2007/04/04 - 2007/04/11
205位(同エリア1552件中)
wiz さん
コルドバを後にし、
車窓からアンダルシアの力強い大地の風景を楽しみながらグラナダへ。
非常に変わりやすい天気のアンダルシアでした。
しかし、アランブラはやはり素晴らしかった !
私が特に印象に残ったのは、イスラム式庭園はもちろんのこと、
なんといってもムカルナス Muqarnas (鍾乳石飾り) です !
それから、小学生の時アラベスク文様の本を写し取り
版画を彫っていた私なのですが・・
植物紋、幾何学紋、文字紋がそこかしこで見られて楽しかった !
夜は、洞窟タブラオでフラメンコショーを見て、
アルバイシン地区サン・ニコラス展望台からアランブラ夜景を眺望。
La Alhambra
http://www.alhambradegranada.org/
グラナダのアルハンブラ、ヘネラリフェとアルバイシン
Alhambra, Generalife and Albayzin , Granada
1984年世界遺産(文化遺産)登録
参考: アルハンブラ散策 Edilux
- 旅行の満足度
- 5.0
-
13:08
コルドバで昼食した後、グラナダへ。
車窓から撮ったので中途半端な写真になってしまいましたが、
グアダルキヴィル川(偉大なる川の意)にかかる メスキータ(コルドバ)。
さよなら、コルドバ ! -
コルドバを後にし数分後、車窓には菜の花畑が。
途中、白壁の街並みの美しい バエナ Baena を通ったり・・
(オリーブオイルの生産としても有名でDHCオリーブオイルの故郷らしい。)
アルカラ・ラ・レアル Alcala la Real あたりを通ったりしました。
(海抜900mにあるという丘陵は岩肌が荒々しくむき出ていました。)
何もないと思うような処にも実はヒマワリの種が植えられていたりするみたいです。 -
15:58
アルハンブラ宮殿前に到着。
チケット売り場前に咲いていたピンク色のお花が鮮やかでした。 -
これが、アランブラ入場チケット。
-
16:06
-
16:08
ヘネラリフェ Generalife
ナスル朝宮殿見学の時間まで時間があるので、はじめにヘネラリフェへ。
まずは下の庭園から見学散策。
建造物の外で、本来の庭園が残っている唯一の場所で、段々畑が丘の一番上まで続いている。 上から眺めた時にはさまざまな種類の花や果実が丘の裾野までひとつづきのように見える。 現在の下の庭園の造園は、フランシスコ・プリエト・モレーノ氏の指揮によって1931年に始まり1951年に完成した。
写真奥に見えるあたりには、6月くらいにバラの花が咲くそうです。ヘネラリーフェ庭園 自然・景勝地
-
16:13
手入れされた下の庭園の樹木の間から見えるサンタ・マリア教会の塔。 -
ヘネラリフェ Generalife から望む アルハンブラ宮殿 La Alhambra。
コルドバからグラナダへの移動の時も天気が変わりやすかったけれど、
アルハンブラ宮殿散策の時も、天気がめまぐるしく変わりました。
春はお天気が変わりやすいのかな ? -
16:15
曇ったり、晴れたり。 -
16:15
-
16:17
ポロの中庭 Patio de Polo
下の庭園 〜 ポロの中庭 〜 アセキアの中庭 へと自然に繋がっています。
オレンジの木もところどころに見られました。 コルドバのメスキータの脇にもオレンジがなっていましたが、こういうところになっているオレンジは苦いのだそうです。 -
16:19
El Generalife − Patio de la Acequia
ヘネラリフェ− アセキアの中庭 (北棟を望む)
http://www.alhambradegranada.org/historia/alhambraGeneralifePAcequia.asp
アセキアの中庭はヘネラリフェ(王の離宮)で最も古いため、さまざまな改築がなされているにもかかわらず、アンダルス風庭園の様式を最もよく残している。
北棟は、ナスル朝の後継者やさらにキリスト教の時代になってから上の階が増築された。 バルコニーは1319年に増築されているが、池の中央軸からはずれて作られていて、実際には棟全体も中庭の垂直線から数度ずれている。アセキアの中庭 建造物
-
イチオシ
16:19
イスラム式の庭園は、
花の姿、その芳香、水の音と冷ややかな感触などで、全ての感覚を満足させる。アセキアの中庭 建造物
-
16:23
ヘネラリフェ Generalife 北棟
北側はもっともよく保存されていて、鍾乳石飾りの柱頭に支えられた半円のアーチがあり、そのアーチをくぐると ” 木造の組天井 ” に覆われた横長の部屋がある。 -
16:24
北棟の壁面装飾 -
16:25
