プノンペン旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 一日遺跡めぐり付き合ってくれたトゥクトゥクの運転手のタカさんは、<br /><br /> 「明日はどうするの?」<br /><br /> と聞くので、<br /><br /> 「プノンペンに行きます。」<br /><br /> と答えると<br /><br /> 「そうかい。○○のバスはトイレ付だがすごく高い。△△のにしておきなさい。」<br /><br /> 白髪交じりの刈り込んだ頭をこすりながら、優しい顔でそう言い残すと、夕暮れのシェムリアップの町に消えてゆきました。<br /><br /> 日本人が多く泊まるので知られているゲストハウスでお願いしたトゥクトゥクで、とても親切でした。<br /><br /> 一日付き合ってくれて11ドルは安いと思います。<br /><br /> 町では、<br /><br /> 「一日5ドルでどう?」<br /><br /> なんて声をかけてくることもあるけど、最後にもめたりするのもいやだし、良い選択だったと思います。

シェムリアップからプノンペン。新作ミスタービーン

10いいね!

2009/01/19 - 2009/02/04

436位(同エリア1010件中)

0

12

ちびのぱぱ

ちびのぱぱさん

 一日遺跡めぐり付き合ってくれたトゥクトゥクの運転手のタカさんは、

 「明日はどうするの?」

 と聞くので、

 「プノンペンに行きます。」

 と答えると

 「そうかい。○○のバスはトイレ付だがすごく高い。△△のにしておきなさい。」

 白髪交じりの刈り込んだ頭をこすりながら、優しい顔でそう言い残すと、夕暮れのシェムリアップの町に消えてゆきました。

 日本人が多く泊まるので知られているゲストハウスでお願いしたトゥクトゥクで、とても親切でした。

 一日付き合ってくれて11ドルは安いと思います。

 町では、

 「一日5ドルでどう?」

 なんて声をかけてくることもあるけど、最後にもめたりするのもいやだし、良い選択だったと思います。

交通手段
高速・路線バス
  •  明日のバスを頼むためにホテル近くの代理店に入ると、やはり2種類の値段がありました。<br /><br /> 妻のほうを見ると、<br /><br /> 「高いほうのにして!」<br /><br /> というので、一人9ドルなりの、パラマウントExp.にしました。<br /><br /><br /> 翌朝ホテルに迎えのバンが来て、写真のバスターミナルへと連れて行ってくれます。<br /><br /> 途中、にぎやかなところを延々と抜けてゆきますので、<br /><br /> シェムリアップが思っていたよりもずっと大きな町であることに気づきます。

     明日のバスを頼むためにホテル近くの代理店に入ると、やはり2種類の値段がありました。

     妻のほうを見ると、

     「高いほうのにして!」

     というので、一人9ドルなりの、パラマウントExp.にしました。


     翌朝ホテルに迎えのバンが来て、写真のバスターミナルへと連れて行ってくれます。

     途中、にぎやかなところを延々と抜けてゆきますので、

     シェムリアップが思っていたよりもずっと大きな町であることに気づきます。

  •  ターミナルには食堂もあり、様々な物売りであふれかえっています。<br /><br /> 写真は、しじみ売り。<br /><br /> これはあちらこちらで見かけ、実に良く売れています。<br /><br /> トライしなかったのがくれぐれも心残り。

     ターミナルには食堂もあり、様々な物売りであふれかえっています。

     写真は、しじみ売り。

     これはあちらこちらで見かけ、実に良く売れています。

     トライしなかったのがくれぐれも心残り。

  •  バスはのどかな田園風景の中を快調に走ります。<br /><br /> 沿道の景色にも飽きてきた頃、バスの中のテレビで<br /><br /> 「ミスタービーンカンヌへ行く」<br /><br /> みたいな題名のミスタービーンの映画が始まりました。<br /><br /> 15年ほど前のロンドン行きの飛行機の中で見て以来、この人の映画のファンになっております。<br /><br /> ミスタービーンのせいで、お父さんと列車ではぐれてしまった少年と、ビーン氏のはちゃめちゃな旅が始まります。<br /><br /> やがてこれに、駆け出しの美人女優も加わってハプニングはエスカレートする一方。

     バスはのどかな田園風景の中を快調に走ります。

     沿道の景色にも飽きてきた頃、バスの中のテレビで

     「ミスタービーンカンヌへ行く」

     みたいな題名のミスタービーンの映画が始まりました。

     15年ほど前のロンドン行きの飛行機の中で見て以来、この人の映画のファンになっております。

     ミスタービーンのせいで、お父さんと列車ではぐれてしまった少年と、ビーン氏のはちゃめちゃな旅が始まります。

     やがてこれに、駆け出しの美人女優も加わってハプニングはエスカレートする一方。

  •  バスは故障することもなく快調に走り、お昼休憩に入りました。<br /><br /> 目の前に写真のホテルがあってみんな入っていくので、私もここで昼食に。<br /><br /> 内部はたいした賑わいです。<br /><br /> 奥の中二階の席には団体さんも入っていて盛り上がっています。<br /><br /> 何にしようかと、周囲のテーブルを見回していると、同じバスで来たご家族が隣のテーブルでおいしそうな牛飯を食べているので、ウェートレスを呼んで<br /><br /> 「あれちょーだい。」<br /><br /> というと、忙しいレストランに付き物の無愛想さで黙って行ってしまいました。<br /><br /> 味は良かったですが、牛飯2杯、ライムを煮込んだスープ2杯、ビール1杯で9.5ドルはちょっと高いかな。

