25ザクセン王家宝物館（緑の丸天井）が復活したドレスデン王宮

2007/09/24 - 2007/09/25

2005年のフラウエン教会の完成式と並んで、ドレスデンの復興を世界に印象づけた出来事は、2006年9月15日,ドレスデン800年祭を記念して、ザクセン王家宝物館（緑の丸天井）が、それまでの仮住まいだったブリュ−ルのテラスに面して建つアルベルティーヌムから、ドレスデン宮殿の元あった場所に復活した事であろう。

（緑の丸天井）とは、17世紀の後半、ドレスデン宮殿の宝物を収納していた部屋の天井が、たまたま緑色に塗られていたからに過ぎないのだが、賞賛と羨望から何時しかこれらの宝物の総称として（緑の丸天井）と呼ばれるにいたったらしい。

ここがドレスン初日の散策の最後の場所となった。

実はマイセンを発って午後のやや早めにドレスデンに着き、その後は自由行動の予定で,希望者はこの時間にゆっくりザクセン王家宝物館を見学できるはずであった。
ところがダブルブッキング騒動で時間が削られてしまった。

そこで止むを得ず小川ＴＤの俄かガイドで、全員でドレスデン散策を開始。
その散策の最後がザクセン王家宝物館見学。
（翌日の天候が危ぶまれており、写真を撮るのも今の内という配慮もあってあちこち廻ってくれた。翌日はやはり雨。お陰でドレスデンの写真は何とか救われた。）

俄かガイドの小川ＴＤもドレスデン宮殿に戻されてからの（緑の丸天井）の見学は初めてだったようで、入場口を捜すのに少々手間取り、閉館時間を控え急ぎ足の見学でやや印象に欠ける嫌いはあるが、強いてあげれば小川ＴＤも推奨の次の3つ。

1．単なる飾りで、実際には使われなかった、金で装飾されたコーヒーセット
2."186の顔”を彫ったサクランボの種
3.緑の光を放つ、41カラットの世界最大の天然グリーンダイヤモンド
(館内の写真撮影は禁止）

ドレスデン宮殿はザクセン王の居城として、13世紀に建設されたのが始まり。
現在の姿は20世紀初頭に、ヴィッテン家800年を記念して改築されたもの。
大空襲でほぼ全壊。1989年から再建工事が始まり、現在も続いている。

ドレスデン宮殿は街のあちこちから見え、場所によっていろいろの表情を持つ。
そのためドレスデン宮殿を紹介する写真は他のページで使用したのもあるがお許し願いたい。

この散策は、ダブルブッキング騒動で煮え繰り返っていた小川ＴＤの頭を冷やすのにも効果的だったのでは？？


詳細は下記をご覧下さい
http://www.geocities.jp/tshinyhp/tyuuou/tyuuoumap/framtyuuou4map.html

エリア ドレスデン(ドイツ)

• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

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