熱海旅行記(ブログ) 一覧に戻る
※2021.01.05投稿<br /><br />新春の旅は、豆州熱海。<br />正月と言うことで、七福神巡りでもと考えたのだが、あまりにも在り来たりなので、それなら熱海で七湯巡りでもと思い立ち、ふらりと訪れてみたのである。

新春 熱海七湯巡り

105いいね!

2008/01/03 - 2008/01/03

84位(同エリア3207件中)

旅行記グループ 【伊豆国】東伊豆

12

32

旅猫

旅猫さん

※2021.01.05投稿

新春の旅は、豆州熱海。
正月と言うことで、七福神巡りでもと考えたのだが、あまりにも在り来たりなので、それなら熱海で七湯巡りでもと思い立ち、ふらりと訪れてみたのである。

旅行の満足度
3.5
観光
3.5
交通
3.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
JRローカル 徒歩
  • 今回も、いつものようにのんびり出発。<br />そして、熱海駅に着いたのは、12時半頃だった。<br />駅舎は、大正14年(1925)の開業当時の建物が増改築をしながら使われている。<br />昼時なので、駅前で軽く食事を済ませた後、温泉街の地図をもらって散策開始。<br />それにしても、この日は天気が良かった。<br /><br />※熱海駅は建て替えられ、この駅舎は解体されています。

    今回も、いつものようにのんびり出発。
    そして、熱海駅に着いたのは、12時半頃だった。
    駅舎は、大正14年(1925)の開業当時の建物が増改築をしながら使われている。
    昼時なので、駅前で軽く食事を済ませた後、温泉街の地図をもらって散策開始。
    それにしても、この日は天気が良かった。

    ※熱海駅は建て替えられ、この駅舎は解体されています。

  • 駅前には、『家康の湯』という足湯がある。<br />徳川家康は、慶長9年(1604)、熱海に7日間滞在したらしく、それに因んで造られたものだそうだ。<br />その横には、観光用の間歇泉や熱海鉄道の7号蒸気機関車もあった。<br /><br />※熱海駅前の整備により、現在、間欠泉は撤去されています。<br /> 蒸気機関車は、駅前の別の場所に移設されています。

    駅前には、『家康の湯』という足湯がある。
    徳川家康は、慶長9年(1604)、熱海に7日間滞在したらしく、それに因んで造られたものだそうだ。
    その横には、観光用の間歇泉や熱海鉄道の7号蒸気機関車もあった。

    ※熱海駅前の整備により、現在、間欠泉は撤去されています。
     蒸気機関車は、駅前の別の場所に移設されています。

    家康の湯 温泉

  • そんな駅前には、熱海第一ビルが建っている。<br />熱海駅前の象徴とも言える建物だが、昔、熱海にモノレールを走らせようと言う計画があり、その始発駅がこのビルとされていたそうだ。<br />今でも、地下3階にホームが残っているそうだ。

    そんな駅前には、熱海第一ビルが建っている。
    熱海駅前の象徴とも言える建物だが、昔、熱海にモノレールを走らせようと言う計画があり、その始発駅がこのビルとされていたそうだ。
    今でも、地下3階にホームが残っているそうだ。

  • とりあえず、駅前から続く仲見世を歩く。<br />この先の温泉街側の入口には、『駅まで2分』と書かれているのだが、まず2分では辿り着けない。

    とりあえず、駅前から続く仲見世を歩く。
    この先の温泉街側の入口には、『駅まで2分』と書かれているのだが、まず2分では辿り着けない。

    熱海駅前仲見世通り商店街 市場・商店街

  • 温泉街側の入口向かいには、2つの石碑が建っている。<br />ひとつは、熱海温泉を一躍有名にした小説『金色夜叉』の作者、尾崎紅葉の功績を讃えて建てられたもの。<br />もうひとつの筆塚には、紅葉が愛用した筆が納められているそうだ。

