2007/04/04 - 2007/04/11
2110位(同エリア7236件中)
wiz さん
今日は、朝一で、旧市街にあるカタルーニャ音楽堂へ向かったら、
13:00から内部見学ツアー(英)が可能と分かったので即予約。
そのため、見学ツアーまでは旧市街ゴシック地区をぶらぶらすることに・・。
・・その後、カタルーニャ広場から北のアシャンプラ地区へ向かい、
当初の計画どおり、バルセロナのモデルニスモ建築巡りをしました。
今日1日しか時間が取れないので、出来る限り頑張りました !
( ※ どのような時間配分で廻ったかを参考まで書き込んでおきました。 )
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◎アントニ・ガウディ・イ・コルネ Antoni Gaudi i Cornet [1852-1926]
http://en.wikipedia.org/wiki/Antoni_Gaud%C3%AD
☆レイアール広場の街灯 Lampposts para el Placa Reial 1879
★カサ・ビセンス Casa Vicens 1883-88
☆サグラダ・ファミリア教会 Sagrada Familia 1884-1926 世界遺産
☆グエル邸 Palau Guell 1885-89 世界遺産
★カサ・カルベ Casa Calvet 1900
☆グエル公園 Parque Guell 1900-10 世界遺産
★カサ・バトリョ Casa Batllo 1905-07 世界遺産
★カサ・ミラ Casa Mila (ラ・ペドレラ La Pedrera) 1906-10 世界遺産
☆サグラダ・ファミリア学校 Escoles de la Sagrada Familia 1910
◎リュイス・ドメネク・イ・モンタネール Lluis Domenech i Montaner [1850-1923]
http://en.wikipedia.org/wiki/Lluis_Domenech_i_Montaner
★モンタネール・イ・シモン出版社 Editorial Montaner i Simon
(アントニ・タピエス美術館 Fundacio Antoni Tapies) 1881-85
★カサ・トーマス Casa Thomas 1898
★パラシオ・ムンタネール Casa Montaner 1891-96
★カサ・リェオ・モレラ Casa Lleo Morera 1902
☆カタルーニャ音楽堂 Palau de la Musica Catalana 1905-08 世界遺産
★サン・パウ病院 Hospital de Sant Pau 1905-30 世界遺産
★カサ・フスター Casa Fuster 1908-11
◎ジョセップ・プッチ・イ・カダファルク Josep Puig i Cadafalch [1867-1956]
http://en.wikipedia.org/wiki/Josep_Puig_i_Cadafalch
☆カサ・マルティ Casa Marti (クアトラ・ガッツ Els 4 Gats) 1896
★カサ・アマトリェール Casa Amatller 1898-1900
△カサ・マカヤ Casa Macaya 1901
★カサ・アシア Palau Baro de Quadras(Casa Asia) 1904-06
★カサ・デ・ラス・プンシャス Casa Terrades(Casa de les Punxes) 1905
◎サルバドール・バレリ Salvador Valeri i Pupurull [1873-1954]
http://en.wikipedia.org/wiki/Salvador_Valeri_i_Pupurull
★カサ・コマラ Casa Comalat 1906-11
◎ジョセップ・マリア・ジュジョール Josep Maria Jujol [1879-1949]
http://en.wikipedia.org/wiki/Josep_Maria_Jujol
★カサ・バトリョ Casa Batllo 1906 世界遺産
★カサ・ミラ Casa Mila (ラ・ペドレラ La Pedrera) 1908 世界遺産
☆グエル公園 Parque Guell 1910 世界遺産
※ ★この旅行記に掲載の建築物。
☆他の旅行記に掲載の建築物。
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1990年、バルセロナでモデルニスモ建築を紹介するイベントが開催されたとき、拡張地区 ( アシャンプラ ) の中心 2km四方 が 「 黄金の四角形 」 と名付けられ、そこに残る 150の作品 が取り上げられた。 拡張地区のメインストリート、グラシア通りを挟む 2km四方 には、モデルニスモ建築の傑作が集中しているからである。