     バスは故障することもなく快調に走り、お昼休憩に入りました。

     目の前に写真のホテルがあってみんな入っていくので、私もここで昼食に。

     内部はたいした賑わいです。

     奥の中二階の席には団体さんも入っていて盛り上がっています。

     何にしようかと、周囲のテーブルを見回していると、同じバスで来たご家族が隣のテーブルでおいしそうな牛飯を食べているので、ウェートレスを呼んで

     「あれちょーだい。」

     というと、忙しいレストランに付き物の無愛想さで黙って行ってしまいました。

     味は良かったですが、牛飯2杯、ライムを煮込んだスープ2杯、ビール1杯で9.5ドルはちょっと高いかな。

  •  店内の様子です。

     店内の様子です。

  •  これがライムを煮込んだスープ。<br /><br /> カンボジア料理ですね。<br /><br /> 妻は口に合わないといっていました。

     これがライムを煮込んだスープ。

     カンボジア料理ですね。

     妻は口に合わないといっていました。

  •  外に出てバスに戻ろうとして、道端で売られているものをみてびっくり。<br /><br /> 10センチ近くありそうな、イナゴの揚げたやつと、たがめ(もしくはゴキブリ)を揚げたやつを山盛りにして売っていました。<br /><br /> イナゴは日本でも食べますが、驚くのはその大きさ。<br /><br /> しかし、ここで驚いて入られません。<br /><br /> 次の休憩所で売られていたのは巨大なくもを調理したものでした!

     外に出てバスに戻ろうとして、道端で売られているものをみてびっくり。

     10センチ近くありそうな、イナゴの揚げたやつと、たがめ(もしくはゴキブリ)を揚げたやつを山盛りにして売っていました。

     イナゴは日本でも食べますが、驚くのはその大きさ。

     しかし、ここで驚いて入られません。

     次の休憩所で売られていたのは巨大なくもを調理したものでした!

  •  トイレ休憩で停まった場所で、かわいい12歳くらいの女の子がビニール袋に入ったカットフルーツを旅行者に売っています。<br /><br /> その子が着ているピンクのTシャツの胸のところに巨大な蜘蛛のブローチがぶら下がっています。<br /><br /> 巨大というのはどの位かといいますと、大人の女性の手のひらほどもあるのです。<br /><br /> しかも、よく見ると動いているではありませんか。<br /><br /> 私がギョッとしていると女の子は気づいて、かわいく微笑みながらそれをいとおしそうに手にとって私のほうに差し出してくるのです。<br /><br /> 生まれてこの方見たこともないほど巨大な蜘蛛を心の準備もないまま目の前に差し出されたらどうなるでしょう。<br /><br /> 「キャー!」<br /><br /> と言って後ずさりしたのです。<br /><br /> 後から思い出せばかわいいピンクのTシャツの女の子から、微笑みつつ差し出された自慢のペットに、<br /><br /> 大の男が「きゃー」と叫んで後ずさりしている光景は穴があったら入りたいほどばかばかしい絵だと思います。<br /><br />(左:残念ながらその子の写真は撮れず、別の子をそっとバスの窓から撮ったという情けない写真)

     トイレ休憩で停まった場所で、かわいい12歳くらいの女の子がビニール袋に入ったカットフルーツを旅行者に売っています。

     その子が着ているピンクのTシャツの胸のところに巨大な蜘蛛のブローチがぶら下がっています。

     巨大というのはどの位かといいますと、大人の女性の手のひらほどもあるのです。

     しかも、よく見ると動いているではありませんか。

     私がギョッとしていると女の子は気づいて、かわいく微笑みながらそれをいとおしそうに手にとって私のほうに差し出してくるのです。

     生まれてこの方見たこともないほど巨大な蜘蛛を心の準備もないまま目の前に差し出されたらどうなるでしょう。

     「キャー!」

     と言って後ずさりしたのです。

     後から思い出せばかわいいピンクのTシャツの女の子から、微笑みつつ差し出された自慢のペットに、

     大の男が「きゃー」と叫んで後ずさりしている光景は穴があったら入りたいほどばかばかしい絵だと思います。

    (左:残念ながらその子の写真は撮れず、別の子をそっとバスの窓から撮ったという情けない写真)

  •  ちなみに、このくもたちは写真のように油で調理したものが山盛りにして売られています。<br /><br /> 残念ながら、味を見る勇気もありませんでした。

     ちなみに、このくもたちは写真のように油で調理したものが山盛りにして売られています。

     残念ながら、味を見る勇気もありませんでした。

  •  プノンペンにはほぼ定刻に着きました。<br /><br /> 休憩含めて6時間強。<br /><br /> 大変楽しく、スリルに富んだバス旅行で、とてもお勧めです。<br /><br /> 蜘蛛は外国人はほとんど買わないのか、味見を勧めてもくれません。<br /><br /> どなたか味わった方いらっしゃったら是非教えてください。<br /><br /> ちなみに、かえるの丸揚げも売られていました。<br /><br /> が、蜘蛛を見た後ではきわめて普通の食材に見えました。

     プノンペンにはほぼ定刻に着きました。

     休憩含めて6時間強。

     大変楽しく、スリルに富んだバス旅行で、とてもお勧めです。

     蜘蛛は外国人はほとんど買わないのか、味見を勧めてもくれません。

     どなたか味わった方いらっしゃったら是非教えてください。

     ちなみに、かえるの丸揚げも売られていました。

     が、蜘蛛を見た後ではきわめて普通の食材に見えました。

この旅行記のタグ

10いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

カンボジアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
カンボジア最安 112円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

カンボジアの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから海外旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP