２００７年　夏　スイス　ツェルマット旅行記（出発～チューリッヒ到着編）

2007/07/08 - 2007/07/15

昨夏に続いて、今夏もツェルマットに行って来ました。昨夏は滞在中はずっと天気が良かったのですが、今回は当初は天気が悪く、昨夏とは全く違って真冬の様な気温も体験してしまいました。昨夏はとても暑く下は短パンしか必要がなかった為、今回もそんな服装の準備しかして行きませんでしたので、ちょっと、いやかなり寒い思いをしてしまいました。ただ、もともと暑い日本を離れて、涼しいツェルマットでの滞在が夏季休暇の目的だったので、今回は色んなツェルマットの一面を見る事が出来て良かったです。まずは、出発からチューリッヒ到着までの様子です。

エリア チューリッヒ(スイス)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: ANA

朝７時過ぎの伊丹空港です。この写っている飛行機が、この後搭乗する、８時発の成田行きの２１７６便です。機材は、国際線用のＢ７７７−３００ＥＲです。スターアライアンス１０周年記念塗装機でした。

国際線用の機材なので、Ｆ、Ｃ、ＰＹ、Ｙの４クラス設定です。今回はＣクラス席である７Ａを事前座席指定していました。

成田までは僅か１時間ですが、リッチな気分です。尚、Ｆクラス席は、スーパーシートプレミアム席となりますので、＋５，０００円かＵＰグレード券が１枚必要となります。この成田〜伊丹便は、国際線以外で唯一国内線でＦクラス席を気軽に体験出来る便です。

窓の下には、Ｂ７７７−３００ＥＲのＧＥ製の巨大なエンジンが頑張ってくれています。エンジンの信頼性が高まって、この様な双発機でも欧米に直行出来る様になったのです。

ＡＮＡが第１ターミナルに移ってから、ＡＮＡで成田空港から飛び立つのは初めてです。出発ロビーはさすがに綺麗になっていました。

少し時間があったので、展望デッキに行って見ました。

タイ国際航空機とバージン・アトランテック航空機しか見られなかったので、早々に後にしました。

ファーストクラス搭乗者やＡＭＣの上級会員は、プライオリティゲートより専用の手荷物検査場に入れます。

出国審査場を出た、ブランドショップエリアです。

ＡＮＡのラウンジに向かいます。

ＡＮＡラウンジの入口です。

ファーストクラスラウンジです。思ったより狭く、入った時は人が多く、座れる席を探すのが大変でした。

ドリンク類、軽食のカウンターです。

窓際席が空いたので移動しました。

窓際席からのスポットの眺めです。

麺コーナーがあったので、きつねそばを貰いました。量は少なめです。

外貨自動両替機も設置してあります。両替可能紙幣は、ドル、ユーロ、中国元のみで、パックになっています。

搭乗開始時間近くになったので、フランクフルト行きのＮＨ２０９便の搭乗ゲートに前に移動しましたが、どうも搭乗開始が若干遅れる様です。

今回は、貯めていたＡＮＡのマイル１２万マイルを使って、往復とも特典Ｆクラスです。今回は、国際線の予約開始になる３３０日前に予約したのですが、その時点で、特典Ｃクラスは満席になっていました。日系航空会社でも特典座席は取り難くなりつつあります。

Ｆクラス席のリラックスポジションです。

昨夏は、北朝鮮のテポドンを警戒して、北海道経由でしたが、今夏は、通常の新潟から日本海北上のルートの様です。

昼食のメニューが配られました。ＣＡによるとこのメニューは使い回しとの事でしたが、最後に貰い、持ち帰りました。

アミューズ・ブシュが配られました。私は、アルコールはほとんど駄目なのですが、折角なので白ワインを少しだけ貰いました。

私は、魚介類も苦手なので、前菜は、「温製鴨とポテトのガトー仕立て　ミモレットチーズ風味　ポイヤック産赤ワインとともに」を選びました。

「ガーデンサラダ　柚子とトマト風味のドレッシング」です。

メインは、「和牛フィレのステーキ　マスタード風味　シェリーといちじくのヴィネガーソース」を選びました。

デザートは、「ブランマンジェ　パイナップルソース」を選びました。

最後にミルクティーでフィニッシュにしました。ただで乗っていて余り文句は言いたくはないのですが、私は全然グルメな方ではないのですが、ＡＮＡの機内食はまったく美味しくありません。２年前の夏にもＡＮＡの特典Ｆクラスを利用しましたが、その時も全然美味しくなかったです。アメニティーキットも希望しないと貰えないし、ポーチも１００円ショップで売っている様な安っぽい物です。ＡＮＡで良いのは、座席とＣＡの対応だけだと思った方が無難です。一般的にはＪＡＬよりＡＮＡの方が評価は良いのですが、Ｆクラスに限っては、機内食、アメニティーキットともにＪＡＬの方が断然に良いと思います。