19世紀末の世紀末建築は、パリやブリュッセル(アール・ヌーヴォー)、ウィーン(ユーゲント・シュティール)、プラハなどにもいくつも残っているが、これほど集中的に残っている街も珍しい。
この 「 黄金の四角形 」 で取り上げられた作品の完成年を10年ごとに分けてみると、1890年代の完成が26、1900年代が82、1910年代が24、不明18となる。 この数字を見ただけでも、1900年代の10年間がモデルニスモ建築の最盛期だったことがわかる。
近代化が遅れたスペインにおいて、世紀末様式の芸術・建築が流行したのは、バルセロナとその周辺だけであった。 スペイン統合後の不遇の時代を経験したバルセロナの人々にとって、中世の繁栄、その輝かしい時代を再び取り戻すことは悲願であり、ブルジョアたちは豪華で美しい建物で新しい街並みを満たそうとした。 バルセロナを 「 南のパリ 」 にしようと。
参考: バルセロナ・カタルーニャ美術散歩 森枝雄司/市川秋子著
- 旅行の満足度
- 4.5
-
15時頃、旧市街散策(カタルーニャ音楽堂見学ツアー含む)を終え、ランブラス通りを北へ。
ランブラス通り 散歩・街歩き
-
15:06
カタルーニャ広場経由でカスプ通りへ。
カサ・カルベに向かう途中、通りの先に見えた トラ・アグバル(水道局)。
フランス人建築家ジャン・ヌーヴェル設計。 パリではアラブ世界研究所を設計している。 -
15:10
カサ・カルベ (ガウディ) Casa Calvet 1900
http://www.casacalvet.es/
建築主は繊維業を営むカルベ家。
ガウディやモデルニスモ建築家たちが活躍できたのは、繊維業で財をなしたブルジョアたちによるところが大きい。 カルベ家は、ガウディの一番のパトロン、グエル家と交友関係にあった。
頂部のデザインにはバロックの影響も見られ、玄関ホールはアール・ヌーヴォー風の装飾が施されている。 -
15:10
カサ・カルベ (ガウディ) Casa Calvet 1900
1900年、バルセロナで最も優れた作品として「第1回建築年間賞」受賞。
1階は同名のレストランになっている。 -
15:11
カサ・カルベ (ガウディ) Casa Calvet 1900
入口扉上には 「 C 」 というイニシャル ( Calvet ) と、
歓迎を意味するイトスギに縁取られている ( 写真手前 )。
両側に配された2つの織り機糸巻きは、カルベのビジネスを暗示している。カサ カルベ 建造物
-
15:15
カサ・マリア・ロベルト Casa Maria Robert -
15:15
カサ・マリア・ロベルト Casa Maria Robert -
15:20
テトゥアン広場、ロベルト博士のモニュメント Monument al Doctor Robert 1910。
(ガウディが制作に関与した説あり。 カサ・ミラ 1906-10 の石と酷似。)
ロベルト博士は、医者でバロセロナ市長も務めたという人。
このモニュメントを制作した彫刻家リモーナ(Josep Llimona)はガウディの友人らしい。ロベルト博士のモニュメント モニュメント・記念碑
-
15:23
ロベルト博士のモニュメント が建つ テトゥアン広場。
ここから地下鉄に乗っても良かったのですが、もう少し歩くことに・・。 -
15:28
当時、カサ・マカヤ Casa Macaya (プッチ) の
大体の位置しか分からずに、サン・ジュアン通りを歩いたのですが・・
どうやら近くまでは歩いたのに・・ 逃してしまった・・! -
15:33
結局この後、
Verdaguer から Sant Pau / Dos de Maig まで 地下鉄 L5 で移動。 -
16:01
サン・パウ病院 (ドメネク) Hospital de Sant Pau 1905-30
サグラダ・ファミリアから北東に延びるガウディ通りの突き当たりにあるサン・パウ病院もドメネクの代表作。 カタルーニャ音楽堂とともに1997年に世界遺産に登録されている。サン パウ病院 現代・近代建築
-
16:02
サン・パウ病院から振り返ると、サグラダ・ファミリア教会が見える。
(昨日はイースターで、晴天だったのですが、
昨日、青空の下、サグラダ・ファミリアとグエル公園を見られて良かったです ! )サグラダ ファミリア 現代・近代建築
-
16:05
サン・パウ病院 (ドメネク) Hospital de Sant Pau 1905-30
ドメネクは、先に工事の始まっていたのサグラダ・ファミリアでガウディを意識していた。
