Pakistan カラチの旧市街カラダール Karadarバーンズ・ロードの横丁 Small Lane near Burns Road

2007/08 - 2007/08

伝統的な食い倒れ通りとしてつとに有名なバーンズ・ロード。
私はまだ、どこからどこまでがそうなのかはっきりつかめてないのです。
それの調査（笑）はもちょっと涼しくなってからすることにして
今日はお友達と横丁を歩いてみました。

午後は建物の日陰が涼しくて、女性達が買い物籠さげての〜んびりお買い物。
カラチ市内なのに、なんだか田舎町にやってきたみたい。


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エリア カラチ(パキスタン)

バーンズ・ロードでは通りに面した厨房で
ガスが勢いよく燃えています。

火の上にのってる大鍋たち

バーンズ・ロードの別の顔は軒を連ねる代筆屋さん。
ということは
なにやら小難しい書類を要求するお役所が
近くにあるってことかしら？

今日は暇なので新聞読んでます。

コンピュータもってる代筆屋さんもいますが
昔ながらの手動タイプライターを使ってる人も。

ということはインクリボンですよねっ？
インクリボンが
どっかで生産され続けてるってことですよねっ？
唐辛子婆のＯＬ時代にさえ
日本では電動タイプに切り替わってた・・・。

そう。
Karadarは古きよき時代が生き生きと生き続けてる街なんです。

これは布団屋さん

左手前の白いものは綿（わた）です。
カラチの冬は寒いですからね。

バーンズ・ロードの表通りはまた今度詳しくやることにして
今日はここから横丁に入ります。
なにやら美味しそうなものを揚げている。

ジェレビ？

フツーはもっと素朴な色なんですけど。
何でオレンジ色にしてるのかなー？
とろりとした小麦粉のドーを揚げて
糖蜜をめいっぱい含ませた超甘いお菓子です。

大量の鶏肉を仕込み中。

そのお隣の漬物屋さんで
これはニンジンの漬物

これは何？

これは何？？

唐辛子の漬物？

通りの真ん中にやってきたのは
パンツ屋のおじーさん

こちらではふち飾りのレースを選んでる。

あ、停電用のローソクの在庫が少なくなってたから
買っておこう。

唐辛子婆の乏しいウルドゥ語ではなかなか通じない。
まわりの女性達が数字を書いてくれたんだけど
それがウルドゥ文字なのでますますわからない（汗）

でもみんな親切で楽しい時間が過ごせました。
結局ローソク一個10ルピー（20円）だけ
お試しに買いました。
だってね、すんごい匂いのローソクもあるからね。

男達はみんな写真をとってもらいたがる。

横丁の建物はみんな古い。

こういう
後からつけたようなベランダが特徴

街中の小さくてラブリーなモスク

突き当りを曲がると

おじーさんが道端で金物売ってたり

小さなロティのお店があったり

中国本土？からやってきた自動車学校の車

わ、大きなモスクだぁ

塾、かしらね？

こぎれいな籐の椅子を作っているのは

このおじーさん

地べたに足を投げ出してせっせと作業中。

「この籐はシンガポールからの輸入でねえ。」
と、この階級の人にしては不思議なぐらい
流暢な英語です。

パキスタンが独立してからはや60年。
庶民階級で何の躊躇もなく英語が口をついてでる世代は少なくなりつつある。
店先の若いもんに道を聞くと
奥のよぼよぼしたじーさんに出てきてもらって
通訳してもらうありさま。

ということはこのじーさんもかなりの年の筈なんだけど
陽気で人生をエンジョイしてるようで
なんだかとっても若々しい。


結婚式の招待状を専門に作ってる小路とか
いろいろいろいろmuch much more!
Karadarの魅力はつきませぬ。