ヨーロッパ行きの便は昼行便ですし、ヨーロッパ便では普段は寝る事はないのですが、ワインを飲んだせいか無性に眠たくなり、何と５時間も寝てしまいました。本当は外の景色をずっと見ていたかったのですが、食後は半強制的に窓のシェードも閉められ、映画も観たいものがなかったので、丁度良かったかも知れません。画像は、バルト海上空からポーランド上空に入る所です。

二食目は寝ていたせいか、余り食欲がなかったので、二食目のおすすめメニューは止めて、ザ・快食メニューの「きつねうどん」にして、デザートに「エクレア」を貰いました。なお、デザートもＪＡＬの方が断然に良かったです。

後もう少しでフランクフルトに到着です。

前からは撮り難いので、後ろからＦクラスのキャビンです。僅か１０人の為の贅沢な空間ですが、このＦクラスに正規運賃の１８０万円弱を払って乗っている人はほとんどいないんじゃないかと思います。私の様に、特典Ｆクラスか、Ｃクラスからの特典ＵＰグレードがほとんどだと思います。正規運賃で売れ残った席は、すべて空席待ちの特典用に回されますのでＦクラス席でも空席がないのが現状だと思います。

フランクフルト近郊です。もう直ぐ着陸です。

成田発は若干遅れたのですが、フランクフルトにはほぼ定刻に到着しました。

４年連続でフランクフルト空港を利用しているので、慣れてはいるつもりですが、第１ターミナルはやはり複雑な構造です。

先程乗って来たＡＮＡ機の全景を見られる所がありました。

ルフトハンザのチューリッヒ便の時間まで時間があったので、ルフトハンザのラウンジに行く事にしました。

ラウンジ内の様子です。

ラウンジの窓からスポットが見渡せます。

チューリッヒ便のゲートに移動しました。ゲート前でのセキュリティーは結構厳重です。

搭乗ゲートから見えた飛行機です。

上と同じくです。

飛行機まではバスで移動の様です。多くの日本人ツアーの方も乗って来ました。

そのバスからの眺めです。

上と同じくです。中国国際航空機です。

ルフトハンザ機です。

サウジ・アラビア航空機です。

搭乗機に到着しました。機材はＡ３２０−２００です。

上と同じくです。

今回のＦクラス特典航空券は、スターアライアンス特典航空券として発券しています。成田〜フランクフルト間はＮＨ、フランクフルト〜チューリッヒは間ＬＨですが、フランクフルト〜チューリッヒ間はＦクラスの設定がない為、Ｃクラスとなります。

Ｃクラスと言っても、通常の３列シートの真ん中席を使わないだけで、シート自体はＹクラスと一緒だし、シートピッチも一緒です。

またＣクラスだと、軽ミールサービスもあります。

雲は多いものの、まずまずの天気の様です。

高度がだいぶ下がって来ました。

もう直ぐチューリッヒ空港に着陸です。飛行時間は実質４０分位です。

チューリッヒ空港に到着しました。

上と同じくです。

隣のスポットにポルトガル航空機が止まっていました。

今夜は、「スイソテルチューリッヒ」に宿泊します。到着階のターミナル１とターミナル２の間が、各ホテル行きのバス乗場になっています。

「スイソテルチューリッヒ」は、ゾーン１の乗場です。

「スイソテルチューリッヒ」行きの時刻表です。少ない時間帯だと１時間に１便しかない様です。一番下に、片道８スイスフランとの表記があります。前は無料だった様ですが、最近有料になった様です。片道８スイスフラン（約８００円）とは高いです。

「スイソテルチューリッヒ」のホテルバス（バン）です。マリオットとの共同運行になっています。ドライバーからチケットを渡されましたが、お金は要求されませんでした。後払いかとも思いましたが、結局８スイスフランは払いませんでした。何か良く分かりません？？マリオットの客はおらず、スイソテルに直行したので、ホテルには約１０分程で到着しました。

「スイソテルチューリッヒ」の建物です。スイスでは珍しい高層（３２階位？）の建物で、２９階までが客室になっています。

ホテルのロビーとフロントです。

２２階のＥＶホールです。部屋のキーは非接触式のカードキーになっていて、ＥＶも階数ボタン横のカード認識箇所にかざさないと、階数ボタンが押せないシステムになっています。

泊まった２２０７号室のドアです。ドアのノブ上の所にカードキーをかざすと開錠します。

部屋はそんなに広くはない（約２５?）のですが、比較的最近改装した様で、まだ綺麗に保たれていました。また、冷房も効いていて快適でした。今回は、アップルワールドで、１泊、１３，８００円（朝食付き）で予約しました。部屋や設備、また立地からするとコストパフォーマンスに優れていると思います。