    温泉街側の入口向かいには、2つの石碑が建っている。
    ひとつは、熱海温泉を一躍有名にした小説『金色夜叉』の作者、尾崎紅葉の功績を讃えて建てられたもの。
    もうひとつの筆塚には、紅葉が愛用した筆が納められているそうだ。

  • 伊豆半島の付け根にある熱海は、街のほとんどが斜面にあるため、とても坂や階段の多い町だ。<br />歩いていると、建物と建物の間から海が見える。<br />漁師町とは違う、独特な雰囲気を持つ魅力溢れる街だ。<br />東京へ向かう通りは、正月を熱海で過ごした人たちの車で渋滞していた。

    伊豆半島の付け根にある熱海は、街のほとんどが斜面にあるため、とても坂や階段の多い町だ。
    歩いていると、建物と建物の間から海が見える。
    漁師町とは違う、独特な雰囲気を持つ魅力溢れる街だ。
    東京へ向かう通りは、正月を熱海で過ごした人たちの車で渋滞していた。

  • 温泉街をしばらく歩くと、とあるホテルの前で記念碑を見つけた。<br />それは、相州小田原と豆州熱海を結んでいた『豆相人車鉄道』の熱海駅の跡を示すものだった。<br />明治29年(1896)に開通し、下等の客は、坂では降りて客車を押したそうだ。

    温泉街をしばらく歩くと、とあるホテルの前で記念碑を見つけた。
    それは、相州小田原と豆州熱海を結んでいた『豆相人車鉄道』の熱海駅の跡を示すものだった。
    明治29年(1896)に開通し、下等の客は、坂では降りて客車を押したそうだ。

  • その先で、海岸への近道を見つけた<br />アパートの外階段のようだったが、面白そうなので降りてみることにする。

    その先で、海岸への近道を見つけた
    アパートの外階段のようだったが、面白そうなので降りてみることにする。

  • 降りて行くと、熱海七湯のひとつ『清左衛門の湯』があった。<br />江戸時代、農民の清左衛門というものが、馬を走らせてこの湯壷に落ちて焼け死んだことから名付けられたそうだ。<br />江戸末期の天保3年(1832)に描かれた『熱海温泉図集』にも、湯気を吹き上げる様子が載っている。<br />明治の頃までは湧いていたそうだが、今は記念碑だけが残っていた。

    降りて行くと、熱海七湯のひとつ『清左衛門の湯』があった。
    江戸時代、農民の清左衛門というものが、馬を走らせてこの湯壷に落ちて焼け死んだことから名付けられたそうだ。
    江戸末期の天保3年(1832)に描かれた『熱海温泉図集』にも、湯気を吹き上げる様子が載っている。
    明治の頃までは湧いていたそうだが、今は記念碑だけが残っていた。

    清左衛門の湯 温泉

  • その近くには、温泉コアと築城石と言うものもあった。<br />温泉コアは、温泉掘削で採取されたもので、今の工法では取り出せないものらしい。<br />もうひとつの築城石は、江戸城築城の際に砕石されたもので、楔の形がはっきりと残っていた。

    その近くには、温泉コアと築城石と言うものもあった。
    温泉コアは、温泉掘削で採取されたもので、今の工法では取り出せないものらしい。
    もうひとつの築城石は、江戸城築城の際に砕石されたもので、楔の形がはっきりと残っていた。

  • この辺りには、廃墟となった建物も多い。<br />高度経済成長期に企業の社員旅行で賑わった熱海も、団体客が激減し、一時はかなり斜陽化してしまったのだ。<br />最近は、個人客の増加により、かなり賑わいが戻ってきている。

    この辺りには、廃墟となった建物も多い。
    高度経済成長期に企業の社員旅行で賑わった熱海も、団体客が激減し、一時はかなり斜陽化してしまったのだ。
    最近は、個人客の増加により、かなり賑わいが戻ってきている。

  • さらに下って行くとサンビーチに出た。<br />箱庭のような砂浜だが、青い空と海が開放的でなかなか良い。<br />しばらく佇み、景色を楽しむことにする。<br />海から吹いてくる風が、とても気持ちよかった。

    さらに下って行くとサンビーチに出た。
    箱庭のような砂浜だが、青い空と海が開放的でなかなか良い。
    しばらく佇み、景色を楽しむことにする。
    海から吹いてくる風が、とても気持ちよかった。

    熱海サンビーチ ビーチ

  • そのサンビーチのすぐ近くにあったのが『河原湯』。<br />このあたりは、以前、東浜と呼ばれていたところで、熱海村や近隣の人たちが湯に浸かりに来たそうだ。<br />他の源泉が限られた家でしか利用できなかったため、自由に入ることが出来たのは、この『河原湯』だけだったらしい。

    そのサンビーチのすぐ近くにあったのが『河原湯』。
    このあたりは、以前、東浜と呼ばれていたところで、熱海村や近隣の人たちが湯に浸かりに来たそうだ。
    他の源泉が限られた家でしか利用できなかったため、自由に入ることが出来たのは、この『河原湯』だけだったらしい。

    河原湯 温泉

  • 河原湯からほど近い熱海銀座商店街へと入る。<br />ここ熱海銀座商店街は、駅前ほどでは無いが、観光客向けの店が多い。<br />人通りもそこそこあり、活気がある。

    河原湯からほど近い熱海銀座商店街へと入る。
    ここ熱海銀座商店街は、駅前ほどでは無いが、観光客向けの店が多い。
    人通りもそこそこあり、活気がある。

    熱海銀座商店街 市場・商店街

  • 歩いていると、とある商店の店先で、金目の干物を見かけた。<br />熱海は干物を扱う店が多いので、歩いていると旨そうな干物がやたらと目に付き困る。<br />この店の烏賊も美味しそうだった。

    歩いていると、とある商店の店先で、金目の干物を見かけた。
    熱海は干物を扱う店が多いので、歩いていると旨そうな干物がやたらと目に付き困る。
    この店の烏賊も美味しそうだった。

  • 歩いていると、商店街を一匹の犬がウロウロしていた。<br />やたら滅多ら走り回り、何とも落ち着かない奴。<br />やっと遠くへ行ったかと思ったら立ち止まり、何か考えているように見える。<br />その姿とロマンス座という看板に、華やかだった頃の熱海温泉を垣間見たようで、やけに哀愁を感じてしまった。<br />写真を撮っていると、またこちらへ向かって駆け戻ってきた。

    歩いていると、商店街を一匹の犬がウロウロしていた。
    やたら滅多ら走り回り、何とも落ち着かない奴。
    やっと遠くへ行ったかと思ったら立ち止まり、何か考えているように見える。
    その姿とロマンス座という看板に、華やかだった頃の熱海温泉を垣間見たようで、やけに哀愁を感じてしまった。
    写真を撮っていると、またこちらへ向かって駆け戻ってきた。

  • その熱海銀座の中ほどに、『佐治郎の湯』があった。<br />その名の通り、佐治郎という者の家にあったのでそう呼ばれたそうだ。<br />目の病によく効くというわれ、『目の湯』とも呼ばれた源泉だ。

    その熱海銀座の中ほどに、『佐治郎の湯』があった。
    その名の通り、佐治郎という者の家にあったのでそう呼ばれたそうだ。
    目の病によく効くというわれ、『目の湯』とも呼ばれた源泉だ。