ガウディの方は、かつてドメネクをライバルとして意識していたが(サン・パウ病院を建てた頃には、彼の建物は) ” 精神の伴わない装飾性ばかりを追求したもの ” に映り、ドメネクの存在は気にならなかった。
ガウディがムデハル様式から出発してオリジナルを捜し出したのに対し、ドメネクは落ち着きのある建築からムデハル様式に近いデザインに至った。 -
16:08
サン・パウ病院 (ドメネク) Hospital de Sant Pau 1905-30 -
16:09
サン・パウ病院 (ドメネク) Hospital de Sant Pau 1905-30 -
16:09
サン・パウ病院 (ドメネク) Hospital de Sant Pau 1905-30 -
16:10
サン・パウ病院 (ドメネク) Hospital de Sant Pau 1905-30
病院の敷地内をちょっとぶらぶらしてみました。 -
16:12
サン・パウ病院 (ドメネク) Hospital de Sant Pau 1905-30サン パウ病院 現代・近代建築
-
サン・パウ病院 (ドメネク) の リーフレット。
この後は、サン・パウ病院の最寄駅 Sant Pau / Dos de Maig から、
再度、地下鉄 L5 にて、Verdaguer まで移動しました。 -
16:36
カサ・デ・ラス・プンシャス (プッチ) Casa de les Punxes 1905
ディアゴナル通りを歩くと見えてくるラス・プンシャス集合住宅。
通りの先に、一際目立って建っていました。
プッチは中世ロマネスク美術の研究家でもあるので、中世の城を連想させるような建物となっている。カサ デ ラス プンシャス 現代・近代建築
-
16:37
カサ・デ・ラス・プンシャス (プッチ) Casa de les Punxes 1905
モデルニスモの建築には、スペイン伝統のムデハル様式が大きく影響しているが、その中でプッチの作品は北ヨーロッパ風で新鮮な印象を与えている。 -
16:38
カサ・デ・ラス・プンシャス (プッチ) Casa de les Punxes 1905 -
16:42
マリョルカ通りに建つ カサ・トーマス (ドメネク) Casa Thomas 1898
(ドメネクの)カタルーニャ音楽堂やサン・パウ病院は、ムデハルの影響が色濃いですが、こちらはエレガントな外観。 -
16:43
カサ・トーマス (ドメネク) Casa Thomas 1898 -
16:45
カサ・トーマス (ドメネク) Casa Thomas 1898
壁面をよく見ると、淡いブルーやオレンジ色で装飾が施されています。 -
16:45
カサ・トーマス (ドメネク) Casa Thomas 1898
建物下にはカサ・トーマスの頭文字C・Tが重なったような文字装飾が見られました。 -
16:46
ムンタネール邸 (ドメネク) Palau Ramon Montaner 1891-96
上記のカサ・トーマスの近くに建つ ムンタネール邸。 -
16:47
ムンタネール邸 (ドメネク) Palau Ramon Montaner 1891-96
ルジェ・デ・リュリア通り Carrer de Roger de Lluria から。 -
16:48
ムンタネール邸 (ドメネク) Palau Ramon Montaner 1891-96
少し斜めの方角(交差点)から離れてもう1枚。 -
16:50
ムンタネール邸 (ドメネク) Palau Ramon Montaner 1891-96
マリョルカ通り Carrer de Mallorca から。 -
16:55
カサ・アシア (プッチ) Palau Baro de Quadras(Casa Asia) 1904-06
ガウディで有名なカサ・ミラの建つ通りの1本北側の通りに位置するカサ・アシア。
”ルセリョ通り Carrer de Rosello” 側からの見た建物の外観はこんな感じです。バロン デ クアドラス宮殿 (カサ アジア) 博物館・美術館・ギャラリー
-
16:55
カサ・アシア (プッチ) Palau Baro de Quadras(Casa Asia) 1904-06 -
16:56
カサ・アシア (プッチ) Palau Baro de Quadras(Casa Asia) 1904-06
上の写真と同じく ”ルセリョ通り Carrer de Rosello” からの外観。 -
16:57
カサ・アシア (プッチ) Palau Baro de Quadras(Casa Asia) 1904-06
http://www.casaasia.org/
こちらは、 ”ディアゴナル通り” から見たカサ・アシアの外観。
”ルセリョ通り” から(上3枚)とは全く違う外観です !
