2007年2月トルコ旅行記（９）

2007/02/09 - 2007/02/14

　社員旅行でトルコへ行ってきました。
　団体旅行なので、フリータイムはほとんどありませんでしたが、それでも夕食後と早朝の時間に鉄道にも少し乗ってきました。

エリア イスタンブール(トルコ)

　トルコ旅行４日めの朝、この日も早起きです。
　ホテルを５時４０分過ぎに出て、昨晩と同じカバタシュ駅に着きます。
　始発電車は午前６時ごろということで、乗り場に着きましたが、切符売り場が閉まったままで、改札も通れないままに、始発電車が行ってしまいました。

　やっと切符売り場が開きました。
　1.3リラでジュトンというコインを買い、改札機に入れると改札内に入れます。
　（写真は明るくなってから撮ったものです）

　２本目の電車は６時９分ごろ出発しました。
　車内は、向かい合わせのクロスシートと車両窓を背にする折りたたみシートとがあります。
　空港方面への地下鉄連絡駅ゼイテンブルヌ駅まで約４５分かかりました。

　終着のゼイティンブルヌに着いて、やっと少し明るくなってきました。
　ここで地下鉄に乗り換えます。

　跨線橋から撮りました。

　この駅で、アクビルというプリペイドチケットを買い求めます。
　プラスチック製のかぎ型にボタン電池のようなものが付いていて、切符の代わりに使っていくものです。
　20リラ出すと、デポジット分が6リラのようで、残り14リラ分乗ることができるようです。

　ゼイテンブルヌから地下鉄に乗ります。
　地下鉄といってもこの駅前後は地上区間を走っています。
　本来なら、空港方面へ一度行ってから戻るべきですが、時間の関係でアクサライ方面に乗りました。
　結局、ゼイテンブルヌ〜ハバリマヌ（アタチュルク空港）間は乗れませんでした。
　そして、長距離バスターミナルがあるらしいオトガルで乗り換えて一駅だけの枝線区間エセンレルに行きました。
　ヨーロッパ側のバスターミナルはエセンレルオトガルというらしいのですが、最寄り駅がオトガル駅なのかエセンレル駅なのか不明です。
　枝線区間ですが、通勤通学時間ということもあり、エセンレルからはたくさん乗り込みました。
　そして、枝線区間ですが、アクサライまで直通運転でした。（時刻表を見ると朝は直通が走っているようです。）

　途中で地下に入り、終点アクサライ到着。
　エセンレルから７駅１７分くらいでした。

　こんな車両です。
　車内はお客さんが多いので、撮れませんでした。
　女子高生も多く乗っていましたし、警察官も乗っていましたので。

　アクサライ駅の駅舎です。
　トラムもすぐそばを通っているのですが、
　トラムの乗り換えには少し歩かなければいけません。
　一番近いトラムの駅はYusufpasaのようですが、地元の人の後を付いていくと一駅東側のアクサライ駅に来てしまいました。

　トラムは連接車のような長い車両が２両つながっています。車両同士の通り抜けはできません。

　トラムでガラタ橋を渡って新市街最初の駅がカラキョイです。
　ここから、世界で最も短く、そして世界で２番目か３番目かに古いといわれるチュネルという地下鉄に乗ります。
　地下鉄駅とは思えない建物です。（笑）

　建物の中に入ると、中は薄暗いホームでした。
　ちょうど電車が着いたところで折り返しに乗ります。
　電車というかケーブルカーというか、かわいい１両の車両でした。

　５７３ｍを９０秒で走るとかの説明がトルコ語と英語で書いてあります。

　車内の様子です。
　二人がけでは少し狭いかもしれません。（笑）

　走り始めればあっという間に終着のベイオルです。
　それでもケーブルカーですから、途中で下り電車とすれ違いました。
　こちらはベイオル駅の駅舎です。

　運転時間は7:00〜21:00で、早朝深夜は運転していないようです。（日曜日は7:30〜21:00）
　いい時間に来てよかったです。（笑）

　次はタクシム広場まで1600ｍあまり走るオールドトラムに乗ります。
　

　お客さんは少ないです。

　車内の様子です。
　古いですが、きれいに整備されています。

　運転席です。

　古いシートです。（笑）

　つり皮です。
　これを使うほど混雑することはあるのでしょうか。

　約10分でタクシム広場に到着、歩くよりは早いけれど、自転車には負けそうなスピードでした。（笑）

　タクシムではぐるりと一周して方向転換します。
　あっもう8時30分だ、集合時間まで時間がありません。
　結局、この日の朝食は食べられませんでした。（笑）