2002冬、中国旅行記2(7)：1月15日(4)北京・紫禁城、皇帝所縁の書道家、お茶専門店、七宝焼工場

2002/01/14 - 2002/01/16

1月15日の旅行写真の続きです。紫禁城見学の最後は、ラスト園パラー所縁の書道家の紹介です。昼食の前に、お茶専門店と七宝焼きの専門店を見学しました。

エリア 北京(中国)

• 交通手段: 観光バス

奇岩の名前は｢堆秀山｣です。400年以上前の清朝時代の建(建立？)とあります。清乾隆の名前を改めたとも記されています｡

鎧戸を抜けて、右手の更に高い塀を潜りますと､さしもの紫禁城も北の外れとなります。

この建物が､紫禁城の北の外れに当たるようでした。

北側の出口からの塀の眺めです。遠くが霞んでしまうほど､東西に延々と続いていました。

揮毫中の寿石先生です｡1字800ドルの値が付いた大家だそうです。ボランティアでの揮毫とお聞きしました｡

展示してあった作品の数々です。これ以上の撮影は責任者に止められました｡

故宮博物院の大額です。収蔵品には、お目にかかれなかったですが､かつての宮殿、紫禁城の建物群の見学で満足しました。

小高い丘は人造によるものらしい。大国中国らしい、桁外れの発想です。

昼食の前に飲茶の店に案内されました。飲茶の作法教授と、お土産の勧めです。

色んなお茶を実際に出して戴き、風味を体験しました。月並みな表現ですが、いいお茶は美味しいものです。味良し、香り良しです。

香りを逃がさないように、カップを被せて蒸らしているところです。飲み頃になったら、指に挟んで、ひょいとひっくり返します。

お茶の専門店らしく、様々なお茶類、道具類が店一杯に展示してありました。

欲しくなってしまうお茶の道具類です。朱焼きのセットを通販で頼んでおきましたので、ここは我慢です。

この茶器も中々の味わいです。受け皿はプラスチックですが、器に注いだお茶の受け皿です。

この飲茶専門店では、実に様々な種類のお茶が販売されていました。ハーブ類もありました｡

店全体に高級感と清潔感が漂っていました。日本人向けの販売を意識しているようであり、日本語で通じました。お土産のお茶はこの店で買いました。

七宝製品の工程見学の初めての機会に恵まれました。全体が焼物ではなく、銅ベースの製品です｡

七宝の最初に近い工程のようです。銅で成形された壷への最初の加工段階です。

この女性の方は、壷に細片を貼り付けていました。緑のビンの液体は、強い揮発性の接着剤のようでした。

大きな壷への絵入れは、二人作業で行われていました。壷は板の治具を使って、椅子にガムテープで留められていました｡

逆さまに置かれた大きな壷は、ほぼ完成段階のものでしょうか｡1m近い高さがありました｡

小皿がたくさん並んだ机で作業をしている人は、小さな壷に絵入れをしていました｡

ガラス越しの撮影なのでぼやけてしまいました。轆轤を使った研磨作業の工程のようでした。