20"エルベ川のフィレンツェ”劇場広場

2007/09/24 - 2007/09/25

ブリュールのテラスの西端で階段を下りる。

その辺りは「劇場広場」と呼ばれ、ドレスデン・バロック建築の粋が結集しており、"エルベ川のフィレンツェ”とも言われる。
時計回りに宮廷教会ホーフキルフェ、ドレスデン王宮、ツインガー宮殿、センバーオーバー（ドレスデン国立歌劇場）。

ドレスデンはマイセンからエルベ川に沿って南東に約23kmの所にある。

10世紀の中頃に辺境伯領マイセンの中核地となり、1200年頃から城塞を構築、1300年の頃には宮殿が建てられ、城壁が張り巡らされる。
15世紀にマイセンを含めたドレスデン一帯が「選帝候国ザクセン」と呼ばれるようになり、ザクセン大公アルブレヒト(マイセンの城の名となった人）がドレスデンをレジデンス（居城）とした。
16世紀にザクセン大公モーリッツがザクセン選帝侯の地位を獲得し、ザクセン繁栄の基礎を築く。
エルツ山地の銀山からの莫大な収入があったことも見逃せない。

ドレスデンをバロックの芸術文化都市として世界的に決定付けたのが、「強健王」と呼ばれるポーランド王も兼ねたザクセン選帝侯アウグスト2世（1670〜1733)、とその息子のザクセン選帝侯アウグスト3世。

アウグスト2世はライオンの血を啜り、手で馬のヒズメを割き、作った子供のが350人ともいわれ、「強健王」という呼称を持つ人物のイメージにし反して、軍事や政治上での功績は少なく、逆に芸術文化の面ではこの王なくしてドレスデンは語れない。

マイセン磁器の製作を軌道に乗せたアウグスト2世は、マイセン磁器が生み出す「白き黄金」を元手に、多くの建物の建設、宝物の蒐集、更にアウグスト3世の息子とともに文化人、芸術家を育成した。

センバーオーバーではモーツアルト、ベートーヴェン、ワーグナー等が羽ばたく舞台となった。

詳細は下記をご覧下さい
http://www.geocities.jp/tshinyhp/tyuuou/tyuuoumap/framtyuuou4map.html

エリア ドレスデン(ドイツ)

• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

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