ヘネラリフェ Generalife 北棟 あたりからの眺め。
サクロモンテの丘に建つサン・ミゲル・アルト教会とアルカサーバ(城壁)
この城壁は14世紀のもの。 ” アルハンブラ宮殿 ” はグラナダを取り巻く城壁システム全体の要だが、その城壁全域との位置関係では中心ではない。
城壁群の一番古いものが(写真の左手に拡がる)アルバイシン地区に残る。 この後、そのアルバイシン地区にあるサン・ニコラス広場からアルハンブラ宮殿の夜景も観賞しました。 -
16:28
小道は、グラナダの石畳の伝統を利用して敷かれている。
白はダーロ川から、黒はヘニル川からの小石によるモザイクで、
この細工は、現在でも、住宅や街の中の広場などに使われている。 -
16:30
ヘネラリフェを歩いていると、
アルハンブラ宮殿がちょこちょこ見えるスポットがありました。
「アルハンブラ」とは、アラビア語で 「 赤い城塞 」 という意味。
アルハンブラの建つ丘は、夏場非常に暑いと言われるグラナダの中ではとても涼しい場所に位置しているらしい。 グラナダの4月(初旬)はもうあったかいと思っていたけれど、東京の方があったかい感じ。 -
16:32
-
16:41
水の塔 Torre del Aqua とローマ時代の水道橋跡
http://www.alhambradegranada.org/historia/alhambraTAgua.asp
ヘネラリフェからアルハンブラ・ナスル朝宮殿へ向かう途中にて。 -
16:47
アルハンブラへの出入り口の手前の 糸杉の並木道 Paseo de los Cipreses。 -
16:50
アルハンブラ・アルタ Alhambra Alta セカーノ Secano
http://www.alhambradegranada.org/historia/alhambraAlta.asp
セカーノは、城内の南側、東側部分に位置するついえ去ったアルハンブラであり、ナスル朝時代にはメディナ(市街地)があったが、今は廃墟や一部の建造物が点在するのみ、とのこと。
セカーノの散歩道〜パラドール・グラナダのあたり。
アベンセラッヘス家の宮殿の遺跡。
Ruinas del Palacio de los Abencerrajes -
16:55
サンタ・マリア教会の前に咲いていた藤の花。
去年はちょうど同じ時期にイタリアで藤を見ました !サンタ マリア教会 (グラナダ) 寺院・教会
-
16:55
アルハンブラ敷地内にある
サンタ・マリア教会前の寄せ木細工の専門店 「 ラグーナ LAGUNA 」。 -
16:57
カルロス5世宮殿 Palacio de Carlos ?
http://www.alhambradegranada.org/historia/alhambraPCarlosV.asp
南側ファサード。
カルロス5世宮殿は、住宅地区をレコンキスタ(国土回復運動)後に宮殿に改造。
ハプスブルク家のカルロス5世(カール5世)はスペインでは国王カルロス1世の名で呼ばれていました(スペインの王位と神聖ローマ帝国の帝位を併せ持つ)。カルロス5世宮殿 城・宮殿
-
17:19
カルロス5世宮殿
工事を一任されたペドロ・マチューカは、ローマでミケランジェロやラファエロとの仕事を経験してきたため、確固たるイタリア式教育を身につけていた。
あとから気付いたのですが(この旅のはじめで見た)マドリードのプラド美術館では、この設計者マチューカの描いた絵画「十字架からの降下」を見ることができます。 ダ・ヴィンチのように建築もやり絵も描いた人のようです。
ここはコンサート会場としてグラナダ音楽祭でも利用されているみたいです。 -
カルロス5世宮殿
≪アルハンブラの用途別区分け≫
1 アルカサル : 軍事基地部分
2 ナスル朝宮殿 : 政治・外交部門
3 ヘネラリフェ : 王の離宮
4 カルロス5世宮殿 : 住宅地区をレコンキスタ後に宮殿に改造
5 その他の大部分 : 一般市民の居住部分
アルハンブラ宮殿は、単なる宮殿ではなく、壁と塔に囲まれた東西720m、南北220mの区域の中に、宮殿、官僚・宮臣の住宅、モスク、店舗、浴場などの公共建築に加え、14世紀に宮殿は東に拡張され、複数の中庭を持つようにいたった複合建築物。 天井や軒は木造であり、壁はモザイク・タイルで飾られると同時に、壁の上部は、ムカルナスと呼ばれる漆喰で密な彫刻が施された。
─── 北 ダーロ川 ───
3
222
5−5−5
西 1 4 5−5−5 東
5−5−5
5−5−5
[Tickets]
─── 南 シエラ・ネヴァダ山脈 ───
私の廻った順番(写真順)は、3 → 5 → 4 → 2 。
4の見学まで終わりましたので、最大の見所 2 ナスル朝宮殿 に向かいます !
