2005/08/19 - 2005/09/08
7064位(同エリア16409件中)
コクリコさん
パリのマレ地区にあるカルナヴァレ博物館に行きました。
ここは17世紀の有名な書簡作家であるセヴィニエ侯爵夫人が住んでいた館が、現在パリ歴史博物館になっています。
夫人が住んでいた本館(カルナヴァレ館)には古代から18世紀フランス革命、2階の回廊からつながっている別館(プルティエ・ド・サン・ファルジョー館)には近代のパリの歴史資料、美術、工芸、調度品が展示されています。
フランス革命、「ベルサイユのばら」、ナポレオンに興味ある人には必見、充実しています。私でも知っているフランス革命の有名人に関する展示があると「おぉ、ロベスピエール!おぉダントン!」とミーハー的に喜んでおりました。
なにしろ、それらが展示されている平常展示室はいつも無料です。
月曜日が休館日です。
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私はアパルトマン近くのバス停からバスで行きましたが、地下鉄ではサン・ポール駅で下車します。
カルナヴァレ博物館の看板には、カルナヴァレの大スター、レカミエ夫人の絵が!
カルナヴァレのレカミエ夫人の絵はジェラール作。
ルーヴルのレカミエ夫人の絵はダヴッド作ですが、夫人ご本人はジェーラールの絵の方がかわいらしく色っぽいのでお気に入りだったとか。
ダヴッドの絵も美人には変わりないのですがね〜欲張りですね!
写真正面の教会はサン・ポール・サン・ルイ教会です。
ふぅー今日は舌を何回も噛みそうです。 -
博物館に入り口エントランスホールには古い看板がたくさん展示されています。
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1階ではパリの先史時代の考古学展示室などざっと見て2階へ。
貴族の館だけあって階段も豪華。 -
やや暗かったので展示室は手ぶれボケの写真ばかり。
いくら撮影可でもフラッシュは使えませんものね。
ブルーの部屋の廊下は明るかったので写せました。
しかし、派手なブルーです。セヴィニェ夫人のお好みだったのかしら? -
前回来た時に展示品の写真は普通のカメラでたくさん写したので今回はあまり写真は撮りませんでした。
緑の部屋。左からルソー(彫像)、バイイ(肖像画)、ボルテール(彫像)
前回写さなかった有名人をパチリ。
やはりぶれてしまいました。 -
フランス革命関係の展示はたくさんありますが、代表でバスティーユ牢獄の模型を。
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2階の窓から見た中庭です。
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近代の展示室にはなんとエコール・ド・パリ日本代表のフジタ(藤田嗣治)の「パリのカフェ」の絵が何気なく展示されています。
注意して見ていないと見落としそうですね。
近代のパリの様子が展示されていた部屋です。 -
中庭には道路から自由に入れます。
一応守衛さんは立っていますが(写真左の入り口に)無料で「どうぞ、どうぞ」と。 -
庭園も見学してみました。
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カルナヴァレ博物館の中庭。
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これも中庭です。
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中庭に咲いていた薔薇、「セヴィニェ夫人のバラ」と名付けました♪
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カルナヴアレ博物館の近くには散歩しながら見学できる館がたくさかあります。
ここはピカソ美術館(サレ館、サレ=塩)
パリにある多くの美術館や博物館に行きましたが、有名な「ピカソ美術館」はまだ見学したことはありません(^^;)
今度行こうかなっ? -
スービーズ館(国立古文書館・フランス歴史博物館)
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お城のような建物はサンス館(図書館)です。
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再び、サン・ポール・サン・ルイ教会に。
教会の天井です。 -
教会の裏口から出ると、お昼なので小学生の下校風景が見られました。
おしゃべりしながら賑やかでかわいい。 -
近くにある高校リセ・シャルルマーニュの生徒たちも賑やかに下校。
シャルルマーニュという名の高校ってなんだか凄い。 -
パリで美しい広場のひとつヴォージュ広場。
ヴォージュ広場ではたくさんのリセアン、リセエンヌたちがお弁当を食べたり、お昼寝したり寛いでいました。
お年寄りや赤ちゃん、子供連れのママたちもたくさんいて賑やかなことったら! -
ヴォージュ広場のルイ13世像
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お昼を食べようと良さそうなレストランを見つけたのですが、なぜかものものしい様子で入れません。
正面にある「CERISES(さくらんぼ)」と言う名のレストランです。 -
CERISESで映画のロケをしていたのでした。
「パリのレストラン」みたいな映画になるのかな?