中世ロマネスク美術の研究家でもあるというプッチですが、こちらはゴシック的な風合い。 -
16:57
カサ・アシア (プッチ) Palau Baro de Quadras(Casa Asia) 1904-06
正式名称は、PALAU BARO' DE QUADRAS (バロ・デ・クアドラス宮殿)。バロン デ クアドラス宮殿 (カサ アジア) 博物館・美術館・ギャラリー
-
17:01
カサ・アシア (プッチ) Palau Baro de Quadras(Casa Asia) 1904-06
カサ・アシア内は誰でも入れるとのことでしたが、この日は入れませんでした。 たしか、月・祝日休みだから。 この写真は、入口から少し除きこんで撮った1枚です。
カサ・アシア(Casa Asia)は、スペインとアジア・太平洋地域の文化、学問、経済、教育における交流の発展と自国のアピールを目的として活動している。 アジア企業にアクセスできるビジネスセンターや、スペインで出版・編集されているすべてのアジア・太平洋地域に関する書籍・文書、書籍、CD、DVD、VHS等を収集したライブラリー、ホール、ギャラリー、カフェテリアなどがある。 -
17:03
カサ・コマラ (バレリ) Casa Comalat 1906-11
上のカサ・アシアとディアゴナル通りをはさみ向かい合うように建つカサ・コマラ。 -
17:04
カサ・コマラ (バレリ) Casa Comalat 1906-11 -
17:04
カサ・コマラ (バレリ) Casa Comalat 1906-11 -
17:06
カサ・コマラ (バレリ) Casa Comalat 1906-11
裏側に廻ると表(上4枚)とはまったく違う表情の外観を表すカサ・コマラ !
カサ・アシアと同じくカサ・コマラも ” 表裏 ” で全く違うのでおもしろい ! -
17:07
カサ・コマラ (バレリ) Casa Comalat 1906-11
バレリは、ガウディの影響を受けているらしい。
この 「 骨 」 のような意匠は
ガウディの カサ・バトリョ(後に掲載) の窓の部分とそっくりです。 -
17:07
カサ・コマラ (バレリ) Casa Comalat 1906-11 -
17:07
カサ・コマラ (バレリ) Casa Comalat 1906-11
ところで、バルセロナ郊外にテラッサ TERRASSAという町があり、リュイス・ムンクニイ Llui’s Muncunill (1868-1931) という建築家の 「 マシア・フレイシャ La Masia Freixa 」 という建築物がある。 こちらもガウディの好んだ放物線アーチで構成したユニークな形状の作品だそう。 -
17:07
カサ・コマラ (バレリ) Casa Comalat 1906-11 -
17:08
カサ・コマラ (バレリ) Casa Comalat 1906-11 -
17:10
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17:11
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17:11
アシャンプラ地区のあちこちでこのような建物が見られました。 -
17:14
カサ・フスター (ドメネク) Casa Fuster 1908-11
http://www.hotelcasafuster.com/
ドメネク作のカサ・フスター。 現在はホテルになっています。カサ フスター ホテル ホテル
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17:14
カサ・フスター (ドメネク) Casa Fuster 1908-11 -
17:22
グラシア通り。 右奥にカサ・ミラ、手前がディアゴナル駅。グラシア通り 散歩・街歩き
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17:25
カサ・ミラ (ガウディ) Casa Mila (La Pedrera) 1906-10
http://www.lapedreraeducacio.org/
いわずとしれたミラ邸。 波打つ造形からラ・ペドレラ(石切場)と別称される集合住宅。
建物の構造を外周部と2つの中庭に集約することで自由な平面が獲得された。 ガウディは各住戸の扉やエレベーターボックス、各部屋の内装など、すべての要素をデザインした。 屋上は煙突、換気扇、階段室の3つの要素が複合され遊戯性のある造形群を形づくっている。 また、1つとして同じ形の部屋がなく(直線がなく)曲線で構成されている。カサ ミラ 現代・近代建築