    佐治郎の湯 (目の湯) 温泉

  • 見ていると、件の犬がまたも目の前に現れた。<br />しきりに地面を嗅いでいたと思ったら、その直後、道の真ん中でいきなり粗相を。<br />困った奴である。

    見ていると、件の犬がまたも目の前に現れた。
    しきりに地面を嗅いでいたと思ったら、その直後、道の真ん中でいきなり粗相を。
    困った奴である。

  • さらに歩いて行くと、交差点の角に和菓子屋を見つけた。<br />店先で、温泉饅頭を蒸かしている。<br />美味しそうだったので、ひとついただくことにした。

    さらに歩いて行くと、交差点の角に和菓子屋を見つけた。
    店先で、温泉饅頭を蒸かしている。
    美味しそうだったので、ひとついただくことにした。

    常盤木羊羹店 總本店 グルメ・レストラン

  • ひとつだけなのに、小さな皿に入れてくれたのはありがたい。<br />食べてみると、熱々で、とても美味しかった。<br />出来立ての温泉饅頭は、やはり旨い。

    ひとつだけなのに、小さな皿に入れてくれたのはありがたい。
    食べてみると、熱々で、とても美味しかった。
    出来立ての温泉饅頭は、やはり旨い。

  • 熱海の街では、歩道に路上案内が表示してある。<br />おかげで、おおよその方向が分かるのでありがたいのだ。<br />この後、七湯の盟主とも言える、大湯へと向かう。

    熱海の街では、歩道に路上案内が表示してある。
    おかげで、おおよその方向が分かるのでありがたいのだ。
    この後、七湯の盟主とも言える、大湯へと向かう。

  • 熱海銀座を通り抜けてさらに進むと、四つ目となる『大湯』が見えてきた。<br />大湯には、間歇泉がある。<br />大正13年までは自然に噴いていたそうだが、今は人工的に復活させたものだそうだ。<br />見ていると、ちょうど吹き上がってきた。

    熱海銀座を通り抜けてさらに進むと、四つ目となる『大湯』が見えてきた。
    大湯には、間歇泉がある。
    大正13年までは自然に噴いていたそうだが、今は人工的に復活させたものだそうだ。
    見ていると、ちょうど吹き上がってきた。

    大湯間歇泉 名所・史跡

  • その間歇泉の脇に、なりやら動くものがある。<br />よく見ると、子猫だった。<br />顔立ちからすると、日本の野良猫ではないようだ。<br />しかし、近所の飼い猫でもないような気もする。<br />迷子にならなければよいのだが。

    その間歇泉の脇に、なりやら動くものがある。
    よく見ると、子猫だった。
    顔立ちからすると、日本の野良猫ではないようだ。
    しかし、近所の飼い猫でもないような気もする。
    迷子にならなければよいのだが。

  • 大湯を通り過ぎ、湯汲坂を少し登ったところに鎮座する湯前神社に参拝。<br />鳥居と参道脇の石灯籠は、久留米藩主有馬頼僮(よりゆき)により、宝暦8年(1758)に奉納されたもの。<br />関東大震災でも倒れなかったそうだ。

    大湯を通り過ぎ、湯汲坂を少し登ったところに鎮座する湯前神社に参拝。
    鳥居と参道脇の石灯籠は、久留米藩主有馬頼僮(よりゆき)により、宝暦8年(1758)に奉納されたもの。
    関東大震災でも倒れなかったそうだ。

    湯前神社 寺・神社・教会

  • 湯前神社は、天平勝宝元年(749)の創建と伝わる古社で、祭神は、古代における温泉の発見者とされる『少彦名神(すくなひこなのかみ)』。<br />鳥居を潜ると、右手に温泉が流れる手水鉢があった。<br />さすが、湯の町熱海だ。

    湯前神社は、天平勝宝元年(749)の創建と伝わる古社で、祭神は、古代における温泉の発見者とされる『少彦名神(すくなひこなのかみ)』。
    鳥居を潜ると、右手に温泉が流れる手水鉢があった。
    さすが、湯の町熱海だ。

  • 境内左手の道に面したところに、楠の大木があった。<br />幹の内部が洞になってしまっていたが、枝ぶりも見事で貫禄も充分。<br />樹齢は定かではないが、かなりの老木のようだ。

    境内左手の道に面したところに、楠の大木があった。
    幹の内部が洞になってしまっていたが、枝ぶりも見事で貫禄も充分。
    樹齢は定かではないが、かなりの老木のようだ。

