2004春、韓国紀行12(15)：5月4日(3）インチョン・束草から仁川へ、月尾島

2004/05/01 - 2004/05/05

5月4日(火)の旅行写真の続きです。束草の海岸散歩を終えて、市街高速バスで仁川（インチョン)に向かいました。韓半島の横断です。仁川で最初に向かったのは、刺身街がある月尾島(ウォルミド)です。

エリア 仁川(韓国)

• 交通手段: 高速・路線バス

束草から仁川、又はソウルへの帰路は、国内線を使うか、バスを使うかで迷いました。結局、待ち時間が少なく本数が多い高速バスにしました。

インチョン行きの高速バスです。昼食は摂らず、缶ビールとつまみだけを買い込みました。古い時刻表では4時間半の行程とありましたが、1時間短縮されていました。

春川から束草へ向かうバスでは、置き去りにされた人がいましたので、皆で注意を払いました。高速バスでの半島横断、1人当たり2千円でした。

束草から仁川へ向かうバスの中から撮りました。この日は好天に恵まれ、遠くの山並みの上に浮かんだ雲を主役にしました。

昼間の一番良い時間での乗車なので、他に客は少なかった。予定通りの時間で、新しく出来た仁川の市外バスターミナルに着きました。

仁川の市外バスターミナルは、今回が始めてではありません。前にも使ったことがありますので、ここからの地下鉄などへのアクセスも分かっていました。

英文字で｢インチョン・ターミナル・コンプレックス｣と併記してあります。バスターミナルを主体にした複合ビルと言うことでしょう。

ここが地下鉄の入り口です。終点駅の仁川(インチョン)までは、1回乗換になります。久しぶりに来た時、街の変貌に驚かされました。

終点の仁川駅構内には、季節の花が満開でした。赤、桃、黄、紫と各種の色がとりどりでした。手前がパンジー、奥が皐月(サツキ)です。

何度も潜った仁川駅の改札口です。市外バスターミナルや地下鉄は綺麗になりましたが、電車駅は以前のままです。

仁川に泊まった理由の一つは、ウォルミドからフェリーで空港島へ渡り、そこからバスで空港へ行く便利なルートがあるためでした。

仁川駅前のバス停です。翌日の国際空港行きのアクセスを事前確認しました。道路の反対側かこちら側かで迷いましたが、こちら側が正解です。

少し薄い毛色をした馬が桟橋に繋がれていました。観光客や、お子さん目当ての乗馬体験をさせるためでしょう。おとなしそうな馬でした。

落書きをしたような石の横に大きな錨(いかり)が立て掛けてありました。廃船になったか、新しい錨に取替えられたかして、間違い無く本物でしょう。

昔はもう少し古びた生簀の店が建ち並んでいたように記憶しています。埠頭の整備工事に合わせて、お店も一新したのでしょう。

夕暮れが近づいて鉛色になってきた海の色です。停泊中か、ゆっくり航行中の船の向こうには、飛び立ったばかりの飛行機が幽かに見えます。

中華街から展望の利く丘までの道は、両脇に灯篭が並んで、綺麗に整備されていました。すべて華僑の人達の寄贈によるもののようです。

真っ白い石像は孔子像です。裏に回って謂れを読みましたら、華僑の人達の寄贈とありました。この付近一帯が、華僑の人達の拠点のようです。小中学校もありました。