ちなみにこのレストランは先日、日本のテレビで紹介されているのを見ました。
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この旅行記へのコメント (5)
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- コクリコさん 2006/02/20 23:04:00
- RE: セヴィニェ夫人の館♪
- 海香さん、
セヴィニエ夫人はルイ14世の時代の人だったので、建物の入り口の騎馬像はルイ14世でーす。
海香さんはベルバラのファンでしたものね。
マリー・アントワネットの断頭台の絵(残酷)やルイ16世の肖像など、たくさんベルバラ関係の展示物がありました。デジカメのカードをたくさん持って行かなかったので節約して写真を撮ったので少ししか写せませんでした。こんなに写したいものがたくさんあるなんて思ってもいませんでした、失敗、失敗(^^;)
ごく普通のピンクの薔薇でも洋館と似合って絵になりますよね〜私の腕前が良くなくても綺麗に写ってくれてます(*^^*)
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- 義臣さん 2006/02/20 08:55:55
- 素晴らしいー2
- 美術品もですが、建物の外観も内部も素晴らしい、
本当に目に良い栄養で、
もう行きたくなります、、、、
有難う。
- コクリコさん からの返信 2006/02/20 22:51:52
- RE: 素晴らしいー2
- 義臣さん、カルナヴァレ美術館を見て下さりありがとうございます。
ここも無料なので気楽に見学できて良かったです。
歴史博物館なので、他の美術館と違って「歴史のお勉強」という雰囲気もあり、ちょっと堅さもありましたけど(^^;)、建物自体は優雅でした。
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- ホホデミさん 2006/01/25 21:01:17
- 高級住宅街
- セヴィニエ侯爵夫人のカルナヴァレ博物館懐かしく拝見しました。
貴族のお屋敷がその昔あったというマレ区。
博物館にその面影が残っていますね。
昼夜反対の生活を送っていた享楽的な貴族がいる一方、こういう賢夫人がいらっしゃった。
確か、この駅で一見高飛車なおばさまにつたないフランス語(もどき)で道を尋ねたんです。
そしたら、わかるまで教えてくれました。
途中で、郵便配達のお姉さんにも道を尋ねました。この方も親切に教えて下さいました。
- コクリコさん からの返信 2006/01/26 17:21:53
- RE: 高級住宅街
- わーやっぱりホホデミさん、マレ地区、カルナヴァレ博物館やセヴィニエ夫人のことご存知だったのですね!セヴィニエ夫人が娘に宛てた膨大な書簡のおかげで当時の宮廷人の裏話がわかると聞きましたが、もしかして「宮廷料理人ヴァテール」もそうなのかしら?
シャンティイ城が舞台のこの映画を見た後、シャンティイ城の中にあるヴァテールの厨房(今はレストラン)を見た時(今回はシャンティイには行きませんでした)は感慨深かったです。
日本史だけでなく世界史、キリスト今日にも精通していらっしゃるから、どこの写真をご覧になっても思い当たることがたくさんあるのですね!お話聞くのが楽しみです。
英語もできて、フランス語も少しできるのは良いですね。私なんて両方とも少しなのに図々しく散歩なんてしているのですものね(地図が読める女なのだ!)
ホホデミさんがパリのご夫人に道を聞いた場所はマレだったのですね!
つんとした顔の方が多いので道を聞くのに勇気が入りますが、聞くと親切に教えてくれますよね。
私はCDG空港からRERに乗った時、フランス人(多分地方からの旅行者)のご婦人のグループから「この電車はパリに行きますか?」と聞かれました。
自信をもって「ウィ」と答えましたよ(大笑)。
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