  • 湯前神社に挨拶をした後、神社のすぐ隣にある日航亭大湯へと向かう。<br />そこは、以前旅館だったのだが、今は立ち寄り湯のみ営業しているのだ。<br />数年前に来た時は、開放的な内湯と家庭の風呂場のようなものがあったのだが、今回は露天風呂もあり、少し改装したようだった。<br />ただ、源泉温度94.7度の熱い湯は変わらず、入るのに一苦労した。

    湯前神社に挨拶をした後、神社のすぐ隣にある日航亭大湯へと向かう。
    そこは、以前旅館だったのだが、今は立ち寄り湯のみ営業しているのだ。
    数年前に来た時は、開放的な内湯と家庭の風呂場のようなものがあったのだが、今回は露天風呂もあり、少し改装したようだった。
    ただ、源泉温度94.7度の熱い湯は変わらず、入るのに一苦労した。

    日航亭大湯 温泉

  • 大湯から駅の方へと向かうと、道沿いに『平左衛門の湯』がある。<br />小さな沢に湧いていたので、土地の人は『小沢の湯』と呼んでいたそうだ。<br />そこには熱い湯が湧いているので、温泉卵が作れるようになっていた。

    大湯から駅の方へと向かうと、道沿いに『平左衛門の湯』がある。
    小さな沢に湧いていたので、土地の人は『小沢の湯』と呼んでいたそうだ。
    そこには熱い湯が湧いているので、温泉卵が作れるようになっていた。

    小沢の湯 (平左衛門の湯) 名所・史跡

  • そこから、路地を北へ辿って行くと、六つ目の『野中の湯』に出た。<br />野中山の麓にあるので、この名が付いたらしい。<br />泥の中に湯が湧いていたそうで、入浴には利用されていなかったようだ。

    そこから、路地を北へ辿って行くと、六つ目の『野中の湯』に出た。
    野中山の麓にあるので、この名が付いたらしい。
    泥の中に湯が湧いていたそうで、入浴には利用されていなかったようだ。

    野中の湯 温泉

  • 『野中の湯』から坂を下りて行くと、最後の『風呂の湯』があった。<br />坂町高砂屋の庭から湧いていたと言うもので、かの福島屋旅館の西側にあたるそうだが、今は旅館の前に、塩分のない『水の湯』という源泉と一緒に再現されている。<br />辺りには、アロエの花が咲いていた。

    『野中の湯』から坂を下りて行くと、最後の『風呂の湯』があった。
    坂町高砂屋の庭から湧いていたと言うもので、かの福島屋旅館の西側にあたるそうだが、今は旅館の前に、塩分のない『水の湯』という源泉と一緒に再現されている。
    辺りには、アロエの花が咲いていた。

    風呂の湯 水の湯 温泉

  • 福島屋旅館近くで、開けた景色が望める場所があった。<br />大きな旅館でも無くなったのか、建物がひしめく熱海では珍しい広がりだ。<br />七湯を巡り終えたので、駅へと戻ることにする。<br />途中で、『熱海ビール』の幟を見つけたので、土産に購入した。

    福島屋旅館近くで、開けた景色が望める場所があった。
    大きな旅館でも無くなったのか、建物がひしめく熱海では珍しい広がりだ。
    七湯を巡り終えたので、駅へと戻ることにする。
    途中で、『熱海ビール』の幟を見つけたので、土産に購入した。

  • 熱海駅へ戻り、15時37分発の湘南新宿ライン高崎線直通の特別快速を待つ。<br />この列車は、土日1本のみの運転。<br />これを利用すれば、乗り換え無しで帰ることができるので便利なのだ。<br />四人掛けの席に座り、海を眺めながら揺られているうちに、いつしか眠ってしまった。<br />横浜駅の喧騒で現実に引き戻されるまで、まさに夢心地だった。<br />今年の初旅もこれで終わり。<br />しかし、七福神ではなく、七湯巡りで、果たして福が来るのであろうか。<br /><br />※2021.01.01現在、熱海始発の特別快速は運転されていません。