(注)右上の写真は、カルロス5世宮殿1階のアルハンブラ博物館 Museo de la Alhambra。 あのライオンの中庭のライオンさん達はおらず、噴水もろとも修復中だったのです。 そんなわけで、この時期、ライオンさんが見られるのは博物館だけなのでした。 残念 ! 後ほどライオンのいないライオンの中庭が登場します。 -
17:31
ナスル朝宮殿 Palacios Nazaries メスアール宮 Mexuar
http://www.alhambradegranada.org/historia/alhambraMexuar.asp
いよいよナスル朝宮殿へ入場。
( グラナダとは ” ざくろ ” という意味だそうです。 )
” アルハンブラ宮殿 ” は、9世紀末には存在していたアルカサーバと呼ばれる砦が原形であると言われる。 大きく拡張されたのは、イベリア半島最後のイスラム王国でグラナダを首都としたナスル朝(1238年 - 1492年)の時代。 ムーア人によるイスラーム建築の頂点。メスアール宮 城・宮殿
-
17:32
ナスル朝宮殿メスアール宮のファサード
メスアール宮は、アルカサール(王宮)の中でキリスト教徒の歴代の城代によって最も改造を強いられた部分で、現存する王宮の中では最も古い部分。 王立裁判所が設置されていたが、キリスト教徒の征服後は礼拝堂が置かれ、部屋の様子は一変した。 -
17:33
メスアールの間の木組天井
木組天井は、部分によって当時のオリジナル(暗い色調)が残っている。
部屋全体には16世紀のモザイクタイルの装飾があり、このタイル装飾の上辺には、部屋中で、「神は力なり」、「神は栄光なり」、「神は世界なり」の文句が繰り返されている。 -
17:37
メスアールの祈祷室
この小さな祈祷室は、城壁のラインに沿っておらず、メッカを指して(この部分だけ)南東を向いている。
イスラムは戒律により日に5回メッカに向いて礼拝しなければならず、その方向を示すミフラブと呼ばれる装飾のついた窪みが右手にある。 ミフラブ周囲には 「 怠け者となるべからず、祈祷に来たるべし 」 という碑文が記されている。
また、ここは1590年の爆発による被害を最もひどく被った部屋のひとつで、その時に修復をやむなくされたのでミフラブの壁の装飾は単調なのだそうです。
4つの窓からはアルバイシン地区の街並みを望めます。メスアール宮 城・宮殿
-
17:37
ナスル朝宮殿 Palacios Nazaries コマレス宮 Palacio de Comares
http://www.alhambradegranada.org/historia/alhambraPComares.asp
ナスル朝宮殿コマレスの宮のファサード
Fachada de Comares
ファサードは二層になっており、一層目は模様タイルで縁取りされた2つの四角い出入口、二層目はムーア式の馬蹄形の窓。
壁面は抽象化された繊細な木の葉と、植物のアラビア模様で飾られ、漆喰の浮き彫り装飾は上に行くほど緻密さを増している。
2つの窓の2連アーチの窓や中央の小窓に沿って縁飾りに 「 神のみぞ勝利者なり 」 と、マグレブ文字で何度も繰り返されている、とのこと。コマレス宮 建造物
-
17:39
ファサードの門上辺部分のモザイクタイル。
(門の上辺には、当時のモザイクタイルが現存している。) -
17:40
イスラームでは偶像崇拝が禁止されていたため、幾何学模様や文字装飾が発展したので、美しいアラベスクやカリグラフィーがイスラーム建築を彩る。 -
17:42
-
17:51
アラヤネスの中庭とコマレスの塔