-
17:26
カサ・ミラ (ガウディ) Casa Mila (La Pedrera) 1906-10
カサ・ミラは今は外観だけ撮って、少し先にあるカサ・バトリョに先に入ろうと思います。 -
17:29
モンタネール・イ・シモン出版社 (ドメネク)
アントニ・タピエス美術館 Fundacio Antoni Tapies 1881-85
http://www.fundaciotapies.org
モデルニスモの時代、バルセロナの建築界の中心にいたのはガウディではなくドメネクだった。
建築家であり、建築学校の学長であり、政治家だったドメネク。
1849年、ドメネクはバルセロナ有数の製本業者の家庭に生まれた。 建築学校も優秀な成績で建築家の資格を得た。 フランス、イタリア、ドイツを旅行し各地に残る名物建築も見て歩いた。
ドメネクが注目を集めることになったのは、1880年代に完成したこのモンタネール・イ・シモン出版社社屋だった。
叔父のモンタネールの依頼で建てたもので、他にも母方のモンタネール家から依頼された建物があったりと、ガウディがグエルに依存しなければならなかったスポンサーを、ドメネクは生まれながらにして持っていた。 苦学の末に建築家になったガウディとは対照的。アントニ タピエス美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
17:31
カサ・バトリョ (ガウディ) と カサ・アマトリェール (プッチ)
建築主のバトリョは、グエル同様大きな繊維会社を営むブルジョアだった。 この場所には1877年に造られた建物があったが、隣に繊細な装飾を施したカサ・アマトリェーができあがると、もっと目立つ建物にしたいとガウディに依頼。 ガウディは新築ではなく改築を選び1フロアを追加し隣の建物より高くしたという。
「カサ・アマトリェーのシンメトリーのデザインを
私のデザインで台無しにしてはいけない。
両建築家がシンメトリーを強調すれば、
どちらも生かされないばかりか
街並みのプロポーションをくずすことになります。
頂点を中心からずらすことで両建築を引き出すのです。 (A.Gaudi)」 -
17:32
カサ・バトリョ (ガウディ) Casa Batllo 1905-07
http://www.casabatllo.es/カサ バトリョ 現代・近代建築
-
17:33
カサ・アマトリェール (プッチ) Casa Amatller 1898-1900
カサ・バトリョの(向かって)左側に建つ、カサ・アマトリェール。
ジョゼップ・プッチ・イ・カダファルクは、ガウディの次世代を代表する建築家。
バルセロナ郊外のマタロの裕福な繊維工業業者の家庭に生まれたプッチは、ドメネク・イ・モンタネール同様、建築家としてばかりでなく、建築学校の教授、市会議員にもなり、多彩な活躍をした。 彼は、中世ロマネスク美術の研究家としても著名で、作品にも中世の建造物からの影響が色濃く表れている。カサ アマトリェール 現代・近代建築
-
17:33
カサ・アマトリェール (プッチ) Casa Amatller 1898-1900
* 余談・・ プッチの生まれたマタロという町の 「 マタロ労働組合 」 プロジェクトの仕事をガウディは辞しています。 表向きの辞意の理由は資金難でしたが、ガウディはマタロの女性ジョセフィーナに失恋したのでした。 -
17:34
カサ・バトリョ (ガウディ) Casa Batllo 1905-07
ガウディはこの建物全体に 「 聖ゲオルギウスと悪竜 」 を描くことにした。 聖ゲオルギウス ( カタルーニャ語 で サン・ジョルディ ) は、カタルーニャの守護聖人で、3〜4世紀頃悪竜への犠牲に選ばれた王女を、馬上から剣と槍で救ったという伝説上の人物。
ファサードの頂部は、ダイナミックな竜の背のうねりを表し、青から赤、黄へと変化する七色のセラミックタイルの鱗で輝かせた。 外壁はカタルーニャの聖人を賛えるのにふさわしく地中海の波ときらめきを表現している。 -
17:34
カサ・バトリョ (ガウディ) Casa Batllo 1905-07
仮面のようなバルコニーの内側は、金色に塗られていて、その金色が光の反射によって壁面を照らすようになっている。 -
17:38
カサ・バトリョ (ガウディ) Casa Batllo 1905-07
カサ・バトリョ内を見るつもりでここに来ましたが、少し並んでいたので、入る前に、先にすぐ近くに建つ カサ・リエオ・モレラ (ドメネク作) の写真を撮ってしまおうと思います。 -
17:39
カサ・リエオ・モレラ (ドメネク) Casa Lleo Morera 1902
