2008/03/22 - 2008/03/22
2317位(同エリア3571件中)
ぬいぬいさん
3月に入って2度目の京都。
今回も京都の町を近代建築を求めて走り回りました。移動手段はまたまたチャリンコ。回を重ねるごとにバージョンアップして今回は24段変則のマウンテンバイク。快適に京都の町を縦横無尽に走り回りました。
今回は龍谷大学、京都大学、大谷大学、そしてここ同志社大学と随分いろんな大学のキャンパス内を散策してきましたが、同志社では建物内部もいくつか覗いて来ましたので紹介しましょう。
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自転車 徒歩
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まずは、正門を入ってすぐ左手にある彰栄館
宣教師で教師でもあったD.C.グリ−ンの設計により明治17年に建築されたものです。 -
ゴシック様式で、京都市内に残る煉瓦造建築の最古の遺構です。
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その隣にあるのは礼拝堂
同志社のシンボル的な建物で、彰栄館と同じく、D.C.グリ−ンの設計により明治19年に建築されたものです。 -
煉瓦造のアメリカンゴシック様式で、簡素なデザインに特徴があります。
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ここは4度訪れていますが、なかなかチャンスがなくて中を見ることができません。今回も扉は固く閉ざされていました。
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更にその隣にはこのハリス理化学館があります。
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アメリカの実業家ハリス氏からの寄付により建築したため、その名前を冠したものでA.H.ハンセルの設計により明治23年に建築されました。
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4度目にして初めて中に入れましたが、いきなり黒く塗られた重厚感のある階段が目に入ってきました。
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2階の階段ホール部分
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現在は、卒業生ラウンジ・入試センター・広報課・校友課などとして使用されているようです。
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半円アーチの窓の下に広がる外部の光景 額縁の中の絵のような雰囲気ですね。
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内部にもアールをふんだん使ってます。
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意匠は左右に大きな切妻の屋根を乗せ、中央に車寄せを突出させていて、レンガはイギリス積みとなっています。
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東北隅の奥に突き出た平屋建部分は実験室だったところです。
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最近改修工事が終わったばかりの、このクラーク記念館は同志社のシンボルともいえる建物です。
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建築様式は重厚で華やかなドイツ風のネオ・ゴシック・スタイルとなっています。
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ユニークな形の八角の尖塔と、急勾配の屋根、装飾的なコーナーストーンを使った壁面などが巧みに構成され見ごたえある美しい建物です。
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入り口の重厚感ある木の扉の上には神学館のプレートが埋め込まれてあります。下の扉は固く閉ざされたままでした。
近々に改修後の公開を予定しているようですが、中が見れなくて残念です。 -
クラーク記念館は1893年(明治26年)ドイツ人のRゼールの設計により建築されています。ちなみにゼールは、日比谷の実現されなかった官庁街の設計のために来日した建築家エンデとベックマンの筆頭技師だった人物です。
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ここは現在の神学館が建てられるまでは、神学教育の場として使われていたそうです。
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有終館は明治20年(1887)、レンガ造りの図書館として建築されました。
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外壁の所々に黒くすすけた部分がありますが、これは1928年に火災があり内部を消失してしまい、武田五一が焼け残った躯体を利用して修復した時の名残のようです。
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今日は玄関が開いていましたので、ちょっとのぞいてみました。
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この建物は真上から見ると十字架の形をしていて、当時は日本最大の学校図書館だったそうですが、大正11年に図書館としての役割を終え、その時の総長が「有終館」と名付けたそうです。
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階段室周り、なかなかいい雰囲気ですね。現在は庶務課の事務所として使われています。
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この致遠館はW.M.ヴォーリズの設計により1916(大正5年)3月に教室として竣工しました。
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現在は事務棟として利用されています。
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入り口奥には徳富蘇峰の書による「致遠館」の額が掲げられています。
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このアーモスト館は、新島襄の母校アーモスト大学と同志社大学の交流の証としてウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計により、昭和7年(1932)に建てられました。外壁は赤煉瓦造で構造は鉄筋コンクリート、ニューイングランド・ジョージアン様式の建築になります。
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こちらは啓明館。初代図書館であった有終館に代わる2代目図書館として1920年にW.M.ヴォーリズの設計により竣工しました。
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入り口部分だけ搭状に高くそびえています。
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アーチ状のオーナメントが施された入口など洗練された外観を見せています。
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内部を少しのぞいてみましょう。
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搭状の部分には中央を吹き抜けにした回り階段になっています。
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古い建物は特に、この階段周りに重厚感が感じられますよね。
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啓明館の南側にある平屋のこの小さな建物は新島遺品庫。
これもヴォーリズの設計により大正5年に建築されています。出入り口には小さいながらもドリス式オーダーでペディメントを支えています。 -
こちらからは女の園 女子大のほうへと移動します。まずは正門の正面のこの建物、栄光館は、昭和7年(1932年)武田五一の設計により建築されました。
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車寄せの横にはピンクの梅が咲き始めていました。
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このジェームズ館は1914年(大正3年)武田五一の設計により建築されました。
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外壁はレンガで「洋風」を基調としながら、屋根は和瓦がのり「和風」の雰囲気を出しています。
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レンガに白く入ったラインが建物を引き締めています。
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改修後ラウンジとして使われている部屋が窓が開いていて中が見れました。床は米松の長尺板張り、腰壁が米松の竪羽目板張、壁が白しっくい塗、天井が米松板張で、重厚な感じの仕上がりになっています。
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栄光館側の東側の入口が開いていたので、ちょっと中をのぞいてみましょう。
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東西に長い建物で長い廊下が続いています。
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階段周りは重厚感あるシックな木で仕上がっています。
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腰壁や開口部周りも木がふんだんに使われ重厚感がありますね。
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天井は漆喰でコーナー部分をアールに仕上げています。アーチ型の袖壁もいい感じですね。
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栄光館の西側の入り口が開いてましたので中をのぞきましたが真っ暗でよく見えませんでした。
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この八角形の塔の下には約1600人収容できるファウラーチャペル(講堂)、瞑想室などがあるそうです。
これで隣接の女子大も含めて主だった歴史的建造物すべて紹介しました。最後におまけが次の写真。 -
今出川キャンパスの京都御所側に食い込むように建っている上冷泉家。寛政2年(1790年)の建築で、現存する最古の公家住宅です。
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