・Patio de los Arrayanes
http://www.alhambradegranada.org/historia/alhambraPtArrayanes.asp
・Torre de Comares
http://www.alhambradegranada.org/historia/alhambraTComares.asp
アラヤネスの中庭、大使の間を含むコマレス宮は、アルハンブラ宮殿の中で最も重要な核をなすもので、外交および政治活動の中心だった。
ここで、大使たちのための盛大なレセプションなどが開かれた。 賓客は、水の芸術に感動しながら、コマレスの塔の中にある大使の間へ通された。
このアラヤネスの中庭のような巨大な ” 水鏡 ” の技法は3世紀後になって(1630-1647)、インド・アーグラーの有名なタージ・マハルで使われることになった。アラヤネスの中庭 建造物
-
コマレス宮 アラヤネスの中庭にて。
アラヤネス (ミルト・天人花) は、アンダルスの園芸でさかんに使われ、中庭の名前 「 アラヤネスの中庭 」 は、池の両側にあるこの潅木の生け垣に由来する。
どの季節にも緑濃く、葉を揉むとさわやかな芳香がするのだそうです。 -
17:52
コマレス宮 アラヤネスの中庭 南柱廊
壁面タイル装飾は16世紀の陶器を模して新たに作られたもの。
椅子に座ってのんびりしたいところだけれど、ナスル朝宮殿の見学は30分と決まってるらしく、あんまりのんびり出来なく・・ 要領良く廻らないといけないのがなかなか大変 !アラヤネスの中庭 建造物
-
コマレス宮 大使の間 Salon de Embajadores
http://www.alhambradegranada.org/historia/alhambrasembajadores.asp
(先ほど中庭から見た「コマレスの塔」の中にある) ここ 「 大使の間 」 は、ナスル王朝の権力を象徴する中核で、部屋を覆う天井にまで手の込んだモザイクが施されている。
広間の天井は王朝の木工技術の粋を集めたもので、杉の木材8017ピースを組み合わせている。 何度かの天井工事でオリジナルの彩色を施した縮小複製の天井となっている。
また、かつては幾何学模様のステンドグラス窓があり、広場中央の床タイルに光が投影されていた。大使の間 建造物
-
コマレス宮
大使の間とバルカの間の間の多彩色アーチ。
(奥に見えるのが バルカの間 -Sala de la Barca の細工天井) -
「 漆喰細工 」 はナスル朝芸術と同義といってもいい。 ナスル朝芸術は壁や装飾の大部分において石の使用を好まず、その代わりにレンガ、木材、石膏などを多用。 これらの素材は通気に適し、汚染要素を吸収し、さらにほどよい湿気を保つことができる。
-
ナスル朝宮殿 Palacios Nazaries ライオン宮 Palacio de los Leones
http://www.alhambradegranada.org/historia/alhambraPLeones.asp
ここライオン宮は、王族のプライベートな住空間の中核で、女性たちのための部屋もあった。 アラヤネスの中庭から入ると、柱の群れによって造られた回廊のリズムの中で、美しさが加速的にそしてゆっくりと広がりを見せてくれる。ライオンの中庭 建造物
-
17:58
ライオンの中庭 Patio de los Leones
http://www.alhambradegranada.org/historia/alhambraPtLeones.asp
やっとここへ来ました !
