて人にあげました。子供は出会った人にあげました。妻は動物にあげました。」
たんたんと説明するのですが、知っている話も彼女の口から抑揚のない日本語で説明されると、
妙にリアル感が増して、聞いていたいちどう目が点状態。
ポカーンとしているわれわれを尻目に
「どうぞごゆっくりご覧ください。(ほとんど間をおかず) では、次に行きましょう。」(抑揚なし) -
ジムトンプソンのコレクションは実に多岐にわたり、
面白かったのは、中国の金持ちの家庭にあったという「ねずみの家」。
大き目のドールハウスのようなもので、人形の代わりにペットのねずみを入れて遊ばせ、
その様子を鑑賞して楽しんだのだそうです。
内部の写真は撮影お断りなので、写真がなくて残念です。
うちにはジャンガリハムスター(ハンドルネームになっている「ちび」です)がいますので、
「うちでも作って遊ばせたいなー。」
と言ったら、
「ばっかじゃない!」
と一蹴されて、はかなき夢で終わりました。
写真は、彼の寝室。
タイの伝統的な建物に、ジムトンプソン独自の意匠の施された家は見ごたえがあります。 -
「熱い絹」という松本清張の小説はご存知でしょうか。
マレーシアのキャメロンハイランドの密林に忽然と消えた
このシルク王を題材にした大胆な推理小説です。
マレーシアには何度か足を運んでいるのですが、
いつか彼が失踪前に滞在していた月光荘を訪れてみたいと思います。
松本清張によれば今なお彼の死体はその別荘の地下にあるのです。 -
バンコクにいるのを忘れてしまいそうです。
-
彼の収集した植物たち。
-
今でも変わらず花を咲かせ、
密林に消えたこの館の主の帰りを待っているかのようでした。
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この旅行記へのコメント (4)
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- さみーさん 2009/08/04 00:03:41
- 暑い日が続きますね
- ちびのぱぱさんはじめまして
さみーと申します。
暑いから避暑地に行こうと妻が言うので、行き先を探していたら、たまたまちびのぱぱさんのアロースターの旅行記を見かけました。
もう昔に「熱い絹」を読んでストーリーも忘れていましたが、マレーシアのキャメロンハイランドが舞台ですよね。
ちびのぱぱさんの旅行記を見て行きたくなってきましたので書き込みました。
「熱い絹」もう一度読み直してみたいと思います。
他の旅行記では、ポルトガルへ行ったことがあるのでリスボンやオビドスなど懐かしく拝見させていただきました。
私は徳島の隣県に住んでいてしょっちゅう徳島に行きますが、徳島は眉山が町中にあり、リスボンは坂が多いですよね。両方ともなんとなくさびしい感じがするんですよね。そんなところがなんとなく似ている気がします。勝手な想像ですが、モラエスが徳島に住んだ気持ちがわかるような気がします。
いきなりながながとすいません。
さみー
- ちびのぱぱさん からの返信 2009/08/04 19:06:35
- RE: 暑い日が続きますね
- さみーさん、こんにちわ
北海道は記録的な日照不足で、おてんとうさまが恋しいくらいです。
ご訪問くださり、投票もありがとうございます。
マレーシアに三度も足を運んでいるのに、キャメロンハイランドには行ったことがありません。
冬の北海道を抜け出してゆくので、熱いところばかりうろうろしています。キャメロンハイランドに行かれたら、旅行記アップしてくださいね。
徳島が、ポルトガルの面影を持つというのは、新田次郎の小説にもあったように思います。
いつか徳島にも足を運んでみたいと思います。
さみーさんのページにもおじゃまさせてください。
-
- Komuさん 2009/02/18 23:39:36
- 魅力的でまた行きたくなりました
- ちびのぱぱさん、こんばんは。
旅行記まで紹介していただきまして、
ありがとうございます。
トゥクトゥクの写真、こういう風に並んでいると、
なんだか素晴らしい!って感じですね。
自分の家にも何台か並べたいって、
子供心のようなものが湧いてきてしまいます。
100Bは絶対お買い得ですよ。
輸送が心配ですが、買わないとまず後悔します。
上から見た形もなんだか、かわいらしくていいですね。
コカコーラ・ライトの白い車体が一瞬、
いいかなって思いましたが、
やっぱりそこに赤も並べたいって思いました。
車体全面の丸みや透明のフードみたいな部分も、
なんだかいいなって感じに見えます。
ゴンタの写真も面白いです。
フツウ、横に崩れて寝ていそうですが、
なんだか面白い姿勢ですね。
ジムトンプソンの家は母が行きたいと言っていたのですが、
ガイドさん付きで時間が取られそうで、断念してしまいました。
写真を拝見して良い感じなので、母に悪いことをしたなと思いました。
良い写真、良い旅行記をありがとうございました。
- ちびのぱぱさん からの返信 2009/02/19 22:10:43
- RE: 魅力的でまた行きたくなりました
- Komu55さん
ご訪問ありがとうございます。
Komu55さんこそ、楽しい旅行記ありがとうございます。
クアラルンプールの空港でのトラブルのバイタリティーに満ちた取り組み、尊敬します。
トゥクトゥクのおもちゃ、奥が深いですね。
同好会でも作りましょうか(笑)。
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