カサ・バトリョ近くに建つカサ・リエオ・モレラ。カサ リェオ イ モレラ 現代・近代建築
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17:40
左から
カサ・リエオ・モレラ (ドメネク)
カサ・アマトリェール (プッチ)
カサ・バトリョ (ガウディ)カサ リェオ イ モレラ 現代・近代建築
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17:41
カサ・リエオ・モレラ (ドメネク) Casa Lleo Morera 1902 -
17:42
カサ アマトリェール (プッチ) と カサ・バトリョ (ガウディ)
カサ・バトリョ (奥の建物) に戻ってきて、ようやく中に入り見学します !カサ アマトリェール 現代・近代建築
-
カサ・バトリョ (ガウディ) の入場チケット。
カサ・バトリョの入場料は、当時16.5ユーロ。
地球の歩き方の付録を持っていくと10%OFF。
支払いは、C/CもOKでした。
「山」をテーマにしたのが次に入るカサ・ミラ(当時8ユーロ)、
「海」をテーマにしたのが今から入るカサ・バトリョ。
入場料は高いですが、日本語ガイドもあるし、カサ・バトリョの方が麗しい展示だと思いました。 もし限られた時間しかないなら、モデルニスモ建築の入場ものは、カタルーニャ音楽堂とカサ・バトリョがおすすめ、と思いました。
イースターマンデー(カタルーニャ地方は祝日)の18:00頃で待ち時間10分ほどでした。カサ バトリョ 現代・近代建築
-
18:07
カサ・バトリョ (ガウディ) Casa Batllo 1905-07 -
18:22
カサ・バトリョ (ガウディ) Casa Batllo 1905-07
この部分は、オーディオガイドで 「 光の中庭 」 と言っていたと思うのですが、まさにその言葉にぴったりだと思いました。
水の中にいるような気分にさせてくれるところでした。
ここの吹抜けは、上に行くほど、タイルの青が濃くなっています。 これは陽射しの受けやすい上の階ほど光を吸収しやすくするというガウディの工夫なのだそうです。 -
18:36
カサ・バトリョ (ガウディ/ジュジョール) の屋上。
ジュジョールは、グエル公園でも作品を残しています。 -
カサ・ミラ (ガウディ) の入場チケット。
先ほど、外観の写真だけ撮って通り過ぎたカサ・ミラ。
もう1度戻ってきて、これから中へ入ります !カサ ミラ 現代・近代建築
-
18:59
カサ・ミラ (ガウディ) Casa Mila (La Pedrera) 1906-10 -
19:05
カサ・ミラ (ガウディ) Casa Mila (La Pedrera) 1906-10 -
19:11
カサ・ミラ (ガウディ)の屋上から見るグラシア通り。 -
19:15
カサ・ミラ (ガウディ)の屋上から見るサグラダ・ファミリア教会。 -
19:16
カサ・ミラ (ガウディ)の屋上から見るサグラダ・ファミリア教会。 -
19:17
カサ・ミラ の屋上から見る サグラダ・ファミリア教会 と トラ・アグバル。
あと1箇所見れるかという時間(日没間近)・・。
この後、最後の力を振り絞り、少し離れたカサ・ヴィセンス(ガウディ)を見に行くことに・・。
というわけで、地下鉄 L3 で、Diagonal から Fontana まで移動しました。 -
19:55
カサ・ヴィセンス (ガウディ) Casa Vicens 1883-88
ガウディが設計した最初の住宅建築。
建築主のビセンスがタイル業者だったため化粧タイルが多用されている。 19世紀後半の未だ歴史主義的な色彩を残していた時期のもので、イスラム建築や、ムデハル様式の雰囲気が感じられる。
建築費がかさみ建築主は倒産の危機に追い込まれるが、この建物ができあがるとその宣伝効果で再び財をなしたという逸話もある、とのこと。
緑と白の市松模様や黄色い花柄のタイルが独特の外観。
内部は入れませんが、内部の写真を見ると、ラ・サリータ(喫煙室)は、アルハンブラ宮殿の鍾乳石飾りの天井を思わせる作りになっていて興味深いです。
けっこう薄暗くなってきたので写真を撮るとぶれやすくなってきました。カサ ビセンス 建造物
-
20:06
カサ・ヴィセンスから最寄りの Fontana 駅で地下鉄に乗って帰途。 -
タルヘタディエス Tarjeta-10 (市内交通10回回数券)
たくさん歩きましたが、この切符にもお世話になりました !
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