ライオンのいないライオンの中庭(修復工事中)。
あの囲い? 箱? がちょっとじゃま・・。
ライオンの中庭の中心には(本来)12頭の獅子が支える噴水があり、そこへ四方の部屋から水が引かれている(水路によって庭が4分割されている)。 イスラム庭園の基本的な形で ” 四分庭園(チャハルバーグ) ” と言う。 水路が冷房の役目を果たしている。
12頭がの獅子(ライオン)は黄道帯の12宮であり、永遠の中に同時に存在する12ケ月でもある・・、とのこと。ライオンの中庭 建造物
-
イスラムの伝統では、壁に囲まれた庭園は楽園のイメージなのだそうです。
4本の水の流れの間にある空間は、現在は砂利が敷き詰められているが、かつてその地面は通路より低い位置にあったらしく、花をつけた潅木と芳香を放つ草木でいっぱいの花壇だった。
2
□□□ □□□ 1 アベンセラッヘスの間
□□□ □□□ 2 諸王の間
□□□ □□□ 3 二姉妹の間
3 1
□□□ □□□ □ → かつては花壇
□□□ □□□
□□□ □□□
↑
西柱廊 (=上の写真の撮影方向)
ここが、花いっぱいで、噴水からの水が流れ、鍾乳石飾りの装飾の空間だったら、ほんとうに 楽園のイメージ があるかもしれない。 -
17:59
回廊の中央部分が東側と西側で中庭に張り出し、それぞれの屋根の下には小さな噴水があり、これもまた天国の庭の一風景・・ コーランの楽園の記述に出てくる高い天蓋、あるいはテントなのだそうです。 -
18:03
アベンセラッヘスの間 Sala de los Abencerrajes
http://www.alhambradegranada.org/historia/alhambraSAbencerrajes.asp
ライオン宮 アベンセラッヘスの間 の ムカルナス(鍾乳石飾り)天井!!!
!!!!!!! すごすぎる!!!!!!!
ライオンの中庭の有名な場所での撮影を終えたら、中庭の南側に位置する、この 「 アベンセラッヘスの間 」 へ入りました。 おそらく アルハンブラの中で私が一番強いインパクトを受けたところ が ココ でした!!!
ここは、政界の最大勢力だったアベンセラッヘス家の男性36人が、セテネと呼ばれる対抗勢力に(女性問題に脚色をつけて陰謀)皆殺しにされたといういわくのある部屋。
しかし ! この部屋は グラナダ特有の暑い日 に 理想的な隠れ家 で、 扉を閉めた状態で、唯一の光が入るのが星型の天井ドームに開いた高い窓だけなので、その窓から煙突の要領で熱い空気が抜け、4分庭園の噴水の水は地下を流れてくるので、常に冷えて部屋の空気を冷却し、灼熱の日も摂氏22度を越えることがないのだそうです。
スゴイ!!!!!!!
* 水路装置床にカメラを置いてタイマーで撮ってみました。 -
18:05
二姉妹の間 Sala de Dos Hermanas
http://www.alhambradegranada.org/historia/alhambrasdoshermanas.asp
ムカルナス(鍾乳石飾り)天井。
二姉妹の間 は、ライオンの中庭の北側に位置し、中庭を取り囲むすべての部屋の中で最も古い部屋。 ここの天井の鍾乳石飾りは、宮殿随一の精密さなのだそうです。
5416に及ぶ断片からなる作品で、平面図で四角い部屋(8X8m)が、部屋上部では窪みあるいは鍾乳石様の突起の複合体によって八角形に変化している。
スゴイ!!!!!!!二姉妹の間 建造物
-
18:09
ワシントン・アーヴィングの部屋
18世紀の王位継承戦争やナポレオン戦争を経て、アルハンブラは荒れ果てたが、19世紀の米国人作家ワシントン・アーヴィングの 「 アルハンブラ物語 」 によって再び世界の注目を集めた。
ここは、その 「 アルハンブラ物語 」 を執筆されたという部屋にある記念碑。 -
18:10
アルハンブラ宮殿から見たアルバイシンの街並み。 -
18:10
夜に、あちらのアルバイシン地区からアルハンブラ宮殿の夜景を見る予定。
真ん中の白い塔が、アルバイシン地区のサン・ニコラス教会
(この教会前の広場が展望台になっており、アルハンブラ宮殿がよく見える)。 -
18:12
リンダラハの中庭 Patio de Lindaraja
右に見える噴水は、昔、メスアールの中庭の中央を飾っていた噴水のレプリカなのだそうです。リンダラハの中庭 建造物
-
18:16
パルタル庭園と貴婦人の塔 Torre de las Damas
Torre de las Damas