    熱海駅へ戻り、15時37分発の湘南新宿ライン高崎線直通の特別快速を待つ。
    この列車は、土日1本のみの運転。
    これを利用すれば、乗り換え無しで帰ることができるので便利なのだ。
    四人掛けの席に座り、海を眺めながら揺られているうちに、いつしか眠ってしまった。
    横浜駅の喧騒で現実に引き戻されるまで、まさに夢心地だった。
    今年の初旅もこれで終わり。
    しかし、七福神ではなく、七湯巡りで、果たして福が来るのであろうか。

    ※2021.01.01現在、熱海始発の特別快速は運転されていません。

105いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (12)

開く

閉じる

  • akicさん 2008/01/28 22:26:06
    なるほど〜
    こんばんは!
    最近皆さんの旅を見て楽しんでばかりのakicです。
    旅したいよー!!!

    旅猫さんの熱海七湯めぐり。
    なるほど〜〜!
    こういう楽しみ方があるんですね。
    旅猫さんの旅スタイルってほんと勉強になります。
    伊豆って車で行って温泉旅館+道路沿いの観光施設
    が定番なので…
    まさか「湘南新宿ライン」が走っているとは(笑)

    ロマンス座とワンコの写真、
    いいですねー陰影が!
    一票入れさせていただきますー!

    絶対福来ますよ☆

    akic

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2008/01/29 00:58:31
    RE: なるほど〜
    akicさん、こんばんは。
    いつもありがとうございます!

    >旅猫さんの旅スタイルってほんと勉強になります。
    うれしいです〜♪
    ある意味、かなりいい加減な旅ばかりですが。。。
    朝早く起きるのが苦手なのに、遅い時間からでもふらりと出かけてしまう。
    時間がもったいないような旅ですよね(^^;

    >まさか「湘南新宿ライン」が走っているとは(笑)
    普通は小田原までなのですが、最近、土日のみ1本だけ熱海まで往復しているのです!
    楽ですよ〜

    >ロマンス座とワンコの写真、
    >いいですねー陰影が!
    ありがとうございます!
    実は、お気に入りの一枚なのです♪
    投票、うれしいです!

    >絶対福来ますよ☆
    akicさんに言われると、なんだかそんな気がしてきました!

    旅猫
  • ralphinさん 2008/01/28 21:26:12
    熱海七湯めぐり
    こんばんは、旅猫さん。

    初旅は、七湯めぐりですかー。
    確かに七福神めぐりじゃ、一般的ですものね。
    これなら気持ち良いし、初旅にぴったりですね!
    巡った七湯はどれも近かったんですか?
    じゃないといくら熱海の暖かさでも湯冷めしちゃいそうですもんね。

    金目の干物おいひそー♪
    ごっそり買ってきました?

    P.S.今回の旅は、18切符ですか?

    ralphin

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2008/01/29 00:51:44
    RE: 熱海七湯めぐり
    ralphinさん、こんばんは!
    ありがとうございます。

    >巡った七湯はどれも近かったんですか?
    熱海七湯は、駅からもそれほど遠くなく、
    歩いても大した距離ではありません。
    ちょうど真ん中あたりに大湯があるので、
    一風呂浴びるにはもってこいです(^^)

    >金目の干物おいひそー♪
    >ごっそり買ってきました?
    それが。。。
    金目は高いので、アジの開き(朝食の定番)を買って来ました(笑
    干物って、美味しいですよね♪

    >P.S.今回の旅は、18切符ですか?
    そうです!
    青春18きっぷの初旅でもあります。

    旅猫

  • Noririnさん 2008/01/27 22:41:05
    熱海ビール!!
    旅猫さん こんばんは。

    今年最初の旅は熱海だったんですね。
    天気が良くて気持ちよさそう〜

    金目の干物は大きくて肉厚♪
    すっごく食べたいです。

    熱海ビールの味、すっごく気になります!
    Noririn

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2008/01/27 23:29:16
    RE: 熱海ビール!!
    Noririnさん、こんばんは。
    いつもありがとうございます!

