2008/08/07 - 2008/08/11
15456位(同エリア19656件中)
RiEさん
美味しい飲茶のあとは買い物天国:女人街をぷらぷら散策。
そのあと香港島へ移動して、旅の目的の1つである美味しい中国茶を求め、量り売り販売をしてくれる本格的な茶葉専門店に行った。
旅の最後の夜は美味しいお酒を飲みたくて、中環(セントラル)にある蘭桂坊:Lan Kwai Fong と、ソーホー:SOHOに足を伸ばしてみることに。
蘭桂坊はBarが集合したエリアで夜遊びスポットがたくさんあり、SOHOはお洒落なショップ(服・雑貨系)や世界各国のレストランが集中している印象。
グルメ大国香港で、夜の雰囲気に紛れて異国の味を楽しんだ。
※★はコンデジで撮影。
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遅めのランチでお腹がいっぱいなので、すぐ近くにある女人街を散策してみることに。
旺角の通菜街にある女人街は、地元客も観光客も足繁く通う有名ストリート。
地下鉄の行くのであれば旺角駅で下車し、D3出口から徒歩1分。女人街 (通菜街) 散歩・街歩き
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奥行きのある露店をさほど広くない道の両側に建てているので、女人街はまるで通路のような道幅。南北両側から人が流れてくるので、擦れ違うにもちょっとコツがいるくらい混んでいた。
女人街 (通菜街) 散歩・街歩き
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チープでキッチュな雑貨や衣料品やアクセサリーなど様々な商品を扱う露店が、この女人街の顔。
毎日14-23時頃まで活気が途切れることはない。女人街 (通菜街) 散歩・街歩き
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注意したいのは、やっぱりスリ。
中国返還後に大陸からどんどん人が流れてきて、スリを職業に稼ぎに来た危ない人が、以前に比べると増えているみたい。買い物に夢中になりすぎないよう注意が必要。
★ -
HOTELに戻ろうと旺角駅のそばを通ると、いつも以上に人が溜まっていたので気になって近づいてみると…
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強面の警察官による完全封鎖が行われていた。
この時点ではまだ完全鎮火していなかったらしくバタバタしていて、消防車のサイレン音が鳴り響いていた。
事件の詳細は…1つ前の旅行記に掲載済み。
http://4travel.jp/traveler/tinonberami/album/10268566/ -
すみれ色の民族衣装がビル群の中に吸い込まれていった…香港という国が、多国籍の人々と共存しているのを示す1コマ。
文化的多様性・人種の坩堝という言葉がふと浮かぶ。
★ -
夕方になり、地下鉄で灣仔へ移動。
★ -
灣仔は路面電車が絶えず行き交い香港のらしい光景がみられるため、三脚を構えたカメラマンをよく見かけるエリア。
★ -
灣仔に来た目的は中国茶葉専門店“祺棧茶行:KI CHAN TEA COMPANY”を訪ねるため。
★ -
店構えも歴史ある雰囲気だけど、店内もタイムスリップしたようなレトロな空気に満ちていて、こだわりが詰まった感じが素敵だった。
それもそのはず、創業1942年の老舗なのだそう。
店の壁に隙間無く並べられた茶缶の数々。写真はほんの1部で、入口から奥の壁までズラリと埋め尽くしていた。オレンジ色のラベルには、まだ飲んだことが無い種類もあって、興味津々の私は大興奮!
香港で人気があるのは…
黒茶⇒脂を洗い流す・身体を暖める(プーアル茶)
白茶⇒身体の溜まった熱を冷ます(白牡丹・寿眉)
花茶⇒香り・リラックス効果(茉莉茶・玖瑰花茶)
上記3種類がよく好まれて消費されているけど、やっぱり購入するなら香港らしい味とクオリティーが欲しくて今回、黒茶と花茶を選択。
同じ茉莉茶・プーアル茶でもグレードがあり、特にプーアル茶はビンテージ茶葉も存在し、場所&年代&保存状態で名前が変わってくるので、ワインに近いモノがある。
祺棧茶行では4種類のプーアル茶を取り扱っていて、茶葉の香りや状態も自信を持って見せてくれるので選び甲斐があった。
★ -
まずはプーアル茶。
最古ビンテージのものはかなり高額だったので、2番目の【家蔵舊プーアル茶】150g:76HNドル。
家蔵の名称が付きながらこのお値段!日本で購入することを考えたら驚くほどお値打ちだった。
プーアル茶はお湯を足すたびに味の表情がどんどん変化して行き、角が取れてまろやかになっていく。
これがビンテージの茶葉か…と思わず唸ってしまうほど、色も香りも格段に素晴らしい茶葉だった。
★ -
行き方は…地下鉄:灣仔駅のA3出口から荘士敦道(JOHNSTON ROAD)へ出て、左へ。
そのまま荘士敦道をまっすぐ、大有商場を目印にして菲林明道(FLEMING ROAD)との交差点まで進み、トラム道を挟んだ反対側に渡ると、祺棧茶行の店舗があり、徒歩約3分。
男性スタッフのみで、日本語は不可。
あまりに流暢な英語だったので私の頭では聞き取れず、夫に通訳係りをお願いした(笑。
試飲はさせて貰えるけど、自分から言い出さないと試させてもらえないし、何処でもそうだと思うけど購入が大前提。
日本で販売している中国茶葉は10-20g単位の少量購入が可能だけど、祺棧茶行では予め小分けしてある茶葉以外、缶の大きさである150g・226g・375gなど大きな単位でしか売ってくれないのでご注意を(小分けを頼んでも断られた)。
クオリティーを考えるとかなりお値打ちだけど、大抵の茶葉が賞味期限が1年なので飲みきれる量(1回に5g程度で数回淹れられる)を考えて購入する必要がある。
http://kichantea.com/home.html(英語・広東語のみ) -
コチラはプーアル茶と一緒に購入した【雀舌香片(ジャクゼツシャンペン)】375g:100HNドルで、茶葉が雀の舌のように細長いのが特徴のジャスミンティー。
茶缶の写真は創業当時もので、缶を開けると茶葉が紙で包まれていて、包み紙を開けると勢いよくジャスミンの心地よい香りが広がり、飲む前から酔ってしまいそうになる。 -
祺棧茶行でも試飲させてもらったけど、動画で手さばきを納めるのに夢中で画像が無いため自宅で淹れてみた。
4-5煎いれても香りがヘタレないし、濃い金色に輝く美味しい茶葉に感動♪ -
理想通りの茶葉も手に入ったので、今度はお腹を満たすため再び地下鉄で中環へ移動。
★中環駅 駅
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日が沈んでネオンが輝きだすと、蘭桂坊が夜の顔へと変わっていく合図。
でも日曜日夜のせいか若干、人が少ない様子。
★ -
オリンピック中でPOPに飾られているけど、ここからは圧倒的に西洋人の比率が高くなり英語が主流のストリートへ。
★蘭桂坊 ナイトライフ
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昼間は車の行き来があるものの、夜になるといつの間にか歩行者天国に変身する。
蘭桂坊の範囲はそれほど広くないけど集まっている店の数は多く、軽めの雰囲気のBarから、敷居が高そうな店構えのレストラン、クラブなど…2人ともお酒が大好きなので本気で迷う瞬間(笑。
大抵の店がHappy Hourを設けていてまだ間に合うので、そのサービス内容も決めての1つになる。
★蘭桂坊 ナイトライフ
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私たちが選んだのはスペイン系のレストランBar“la bodega”。
決めた理由は、タパスと一緒に美味しいワインが飲みたかった事と、HappyHourが17-21時でゆっくり出来そうだったから♪
★ -
程よく照明が落とされたラテン系の音楽がかかり、店内は結構広くて雰囲気もいい感じ♪
ちなみにトイレもキレイだった。
★ -
Menuが豊富だと喜んでいたら、スタッフから衝撃の一言が…「今日は厨房が壊れていて、タパスは出来ないの」と。
表の黒板に書かれたHappyHourの内容:ワイン+タパスセットを見て入ったのに?仕方なく出来る料理を訪ねると、幾つかはOKらしいのでスタッフお勧めをオーダーした。
★ -
【スペインのテンプラリーニョ種】38HNドル
「1人1杯ずつオーダーすると…」と早口で何か説明されたけど全然聞き取れなくて「OK♪OK♪」と答えたら、飲み終わったあと頼んでもいないのに2杯目を持ってきてくれた。
どうやら「Happy Hourで1杯頼めばもう1杯サービスするのに、2人分頼んじゃっていいの?」と言っていたっぽいけど、わが家は1人1杯では全然足らないので問題なし、サプライズのようで嬉しく結果的に良かった♪
★ -
【チキンサルサディップのワカモーレ&クリームチーズソース】78HNドル
厨房が壊れているので他の場所で作って持ってきてくれたみたいだけど、これがメチャクチャ美味しかた!
2種類のソースがワインに絶妙にマッチして最高♪
全然期待していなかっただけに感激の嵐到来(笑。
★ -
【フライドポテト】68HNドル
普通のスティック状ポテトが出てくると思ったら、登場したのはお洒落に変身したポテト。
トマトのソースとクリームチーズが乗っていて、ワイン2杯なんてあっという間に無くなった(笑。
クリーム系が好きな私には両方ともドンピシャで、もっと色々食べたかったのに、夫はSOHOでも飲みたいらしく泣く泣く店を出ることに。
合計:246HNドル。
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来た道を戻って威靈頓街(Wellington Street)の坂を、SOHO方面にしばらく登っていくと…
★威霊頓街 散歩・街歩き
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ぶつかるのは、長い長い全長800mのヒルサイドエスカレーター。
賑やかな場所はもう少し上なので、エスカレーターに乗ることに。
★ヒルサイド エスカレーター (中環至半山自動扶梯) 建造物
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栄えているところを通り過ぎ、ある程度昇りきると高級住宅街になってしまうし、今度は階段を歩いて降りなければいけないので、ここら辺で出ることに。
昨年来たとき、この辺りでフランス系マリンテイストの可愛らしい店に入ったので寄ってみると、残念なことに別店舗になっていた。
★ヒルサイド エスカレーター (中環至半山自動扶梯) 建造物
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階段を降りながら次の店を探していると、夫の気分はラテン系らしくMexico Bar“EL TACO LACO”が気になる様子。
★エル タコロコ メキシコ料理
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コンパクトな造りの店内は、ゆっくりお酒を楽しめる雰囲気♪
★エル タコロコ メキシコ料理
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ヒルサイドエスカレーターの階段側に店が建っているので、行き来する人の流れを眺めながらお酒を傾けるのもいいかも。
★エル タコロコ メキシコ料理
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メキシカンレストランのMenuは見慣れない内容ばかり。
壁にもオススメが書かれていたけど、お腹いっぱいなので迷う。
★エル タコロコ メキシコ料理
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【Mexican Beer】35HNドル
コクがあるタイプと軽いタイプが選べたけれど、私は軽いタイプをチョイス。
口当たりが良くて非常に飲みやすいビールだった。
★エル タコロコ メキシコ料理
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【Margarita on Rocks】40HNドル
結構、濃い目で強い印象♪
夫は美味しくて気に入っていた。
★エル タコロコ メキシコ料理
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【Fresh Tortilla chips】28HNドル
小さめのザルに入れられて出てきたけど、そのボリュームにビックリ!
クリーミーなワカモーレソースと、程よく辛いサルサソースがMexican Beerにマッチしてほぼ完食。
合計:113HNドルだった。
★エル タコロコ メキシコ料理
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時刻は23:00を過ぎて擦れ違う人々も次第に減っていき、ヒルサイドエスカレーターを昇って行くのはこの上に住居を構えている人々のみ。
流れは忘れたけれど「RiEは地図が読めない」と夫に言われ、エスカレーターでプチ衝突が勃発。
★ヒルサイド エスカレーター (中環至半山自動扶梯) 建造物
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私も意地になって「1人でHOTELまで帰ってやる!」と夫から、地球の歩き方を奪って歩き出すと、後ろからなぜかコソコソ付いてきた(笑。
駅に向かう途中にバス停を発見したので、最後の夜だしバスに乗ってみよう♪と思い待ってみたら、タイミングよくネイザンロード沿いを走って旺角を経由するバスが来たみたい。
★ -
料金箱の横に運賃が電工表示されるので、その金額を投入(料金一律・お釣り無し)する。
時間帯・悪天候などで運賃が変わるらしく、地元の人はそれを見て乗車するか、見送るか決めるそう。
中環のヒルサイドエスカレーター下から乗車して1人:9.3HNドル。
別行動で地下鉄で帰るのかと思っていたのに、夫も列の最後尾にいてバスに乗ってきた…おいおい。
次に停車する駅の電工表示&音声案内があるけど不安なので、降りる1つ前のバス停名を暗記しておく。
車内ではTV画面で、イギリスの料理研究家:ジェーミーの見たことある回の番組が放送していた。
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乗ってきたのはこの【白田 104】の市バス。
夜中にもかかわらず車内は結構混雑していたけど、ちゃんと旺角で下車する事が出来た。 -
降ろされたネイザンロード沿いのバス停は、何となく位置はわかるけれど通ったことが無い場所で、地図をクルクルさせながら確認。
私は、通り名を確認しながら1人でHOTELまで戻る事ができたけど、離れて私の後を尾行してた夫は、私を途中で見失ったらしく、私が迷子になったと思って捜索していたそう…初めての○○じゃあるまいし(笑。
明日は香港最終日。
続きは10へ。
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この旅行記へのコメント (2)
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- たらよろさん 2009/10/27 23:29:32
- 美味しそうな中華と看板のネオン
- こんばんわ〜〜
もう少し先ですが香港に行くことになったので
RiEさんの旅行記で再びお勉強してました〜〜
美味しそうな香港中華の数々に今からお腹が空いて来た・・・
点心もめっちゃウマソ〜〜♪
町のネオンのキラキラ、看板のイルミネーション
全てが香港の香りを運んでくれますね〜
私は2泊3日という強行スケジュールなので
行くところをかなり絞らないと!!って思っているのですが
これからも勉強させていただきます〜〜〜
また参考にさせてくださいね。
たらよろ
- RiEさん からの返信 2009/10/27 23:48:58
- RE: 美味しそうな中華と看板のネオン
- たらよろさん、こんばんわ〜(^◇^)
わぁ〜♪香港ですか!
偶然にも今日、香港の番組を見て、美味しそうな料理三昧に憧れてました!
香港はやっぱり、美食の国ですよね(#^.^#)
美味しいものが食べたいって思うと、香港が浮かびます。
RiE家でも、お正月に台湾に行っちゃう?!計画がフツフツと上がっています。
うちは確定するのが遅いので過度期に押えられるか怪しいですが(笑)。
倫敦大酒楼は昔ながらのワゴン式の飲茶が楽しめてお勧めですよ〜♪
他に美味しい所も沢山あるとは思いますが
現地客も多くて雑多な雰囲気が私は好きです(*^。^*)
ジューシーな小龍包を想像しただけで…あぁ行きたい(笑)。
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