http://www.alhambradegranada.org/historia/alhambraTDamas.asp
ナスル朝宮殿を出て、パルタル庭園へ。
「 パルタル 」 には小さなテラスと段々畑が多く、標高差のある地形を利用した 空中庭園 を形成している。 貴婦人の塔からは、アルバイシン、ヘネラリーフェの庭園、池の水面に映る庭などが見渡せる。 イスラム時代には貴族の宮殿や住宅、モスクなども立ち並ぶ緑地だった。パルタル庭園 広場・公園
-
18:21
昼間の見学はこのへんで終了。
見学後、表紙で参考と描いた Edilux の本などをお土産屋さんで購入。
現地でこの本をよく見かけましたが、
タイルや装飾など、細かいところまで見たい方にはとてもおすすめの本です。 -
21:56〜22:59
ロス・タラントス Los Tarantos
一旦、ホテルで夕食をすませ、その後ホテルから、 『 洞窟タブラオでのフラメンコショー(ワンドリンク付き。※サングリアを頂きました。) とアルハンブラ宮殿の夜景 』 が見られるオプションツアーで行ってきました。
随分前に、北米ロサンゼルスで 『 スペインフラメンコショーとハリウッドの夜景 』 というようなオプションツアーで見て以来のフラメンコショーでした。ロス タラントス 劇場・ホール・ショー
-
アルバイシン地区 Albayzin の要塞城壁跡。
アルバイシン地区のラルガ広場から、この古い要塞城壁を通り、サン・ニコラス展望台(アルハンブラ宮殿の夜景が見られる高台)に繋がっていました。
グラナダの城壁 は、街が大きくなるのと比例して長くなっていき、保存されているものでもっとも古いものはアルバイシンのアルカサーバ・カディマという10世紀のもの。 -
サン・ニコラス教会
サン・ニコラス教会の向こう側に見えるのがアルハンブラ宮殿(夜景) !サン ニコラス教会 寺院・教会
-
23:16
アルバイシン地区
サン・ニコラス展望台 Mirador San Nicolas , Albayzin より
アルハンブラ宮殿 La Alhambra の夜景 !
右 の 塔: ベラの塔 (アルカサバ)
真ん中の塔: オメナッヘの塔 (アルカサバ)
左 中 奥: カルロス5世宮殿 (ナスル朝宮殿)
左 中 前: メスアール宮 (ナスル朝宮殿)
左 手 前: コマレスの塔 (ナスル朝宮殿コマレス宮)
左 : ライオン宮 (ナスル朝宮殿)
展望台から見ると、アランブラだけが浮かび上がっている感じ !サン ニコラス広場 広場・公園
-
23:18
夜のアルハンブラ宮殿とグラナダの市街地。
アルハンブラはアルカサバを船首とした戦艦の形をし、船首をグラナダの市街地に向けている。
海抜700mを越える赤い丘(サビカの丘)に建つアルハンブラ宮殿の、 北はダーロ川(写真手前)、 西は市街地(写真右手)、 南はシエラ・ネヴァダ山脈(写真奥)。
ここから見る ” シエラ・ネヴァダ山脈を背景に見るアルハンブラ宮殿の夕景 ” の美しい写真を見たら、次回訪問の機会があれば、是非 夕景 を見てみたいなぁ、と思いました ! -
23:29
アルバイシンの夜。
Calle del Agua (Water Street), Albayzin
アルバイシン地区は、ムーア追放令が発布されるまでムーア人の居住区で、ムーアの時代にはこの路地の下には、公衆浴場へ水が流れていた、とのこと。
通りの真ん中に 水が流れていた 跡 とわかるような窪みがありました。 -
2:02
ホテルに戻り、急いでシャワー。 しかし、こんな時間に・・。
ロサンゼルス Los Angeles は、スペインでは ロスアンヘルス。アランブラ丘の麓のホテル Hotel Los Angeles & Spa by wiz さんホテル ロス アンジェルス ホテル
-
9:38
翌日は、セマナ・サンタ (Semana Santa、聖週間、Holy Week) の聖土曜日。
「聖週間」で様々な行事が開催される - スペイン
http://www.afpbb.com/articles/-/2207943イサベル・ラ・カトリカ広場 広場・公園
-
9:40
次は、バレンシアに向かいます !
Vamos !
Granada, Spain: The Exquisite Alhambra
https://youtu.be/iEseJViidy8
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