    今年は、青春18きっぷを使っての熱海の旅からスタートです。
    天気は上々だったのですが、風が結構強くて。。。

    金目の干物、まだ半乾きでしたけどとても美味しそうでした。
    思わず猫の気になって見つめていたら、店の人に監視されていました(笑
    よだれの垂れそうな顔をしていたのでしょうね(^^;

    >熱海ビールの味、すっごく気になります!
    熱海ビール、ピルスナーとダークラガーがありました。
    まだピルスナーしか飲んでい無いのですが、すっきりとした飲み易いタイプです。
    函南町の酪農王国オラッチェというところが造っていて、他にもオラッチェビールや伊豆エールなどもあるとのこと。
    来宮駅と函南駅のちょうど真ん中あたりにあって、レストランもあるみたいです。

    旅猫
  • rokoさん 2008/01/26 15:49:25
    熱海で七湯巡り
    のんびりと歩かれた熱海の温泉めぐり

    まだ幼い頃、大人たちはよく熱海の温泉へ行ってくるよ〜と出かけてました。

    思い出されるのは、お芝居などで見た熱海の海岸、散歩する〜♪<寛一&お宮>

    今はこんな風な景色なんですね・・・

    温泉饅頭、おいしそう〜  大好きなんです~~



    roko

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2008/01/26 18:24:33
    RE: 熱海で七湯巡り
    rokoさん、こんばんは。
    ありがとうございます。

    熱海は、社員旅行のメッカでしたからね。
    社員旅行の減少以降で廃れてしまいましたが。。。

    寛一とお宮ですか。
    そういえば、サンビーチに松があったような。
    今回は寄りませんでした。

    温泉饅頭がお好きなのですね!
    旅猫も、薄皮の一口サイズの饅頭が大好きです。
    今回のも、とても美味しかったですよ!

    旅猫
  • ツーリスト今中さん 2008/01/24 12:37:11
    湯巡りそれぞれに!
    1月3日の熱海、思いの外静かですね。

    熱海の坂が急なこととたくさんあるのには
    本当に驚かされます。
    (雪降ったら大変だろうなぁ、、、)

    湯巡りも屈斜路湖畔で寒かった私ですが
    熱海だといろいろな効能の温泉があって
    楽しそう!

    起雲閣、坪内逍遙旧居(月2回?公開)、
    名前忘れましたが木彫の美術館
    これからは梅見でしょうか。
    それと初島航路の出発点。
    温泉以外だとこの位しか知りませんが
    温泉も旅猫さんのように訪ね歩けば
    いろいろな物が見えてきそうですね。

    続きを楽しみにしています。

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2008/01/25 01:17:19
    RE: 湯巡りそれぞれに!
    ツーリスト今中さん、こんばんは。
    いつもありがとうございます!

    >1月3日の熱海、思いの外静かですね。
    梅が咲く前ですからね。
    年末の鎌倉と同じで、季節外れです。

    熱海は、ほんとに坂が多いですよね!
    駅が一番高いところにある(笑

    風景的には、屈斜路湖畔にはまったく敵いませんが、
    古き良き温泉街の佇まいなら負けません(^^;
    泉質はどうだろう。。。

    起雲閣、坪内逍遙旧居などは訪れませんでした。
    もうそろそろ、観梅の季節です。
    熱海も、さぞかし賑わうことでしょう。
    日本一早い、梅見の里ですからね。

    旅猫
  • 義臣さん 2008/01/23 17:35:09
    のんびり
    のんびり熱海の街歩きも楽しいですね。
                  義臣

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2008/01/23 19:37:45
    RE: のんびり
    義臣さん、こんばんは。

    作成中にご訪問いただきありがとうございます。
    今となっては廃れた観のある熱海ですが、歩いてみれば、
    それなりに面白いところでした。
    この後で載せますが、熱海を訪れた際には必ず寄る湯があり、
    今回も、そこで熱海の湯をいただきました。

    旅猫

旅猫さんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

この旅行で行ったグルメ・レストラン

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

価格.com旅行・トラベルホテル・旅館を比較

PAGE TOP