ベッドは少し斜めに設置されています。ベッドは少し柔らかめですが、寝具類の質感は悪くなかったです。

ＴＶのチャンネル数はとても多いのですが、ＪＳＴＶとかの日本のチャンネルはなかったです。

部屋内からドア方向の眺めです。ＴＶの下には、バスローブもありました。

セルフコーヒー・紅茶のセット類も充実しています。

暗証番号式のセーフティボックスもありました。

バスルームです。広くはないですが、大理石も一部使っていて安っぽい感じはありません。

湯沸しポット、ドライヤーもあります。

バスタブは、まずまずの大きさです。

アメニティキットも一通り揃っています。

冷蔵庫です。部屋のはやはり高いので利用していません。

部屋の位置図です。両端の部屋を除くと、ほとんどの部屋が同じ広さの様です。

部屋の窓からの眺めです。真下は、国鉄のオエリコン駅です。この方向にチューリッヒ空港があります。昼間は分かり難いですが、夜暗くなると、飛行機のライトが点滅しながら空港を離発着する様子が分かります。

真正面の眺めです。曇っているので少し暗めですが、この時間で、夜の８時３０分頃です。

少し右方向の眺めです。

下のオエリコン駅前に行って見ました。ホテル横のこのビルの１Ｆには「ＣＯＯＰ」がありますが、この時間では閉店しています。

オエリコン駅舎です。

オエリコン駅のホームです。ホームが４面ある比較的大きな駅です。ＩＣやＩＣＮは通過する様ですが、それ以外の列車はほとんど停車する様です。何せ頻繁に列車が行き来する様子が部屋から見られるので、鉄道ファンにとってももって来いのホテルです。

飲み物が買いたかったので、駅構内にあるキオスクを利用しましたが、５００mlのエビアンや他の飲み物も３スイスフランもしました。明日は、いよいよツェルマットに移動です。

この旅行記へのコメント （4）

• マイレージユリコさん 2007/07/18 09:21:26

  おひさしぶりです！

  こんにちは!　そしておかえりなさい
  久しぶりの成田はいかがでしたか?
  Ｆクラスなんてすごい！　うらやましすぎです！
  スイス　お好きなんですね。　私ももう１０年位前に
  グリンデルワルトにスキーに行った事ありますが
  夏のスイスは未体験です。
  そうそうＡＮＡの食事いまひとつですよね
  私はＣクラスしか比較できませんが、今年ＪＡＬの
  Ｃクラスにはじめて乗って、そのおいしさにびっくり
  しましたよ！ＣＡさんもすごく感じよかったですよ
  
  私も先月、特典旅行でヨーロッパ行きました。
  また　贅沢前泊でさくら山の写真も撮りましたのでよかったら
  見てみて下さい。
  あのマロウドホテル　ほんとに滑走路の近くなんですね
  
  では、続きの旅行記楽しみにしてますので・・・
  
  
  
  

  masapiさん からの返信 2007/07/18 22:59:12

  RE: おひさしぶりです！

  こんばんは。お世話になります。
  
  やっぱりＡＮＡの機内食は美味しくないと思いますよね…
  最近はお客を取り戻す為に、ＪＡＬも頑張っていると思います。
  
  実は、成田に帰って来た１５日は、丁度台風が関東に接近中で、
  ＣＡの話では、一時的に新千歳空港にダイバートするかもって事
  だったのですが、成田の滑走路の向きと、強くても風の向きが一緒
  との事で、無事に成田に着陸する事が出来ました。
  その後、暴風雨がもっと激しいさなか、ＡＮＡの成田から各地行き
  の便はちゃんと出発したのに、ＪＡＬは全便欠航になっていました。
  航空会社でも出発の基準が大きく違うものなんですね。
  ＪＡＬだったら成田に泊まるか、羽田に移動しないといけない所
  でした。
  
  今後も宜しくお願いします。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｍａｓａｐｉ

• 96さん 2007/07/17 13:05:45

  お帰りなさい。

  masapiさん、こんにちは。
  出発〜チューリッヒ到着編にお邪魔してます。
  
  ＡＮＡのファーストクラス拝見させていただきました。
  やはり、座席周りはいいですね♪
  食事はあいませんでしたか？
  あっしも、どちらかというと食事はどうでもいいほうです（笑）
  
  ＡＮＡはＦクラスが１０席なのがいいですね。
  ではまたお邪魔します。
  
  

  masapiさん からの返信 2007/07/17 19:00:23

  ただいま〜

  じぇろにもさん　こんばんは。
  
  早速のご訪問有難うございました。
  旅行記でも書きましたが、ＡＮＡのＦクラスで良いのは、
  座席とＣＡの対応のみです。
  機内食のメインは多分Ｃクラスと同じ物で、それをただ一品
  づつサービスしているだけだと思います。
  私も食に余りこだわらない方ですが、ロイヤルホストや
  スカイラークのコースメニューを食べた方が多分美味しい
  と思います。
  でも、日系では好きな航空会社ですので、今後も利用するとは
  思います…
  この後も少しづつ旅行記をＵＰして行きますので、良ければまた
  見て下さい！
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　masapi